伝統ある英国の10吋ユニットで聴く、音楽の父のJ.S.バッハ音楽を知る喜び・・・

音楽好きのIIILZ Monitor Goldユニットの箱を改良して楽しむダメオヤジ金ちゃんです。

安定感抜群の演奏を気持ちいい音質で楽しめるスコット・ハミルトンのジャズ新譜にはたまらない1枚でもある。いい音質で捉えた自分の装置に合ったジャズを楽しむ。

2023年10月05日 | JAZZ・ボサノヴァ


最近は暑かった夏も過ぎ。やっと秋風が爽やかな季節となりました、写真は以前行った横浜の写真です。思えば代理店時代在籍中に此処の写真背景にモデルさんの使用した横浜赤レンガ倉庫もすっかり補修し綺麗にリニューアルし今や人気の場所となった様です。やっと秋空が実に爽やかである。

筆者の持参する音響機材で鳴る音が良く聴こえる音楽をチョイスして淹れたての珈琲を飲みながらジャズを楽しむ。

確かに最近音質の追求から音楽全体の楽しみに徐々に変化している様でもある、筆者の選ぶ音楽アルバムも何となく懐かしさを感じる曲が多くなっている様である。クラシックで言えばバッハ:カンタータが大変多くなったことは本人も承知することである。
確かに徐々にオーディオ熱は無くなるのであろう、或程度の音質で満足するのであろう、此れは駄耳になって来た老化によるものなのか、欲が欠如する・・・。即ち間違いなく後期高齢者の老人なのである。



多分筆者が偶然見つけた此の真空管300B(ZAIKA5300)の変更によりやっと馴染んだ、と言う感じで音楽については妙に納得させられた音が鳴る様になったことは確かである、勿論昔のWE300Bは良い真空管とは聴くが(最近新しいWE300Bが販売されている様だが、ガラス製作が違い音にも影響あるのであろうかの疑問は尽きないので試すのはオールドに限る)この様なこだわりがオーディオの面白味かもしれない。
勿論貧困老人には敷居が高く試した事は無いが、今後中古品の割安な球でも入手出来れば試したいとは思う程度である。一番肝心なことは演奏の奥に何か演奏者が訴えたいことが解る様に感じたのがこのZAIKA5300の真空管のお陰とも思っている。「いい音、いい音楽」にほんの一歩近付いた様に思うと共に多くの素晴らしい演奏を聴きたい。

何方かと言えばブルース音楽が好きな円熟の季節を迎えたスコット・ハミルトン(ts) のジャズを楽しむ、勿論筆者の装置タンノイで聴くにはで心地よく響くジャズは実に気持ちの様ものである。

「中間派」となる「シニア・ジャズ」に風穴を開けた安定したスコット・ハミルトンのジャズはすきっとした青空の様に感じる、確かにカルフォルニアサウンドとは違ったタンノイサウンドのジャズが楽しめる音でもある、聴き慣れると独自の渋めの音質も深みがある様に聴ける様である。



ジャズのブルース吹き、ズート・シムズに近いブルースネスだろう。 ヒギンズも中盤を中心として活躍、最近の洗練されたピアノからはなかなか昔の味わいは想像できないが、中間派レーベルにアルバムを発表し、ヴォーカルのバッキングで素晴らしいフレーズを言いながらやがて「ピンのピアニスト」として名声を確立していました。その魅力は、ハミルトンにも近く、流れるような流れ麗なフレーズと心に沁みる清涼な音色だろう。
そこでお互いの魅力をさらに曳きだして加速するコンビネイションが素晴らしい。て、わかりやすいジャズがいいじゃないか!二人の音楽からはそんな声が聞こえる如しでもある。



筆者が当初聴き出すは、エディ・ヒギンズ(p) スコット・ハミルトン(ts) が良い環境により巡り合ったコンビでもあろう、彼をジャズに導いたきっかけとなった大好きな音楽、つまり素晴らしいバラードやブルースを心から演奏し、スウィング演奏の時代を超越した美徳をあらゆるフレーズに強調しながら演奏し続けている。世界中にファンがいるのなら、それ以外の方法はありません。

長年スタンダードの完璧な解釈者として評価されてきたスコフ・ハミルトンは、大きくて温かいテナーサックスの音と間違いのないスイング感覚によって、彼が演奏するあらゆる曲を独自のものにする方法を持っています。

勿論筆者も好きな1978年、レコードアルバム「ディア フレンズ」で日本の大御所北村英治と初共演、以来友情が続き、2003年に共演したCDアルバム「ヴィンテイジ」はジャズファンはもとより音楽各誌でも高い評価を得ている。音質も大変具合が良い。以前にも紹介させて頂いた筆者のブログです。


スコット・ハミルトン(Scott Hamilton)は、今日の最高の「主流」サックス奏者です。1954年にロードアイランド州プロビデンスで生まれた彼は、彼が愛したジャズ、つまりイリノイ・ジャケやエディ・ロックジョー・デイヴィスのような偉大なスタイリストの小グループ・スウィングが時代遅れで、ほとんど時代遅れになっていた時代にやって来た。公衆の耳。スコットのハンサムなサウンドと非の打ち所のないフレージングは 、若いジャズマンの間では珍しい仲間でした。

そこで彼がコンコード・レコードと契約し、レーベルのボスであり主流派の支持者であるカール・ジェファーソンのためにアルバムを作り始めたとき、このスタイルの愛好家だけでなく、より広い音楽界にも驚きと興奮を引き起こした。スコットの真骨頂はバラード。ベン・ウエブスターばりの深い響きをたたえたトーンと歌心あふれるフレーズで、聴き手を一気に30年代へとタイム・スリップさせてしまう。一方アップ・テンポの曲では、ズート・シムズの様に余裕のある軽快な演奏で、偉大なスウインガーぶりを発揮する。



いぶし銀の人気サックス奏者スコット・ハミルトンがロンドンで行ったライブ盤が発売!名ジャズ・クラブ"Pizza Express"が立ち上げた新レーベルPX Recordsよりリリースされた作品で、英国のジャズメンと共に演奏したカルテットでの作品。"イパネマの娘"や"ピュア・イマジネーション"といったスタンダードを安定感抜群の演奏で聴かせるスコット・ハミルトン印満点のファンにはたまらない1枚。音質にも力を入れているのか、サックスの艶やかな音を中心に低域もファットかつ豊かに捉えられてた聴いていてとても気持ちいい仕上がり。良いサウンドシステムでじっくりと聴きたくなります。

ロンドンのPizaExpress Liveに初めて出演してから40年を記念して、米国の尊敬されるサックス奏者スコット・ハミルトンが、新たに設立されたPizzaExpressレーベルPX Recordsからの初リリースとなる新しいライブ・アルバムをリリースすることになった。

筆者にとっては実に耳障りの良い1950年代のクール・ジャズに聴こえる、マイルス、マリガン、ズート・シムス、リー・コニッツの演奏する世界に連れて行ってくれる様にも感ずる実に小気味の良いサウンドなんですね!



60年にわたってソーホーのディーン・ストリートにあるクラブに出演してきたハミルトンは、ピザエクスプレス・ライブとこの新しいライブ・アルバムの構成要素の一部となっており、スコットのイギリスを拠点とするジョン・ピアース(ピアノ)、デイブ・グリーン(ベース) とスティーヴ・ブラウン (ドラムス) のカルテットがフィーチャーされている。

『The Girl from Ipanema』や『Pure Imagination』など、数々のクラシック・スタンダードをフィーチャーした 7 トラック・セットを収録して大変嬉しくなるセットの構成です。

タイトル:At PizzaExpress Live In London

 6.Pure Imagination
 7.The Summer Wind

 アーティスト:Scott Hamilton Quartet
 ラインナップ:Scott Hamilton - tenor saxophone
 Scott Hamilton - sax
 John Pearce - piano
 Dave Green - bass
 Steve Brown - drums



久しぶりの新譜ではあるが、内容は誰も知っているジャズサウンドの定番曲である!

幼い頃よりピアノとリトル・クラリネットを習い、17才からテナー・サックスに転向し、1976年8月にNYに進出した。フュージョン全盛期にあって、レスター・ヤングの流れをくむオーソドックスなスタイルが新鮮な響きとなり、一躍テナー・サックス界の寵児となった。ロイ・エルドリッジの助力で「コンドンズ」に出演。ハンク・ジョーンズとの演奏を皮切りにアニタ・オデイをはじめ多くのヴォーカリストやミュージシャンと共演。1977年夏にはジョン・バンチの推薦でベニー・グッドマンのツアーに参加、コンコード・ジャズ祭にも出演した。
今までに共演者は多く大変安定したジャズ」演奏者とも思う、1954年生まれで現在69歳ですが何時迄も活躍して頂きたい奏者でもある。ブラボー!

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