
IIILZ Monitor Goldユニットの表面及び裏面に渋柿液を丁寧に塗りたし、しっかり乾かし試しに聴くが実に音質が若やいだ様に感じる確かに以前のメンテナンスではユニット裏面までは柿渋液は塗布しなかった、しかし今回は丁寧に塗ったが効果は大であった、解像度も良くなり音の繋がりがより自然に感じる。
勿論先日TANNOY ⅢLZ in GOODMAN AXIOM80 CabinetのスピーカーケーブルをWesternElectric 銅単線ツイスト ビンテージケーブルをダブルにしたケーブルにロジウムメッキのバナナプラグ 純銅製品に交換して試聴したが、現在使用するQED(キューイーディー)と比べ音質はキレが良くなり、何故かリズム感が増した様に感じる、そこはTANNOY製品のためか、乾いた音は決して聞こえないのだが、ある程度のJAZZの再生には好都合の場合の可能性があるのではないのだろうか?と思いケーブル効果も同時に早速視聴を開始する。

早速ケーブルの取り付け部分を清掃して交換すると同時に、実は古いLPレコードを見つけたのである。デイブ・パイクデイヴ・パイク(Dave Pike、1938年3月23日 - 2015年10月3日)独学でビブラフォンを学んだデイブ・パイクは、当時偉大なミルト・ジャクソンが率いたビブラフォン音楽の刷新を目指した60年代のミュージシャンの一人でした。

デイブ・パイクは1938年ミシガン州デトロイト生まれ。61年ハービー・マンのグループに加入、特にラテン系のレパートリーに本領を発揮、新進バイビスととして注目を浴びた。同年11月録音の本作はパイク2作目のリーダー作。此処ではビル・エバンスの参加が興味を引くが、パイクとの音楽性の違いかサイドメンとして、可もなく不可もないプレイに終始している。リーダーのパイクはラテンの"BESAME MUCHO","VIERD BLUES","IN A SENTIMENTAL MOOD"などで豊かな音楽性を発揮したプレイを展開している。

"Pike's Peak"
収録曲:
1.ホワイ・ノット Why Not
Written-By – D.Pike
2.イン・ア・センチメンタル・ムード In A Sentimental Mood
Written-By – Ellington, Mills, M.Kurtz
2.イン・ア・センチメンタル・ムード In A Sentimental Mood
Written-By – Ellington, Mills, M.Kurtz
3.バイアード・ブルース Vierd Blues
Written-By – M.Davis
4.ベサメ・ムーチョ Besame Mucho
4.ベサメ・ムーチョ Besame Mucho
Written-By – C. Velasquez
5.ワイルド・イズ・ザ・ウィンド Wild Is The Wind
5.ワイルド・イズ・ザ・ウィンド Wild Is The Wind
Written-By – D.Tiomkin, Ned Washington
メンバー:
Vibraphone – Dave Pike(デイヴ・パイク)
Bass – Herbie Lewis(ハービー・ルイス)
Drums – Walter Perkins(ウォルター・パーキンス)
Piano – Bill Evans(ビル・エヴァンス)
Liner Notes – Ira Gitler
Photography By [Cover Photo] – Pete Turner
Producer – Mike Berniker
このアルバムは制作は1961年と紹介されていますが、視聴する限りはトランジェットも相当塩梅良く、リアルに聴こえる確かにJAZZにはこのスピーカーケーブルとの相性は良くヴァイブの響きも大変リアルである。

ヴァイブ奏者デイブ・パイク(Dave Pike)の1962年作。名ピアニストビル・エバンスを迎えたことからモダン・ジャズ・ファンからも注目を集める人気盤と言える。ストレート・アヘッドなスタイルで、カル・ジェイダーとはひと味違うヴィブラフォン・ジャズ!涼しげなヴァイブと流麗なピアノの音色が心地良いリズムとスピード感で展開されているクールなヴィブラフォンジャズ・アルバムです。ヴァイブとピアノのアンサンブルが美しい名作である。
1962年録音。ピアノでビル・エヴァンスが参加した、ヴィブラフォン奏者デイブ・パイク(Dave Pike)の渾身の一作。録音年:1961年11月1日と記載されていた。

特に筆者が今も好きな「イン・ア・センチメンタル・ムード」In a sentimental moodは、デューク・エリントンによる有名ジャズ・ナンバーで、様々な演奏者が取り上げてきました。ヴィブラフォンの奏者によるこのような演奏もなかなか魅力的だと思うのですが、インストルメンタルでは、何と言っても、エリントンのピアノとジョン・コルトレーンのテナー・サックスで演奏されたもの。抒情性が際立っている。
デューク・エリントン作曲の名バラードです。デューク・エリントンとジョン・コルトレーンの名演も残されていますね。素晴らしい1曲を仕上げる素晴らしいピアノの教則DVDです。初級者の視点から出発して、いろいろなセッションでの対応できるように、スコット・ヒューストンのプレイベート・レッスンを受けているような感じです。お気に入りの曲を自分のものにできます。スコット・ヒューストンは、大人気TVシリーズ、スコット“ピアノ・ガイ”ヒューストンとして、何百もの仕事をしてきたピアニストです。さまざまなスタイルを素晴らしい音楽性とウィットにとんだプレイが魅力です。

デューク・エリントンが1935年に作曲した曲で歌詞はマニー・カーツ。
ジャズの名曲であり、ほとんどのジャズ歌手が歌っているといってもいいくらいでポピュラーな曲であり、その中でも、エラ・フィッツジェラルドの歌が最もよく曲想を伝えている。
In a sentimental mood
I can see the stars come through my room
While your loving attitude
Is like a flame that lights the gloom
On the wings of every kiss
Drifts a melody so strange and sweet
In this sentimental bliss
You make my paradise complete
Rose petals seem to fall
It’s all I could dream to call you mine
My heart’s a lighter thing
Since you made this night a thing divine
In a sentimental mood
I’m within a world so heavenly
For I never dreamt that you’d be loving sentimental me
I can see the stars come through my room
While your loving attitude
Is like a flame that lights the gloom
On the wings of every kiss
Drifts a melody so strange and sweet
In this sentimental bliss
You make my paradise complete
Rose petals seem to fall
It’s all I could dream to call you mine
My heart’s a lighter thing
Since you made this night a thing divine
In a sentimental mood
I’m within a world so heavenly
For I never dreamt that you’d be loving sentimental me

エラ・フィッツジェラルドが、 そのデューク・エリントンのプロジェクト『Ella Fitzgerald Sings The Duke Ellington Songbook』に取りかかったのは、1週間前に『The Rogers and Hart Songbook』を完成させたばかりの時だったそうだ。ロサンゼルスのキャピトル・スタジオで行われたレコーディング・セッションのハイライトのひとつが「In A Sentimental Mood」だ。と言われているそうです。
この様「In A Sentimental Mood」1曲のエリントンの曲にもいろいろな解釈があり実に意味深い、やはりエリントンは偉大なる哲人であろう。この様な曲の数々は今思えば大変懐かしいJAZZでもあり最近メンテナンスが終了しGOODMAN AXIOM80の箱に入れある程度低域も充実した10吋TANNOY ⅢLZのユニットで改めて聴きこの程度のJAZZなら十分に対応できると思った次第でもあります。
当時夢中でこのアルバムを聴いた時期は1967~8年の頃と思います。当時は断然JAZZを聴く割合が多く徐々に深みにハマっていった頃の様です。ブラボー!