伝統ある英国の10吋ユニットで聴く、音楽の父のJ.S.バッハ音楽を知る喜び・・・

音楽好きのIIILZ Monitor Goldユニットの箱を改良して楽しむダメオヤジ金ちゃんです。

独り言か・・・?改良ロットPSVANE300Bの音についての考慮、SV-501SEが、音の厚みを出す事など是非確かめる。

2019年08月30日 | 真空管アンプ・オーディオ

WE300Bは1938年に登場し、一般的には1970年頃アマチュアでも入手可能にマニアは夢中になる。

最近やっと購入したパワーアンプの球が愛用の300Bの対応時間を考えると気がかりで計算してみる、意外と聴いている1日4時間×30で120時間購入後約9ヶ月で1080時間対応時間の1/3を消費しているので、安価な300Bを探そうと思いAmazonのHPを覗くと、PSVANE 貴族之声 300B Hifi マッチドペア 2本1組正規工場産真空管(60mA, 黒脚座) 格安なので早速注文する。

なおコメントには、「本品は梱包箱が大理石風にリニューアルされた改良ロット品です」と表記があるが商品にも改良点があるのか不明であり実物を聴いてから報告したいと思う。実は以前管球王国に記載されたPSVANEの記事があり、どこかでディスカウント?と注意して探ると今回の案内を発見したのだ。

これはあくまで聞いた話だが、トーキー時代本物ののWE300Bに至っては例えば映画館で1日15時間☓365日1年で新品と交換すると聞くが、その後WE300Bを聴くとまだまだ素晴らしい音を奏でるそうで、5000時間持つ球も多いと聞く、使用済の球は中古市場に随分棚値で流れると聞いたこともある。

勿論意外と高額で取引されたと、聴くがWE300Bは当時から貴重な球だったのでしょう。そこまで長持ちするなら多少は高額でも次はワンランク上の球を購入してみたいものです(笑)

泣き所は同メーカーでも同じ音質は望めない事はわかるがその辺りは真空管の欠点であろう。しかし今回の購入は黒袴のPSVANEは以前購入したのものは白袴のPSVANEです、音は違うのであろうか?くだらない疑問がわく。昔五味先生が茄子(真空管)を何本も購入し、その中より塩梅の良いものを選んでたようでが時代と共に資材も違うので音の変化は当然と思うが少し気になるがPSVANEも需要が多くなったのであろう。これが今回届いたPSVANE 貴族之声 300B Hifi(黒袴)です、作りは綺麗である。

染み染み思うはオーディオ愛好家で真空管の良さを無視できる人はいないだろう。石のアンプから交換してあからさまに違うは弦楽器の倍音のふくらみ方がまるで違う真空管アンプが良いが、真空管にも泣き所はある。寿命の短いことなどその筆頭だろうと思うが自宅で使用するなら5年位は持つと思う。

自宅で音楽を楽しむのは、ベートーヴェンのオーケストラやワグナー作品、特にオペラを楽しみたいとき、生のような音を求めることは所詮無理な話で、生のような音は、所詮無理であるたがそれらしい音が聴ければ良しと思わなければならない。

せいぜい少人数の音楽をひっそり楽しみたい、どうせ聴くなら、いい音楽をいい音で聴きたいと一時オーディオ機材も処分したが、最近になって徐々に中古機材を購入し音質も当初と比べ随分レベルアップして来たが、最近どうせ聴くなら「こんな音で」聴きたいという欲望が湧き、少ない小遣いを貯めている、月々にケーブル類、プリ管等の支払いもあり目標額までは思うように貯まらないのが現状である。

因みに300Bの対応時間はメーカーによると3,000時間と明記しているが、5,000時間以上使用している方もいるようで、意外と長持ちする球だと思う。

昔映画館等のトーキー時代は1日15時間☓300日と計算し約5,000時間で交換したと言われる。その後良い価格で中古市場に流れたと聞いたことがある。

PSVANEは(プスバン)と読んでいるが、本当はPAVANE(パバーヌ)フランス語の誤植だと言われています、でも現在はそのままPSVANEは(プスバン)がブランド名となっているそうだある。製品も安定し、そこそこ音質も良く、300Bの入門者用の真空管としては買いやすい製品かもしれない。

最近までプリ管の6BM8初段MT管の在庫は海外5社、国産品4社と合わせて20セット余りを所有するがPSVANEに相性の良かったものは国産品が良かった中でも松下製が一番相性は良かった、私自身気がつくと収集趣味かのように集めてしまう嫌いがあるのは大変悪い癖のようである。考えるとかなり無駄な物に使っているが筆者の楽しみと思い、収集後、使った総額を考えると意外と持ち出した事がわかるが、特に不満はない・・・・・・!

筆者所有のスピーカーの音を探すのは今まで随分数多くのアンプを試したがそれは大変難しい問題であった、筆者の悪友Y君曰く、真空管は確かに良い音がするが所詮消耗品で交換しても同じ音は得られない、トランジスターはその点永久的で昔と比べ音質も向上し、アンプは石を勧めたが、真空管アンプに聴いた瞬間やはりこの球の音が断然良かった。

正にⅢLZの音をワイドレンジにしたような感じに低域までしっかり聞こえる響きが大変良い。

TANNOYⅢLZを少し前にAXIOM80の箱に移植して聴くがもちろん石のアンプでの音も良いがⅢLZとして聴くのはSV-501SEの音は相性も良く素晴らしい音がするが、やはり自然な低域を響かせるにはAXIOM80の箱に移植したⅢLZが断然具合が良い、しかしワグナー作品の楽劇などは不満が湧く、女性のソプラノは良いが男性テノールなどは「音力」,「彫りの深さ」不足がよぎる全体のバランスが微妙にずれる感覚がの来るそのような微妙な感覚が気になると修正をしたくなる。

筆者にアンプの補修などは全く分からず途方にくれるが最後に頼ることは本などの知識しかなくPCのHP等を調べ本も読み知識を知る解決しかなかろう?

簡単に言えばTANNOYⅢLZAXIOM80のエンクロージャーから出る響きはアンプの交換で、もっと良い音がでるのではないか?の疑問がつきまとう、ステレオサウンド誌の管球王国83号などを見ても真空管での英国ヴィンテージアンプ特集の記事に興味が湧く、どうして真空管の音がよいのか?なぜ石のアンプでは欲しい音がでないのか?

SV501SEの音の特徴は一般的に流麗さ、音の粒の細かさと色彩の多さが特徴であり現在聴くTANNOYⅢLZをAXIOM80に移植したエンクロージャーで聴くが、トランジスターアンプで聴くより、SV501SEで聴くのが断然良いが、あまりにも作られた綺麗な音のように感じる、もっと力強い中音が出る300Bの特徴が幾分薄まった感じを受ける。

でもSV501SEから流れる音には文句は無いのだが・・・・・・・・・・・?

SV501SEを聴き出した当初は拙宅のTANNOYⅢLZAXIOM80が実に美しく聴こえたがこれも聴き出すと疑問点が浮かび上がる。

弦楽器、鍵盤楽器等のソロ演奏はすこぶる良く聴こえる、ジャズもトリオ程度なら乾いたドラム以外は生々しく聴ける。

ところが、特にワグナー等を聴くと不満な鳴り方が気になる。指輪などをジックリ聴くと 何かサラッと流れて行ってしまうような気がするのも事実です。

又筆者の好きな4枚組のHans Hotterの歌曲集冬の旅等は良いが、何度もよく聴きこむと、あの独特の歌声があっさり聴こえて物足りなさが出る、ブラームスなどには特に不満が残る。

このアンプ501SEのトランスの出力不足が原因かも知れない。

特にワグナーのパジファイルのヴォーガルの音の厚みを出す事などはSV501SEのアンプには苦手のような感じに聴こえる。このアンプの限界か?解消するには将来WE91Bを見本に作ったSV91Bの導入を考えなければいけないのか?

色々調べて見ると筆者が聴きたい音がなるかもしれない感がある、中域が充実し年代的に少し古い音が聴けるのかもしれない、勿論カップリングコンデンサー交換は必至の条件はありますが・・・・しかし多分SV501SEは若い世代の人々はより流麗な音に魅かれるようです。

ステレオの選び方にも年代の特徴が現れています今の若者はヘットホン、イヤホンが主流のようだ。

また将来はSV91BにTA300Bの組合せでTANNOYⅢLZをAXIOM80を聴いたみたい衝動に駆られてなりません。また五味さんなども300Bのカンノアンプは家庭で聴くなら良いアンプと言っている。

TANNOYⅢLZをAXIOM80が益々上手く鳴ると良いですね。ブラボー!

此の後、PSVANE 貴族之声 300B Hifiを販売した方よりの連絡を頂き、疑問に思った白袴、黒袴の音質には違いわないとの連絡をいただきました。

又今回の視聴で初段管をTUNGSRAM(タングスラム)、ECL82(6BM8)に変更し視聴するが、これが意外と中音が充実して人の声が生々しく聴ける。

国産の球には味わえない音が、当分TUNGSRAMで聴いて見ましょう。サンバレーの店主「大橋慎の真空管・オーディオ本当のはなし」の本を購入して読んでみました。チューニングも含めSV-91Bのアンプの記事が気になります。

勿論将来は高槻TA300Bを使って聴きたいアンプです、あ〜病気ですね(笑)!


筆者にとっての「おもちゃ箱」を見つけた、テヘラン生まれのピアニスト、ラミン・バーラミが奏でるJ.B.バッハを楽しむ。

2019年08月18日 | クラシック音楽・オーディオ

思うにピアノ楽器の音は我々が小学生時代から音楽等の科目、及び授業参観とうで起立、礼の挨拶にも

ピアノの音で始まっている、勿論教室にはアップライトのピアノが設置されて担任が弾いていた記憶が

ある、昔からもっとピアノ曲に興味を抱いて練習すればと反省する次第だが、教育とは難しい物と思う。

現在は、基本的には筆者の好きなJ.B.バッハの音楽を楽しむのは鍵盤楽器を聴くことが最良かも知れない

現代では馴染みの無いチェンバロ楽器より耳に馴染みのあるピアノ演奏で楽しむ事が一番良い方法かもし

れない、

今回はRamin Bahrami(ラミン・バーラミ)1976 12 27 日、テヘラン生まれ。幼少時よりバッハ

をはじめとしたクラシック音楽に親しむ。イラン革命の余波により歳で父親が獄中死したため、母親ら

とともにイタリアに亡命。13 歳でミラノの名門ジュゼッペ・ヴェルディ音楽院の入学試験に臨む。それ

までに正規の音楽教育を受けてはいなかったが、その秘めた才能に気付いた校長のマルチェッロ・アバド

(指揮者:クラウディオ・アバドの兄)から入学を許可される。同音楽院ではピエロ・ラッタリーノに師

事、首席で卒業。その後、バッハを得意とする名ピアニストのロザリン・テューレック、アンドラス・シ

フ、ロバート・レヴィン、アレクシス・ワイセンベルグらに師事。2001 年、ドイツに移住、ヨーロッパ

各地で精力的に演奏活動を展開。デッカ/ユニバーサルミュージックから数多くのバッハのCD をリリー

ス。近年では「存命中の演奏者の中で最も優れたバッハ奏者のひとり」との呼び声も高い。

今回はイタリア・ジャズ界の重鎮ピアニスト、ダニーロ・レアDanilo Rea(ピアノ)

1957年ヴィチェンツァ生まれ。ローマのサンタ・チェチーリア音楽院修了。クラシック音楽、ロック、

ポップスに影響を受けるが、とりわけ熱心に取り組んだジャズによって、メロディーと即興が融合する

独特のスタイルを極める。とラミン・バーラミが楽しんだ正しくJAZZのリズム箇所もあり音楽の楽しみ

を教えてくれるようだ。

このアルバムを聴くとオーディオ機器の○○向きの装置なんて言葉なんてどうにも良くなってしまう。実

に音楽の楽しさを堪能できるアルバムに出会った。

Bach is in the Air」は、クラシックのラミン・バーラミとジャズのダニーロ・レア、ふたりのピア

ニストによる斬新な試みによって生まれたプロジェクトです。ふたりは、あたかも吊り橋の上で対話を

するかのように、バロック音楽を代表するバッハ作品のメロディーにのってバランスをとりながら、互

いに相手に向かって身を乗り出し、近付こうとしています。バーラミとレアは、楽譜に書かれた音楽と

「即興」音楽の違いを越えて、偉大なる作曲家バッハの作品を新たな切り口で演奏します。時空や文化

の違いを通して音楽上の対話がなされるふたりの演奏は、バッハの音楽の現代性と普遍性をあらためて

実感させてくれます。

誰もが一度は聴いたことのある曲をJAZZとかClassicとかの垣根を削除して純粋に音楽を楽しんだ作品

にも思えた。

Ramin Bahrami / Danilo Rea - Bach: Aria sulla quarta corda 

ゴルトベルク変奏曲 BWV988 より「アリア」

心と口と行いと命もて BWV147 より「主よ、人の望みの喜びよ」

平均律クラヴィーア曲集第1巻第10番前奏曲ロ短調 BWV855a (シロティ編曲)

平均律クラヴィーア曲集第1巻第1番前奏曲ハ長調 BWV846

管弦楽組曲第3番ニ長調 BWV1068 より「G線上のアリア」

メヌエットト長調 BWV114

平均律クラヴィーア曲集第1巻第2番前奏曲ハ短調 BWV847

イギリス組曲第3番ト短調 BWV808 より「サラバンド」

 3声のインベンション(シンフォニア)第11番ト短調 BWV797

フルート・ソナタ変ホ長調 BWV1031 より「シチリアーノ」

無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番ロ短調 BWV1002 より「サラバンド」

Ramin Bahrami / Danilo Rea: 'Bach Is In The Air' - Promo (Decca, 2017) 

筆者にとっての「おもちゃ箱」を見つける、ピアニスト、ラミン・バーラミが奏でるJ.B.バッハを楽しむ。

1976年テヘラン生まれのピアニスト、ラミン・バーラミ。ワイセンベルク、シフ、レヴィンなどに師事

したバーラミですが、忘れてはならないのは、あのグレン・グールドに影響を与えたことでも知られる

バッハ演奏の大家ロザリン・テュレックより受け継いだバッハの作品解釈です。今やその活動範囲を現

代音楽にまで広げ多彩な音楽を奏でるバーラミですが、イタリア・デッカからのリリースはやはり真骨

頂であるバッハ。

Gino Paoli e Danilo Rea live ad Alassio 2017 

又今回の共演者ダニーロ・レアのピアノで歌うヴォーガリスト、ジーノ・パオーリ(Gino Paoli )1934

929日モンテファルコーネ生まれ。1959年「La tua mano「でデビュー。

イタリア人の多くは、ジノ・パオリのような感じで彼の名を呼び、ジーノとジーが伸びた感じには聞こえ

ませんが、日本語表記ではジーが多いようです。

60~70年代のイタリアポップシーンには絶対に欠かせない存在で、シャイな兄貴的雰囲気が人気で、

「愛」を歌わせたらこの方の右に出る男性歌手はいないだろうとまで言われました。

兎に角哀愁を匂わす歌声はやはりイタリア人のようです。

このような演奏を聴くと、もっといい音を聴きたい、いやもっといい音で聴きたい、という気分になるが

いやこのあたりのシステムが丁度いいバランスの塩梅かとも思える、グランドピアノらしく響く音とジノ・

パオリの大人のヴォーガルがそれらしく聴こえる現在の音で満足すべきでしょう。

ラミン・バーラミ/プレイズ・バッハ(6CD)

甘く柔らかい正統派のバッハ集

1976年にイランのテヘランで生まれた注目の若手ピアニスト、ラミン・バーラミ。ワイセンベルク、シフ、

レヴィンなどに師事した彼ですが、バッハに関しては、ロザリン・テュレックから受け継いだ解釈が基調と

なっています。好評を博した『パルティータ』や『フーガの技法』をはじめ、甘く柔らかい語り口で正統派

の名演を綴っています。

J.S.バッハ:

・ゴルトベルク変奏曲 BWV.988

 録音時期:2002

・フーガの技法 BWV.1080

 録音時期:2006

・イタリア協奏曲 BWV.971

・組曲 BWV.823

・イタリア風アリアと変奏 BWV.989

・カプリッチョ『最愛の兄の旅立ちに寄せて』 BWV.992

4つのデュエット BWV.802-5

 録音時期:2007

・パルティータ第1番変ロ長調 BWV.825

・パルティータ第2番ハ短調 BWV.826

・パルティータ第3番イ短調 BWV.827

・パルティータ第5番ト長調 BWV.829

 録音時期:2005

 ・パルティータ第4番ニ長調 BWV.828

・パルティータ第6番ホ短調 BWV.830

・フランス風序曲(パルティータ)ロ短調 BWV.831

 録音時期:2005

 ・フランス組曲第1 BWV.812

・インヴェンション第7 BWV.778

・シンフォニア第12 BWV.798

2声のインヴェンション第1 BWV.772

・インヴェンション第9 BWV.794

・イギリス組曲第5 BWV.810

・前奏曲とフーガ第1 BWV.870

・前奏曲とフーガ第14 BWV.883

・前奏曲とフーガ第4 BWV.849

・フーガの技法BWV.1080~コントラプンクトゥスI

 録音時期:2008

 ラミン・バーラミ(ピアノ)

勿論バッハの演奏もDeccaLabelのCDは演奏、録音も良いが二人の弾く「Bach is in the Air」のアルバ

ムは聴くのが楽しく鳴る演奏を聴かせてくれる、JAZZの香りも楽しめ流石イタリア・ジャズ界の重鎮ピ

アニスト、ダニーロ・レアとの共演が良かった、ブラボー!


休日には、アルトゥーロ・トスカニーニ(Arturo Toscanini)指揮のベートーヴェン:交響曲をNBC交響楽団で聴く

2019年08月10日 | クラシック音楽・オーディオ

お盆の連休が始まり18日ころまで連休で道路事情も渋滞、最近大型連休は家でまったりしているのが一番のようだ、本日もエアコンの効いた部屋で、淹れたての温かい珈琲を頂きながらの音楽をと思う。

昔Macを使いだし当初は機材はPower Macintosh 6100の先進でセントリスにOSとは呼ばず「漢字トーク」をソフトとしてから使い出し今日まで使っているが、Macも2006年ころG5の筐体以降からからやっと安定したシステムとなったようです。当時ピザ箱と言われたセントリス、価格は大変高価な価格でした。

Mac Proのスイッチを入れ起動すると、何時もと様子が違う、調べて見るとiTunesのソフトがトラブルのようです。勿論筆者の使うMac Pro(タワー)2010は9年前の製品だが未だ十分作業も早く作動する、流石最近のmacOS Mojaveのソフトは使用出来なく、新しいソフトで使用不可はMacの不満である。

機種交換は全く考えて無い、現在Ai、Psでの作業もサクサク動きはこのMac ProあたりからのMacはかなり安定したようだ、筆者は思うがこのあたりからのPCの進化は何であろう?今の機種、ソフトで不満も無い。

現在トラブルのソフトの再Install作業を行い、再起動し他のアプリもチェックし音出しすると、問題はなさそうで安心した、筆者の場合CDも殆どiTunesに入れて起動しているためPCのトラブルはレコードプレイヤーのみのソフトなのでそのあたりが今後心配である。

現在昔、I君から頂いた故障しているMERIDIAN 207がある、音質は最新の機器と比べても遜色無く、修理して頂けるところを探さなければならず、頭の痛い問題である。

オーディオ趣味を再開させ8年になるが最近自分の聴きたい音楽がおぼろげながら分かって来たようです、それはやはり英国の音のようです、では英国の音とはどの様な音なのか?

BBCモニタースピーカーとは「British Broadcasting Corporation」の頭文字をとったもので、英国放送協会と英国のスピーカーメーカーと共同開発してきたスピーカー群でグッドマンとかタンノイ、クオード等又最新のB&Wとも違いの英国製のオーデイオ機器が聴かせてくれる音の総称ではなく1970年台から80年台のBBCモニターとその民生用スピーカー達が聴かせてくれた音なのです・・・・・・。

「このBBCは世界中の放送局の中でも音質の改善には極めて熱心な放送局の一つで、局内にて使用する放送用機材に関しては、BBC独自の技術研究所にて、日夜研究・開発を続けている。

そして、その中でも最も重要なテーマとして位置づけられているのがモニター・スピーカーの研究である。」

筆者の思う英国の音とは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ふっくらとして豊かな低音、決して出しゃばらずことがない中音域、ふわりと浮遊するかの如く優しく繊細なそして渋みのある鳴り方がブリテッシュサウンドであろう。

BBCと民生機スピーカーが切磋琢磨しブリテッシュサウンドを作り出したんであろう、昔を比べると、最近は声楽、オーケストラの演奏を聴く割合がが多くなっている、特に皆さんの様子を伺うとオーディオを語る方にアンプ、スピーカー、ターンテーブルは〇〇が良いと決めつける方が多いように思う。

勿論、意外と多い意見は50年以上前のビンテージ物が良い、又特に最新の機種は方外な金額が多く、確かにその金額には驚くが、オーディオマニア、雑誌等で騒いで特集するが、それに比べソフトの紹介は非常に少なくレコード、CD、配信ソフト等の情報が一番大切に思う、マニアに取ってソフトがなければオーディオ機器は箱の飾り物になる、

高価なオーディオ機器を大枚をはたいて購入し、飾り物になっている貴兄も少なくないと思う、筆者はパワーアンプをSV-501SEと真空管も変更して7ヶ月過ぎ、真夏なのに真空管アンプで楽しんでいますが、以前使用の石のアンプには戻れない、オーディオに詳しい方がよく解説するが、音質は余り変わらないと言われるが、比べて聴いたことがあるのか疑問だ、特に声楽を聴けが違いが明確だ、トスカニーニの様な特に古い録音には本領を発揮する、これは断言出来る。

筆者などは現在隠居の身になり好きな音楽は殆ど毎日2~3時間以上は聴くようになり、少しでも良い音楽をいい音で聴きたいと願っているだけなのだ。

今鳴っている我が家のTANNOYⅢLZAXIOM80は徐々にそれらしい音になって来たようである。

懐古趣味ではないが特に193050年代の指揮者、演奏者を多くなっているのも事実だ、特に最新のCD、ハイレゾにリメイクした物の録音技術がよいのかスクラッチノイズが多くあったが、昔のアルバムと比べ数段聴きやすく、意外と音質も良いものも数多くあるのは嬉しくなります。

難しい事はわからないが最新の音響技術の進歩に感謝することであろう。

勿論今回聴くのも我々の世代より以前の指揮者によるベートーヴェンを聴くが実に新鮮に感じる。

20世紀最大の指揮者の一人、アルトゥーロ・トスカニーニは1867325日、イタリアのパルマで仕立て屋の父、裁縫師の母のもとに生まれました。4歳のときに初めてオペラを聴き、9歳でパルマ王立音楽院に入学しチェロと作曲を学び、17歳のときに音楽院で自作の指揮をしました。

1885年、チェロと作曲で最高賞を獲得して卒業後、イタリアの巡回歌劇団のチェロ奏者となりました。1886630日、リオデジャネイロでのヴェルディの歌劇「アイーダ」公演で、地元の指揮者がキャンセルし、代わりを務めた歌劇団の指揮者が野次を浴びたため、トスカニーニの才能を知る仲間達は彼を代役に立てました。

彼はこのオペラを暗譜で見事に指揮して、以後ツアーの指揮をすべて任されました。ヨーロッパに戻る頃には彼は名指揮者としての評判となっていました。

イタリアとアメリカでの成功で、帰国後はミラノ・スカラ座のチェロ奏者に就任し、同時にイタリアやスペインで指揮活動も開始しました。

1887年のヴェルディの歌劇「オテロ」の歴史的な初演をチェロ奏者として体験しました。1892年にはミラノでレオンカヴァルロの「道化師」を初演、1895年にはトリノ・レージョ劇場の首席指揮者に任命され、同劇場でワーグナーの楽劇「神々の黄昏」をイタリア初演しました。

189621日、プッチーニの歌劇「ボエーム」を初演、また同年初めてオーケストラ・コンサートを行い、1898526日、ヴェルディの「聖歌四編」のうち3つをトリノでイタリア初演。

1898年、31歳の若さでミラノ・スカラ座の首席指揮者に任命され、芸術上の問題で辞任する1903年までと、1906年から1908年まで務めました。

1908年から1915年までニューヨークのメトロポリタン歌劇場の首席指揮者に就任しました。

1930年、31年、バイロイト音楽祭にドイツ人以外の指揮者で初めて指揮。「パルシファル」「タンホイザー」「トリスタンとイゾルデ」を振る。

アルトゥーロ・トスカニーニ指揮 NBC交響楽団米・NBC放送局が特別に組織したオーケストラ。

名指揮者アルトゥーロ・トスカニーニの演奏のラジオ放送を主目的に、RCA社の会長デイヴィッド・サーノフが設立。

1937年、アルトゥール・ロジンスキ指揮でのドレス・リハーサルを経て、ピエール・モントゥー指揮でデビュー。

同年12月にはトスカニーニが初指揮。

以来、毎週の公開録音を行なうなどトスカニーニの手兵として活動。

50年には全米ツアーも成功させる。

54年にトスカニーニが引退すると、解散を発表。楽団員は自主運営に移行し、シンフォニー・オブ・ジ・エアとして活動を継続Beethoven: Symphony No. 3, Toscanini & NBCso (1953) ベートーヴェン 交響曲第3 トスカニーニ

ベートーヴェン:交響曲全集(5CD

トスカニーニ指揮NBC交響楽団

フルトヴェングラーのそれと並んで、20世紀が産んだベートーヴェン演奏の最高の規範と讃えられる名盤中の名盤。

彫像を思わせる硬質で厳格な造型には、燃焼度の高い熱情が常にあふれ、強靭なカンタービレ表現と相まって熱いパトスを世紀を越えて伝えます。カーネギー・ホールにおけるライヴ音源を含むモノラルですが、収録年代を考えればそのクオリティは驚異的。

  交響曲第1番ハ長調作品21

  交響曲第2番ニ長調作品36

  交響曲第3番変ホ長調作品55『英雄』

  交響曲第4番変ロ長調作品60

  交響曲第5番ハ短調作品67『運命』

  交響曲第6番ヘ長調作品68『田園』

  交響曲第7番イ長調作品92

  交響曲第8番ヘ長調作品9

  交響曲第9番ニ短調作品125『合唱』

アイリーン・ファーレル(S) ナン・メリマン(MS) ジャン・ピアース(T) ノーマン・スコット(BS)

  ロバート・ショウ合唱団

  NBC交響楽団/アルトゥーロ・トスカニーニ(指揮)

筆者が好きな3番、4番、6番、7番、9番、を聴くが実に迫力せまる演奏は涙ものです。トスカニーニ指揮の演奏はそれほど良い、ベートーヴェン正に筆者にとっての部屋に響く「美爆音」で感動する。

Beethoven: Symphony No. 7, Toscanini & NBCso (1951) ベートーヴェン 交響曲第7 トスカニーニ

NBC交響楽団は1937年からはNBC放送が彼のために特別に組織したオーケストラ、NBC交響楽団の指揮者として活動し、195444日の演奏会で引退するまでベートーヴェン、ブラームスの交響曲全曲、ワーグナーの管弦楽曲集、ヴェルディのオペラなど、数多くの名盤をRCAに録音しました。

その間、第2次世界大戦中の194312月にはトスカニーニの指揮姿を中心とした戦意高揚のための短編映画が製作されています。また、1946年にミラノ・スカラ座の再開演奏会を指揮、1952年にイギリスのフィルハーモニア管弦楽団でブラームス・ツィクルスを指揮するなど、ヨーロッパにも度々客演した、米・NBC放送局が特別に組織したオーケストラ。

名指揮者アルトゥーロ・トスカニーニの演奏のラジオ放送を主目的に、RCA社の会長デイヴィッド・サーノフが設立。

1937年、アルトゥール・ロジンスキ指揮でのドレス・リハーサルを経て、ピエール・モントゥー指揮でデビュー。

同年12月にはトスカニーニが初指揮。

以来、毎週の公開録音を行なうなどトスカニーニの手兵として活動。

50年には全米ツアーも成功させる。

54年にトスカニーニが引退すると、解散を発表。

楽団員は自主運営に移行し、シンフォニー・オブ・ジ・エアとして活動を継続。

ところがそれほどの評価を得ながら、17年目の1954年に86才のトスカニーニが引退すると、あっけなく解散させられてしまう。このあたりも、いかにもアメリカ風のドライな合理主義のなせる業だった。

トスカニーニが現役のときからすでに、年に65万ドルから100万ドルに及ぶ楽団の経費が、放送局にとって大きな負担となっていた。彼の引退から間をおかずに、NBC響解散が発表されたことは、放送局側がその日を待ち望んで、事後の準備を早くから進めていたことを意味するのだろう。トスカニーニの方も気づいていて、楽団のために引退を引きのばしていたらしいが、とうとう限界が来たのが、54年の春だった。

勿論当時の技術だは最高だろうが、今拙宅で聴くアンプ300BとTANNOYⅢLZAXIOM80の箱に移植した、このエンクロージャーにはなにか不思議な香りが宿っているように聴こえる?

NBC交響楽団とは、アメリカのNBC放送局がトスカニーニのために、特別に組織した交響楽団である。

伝説的なまでに厳しい練習で知られたトスカニーニの要求に応えうる、精緻な技術を持ったオーケストラとして、彼らの名声はアメリカばかりか、世界に轟いていた。物質文明、技術信仰、科学万能主義が支配していた当時のアメリカを、良くも悪くも象徴するようなオーケストラだったともいえる。

この演奏が今やデジタルで手軽に聴ける世の中に感謝である、ブラボー!


歴史好きのオジサンが観た映画「アルキメデスの大戦」今の日本は本当にこのままでよいのか?

2019年08月08日 | 歴史の考察

日本を代表する浮沈戦艦「大和」の沈没シーンから始まるアルキメデスの大戦の映画を見て・・・・・

昔日本は侍の時代から明治維新の改革をして近代国家と変わって行ったが、世界中も当時革命を起こし20世紀と時代はすすむが、ここで我が国の革命が一番他の国と最大の違いが、武士による大政奉還という革命なのだ、一般的な革命は民衆により革命を果たした事例が多い、このあたりが特殊である。

武士が資産をすべてを投げ出し革命をもたらした国は他の国には無い革命である、ここで現在一番の問題点は現在日本史の歴史の欠落だ、勿論戦争は無用であるが、本当の歴史を知る事は一番大切で又戦後の復活劇も日本国民として知る意味は大である。

今回基本的にはそのような事を思いながら映画鑑賞をする。

日本と欧米の対立が激化の一途を辿っていた第二次世界大戦前の昭和8年。日本帝国海軍の上層部は超大型戦艦「大和」の建造計画に大きな期待を寄せていた。

そこに待ったをかけたのは、海軍少将・山本五十六。山本はこれからの戦いに必要なのは航空母艦だと進言するが、世界に誇れる壮大さこそ必要だと考える上層部は、戦艦「大和」の建造を支持。

危機を感じた山本は、天才数学者・櫂直(菅田将暉)を海軍に招き入れる。櫂の数学的能力で、「戦艦大和」建設にかかる莫大な費用を試算し、その裏に隠された不正を暴くことで計画を打ち崩そうと考えたのだ。

「軍艦の増強に際限なく金が注がれ、やがて欧米との全面戦争へと発展してしまう。そんなことはあってはならない!」と、櫂は日本の未来を守るため、海軍入隊を決意。持ち前の度胸と頭脳、数学的能力を活かし、前途多難な試算を行っていく。だがそこに、帝国海軍内の大きな壁が立ちはだかっていく・・・。

映画『アルキメデスの大戦』特報2【7月26日(金)公開】

原作 三田紀房の連載まんがの映画化である

 櫂 直(かいただし):菅田将暉

 田中 正二郎(たなかしょうじろう):柄本佑

 山本 五十六(やまもといそろく):舘ひろし

 尾崎 鏡子(おざききょうこ):浜辺美波

 大里 清(おおさときよし):笑福亭鶴瓶

 大角 岑生(おおすみみねお):小林克也

 宇野 積蔵(うのせきぞう):小日向文世

 永野 修身(ながのおさみ):國村隼

 嶋田 繁太郎(しまだしげたろう:橋爪功

 平山 忠道(ひらやまただみち):田中泯

簡単に言えば、明治時代英国より輸入した、旧戦艦「金剛」から新型旗艦の入れ替えの話である。

戦艦「大和」を阻止せよ!!! 日本の未来を1人の数学の天才が変える!?時は1933年。日本海軍の中枢・海軍省の会議室で、次世代の旗艦を決める新型戦艦建造計画会議が開かれ、2つの陣営が設計採用を争う事に。

これからの海戦を見据え、高速の小型戦艦を打ち出す“航空主兵主義”派に対し、海軍内で権力を握る“大艦巨砲主義”派の計画は、世界でも類を見ない超巨大戦艦の建造だった――!!

今冷静に考えれば、当時の時代背景に基づき日本帝国の暴走は止められなかったと、筆者は思う「発端は日露戦争での事実の報道がなされず、日比谷焼き討ち事件となる、 数万人の集会に火がつき暴動勃発!そして世の中は大正デモクラシーへ突入し、やがて第2次大戦に突入する。

とりあえずロシアは負けたのだが、仲裁はアメリカが行う。
【ロシアは極東地域から一旦手を引いて、極東側の領土を一部日本にあげてね! 日本は一部地域だけ権益を認める! 以上!!】

「こっちが有利な間に講和できたし、金のために戦争したわけじゃなんだからいいじゃん」

しかし、実際に家族から兵士を送り出した国民側は納得できません。「せめて金ぶんどらないと、死んだ皆が浮かばれねえだろ!!」と激怒する人が大多数。海の向こうで条約が結ばれている頃、東京・日比谷公園では講和反対の大集会が行われたのです。

この事件は次の世代に正確に次の世代に説明して行かなければならない。大人社会は顛末を考え行動しなければならない事を・・・・・・近代史をしっかり教えるべきである。

今一度繰り返すが、この事件は正確に次の世代に伝えなければならない意味のある事件なのです。しかも戦争で勝利を得て、戦争のしわ寄せで生活が困窮してしまった日本政治のおそまつさは今も変わらない・・・・・・・?

 

この物語に戻るが、ここで光るのが平山忠道(ひらやまただみち):田中泯(世界的な前衛舞踏家)である平山曰く、「日本人は負け方を知らない、最後の一人まで戦おうとするだろう。だが、国を象徴するような巨大戦艦があったらどうだろう」つまり平山は、

あえて巨大戦艦を作り、それが沈むことにより繊維を喪失させ、国民に負けを認めさせるための『よりしろ』にしたい、そしてその意図にふさわしい名前は「大和」だと言う。

この国の造船技術は明治時代に英国の新戦艦「金剛」を輸入し、同艦の2隻目は部品だけ輸入し国内で組み立て製品化した、その後3,4番戦艦は国産品となる。

当時戦艦を自国で作れる国は、英国、フランス、ドイツ、イタリア、日本、勿論アメリカと、ある当時から日本は、工業国に認められた国であった、でもやりすぎたのかも知れない。勿論戦争は2度と起こしてはならない、

因みに「戦艦大和」に刺激されて米国だは造船されとといわれる、真珠湾攻撃当時アメリカに大型艦戦ミズーリ(全長270.4M)は1940年6月12日に建造発注され日本との調印式もミズリー甲板にて降伏調印式を行い、戦後は湾岸戦争で1991年2月5日には2度目の艦砲射撃を行い、イラク軍砲台を沈黙させ2015年退役して甲板上の構造物はトマホーク発射機を含めて艦内自由に見学できる記念艦と開放されている。

戦艦とは相当に長持ちする武器なのである。

最近の世界全体では自分ファーストになり過ぎの嫌いがある。とても危険思想のように思うのは筆者だけか?

太平洋戦争時代もファースト主義が前に出過ぎ世界大戦になったが、その時とよく似た状態になっているのではないか? トランプ政権は危険な匂いもするが、前の政権とは違い戦争は回避していることは事実だ。

現在日本のこの空母部隊はまさしく機動部隊であり、きな臭い匂いもする。我が国もヘリコプター搭載護衛艦「いずも」「かが」を就役し甲板補修してヘリからジェット機にして空母にしようとしているのも疑問だ。

写真を見る限り護衛艦とは名ばかりで、まさしく空母なのだ。 誰と戦うのか?疑問だ。初年度予算は二隻2,340億円と聞くが、間違いなくこれも血税である、これが本当の民意なのか?間違った解釈か?

この写真を見て「かっこいい」等とほざくが、考えれば間違いの始まりかもせれない。日本国民はこの姿を見て、戦争の匂いはしないのか大いに疑問だ?筆者から見れば違憲である。だが最近の中国共産党独裁ならず者集団はますます海軍力を増大し南シナ海、東シナ海を勝手に徘徊するのは如何に?正しい言葉で中国共産党独裁ならず者集団に抗議するべきであろう。

現在韓国との問題はいくら贔屓目に見ても韓国に負があるとは思うが、韓国はまるで詐欺まがいな方法で正当化するが、これは毎度同じ手法で攻撃する、日本の政府筋は落とし所を考え毅然とした大人の態度で対応したか疑問だ・・・・・!特に日本の隣国は困りもの集団である。

報復の匂いがするのは確かだ。最悪の支那の野望もあり、特にアジア圏内はきな臭い・・・・・終戦記念日は戦争問題を考えるには良い時期です、

思うはいつまでも世界の平和を願おう、ブラボー!


バックハウスのピアノコンチェルトを聴きハンス・シュミット=イッセルシュテットを知った指揮者でベートヴェンの 《エグモント》Op.84 序曲から聴いてみる。

2019年08月02日 | クラシック音楽・オーディオ

夢の中の話ですが、筆者のサブスピーカーはKEF Q300を使用しているが、出来れば、もう少しグレートアップを考えている、このもう少しが深みにはまる・・・・・・・このもう少しが泥沼化する!

オーディオでは此の一言が間違いの基である、此のために想像以上の予算が掛かり、四苦八苦することが多い。最近「管球王国」vol.93号が発売された、特集記事として「BBC小型モニターの系譜・・・・・コンパクトスピーカーを真空管アンプで聴く」を覗いてみる。

特にロジャースのLS3/5aに興味が沸く、ここで改めて最近感じる、今どきの英国の音について再考察して見たいと思います。

BBCモニターが聴かせた優しい繊細感、渋みのある大人の鳴り方こそ、記憶に刻まれる“ブリティッシュ・サウンド”といえそうです。此の英国の音が曲者であり苦労の根源でもある、(笑)では、BBCの系譜に連なる現代の小型スピーカーは管球式アンプとの組合せでどのように魅力的な音を聴かせるか。最新5モデルでじっくりと試聴しますと綴られている。

筆者が思うにLS3/5aというスピーカーが有る後期型のバイワイヤ仕様のものや、KEFバージョンもありますがやっぱ憧れるのはロジャースの初期型でしょう!と、かってに思ってます。音質の違いはどれほどのものか気になります。しかし多くのメーカーが製作してサイズは略同じサイズであるが多少のネットワークに違いがあるようですが自分で塗装、コード関係の繋工合などメンテして聴いてみたい、繋ぐケーブルでも違いが変化する。

英国にはスピーカーメーカーは数多く、老舗はセレッション=1922年、タンノイ=1926年、ワーフデール1932年その後KEF、B&Wと至る今回は以下のメーカーのLS3/5aを試聴があり購入したが記事を見る限りあまり参考にはなりませんでした。

[試聴スピーカー]

スペンドールClassic3/5、スターリングLS3/5aV2、グラハムオーディオCHARTWELL LS3/5a BBC MONITOR、ハーベスHL-P3ESR、ファルコン アクースティックスLS3/5a P

[試聴アンプ]

サンバレーSV-Pre1616Dキット+サンバレーSV-S1616D[300B仕様]キット、トライオードTRV35SER、オクターブV16 Single Ended等とあります。

ここでの注意はLS3/5aの系譜は85dBとかなりの低能率ですので筆者のパワーアンプSV-501SEは8W×2なので出力不足が否めない。とある・・・

けして大音量では聴かないがオーケストラ、オペラ等の大音量の量感は感じたいものである。合わせてアンプも新調するのはとても望めないが、LS3/5aは一度は聴きたいスピーカーであり、低能率なことを除けば意外と鳴らしやすエンクロージャーのようです。LS3/5aで満足されて聴き続けている方も多く、一つの基準の音が欲しかった理由でもあるようだが、価格と程度の良さにあった物も無いのが苦労する。

このスピーカーはオーデイオ店で何度も試聴するが、考えるとLS3/5aの小さな箱からフルメンバー演奏の交響曲、オペラが聴ける魅力もTANNOYとは違った魅力でハマリやすい要素が多い要因かも知れない。

この箱の低域は密閉という事もあり、重低音は出ませんが、とにかく深い音がするのが特徴です。なんと言うか、密閉にありがちな軽い音とは違い、少し渋めな重くて奥行きがある、この音質が低域は出なくても低音を感じさせる音なのかも知れない。まさに英国スピーカーのマジックか?まさに真夏の夢物語かも知れない・・・・・・・・・?正に大人の求める音かも知れない。

今回少し古いが、シュミット=イッセルシュテット(Hans Schmidt-Isserstedt)1900年5月5日〜1973年5月を考察する。

280日ベルリン大学で作曲と音楽学を学び、ドイツ各地の歌劇場を経て、1935年にハンブルク国立歌劇場の首席指揮者となる。1942年ベルリン国立歌劇場音楽監督、1945年北西ドイツ放送交響楽団首席指揮者、1955年ストックホルム・フィル常任指揮者などを歴任。

モーツァルト、ベートーヴェン、ブラームスなどのドイツ音楽の正統的な指揮者として、その重厚な音楽作りには定評があった。また、バルトーク、ヒンデミット、ストラヴィンスキーといった20世紀の作品の演奏にも熱心に取り組んだ。ウィーンフィル最初のベートーヴェン交響曲全集、最初で既に金字塔打ち立てるとは実に素晴らしい指揮者であるイッセルシュテツトは録音活動はSP時代から活発で、独テレフンケンからポピュラー名曲と協奏曲を大量にリリースしている。

戦後も録音活動は続けているが、あまり恵まれたものではなかったところ、名門英デッカ社から1958年、バックハウス独奏によるベートーヴェンピアノ協奏曲全集をウィーン・フィルでやってみないかと誘いを受けたことと、1965年から同じベートーベンの交響曲全集を録音したことで、一躍、レコード愛好家に名前を知られることとなった。

ベートーヴェンのピアノソナタ32曲のうちの最後に作曲されたものであり、作風は前の3曲のような前期から中期のものとはやや異なり、ベートーヴェンの後期の内容的に円熟した孤高の音楽となっている。

後期三大ピアノソナタに以下の2曲を加えて「ベートーヴェンの後期五大ピアノソナタ」の演奏は好きで特にピアノ・ソナタ第31番変イ長調作品110を引くヴィルヘルム・バックハウスの演奏は凄みにある演奏は位置でも緊張する、往年のドイツの指揮者、ハンス・シュミット=イッセルシュテットは、質実剛健なドイツ的スタイルで今も根強い人気を持つ名匠。

温和な格調を保ち、音楽のしっかりした作り方や厚い響きはドイツの主流の指揮者を感じさせる。確かにこの1940~50年代の演奏家はジャンルを問わず筆者の好きな演奏家が多く素晴らしい演奏を残している。

今回登場するセットでは、シュミット=イッセルシュテットの代表的セッション録音のほか、放送録音なども交えて、その芸風をさまざまな作品で味わうことができます。

ベートーヴェンの交響曲は実に躍動感がありDECCAの録音技術の高さを感じる、特筆は《エグモント》Op.84  序曲は10分足らずの短い曲ですが本当は他にソプラノ独唱を伴う曲を含む9曲が作曲されている。難易度はとても難しい曲と言われる。作品中でベートーヴェンは、自らの政治的関心を表明している。

圧政に対して力強く叛旗を翻したことにより、死刑に処せられた男の自己犠牲と、とりわけその英雄的な高揚についてである。

初演後、この楽曲には称賛の評価がついて回った。序曲しか聴かないが十分力強さを感じさせる音は流石だ、むしろ交響曲を聴くより《エグモント》Op.84  序曲が勝るんかも知れない。

Beethoven: Overture "Egmont" Opus 84 

ウィーン宮廷劇場の支配人であるヨゼフ・ハルトルはゲーテとシラーの戯曲に音楽をつけ、一種のオペラのようにして上演する計画を立てた。そして、ゲーテの作品から『エグモント』を選んでベートーヴェンに作曲を依頼した。

ちなみに、シラーの作品から選ばれたのは『ウィリアム・テル』でり、こちらはアダルベルト・ギロヴェッツに作曲が依頼された力強く雄渾多感な序曲は、ベートーヴェン中期の終わりに位置する作品で、序曲《コリオラン》や、2年早く完成された《交響曲第5番》と同じくらいに有名であり、また作曲様式でも類似点が見られる。

DECCA盤のハンス・シュミット・イッセルシュテット指揮&ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団他によるベートーヴェン交響曲全集。1965年~1969年の録音。

【演奏】

ジョーン・サザーランド(ソプラノ)/マリリン・ホーン(アルト)/ジェイムズ・キング(テノール)/マルッティ・タルヴェラ(バス)ウィーン国立歌劇場合唱団(合唱指揮:ヴィルヘルム・ピッツ) 以上、

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

 ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指揮)

【録音】

1965年11月22-24日(5)、12月8-12日(9)、1966年10月12-14日(4)、

1967年4月26-28日(2)、11月13、14日(3)、1968年9月16-21日(1,6,7)、

1969年6月4-9日(8) ウィーン、ゾフィエンザール

1965年から69年にかけてDECCAが収録したこの全集は、

ウィーン・フィルにとって史上初のベートーヴェン:交響曲全集のセッション録音となっているようである、1958-59年にかけてバックハウスをソリストとして完成されたベートーヴェンのピアノ協奏曲全集、当時それほど録音を行ってはいなかったイッセルシュテットにとっても貴重な記録のようです。

今聴いても古さは感なく十分良い演奏が聴けます。イッセルシュテットを代表する名盤として多くのリスナーの支持を得たことでも知られています。

しかし当時全盛期のDECCAによる優秀な録音であることに加え演奏も、普段ウィーン・フィルを指揮する機会が無かったことが功を奏してか、両者が緊張感を持って収録に挑み、興味も含めて互いを積極的に感じ取ろうとする意欲的な演奏であったことが全てプラスに出ている名演であり、イッセルシュテットの持つ北ドイツ的な堅牢さと、ウィーン・フィルによる明るく伸び伸びとしたスタイルが見事に融合した、稀に見る録音となっています。

今から50年以上も前の録音ですが、いつまでも深い感動と感銘を期待出来ます。

イッセルシュテットのエグモントに、ブラボー!