伝統ある英国の10吋ユニットで、いい音で音楽を聴きたい・・・・・

音楽好きの、古いオーディオ機器10吋TANNOYを改良して聴くダメオヤジの金ちゃんです。

今回は誰もが聴いた事のあるバッハの曲の数々が楽しめるアンナ・マグダレーナのための音楽帳を考察して見ました。

2023年09月27日 | J.S.バッハ関係

意外と知られていないバッハの一番の人気曲はとの質問で、一番は「G線上のアリア(管弦楽組曲第3番 ニ長調 BWV1068 – II.)」との答えに意外と驚く、何故か?筆者は当然鍵盤楽器(チェンバロ・オルガン)の曲の中から選ばれると思っていたが、なるほどバッハの音楽は宗教性が強く器楽曲が数多く作られた人気曲はケーテン時代の貴重な5年間時代に集約された時期の曲であった。今回取り上げた「メヌエット ト長調(アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳 第2巻 – BWVAnh.II114)」上位八位に挙げられていた。
今回は以前にも紹介した鍵盤楽器奏者と女性ソプラノ歌手のJ.S.バッハの音楽を聴く。勿論有名なカンタータBWV147も上位にランクされたいた。

 BA1. BWV 1-231 カンタータ、モテット
 BA2. BWV 232-243 ミサ
 BA3. BWV 244-249 オラトリオ
 BA4. BWV 250-524 コラール、歌曲
 BA5. BWV 525-771 オルガン曲
 BA6. BWV 772-994 オルガン以外の鍵盤楽器(チェンバロ、クラヴィコード)の曲
 BA7. BWV 995-1000 リュート曲
 BA8. BWV 1001-1040 室内楽
 BA9. BWV 1041-1065 協奏曲
 BA10. BWV 1066-1071 管弦楽曲

今回はBA1・BA4が中心ですです、バッハが2番目の妻に贈った曲集の誰もが知る、可愛らしい曲の数々です。



バッハの時代の音楽家はいわば職人のようなもの。とくにドイツでは別の町に住んでいても、音楽を生業とするいくつもの音楽家一族が相互扶助の精神のもとに連携して活動していました現在で言えば流れ作業的要素が強いと言える。
そのため、結婚相手の出逢いもその中で生まれることが多かったようです、先妻が亡くなっておよそ1年半後、バッハは36歳の1721年12月3日にケーテンで、アンナ・マグダレーナと結婚します。20歳の若さで4人の子どもの母親になった。
彼女は歌手の仕事を続けることができました。しかも、宮廷楽長とまではいかないまでも、かなりの給料をもらっていたことから、優秀な歌手だったことがわかります。2人はバッハが亡くなるまで28年間連れ添い、13人の子どもをもうけ、そのうち6人が成人。結婚の2年後に一家はライプツィヒに移住し、アンナ・マグダレーナはトーマス教会のカントル、市の音楽監督、ライプツィヒ大学の学生からなるコレギウム・ムジクムの指揮者として超多忙な夫を支えることになります。家族はトーマス学校の校舎に住み、アンナ・マグダレーナは先妻の姉とともに家事や子どもたちの教育にと、忙しくも充実した日々を送ったに違いありません。



バッハは16歳年下の、歌の上手な奥さんが可愛くてしかたがなったようです。結婚の翌年に一冊の楽譜帳(第一集)《アンナ・マグダレーナ・バッハのための音楽帳》をプレゼントしていますが、そこにはあらかじめフランス組曲の最初の5曲が記載されていて、その後もバッハは妻と子どもたちのために、さまざまな音楽を書き込みました。

それは1723年にライプツィヒに移ってから2冊目(第二集)となり、歌曲やコラール、短い鍵盤曲、おそらくバッハ自身の手になると思われる詩などが加えられていきました。この2冊の音楽帳は、バッハ家の音楽に満ちた家族の楽しい団らんを想像させると同時に、家族どうしの愛情の深さを感じさせます。

ライプツィヒではもはや歌手として公的な場に出ることはありませんでしたが、パート譜を筆写するなど夫の仕事を手伝っています。たとえば《無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ》《無伴奏チェロ組曲》《平均律クラヴィーア曲集第2巻》、オルガン・ソナタ、ヴァイオリンとピアノのためのソナタBWV1021、チェンバロ協奏曲BWV1061、カンタータ13番、32番などです。

その中でも《無伴奏チェロ組曲》は、バッハの自筆の楽譜が残っておらず、アンナ・マグダレーナとバッハの弟子のケルナーによる写本以外、18世紀後半の2つの写本しかないので非常に貴重です。アンナ・マグダレーナは妻と言うより仕事も含めバッハの一番大切なパートナーだと感じます。
もしも彼女の曲の筆写が無ければあの有名なチェロ組曲は残されていない曲とも云えよう、バッハの音楽でも“チェロの旧約聖書”とまで呼ばれる曲、聴くほどに興味深く、バッハという宇宙に深く深く吸い込まれていくような曲も耳に出来なかった事を思えばアンナ・マグダレーナの功績は大きいのであろう。



さて本題に入ります、この作品の2曲目に注入してある作品は昔から筆者が好きな可愛らしくとてもキュートな曲です。この曲は、バイエル下巻の本に「挿入曲」という形で掲載されてい流そうです。

誰もが曲を聴けばご存知のJ.S.バッハ :アンナ・マクダレーナ・バッハの音楽帳 第2巻 メヌエット BWV Anh.114 ト長調 Bach, Johann Sebastian:Das zweiten Notenbuch für Anna Magdalena Bach Menuett G-Dur BWV Anh.114
バッハが、妻アンナ・マグダレーナのために編纂したクラヴィーア曲集。
ピアノのレッスンで使われる定番の曲集であり、インベンションに入る前などに使われることが多い。

全音版では、装飾音の奏法を丁寧に譜例で提示して、弾き方が誰にでもわかるようになっています。さらに、その奏法も一種類に限らず、多くの可能性を提示しています。
キャロリン・サンプソンは、オペラとコンサートの英語ソプラノです。古楽器演奏を専門とし、鈴木雅明のバッハ・カンタータのレコーディング・プロジェクトに出演し、イングリッシュ・ナショナル・オペラに出演。BWV510はバロック作品の導入に使いやすい曲です。発表会やコンクールでも演奏されます。キャロリン・サンプソンが美しいソプラノの歌が実に美しく暫くコラールを聴き続け時間をわせれる様な時を過ごす事ができる、J.S.バッハ音楽の幅の広さを味わう作品でもある。と解説されていました。



以前取り上げたマハン・エスファハニMahan Esfahani(チェンバロ)解説では「非凡なる才能」(タイムズ紙)、「繊細にして躍動的」(アーリーミュージック・トゥデイ誌)などと評されるイラン系アメリカ人。大統領奨学生としてスタンフォード大学で学び、ボストン、ミラノ、プラハで研鑽を積んだ後に英国オックスフォード大学ニュー・カレッジのレジデント・アーティストに就任。2010年秋にオックスフォード大学キーブル・カレッジの名誉会員にも選ばれ、15年、弱冠30歳でギルドホール音楽演劇学校の教授に就任。ソリストおよび客演指揮者としてイングリッシュ・コンサート、コンチェルト・ケルン等に招かれるほか、BBCプロムス、レーゲンスブルク古楽音楽祭、ニューヨークのメトロポリタン美術館ほか各地で演奏。CDも高い評価を得ており、14年6月には名門ドイツ・グラモフォンと専属契約を結び、翌年5月、DGデビュー作の「TIME PRESENT AND TIME PAST」をリリースした。
一般的によりむしろ保守的なチェンバロ奏者の中で、エスファハーニはこれらのゴルトベルク変奏曲の演奏はニュアンスが違って聴こえたが、慣れるにつれ実に良い演奏と思っていた。



キャロリン・サンプソン(Carolyn Sampson)。イギリスの女性オペラ歌手。1974年5月18日生まれ。
2017年録音したJ.S. バッハ: ソプラノのためのカンタータ集:しりぞけ、もの悲しい影(結婚カンタータ)BWV 202等良く聴くカンタータである。
イギリスのベッドフォード生まれ。バーミンガム大学で音楽を学んだ。在学中、合唱団Ex Cathedraのメンバーとして活動し、バロック音楽部門でArnold Goldsbrough Prizeを受賞。トレバー・ピノック指揮のイングリッシュ・コンサートでバッハの『マタイ受難曲』、ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズでハイドンの『シェプフン』などの神聖なオラトリオに出演している。2010年1月には、ゲヴァントハウスでリッカルド・シャイー指揮によるバッハのクリスマス・オラトリオに出演した。また、NDRラジオフィルハーモニー管弦楽団、ベルリン放送交響楽団、フライブルガー・バロック管弦楽団とも共演している。録音も数多く行っており、特に2005年に発見されたバッハのアリア「Alles mit Gott und nichts ohn' ihn」BWV1127を、初めて12のスタンザすべてを録音した。同時に鈴木雅明の指揮で、バッハの人気カンタータ「Jauchzet Gott in allen Landen」BWV51も録音した。2007年には、鈴木とバッハのミサ曲ロ短調を、レイチェル・ニコルズ、ロビン・ブレイズ、ゲルト・テュルク、ペーター・クーイと共演して録音している。



アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳からのセレクション! 1984年テヘラン生まれのイラン系アメリカ人チェンバロ奏者、マハン・エスファハニのバッハ新録音は『アンナ・マグダレーナのための音楽帳 』
Notebooks for Anna Magdalena : Mahan Esfahani(Cemb, Clavichord)Carolyn Sampson(S)

 ● メヌエット・ヘ長調 BWV.Anh113 
 ● クリスティアン・ペツォールト:2つのト調のメヌエット BWV.Anh114&115 
 ● クープラン:ロンドー変ロ長調 BWV.Anh183 ● メヌエット・ト長調 BWV.Anh116 
 ● ポロネーズ ・ ヘ長調BWV.Anh117 
 ● メヌエット変ロ長調 BWV.Anh118 
 ● ポロネーズ ト短調 BWV.Anh119 
 ● コラール『ただ尊き神にすべてを受け入れる』 BWV.691 
 ● コラール『おのが平安に帰る』 BWV.510 
 ● コラール『おのが平安に帰る』 BWV.511 
 ● メヌエット イ 短調BWV.Anh120 
 ● メヌエットハ短調 BWV.Anh121 
 ● CPEバッハ:マーチニ長調 BWV.Anh122 
 ● CPEバッハ:ポロネーズト短調 BWV.Anh123 
 ● CPEバッハ:マーチニ長調 BWV.Anh124 
 ● CPEバッハ:ポロネーズト短調 BWV.Anh125 
 ● GHバッハ:アリア『私は時々パイプによい煙草を詰めて』 ニ短調 BWV.515a 
 ● ベーム氏のメヌエット ト長調 
 ● ミュゼット ニ長調 BWV.Anh126 
 ● CPE バッハ:マーチ変ホ長調 BWV.Anh127 
 ● ポロネーズ ニ 短調 BWV.Anh128 
 ● ゴットフリート・ハインリヒ・シュテルツェル:アリア『御身がそばにあれば』 BWV.508 
 ● ゴルトベルク変奏曲 BWV.988よりアリア・ト長調 
 ● CPEバッハ:チェンバロ独奏曲変ホ長調 BWV.Anh129 
 ● ヨハン・アドルフ ・ ハッセ :ポロネーズ ト長調 BWV.Anh130 
 ● 平均律クラヴィーア曲集 第1巻より前奏曲ハ長調 BWV.846 
 ● JCバッハ:リゴードン・ヘ長調 BWV.Anh131 
 ● アリア『なにゆえのものは憂いを思い出す』 BWV.Anh516 
 ● レチタティーヴォ『われは足れり 』 &アリア『まどろめよ、疲れし眼』 BWV.82 
 ● コラール『神よ、われを汝の意のままに』 BWV.514 
 ● メヌエットニ短調 BWV.Anh132 
 ● ジョヴァンニーニのアリア『汝が心 われ 』にあたえずや』 BWV.518 
 ● コラール『汝に向かって、エホヴァよ、私は歌おう』 BWV.299 
 ● コラール『幸いなるかな、お魂の愛する君は』 BWV.517 
 ● アリア『 思いみよ 、わが霊』 BWV.509 
 ● コラール『おお永遠よ、汝恐ろしき言葉』 BWV.513
 ● わが避け所なるイエスは BWV.728 
 ● メヌエット・ト長調 BWV.841 
 ● ゴットフリート・ハインリヒ・シュテルツェル:アリア『御身がそばにある』もし』 BWV.508  
マハン・エスファハニ(チェンバロ、クラヴィコード) 
キャロリン・サンプソン(ソプラノ)  
録音時期:2021年6月1日-3日 
録音場所:エセックス、ラフトン、洗礼者聖ヨハネ教区教会 録音方式: ステレオ(デジタル/セッション)



若干最近は秋めいて感じる季節になり久々に挽きたての暖かい珈琲を淹れ頂きながらバッハを楽しむ・・・。
今回は久しぶりに最初はLS3/5aで聴くが何か物足りなさを感じる、最近聴き慣れたIIILZ Monitor Goldのユニットで聴くキャロリン・サンプソン(ソプラノ)等の歌声は比べるまでもなくTANNOY IIILZユニットが断然勝る、上等なホールの特等席で聴くの如くである。筆者は愛してやまないTANNOY IIILZユニット(1967年発売)で聴き続ける、勿論TANNOY社の火災以降発売したユニット(HPD295)も所有するが、ヴァイオリンのユニゾン、女性ヴォーガルは(Monitor Gold)ユニットには敵わない(ソプラノ)ソロの美しさは圧巻である。筆者が思う兎に角TANNOYユニットの音の良さは女性ボーカルの美しさ、室内楽の端正さやピアノの凛とした響きは絶品であろう。

変わりに確かにLS3/5aの音質は良いと思うのだが受け止め方により若干の音楽性不足、ホール感不足は否めない点は残る、女性ソプラノのヴォーガルはまさにTANNOY 御用達の醸し出す臨場感と比べ霞んでいる様に感じる、最近常用でたもしむTANNOY IIILZユニットは良く聴く筆者の耳にはTANNOYを贔屓しているのであろうかとも思うが・・?しかし変わりにSPENDOR SP3/1P繋ぎ変えて試聴しても同様の事が言えた。意外とこの差は大きのである。



最近多くのオーディオ・マニアは異常な高額な装置を揃えて聴く方も多いが、筆者が現在使用する機材は4〜50年前の装置が多い、現在後期高齢者のため僅かな年金暮らしの身の上のため所謂貧困老人でもある為機材に負担する余裕も少ない、その為音楽ソフトの購入が唯一の楽しみでもある。この様な音楽愛好マニアもいる現実だが、最新の音楽ソフトは録音状態も良く高齢になり益々駄耳になったがJ.S.バッハ:ヴァイオリン・ソナタ6番頭のエキセントリックな音も昔から言われるヴァイオリンの技法は「大根おろしは強く擦ると辛くなる」の如くそれなりにヴァイオリンの音を楽しめるこの頃である。

J .,S.バッハ曲の解説にも次のように示されていた、レオポルト侯の宮廷ソプラノ歌手として活動していた後妻のアンナ・マクダレーナにバッハが書いたこの音楽帳には、『ゴルトベルク変奏曲』のアリアや『平均律クラヴィーア曲集 第1巻』の前奏曲エスファハニはこれまでにリリースしたバッハの録音でもレコード芸術「特選盤」、BBCミュージック・マガジン「インストゥルメンタル・チョイス」、グラモフォン誌「エディターズ・チョイス」に選ばれ、ICMA(国際クラシック音楽賞)2019にもノミネートされるなど絶大な評価を得ていただけに、今回の新録音にアリアやコラールのソプラノ・パートにはキャロリン・サンプソンが参加。 こちらも聴き逃がせません。
J.S.バッハは晩年次々のカンタータを発表しているが、アンナ・マクダレーナの協力も大きく、バッハ一家が丁寧に作り上げた多くの作品も頷けるが、誰でも浸し見やすいアンナ・マグダレーナのための音楽帳の曲は実に心を和ませる曲の数々である。ブラボー!

マリア・ティーポ(Maria Tipo)ピアニストのJSバッハ:ゴルトベルク変奏曲ト長調を聴く・・・・

2023年09月23日 | 日記


最近季節がらか秋雨前線の影響か? 雨模様が多い、暑さも若干30度前後に下がりやや過ごしやすいように感じるが、モジャ君との散歩には最悪の状態になっている、何故か・・・? 気温が下がり「蚊」の活躍が盛んで防虫剤も効果は薄く、素肌の腕などに10箇所程「蚊」の猛攻撃を受ける。
自宅に帰りモジャ君と共にシャワーを浴びるが「蚊」に刺された箇所は痒みが取れない、防虫剤塗布は欠かせない有様の様である。特に今の「蚊」は煩い、」勿論モジャ君も首輪に防虫剤は付けているが言葉は言えない犬の立場も大変である、シャワーも最近は細部まで良くシャンプーをして洗った後のドライヤーでの乾燥は大変気持ちよさそうである。



最近とあるショッピングセンターのペットショップで見つけたミニチュワシュナウザーのカレンダーを見つけた最近のカレンダーは9月からの開始様に製作しているようで早速購入する、我が家のもじゃ君にも良く似ている、当然犬種は同様だがその様に感じ早速9月より開始のカレンダーを居間に飾った。



先日義母が入院39日目で穏やかに永眠しました。入院後義母もモジャ君が気になりスマホの写真を見てうれししそうにいていた、96歳の高齢でしたが、入院前までは余り食欲も衰えず元気に暮らしていましたが急に倒れ救急車で緊急入院し39日目の2023.9.18に穏やかに眠る如く旅立ちました。



筆者が思うは日本の仏教には、人が亡くなる時には阿弥陀如来(あみだにょらい)が西にある極楽浄土から迎えにくる、という考え方があります。日本の古い絵画作品の場合、画面向かって左を西とする空間構成が基本で、左手から、阿弥陀如来の一行が降りてきています。最後に義母は、「神々しい来訪図」は見たのであろうか、お迎えを待ちそして皆仏となるそうである。
葬儀はは混雑して来週に行う予定です。親戚筋への連絡等何かと忙しく振る舞う妻である。後日49日以降にお寺に納骨の予定である。筆者な親は既に亡くなり考えれば人生は長いようで短いのが人生である様に感じるこの頃である。

今や中国経済どれだけヤバイのか?債務残高は1京3千兆円!だとも言われ、またもや中国不動産大手「融創中国」が米連邦破産法の適用を申請したそうである。
最近のお隣のお国の支那は不動産、EV等の事で大変不味い状態と、一番の問題はひとりっ子政策から人口が激変し今や高齢化社会に進み年間850万人人口は今後70年以上減っていくと言われるが、最終的には支那の人口は3億人ほどになると言われている・・・。
今は体感出来ないが、支那の衰退が感じられるのは何時になるかは、支那は共産国家であるがため何事にも正確なデーターは公表しないため判らないが、間違いなく支那の経済は減少するであろう。一番の心配は台湾への暴発が気にかかる。



支那の歴史には詳しくわないが、筆者が思うに日本の弥生時代には『太史公書』既に仕上がっていた歴史書であり、現在の支那は何処に行ったであろうか?一番悪い事は支那と言う国は、時代時代により別の国であり、一時はモンゴル人が統治した時代もあり支那の国の一般人には大変迷惑な社会の国でもある。

昔秦の時代司馬遷の書いた『太史公書』であるが、後世に『史記』と呼ばれるようになる、本紀という部分が存在し、五帝本紀の皇帝から始まり、夏・殷・周・秦・西楚(項羽)・漢(武帝まで)の歴史が書かれている部分ですが遣唐使などにより我が国に持って帰り此れを読み勉学に励んだと言われる、勿論武士階級には欠かせない歴史書であったのであろう。
今や埋めることの得意な中共は支那の歴史まで埋めようとする事は実に情けない政権であろうか、最低でもこれまでの築かれた大切な文化は保存したい。この様な行為は正しく神への冒涜かもしれない!

特に劉 邦 (りゅう ほう)『項羽と劉邦』の主人公のひとり。呑気でほら吹きだが、屈託ない性格で多くの人から愛される仁徳の士。沛県の亭長だったが、徴用されたことをきっかけに打倒秦の旗揚げをする。秦の、都・咸陽へ一番乗りを果たすが、項羽に功を奪われ、辺境の地、蜀へと追いやられた。しかし張良、韓信、蕭何などの配下に恵まれ、数々の戦いを経て項羽を倒し、漢王朝を立ち上げた。
特に当時の書の有名な言葉は
「鴻門の会 (こうもんのかい)」
「背水の陣 (はいすいのじん)」
「 四面楚歌 (しめんそか)」
の言葉は有名で今も耳にする言葉でもあり大変意味深い。
歴史に於いては『史記』と『ローマ史』は有名であり地球にホモサピエンスが誕生し初めての歴史書でもあろう、勿論江戸時代に270年続く文化を作った家康も『史記』は散々読破して築き上げた文化であろう。その様な事を考えながら色々夢が迷走する事も楽しみの世界である。

そのような事を考えながら義母と歳の近くのピアニストの曲を聴く、
マリア・ティーポ(Maria Tipo、1931年12月23日 - )91歳だそうです。はイタリア・ナポリ出身のピアニスト・音楽教師。



1932年、イタリア生まれのピアニスト。1949年のジュネーヴ国際コンクールで1位を獲得、世界各地に演奏旅行を行った。1962年、過密なスケジュールによる演奏会を休止し、プライヴェートな生活を優先させる。しかし、レコーディング活動は行われており、スカルラッティやクレメンティの演奏は欧米では高い評価を受けていた。



1987年以降日本のレコード界にデビューしてからは、古典的な造型感覚の中にも情感溢れる演奏で、ファンを魅了している。1950年代に北米で数多くの演奏会を開催し、「ナポリのホロヴィッツ」と呼ばれるほどの人気を誇った。1955年に4時間にも及ぶスカラッティのピアノソナタの録音をリリース。



LPの解説には下記のようなコメントがある。
ティーポ / JSバッハ:ゴルトベルク変奏曲 、マリア・ティーポはイタリアのナポリに生まれ、幼少時から活躍を続ける方、教育者としても名高いピアニストです。 エレガントで優雅、独特の美しさを備えたその個性は、この『ゴルトベルク変奏曲』でかけがえのない名演奏として結実しています。『ディアパゾン・ドール』受賞の名盤の、久しぶりの復活です。

 JSバッハ:ゴルトベルク変奏曲ト長調(BWV.988)
 マリア・ティーポ(ピアノ)

イタリアのナポリに生まれ、教育者としても名高いピアニスト、マリア・ティーポによる1986年録音盤。



筆者が最初聴いた時には女性のピアニストとは思いませんでした。マリア・ティーポ(ピアノ)は一般ではあまり知られていないピアニストと思うが、数あるゴルトベルクの録音の非常に説得力のある、何方かと言えばかなり渋目の演奏だと思うが一般的にはピアノ演奏では、音楽はまるで生き物のように自由に聴き手の空間を飛び回り、即興性に富み、詩的な喜びに満ち溢れた演奏となっているのが実に試聴には嬉しく感ずる。

特に筆者のアコースティック・レジスタンス・ユニット付きのGOODMANS AXIOM 80の箱に挿入した10吋タンノイのピアノ音の鳴りっぷりは実に良い状況である。




若干ボリュームは絞り気味にして彼女の演奏に浸れば、実に演奏は暖かく響き渡る、ピアノの機能を存分に使い、あらゆるピアニスティックな技巧を凝らして創造されたこのゴールドベルク変奏曲は素晴らしく感じる。
特にピアノ演奏のグールドの世界とはまた違った次元空間を聴くようでもある。一説にはティーポはペライアよりも一足先に、グールドの呪縛を解いていたとも言われるようですが。マリア・ティーポ(ピアノ)の彼女のバッハ演奏は、ほんとうに素晴らしく思う。
正にグールドの呪縛から解き離される演奏にも思える様であった、眠るように永眠した義母に、アーメン!

コロナ感染以前に吸音材を頂いたA氏が来客、どうやら及第点を頂く。現状の音質は中級の上程度かも知れない。

2023年09月14日 | JAZZ・ボサノヴァ

最近季節感は全く感じなくなっている。早朝に散歩に出かけるが朝夕は若干過ごしやすく成ったのか、困ったことに藪蚊が非常に元気がよろしい、勿論肌の露出した部分は虫刺されスプレーは掛けるが効果は少ない様に感じる、予防法として草影の近くには近寄らない方法を取っている。その為階段を使い陸橋を回ることが多く、モジャ君も大好きな橋の桁から外を覗く所を撮った!
ナイスショットです。朝日が頭の上に顔を出しまるで五光の様である、この様なショットが撮れるはスマホ写真の利点かも知れない。

しかし最近ネットの話題は中共のバブル崩壊が叫ばれていますが、マスゴミは余り騒がず、第2次岸田第2次改造は全く変わらず支持率は引き続き悪い状況が続く「ドリル優子入閣も最悪でが」自民に代わる政党がいない事も情けない。
まあ政治家の本音は小学生程度で「好き」「嫌い」「こんちくしょう」の3択と言われこの言葉が顔に出たら総理にはなれない、幼稚な世界と人は笑うが、人事が好きな財務のポチの岸田はその程度の総理であり正に増税クソメガネである。



昨日は、以前筆者愛用のGOODMANS AXIOM 80のARU付きの箱に当時有名はクリエコンポジット吸音材を頂いたA氏が汚い我が家にお見えになった。
以前(2020.3.5)掲載のブログから随分経過したが、生憎のコロナ騒ぎやっと解放されたが次はA氏の引越しがあり、落ち着いてから会いましょうと、そしてこの度三鷹から我が自宅まで来てて頂きました。


PM1;00前に船橋駅にて待ち合わせの為に出かける。自宅から船橋まで車で30分程の道のりである、交通機関は時間には正確なので待ち合わせ時間にはお会いできた、早速自宅向かい出発する世間話から勿論オーディオ談義が始まる。



以前筆者使用のIIILZ Monitor Goldに静電気除去チューニングパーツ「レプトンパワーチップス」を取り付けたが静電気除去効果もある様に思っている。特に音出し以外の静寂な感じは増し楽器以外の余分な音が気にならなくなった様に思う。

メールでは何度も会話している為、おおよその事は察しが付くのですが、A氏曰く、知り合いに筆者と同様のGOODMANS AXIOM 80にTANNOY IIILZを取り付けた知り合いがいると言われた。随分お転婆なシステムで手に追えないと散々聞かされたそうで、同様のシステムで聴く筆者の機器と、お友達のお転婆娘のシステムを使用する筆者の音に興味が湧かれたそうです。
最近スピーカーユニット、アンプ等にレプトン製品を塗り静電気防止策を取っているが、この様なお薬は神がかり的な事もあるので今回紹介は省かせて頂いた、効果がある方は使えば宜しいと思っている。

筆者もTANNOY IIILZのユニットに興味を持ちオーディオ再会し随分遊ばせて頂くが最近のスピーカーユニットには出せない若干の渋みのある懐かしい蓄音機の自然な感じの音を望む筆者にはIIILZ Monitor Goldは唯一無二のスピーカーユニットなのかも知れないとしみじみ思う。



到着後部屋に案内し装置の全てをご覧いただいた。勿論メインのスピーカー設置の自作インシュレーターもご覧いただく。
A氏は未だ300Bの真空管は承知しているが未だ聴いたことがないと言われる、勿論出かける前に電源は入れ調整も行い準備万端である、十分真空管も温まり良い具合である。
但し接続部分、アンプの肝心な箇所はWEnoケーブルに交換し使用している。



早速冷たい水分補給もしていただき試聴に入りました。A氏にどの様な曲が良いか尋ねると・・・ミシガン州デトロイト出身のジャズ、フュージョン界のギタリストであるアール・クルーのFinger Paintings70年代、当時のフュージョン・ブームを代表する名盤で筆者のシステムには苦手な分野の再生である。
この後ウエス・モンゴメリーのアルバムを聴いて頂くがまだこのアルバムが良かった様に思う。

A氏お勧めの6.Dance With Meを聴き次はこのシステムには苦手なジャズ系統を中心に視聴した。確かにこのユニットで聴く音質と違い不満な点は多い等である、どちらかと言えば同じギターの音はガットギターの音の再生がよろしいと思う。



お勧めの聴き物を尋ねられ、早速筆者の綺麗なピアノの音が好きな中村八大のジャズピアノの枯葉をお勧めする。確かにフュージョン系の少しポップ調の音より中村八大のジャズピアノが10吋タンノイは良く鳴ってくれる。

A氏も実にピアノの個々の音が綺麗だと褒めて頂く、最終的に確かにスピーカーの土台に石を引いた事は効果的でもあった。



そしてとっておきの北村英治のヴィンテージ(Vintage)を聴いて頂く、北村英治(cl)エディ・ヒギンズ(p)スコット・ハミルトン(ts)遠山晃司(b)と言ったベストメンバーバーが織りなすスイングジャスを聴いて頂く。

A氏曰く良い音が鳴っていると褒めて頂く、そしてこの様な音に仕上げた方法を聞かれ、まず肝心なことは筆者が気にいる音楽を沢山聴き調整し補修し徐々に思い描く音に近づけ、最終的には現在のシステムのセッテングと土台に石を導入したことと、また国産の真空管ZAIKA5300の球との出会いの影響もあるのであろうと思うと話した。
勿論ヴァイオリン、ピアノも聴いたいただいたが、A氏曰TANNOYでジャズを聴く人は少ないと言われた。確かにアメリカ西海岸でジムラン、アルテック等の音と比べ全く方向が違い英国のユニットにはジャズは不向きであるが、最近は欧州ジャズも盛んになっている現状を思えば、TANNOYでジャズもアリなのであるのであろう・・・・?筆者も一度は聴いてみたいアメリカタンノイと言うエンクロージャーシステムはどの様にジャズを鳴らすか興味が尽きない。
後はお城のエバンスを聴かせ言われたのはフランス語の司会者の声が実に自然な感じに聞こえるとも言っておられた。勿論ゴメス独特のベースワークも納得された様子でした。



楽しい時間は過ぎ去る事も早い、途中オーディオ談義も盛り上がった所で、今日はこの辺りで・・・最後にお勧めを尋ねられ。
インパルス盤の「John Coltrane & Johnny Hartman」ジャズ・サックス奏者ジョン・コルトレーンが1963年に発表したアルバム。ジャズ歌手ジョニー・ハートマンをフィーチャーしている。コルトレーンのインパルス時代のアルバムでは『バラード』と並ぶ人気アルバムである。
エリントンとの共演も良いが今回はジョニー・ハートマンのヴォーガルを、続いてVerve Jazz Masters 30: Lester Youngこのアルバムは何を選ぶも楽しいジャズが聴けるのもご機嫌なアルバムです。



そしてラストの締めはジェリー・マリガン四重奏団 & ボブ・ブルックマイヤーのパリコンサートを聴き船橋駅まで送り帰路につきました。
楽しいひと時も終わり筆者の車で船橋駅までお送りしました。

翌日A氏からメールを頂く、下記が内容でした
(はっきり申し上げてウエスタン・グッドマンのスピーカーとか、ウエスタンエレクトリックのケーブル・ハンダ等は音質向上にどこまでの信憑性があるのか疑っておりました。
でも、上手く鳴らし込まれた音を聴き驚きましたし、感動いたしました。素晴しいです。よくもまあ、あそこまでの音まで築き上げられたことか。。。。
今後の考案事項として
どうも、リード楽器(ソロ楽器、ボーカル等)が音にうずまっている感がございました。多分ですが、スピーカー自体がフローティングしているからだと思いますが。。。。
なかなか難しいハードルでございますが、あそこまでの完成の域に達していたので、ついつい欲が出てしまいます。)

と先ず先ずの「及第点」を頂く、ありがとうございました。



実はお越し頂いた折にはお手製の珈琲を淹れると言っていましたが、筆者の都合で健在5類に成ったコロナ患者が多く、医者からも十分注意されたしと言われ、ペットボトル入りの飲料にさせていただいてます。次回来て頂いた際には美味しい珈琲を飲んでください。

自宅に戻り好きな再度マリガンを聴く、独特のバリトンサックスの「ベィ」とする音に魅せられ学生時代に夢中になって聴いたバリトン奏者ジェリー・マリガンではあるが、当時はこの「パリコンサート」のLPは入手出来ず、長い間聴けなかったLPでもあった。最近CDを購入したのですが懐かしい音が鳴る。



忘れもしない1970年代に筆者がLPレコードを買い求めた頃は既に廃盤でした、現在は有り難い事にCDがありますのでピアノレスのマリガン好きの方は是非お聴きください。

この様な説明がありました。
バリトン奏者ジェリー・マリガン率いるピアノレス・カルテットによるパリ(ブレイエル・ホール)コンサートでのライヴ録音。 この録音は、1954 年 6 月 1 日にフランスのパリで、ヴォーグ プロダクション インターナショナルのレオン カバ監督によってプレイエル ホールで行われました。 本作は、50年代当時チェット・ベイカーとのピアノレスのカルテットでのわずか一年ほどの活動後に、ヴァルヴ・トロンボーン奏者のボブ・ブルックマイヤーと組んだ同じくピアノレス・カルテットによる、ボストンの名クラブでのパフォーマンスをとらえたライヴ盤になります。 ベースにはビル・クロウ、ドラムスにはデイヴ・ベイリーを迎えたメンバーでの演奏で、バリトン・サックスとトロンボーンという低音域の楽器が、ハーモニー楽器のない編成の中、旋律による独特のコンピネーションで和声感を感じさせる名プレイを聴かせた一枚となっています。


Baritone Saxophone – Gerry Mulligan
Bass – Red Mitchell
Drums – Frank Isola
Valve Trombone – Bob Brookmeyer

この録音は、1954 年 6 月 1 日にフランスのパリで、ヴォーグ プロダクション インターナショナルのレオン カバ監督によってプレイエル ホールで行われました。本作は、50年代当時チェット・ベイカーとのピアノレスのカルテットでのわずか一年ほどの活動後に、ヴァルヴ・トロンボーン奏者のボブ・ブルックマイヤーと組んだ同じくピアノレス・カルテットによる、ボストンの名クラブでのパフォーマンスをとらえたライヴ盤になります。
ベースにはビル・クロウ、ドラムスにはデイヴ・ベイリーを迎えたメンバーでの演奏で、バリトン・サックスとトロンボーンという低音域の楽器が、ハーモニー楽器のない編成の中、旋律による独特のコンピネーションで和声感を感じさせる名プレイを聴かせた一枚となっています。ブラボー!

久しぶりに佐原『うなぎ割烹山田』で頂く鰻飯、J.S.バッハ:ヴァイオリン・ソナタの演奏をレオニード・コーガンで考察する。

2023年09月07日 | J.S.バッハ関係

最近同居する義母が倒れ緊急入院した、今年歳96歳であり今年の異常な夏の暑さのせいか救急車を呼び当日受け入れ病院が決まらず時間も経過した後、柏の病院に入院し本人の意識も戻り取り合えす全ての手続きをし明け方帰宅する。
詳しくは明日から出来る範囲での検査を行い処置する方法との説明を受けた。

その後2日毎に見舞いに行く、妻は免許がないので送り向かいは運転し同行する事となる。義母と同居して早二十年程になるが月日の流れは実に早く感じる様である。



最近もモジャ君も若干何時もと様子が違うのか、大人しくしているが、朝夕の散歩は欠かせない、ジュニアと交互に散歩と病院の往復をしている状態である。モジャ君の大好きな歩道橋に欄干の隙間から景色を覗くのが大好きで歩道橋に駆け上がる格好は面白く観察している。

義母は酸素マスクを装着し点滴をおこなっているが・・・最近になり顔色も良くなりホッとしたが、病院への見舞いは3日毎にする、家族も往復1時間は通院に時間を費やす、妻も何かと忙しく若干家族共々バテ気味である。
来週から体に負担がかからない様に。出来る範囲での精密検査を行う様である。生命力は強く相当の長丁場になりそうでもある。



その様な事もあり家族の体力維持の為、少し時間を取り美味しい鰻でも食べようと話が決まる、せっかくなら美味しい鰻を求め若干遠出しようと・・・。

家から小一時間で到着する小江戸、佐原にある老舗鰻店『うなぎ割烹山田』に向かう、早速到着し予約する、30分ほどの待ち時間がある・・・この付近は江戸時代からの街並みがあり、近くの佃煮屋の店舗の散策。時をつぶしす事にした。



以前にも購入した飯上手な地元の味醂を使って作る佃煮屋 麻兆を覗く、ハゼ、小エビ、ワカサギ、アサリ、コンブ等を購入、先日山形から到着した美味しい新米「一目惚れ」「雪若丸」は現在冷蔵庫保管中である、佃煮と併せ一緒に頂く予定である。「雪若丸」と言う銘柄は知りませんでした。

此の前購入した時は久喜に住む親戚が送ってきた殻付きの新米で頂くが、日本人に生まれ良かったと思うは、実に飯が上手くお代わりした次第である。上手いコメはに何よりのご馳走である。



携帯に鰻屋さんから連絡があり順番のお知らせの連絡あり、千葉の利根川沿いの鰻屋は多いがこのお店は美味しいと思います。この鰻調理は、新鮮な鰻を割く、そして炭で焼く、蒸す、其れからタレを付け炙り炊き立ての米の上に鰻を乗せムラシを入れた状態で配膳の運びとなる、筆者は調理人ではないので詳しくは知らないのですが、この様な手の込んだ仕事は日本文化の象徴でもあろう、支那料理も西洋料理もこの様な手の込んだ調理方法は珍しい方法だとも思う、又付けタレも昔からの秘蔵のタレを継ぎ足して使い次の世代に受け継ぎ伝統を継承する文化は日本の歴史を感じて止まない。
早速鰻を頂くと、ほっこり柔らかな身と皮の焦げ具合が実に塩梅が良く勿論炊き立ての飯と良く合うのであった。帰りは道の駅に立ち寄り白無花果を購入して持参したクーラーボックスに入れた帰った、久しぶりの白無花果は熟れていて大変おいしかった、義母も山は越した感じでホッとしたところである。

今回メニューの中より「ドジョウ」の唐揚げがあり注文する、此処の唐揚げは若干の下味付きで、筆者が良く頂くのは素揚げに塩を掛けて頂くが、下味付きの唐揚げもビールに良く合う様です、勿論運転するためノンアルコールです。

暫くぶりに旧型のKEF Q300のエンクロージャーを試聴する、デビューから50年以上たったTHE BEATLESのRUBBER SOULその後のビートルズ・サウンドの方向性を示唆するアルバムと思っている筆者が好みよく聴くアルバムである、この曲を聴くはKEF Q300が一番相性が良いと思う。やはり演奏家によりエンクロージャーを交換して聴くことも面白き事なのであろう。



先日久しぶりにオーディオ仲間のK氏宅にお邪魔した。オーディオ談義に花も咲き、最近アンプとの塩梅が良くなりK氏お自慢のJeff Rowlandアンプで鼓動するエンクロージャーは小振りながら実にリアルな重低音再生大変上手い具合に鳴っている。しかし残念なことにTHE BEATLESの曲を聞き漏らした事が残念に思う、次回はじっくり聴かせていただきます。特にシナトラ親分のヴォーガルは特に歌の旨さが感じ大変良かった。



帰り際に面白いプリアンプがあるので確かめてと言われ日本製の究極の小型アンプを目指して開発されたプリメインアンプ雷鳥をお借りした。

K氏は喫煙者なので煙草のヤニがついている様である、自宅に帰宅しゆっくりコートロンで全体を清掃するがヤニは中々取れない、特にRCAジャック周りは丹念に綿棒等で行く清掃を繰り返したが、最近は意外と忙しい日を送っている。



此の会社のHPを見ると、「Raicho Lucido-priはクラシック音楽を楽しむために新しい提案をするプリアンプ。次の2つの大きな特徴があります。
1、2つの機能モジュール
2、常用トーンコントロール」との案内が明記してある。」
時間に余裕ができれば接続して試したみたい商品でもある。

今更THE BEATLESの事はどうでも良いがこのRUBBER SOUL以降実に録音状態が良くなった様に思う。確かにTHE BEATLES音楽試聴にはKEF Q300程のエンクロージャーがボロも出なく聴くに丁度良いエンクロージャーでと思う。

今回もJ.S.バッハの音楽を聴く。今回はヴァイオリン・ソナタの演奏です。
 BA1. BWV 1-231 カンタータ、モテット
 BA2. BWV 232-243 ミサ
 BA3. BWV 244-249 オラトリオ
 BA4. BWV 250-524 コラール、歌曲
 BA5. BWV 525-771 オルガン曲
 BA6. BWV 772-994 オルガン以外の鍵盤楽器(チェンバロ、クラヴィコード)の曲
 BA7. BWV 995-1000 リュート曲
 BA8. BWV 1001-1040 室内楽
 BA9. BWV 1041-1065 協奏曲
 BA10. BWV 1066-1071 管弦楽曲

今回はBA7です、一般的にはヴァイオリン・ソナタ全集と呼ばれているすべてを聴くには若干時間は長いがこれぞ鍵盤楽器演奏付きのヴァイオリンソナタ演奏を聴くことでも楽しめる曲である。確かに此の曲を演奏される方は多いが今や古い演奏と言われるヴァイオリニストでじっくり味わう楽しみな時間になった。



ヴォルフガング・エドゥアルト・シュナイダーハン(Wolfgang Eduard Schneiderhan/1915.5.28~2002.5.18)は、オーストリアのヴァイオリニスト。ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターを務めた。
彼は3歳でヴァイオリンを始め、5歳にはリサイタルを開いたと言われる「神童」で、チェコの名教師オタカル・シェフチーク(セヴシック)とウィーンのユリウス・ヴィンクラーに師事しました。彼はヴァイオリン教師としても名高く、ウィーン・フィルのコンサートマスターを務めたゲルハルト・ヘッツェル、ルツェルン祝祭合奏団を設立したルドルフ・バウムガルトナー、そして我が国の久保田巧、西田博など、数多くのヴァイオリニストを育成しました。と紹介されています。



ウィーン出身のヴァイオリニスト、ヴォルフガング・シュナイダーハン演奏によるチェンバロ奏者、カール・リヒターとの共演による、J.S.バッハ「ヴァイオリン・ソナタ第1~6番」。筆者が22歳ころLP2枚組を購入し初めて聴き夢中になって聴き続けた記憶が残る。

J.S.バッハ:
 1-4) ヴァイオリン・ソナタ第1番ロ短調BWV1014
 5-8) ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調BWV1015
 9-12) ヴァイオリン・ソナタ第3番ホ長調BWV1016
【演奏】
 カール・リヒター(チェンバロ)
【録音】1967年、ドイツ
《CD 4》J.S.バッハ:
 1-4) ヴァイオリン・ソナタ第4番ハ短調BWV1017
 5-8) ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ短調BWV1018
 9-13) ヴァイオリン・ソナタ第6番ト長調BWV1019
【演奏】
カール・リヒター(チェンバロ)
【録音】1967年、ドイツ

筆者はカール・リヒター、ヴォルフガング・シュナイダーハンは好きで昔から愛聴している、カール・リヒターとの唯一の共演盤でもある。シュナイダーハンの流麗で繊細な演奏と、堅固で厳しく構築的なリヒターのチェンバロが見事に拮抗し協調して、2人の個性や音楽性の違いが見事な相乗効果をあげています。



そのリヒターとの共演するコーガン48歳、リヒター46歳の時で。コーガンもリヒターも最盛期だから演奏はもちろん良い。この演奏は予測できる通りの硬質の厳しい仕上がりになっており、ピリオド楽器に慣れた耳には少し違った様に聴こえるかもしれないが、やっぱりこういう演奏も是非手元に置いておきたい演奏でもある。昔のタイプのスピーカーユニットを好む者には大変ありがたい音源かも知れない。
濃厚でもあるコーガンの引き締まった冷たいタッチと荘厳なリヒターのチェンバロは、微妙なセンスの異なりがあるものの双方の持ち味を活かした音質となり、独自の美しさは絶品でもあると感じてやまない。

勿論主有するはCDではあるが、1972年の録音ではあるが音質は良いと思う、コーガン独自の冷静で端的な弦音もバッハ好きの筆者には一つの魅力とも感じる、正にTANNOYIIILZ Monitor Goldのユニットを褒めてもあげたいヴァイオリンの音である。



J.S.バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ全集 BWV.1014-19(全6曲)
【演奏】
 レオニード・コーガン(Vn)
 カール・リヒター(Cemb)
【録音】1972年
Disc1
 ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ(全6曲) ソナタ 第1番 ロ短調 
 ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ(全6曲) ソナタ 第1番 ロ短調 
 ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ(全6曲) ソナタ 第1番 ロ短調 
 ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ(全6曲) ソナタ 第1番 ロ短調 
 ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ(全6曲) ソナタ 第2番 イ長調 
 ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ(全6曲) ソナタ 第2番 イ長調 
 ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ(全6曲) ソナタ 第2番 イ長調 
 ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ(全6曲) ソナタ 第2番 イ長調 
 ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ(全6曲) ソナタ 第3番 ホ長調 
 ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ(全6曲) ソナタ 第3番 ホ長調 
 ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ(全6曲) ソナタ 第3番 ホ長調 
 ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ(全6曲) ソナタ 第3番 ホ長調
 Disc1
 ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ(全6曲) ソナタ 第4番 ハ短調 
 ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ(全6曲) ソナタ 第4番 ハ短調 
 ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ(全6曲) ソナタ 第4番 ハ短調
 ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ(全6曲) ソナタ 第4番 ハ短調 
 ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ(全6曲) ソナタ 第5番 ヘ短調 
 ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ(全6曲) ソナタ 第5番 ヘ短調
 ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ(全6曲) ソナタ 第5番 ヘ短調 
 ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ(全6曲) ソナタ 第5番 ヘ短調 
 ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ(全6曲) ソナタ 第6番 ト長調 
 ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ(全6曲) ソナタ 第6番 ト長調 
 ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ(全6曲) ソナタ 第6番 ト長調 
 ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ(全6曲) ソナタ 第6番 ト長調  
 演奏者:カール・リヒター レオニード・コーガン
 仕様:コロムビア創立100周年記念
 録音情報:録音年:1972年1月、5月
 収録場所:ミュンヘン、バイエルン放送第3スタジオ

この演奏は最近リリースされたリヒターのコンプリート・レコーディング集に復活している。濃厚なコーガンのヴァイオリン、重厚なリヒターのチェンバロ、ねっとりたっぷりと歌うロマン的情緒濃密なバッハ。これはこれですごくいいんだけども、コーガンのヴァイオリンは時にあまりにソリスティックすぎて、リヒターのチェンバロを覆い隠してしまうほどに主張が前面に出過ぎるときがある。
(欠点と思う人もいるが筆者が思うにカザルス、Wanda Landowskaの共演時にランドフスカがカザルスに貴方は勝手に引きなさい、私も勝手に演奏したガンバ・ソナタも名盤になったことを思い出す、人さまざまな演奏方法でもあると感心した。)
聴き手に全ての声部が聴き取れるようにお互いの音を聴きあって透明に演奏すべきところをコーガンの演奏は少し違う様な音も聞こえるが。ロシア人の特色でもあろう。共産主義の案がえ方なのであろうか?



筆者的には厳格な、頑固親父の薫コーガンの演奏にどっぷり浸かるひと時もまた楽しみな世界であろう。



試聴は筆者愛嬌のGoodmansのスピーカーユニットと組合わせて使用するアコースティック・レジスタンス・ユニット(A.R.U.)付きのGOODMANS AXIOM 80の箱にTANNOYIIILZ Monitor Goldを合体させたシステムでの視聴する、重厚な感じの音と実に好奇な演奏に此のシステムにはマッチする様に思う。

確かに聴けばわかるが全体に重厚な雰囲気を醸し出す演奏は若干重苦しい雰囲気もあるが慣れると実に素晴らしいある程度の低音も再現し、J.S.バッハ音楽ゆえ何か重厚な感じと重なり納得出来る音質であろうと思う。
以前使用したバスレフ型のIIILZ Monitor Goldを組み込んだブックシェルフ型スピーカーシステムでの試聴とは違い思わず納得できる音はする様になった。



TANNOYIIILZ Monitor Goldを上手く鳴らすは筆者の持ち球ではZAIKA5300が一番である、透明感が良く伝わりヴァイオリンの胴鳴きもある程度は体感できる音が聴こえる様にエージングも塩梅よく進んだ様である。最近筆者が思うは或程度の最新のオーディオ機材なら当然ヴァイオリンの高音の音は鳴ると思うが、ヴァイオリンの心を震わされる胴鳴きの音を出すのは至難の業のように思う処画この古いGOODMANS AXIOM 80の箱に押し込んだMonitor Goldのユニットは意外と簡単に再現できたとこが不思議でもあり最大の自己満足の部分でもある。

筆者はバッハの作品のヴァイオリン・ソナタ第1集より第2集が好みではあるが、こうなるとレオニード・コーガンの演奏する「無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第3番 ホ長調 BWV1006」は是非聴いてみたくなる作品である。
1720年にJ・S・バッハにより作曲された器楽曲(ヴァイオリン・ソロ曲)です。この時期のJ・S・バッハは、アンハルト=ケーテン侯国の宮廷楽長を務めていました。この曲だけは、バッハが自分の感覚やイメージを大切にしながら、とことん楽しんで作ったのではないかと思えるのです。ブラボー!