伝統ある英国の10吋ユニットで聴く、音楽の父のJ.S.バッハ音楽を知る喜び・・・

音楽好きのIIILZ Monitor Goldユニットの箱を改良して楽しむダメオヤジ金ちゃんです。

今また中東は乱れているが・・・そんな時こそ改めて聴いたヒラリー・ハーン:バッハのヴァイオリン・ソナタを考察

2023年10月14日 | J.S.バッハ制作音楽

今の中東(イスラエル)問題は今後如何になるのであろうか・・・?和平の光は何処にあるのであろうか・・・?一つ間違えば今後第三次世界戦争にならない事を祈るばかりだ、支那もハマス側に付いている様子である。
今読んでいる本は1993年に発表された、これぞ「文明の衝突」なのである、しかし未来はその本が示す様になるのであろううか?
(この本はアメリカ合衆国の政治学者サミュエル・P・ハンティントンが1996年に著した国際政治学の著作である、簡単に説明すると一つの国に二つの文明が入ると人種、国家、宗教の違いにより弱き勢力は滅ぶとの説明がある。)それと一番知りたい事は自由圏と共産圏は何が滅ぶかも一番興味は強い。

確かにロシア政権、はたまた隣国支那政権等も権力者が変わる度に新しい国となり、今や近平は独裁を目指しているが、先ずは一人っ子政策の裏目か毎年の850万人が減少して行く事実と、負のスパイラル(不動産、EV自動車等)と顛末を迎えるかが見ものでもある。と言うより今後ロシア(ウクライナ戦争)・支那(近平も諦め出した、大量の不動産バブル崩壊)が今後衰退していく様を、人類は見る事ができるのかも知れない。此に今イスラエル問題が湧き起こっている。



今まで確かに史実不明なインカ文明、輝ける偉大な島と呼ばれるイースター島モアイ像の謎、アメリカ先住民インデアン等の謎、色々思えば消えた文明は多く、今も謎が多く不明である。しかし一番不思議なことは突然変異の現象か。ホモ・サピエンスの登場であろう。最近一番衝撃的なヒトの進化を示したイラストが実は大間違いであることで実証されている。ホモ・サピエンス登場の頃時同じくしてネアンデルタール他の猿人が種類も多く誕生したが、ホモ・サピエンスが生き残った、不思議な事でもある。

政治学者サミュエル曰く:“冷戦後の世界は七つあるいは八つの主要文明の世界である。…地域紛争のなかでも広範な戦争にエスカレートするおそれが強いのは、文明を異にするグループや国家のあいだの紛争である。
”“異文明間の世界戦争を避けられるかどうかは、世界の指導者が世界政治の多文明性を理解し、力をあわせてそれを維持しようと努力するかにかかっている。”と述べている。

宗教問題も絡みイスラエル問題は上手い具合にソトランデングして欲しい問題であり、地球上でのこれ以上の人々の殺戮は御免であり、一刻も早い平和的処置が望ましい、日本史に於いても信長時代に門徒衆との宗教戦争は起きているが、11年もの長き戦いに多くの人が死に恨みとり、その為に信長暗殺と言う事で結末を迎えた歴史は残る、宗教問題は意外と長引き双方遺恨を残す事が多い。その後石山本願寺に秀吉が大阪城を構築し日本の中心となる。



筆者達の地球には現在1種類のヒト(ホモ・サピエンス)しかいないのに何故闘争するのか。しかし,地球上に現れた人類達は,数多くの種を生息していたと言われる、サル族から進化した類人猿は他の動物より脳が大きく、分娩ほ頭から産み落とし、歩行できる様になるまで随分手間暇(約3年程)がかかる、確かに他の動物は生まれて直ぐに歩行したり餌を食べる事ができ、猿人は歩行するまでに月日がかかるが絶滅もせずに良く進化を遂げたと思う、奇跡であろうか。

世界にクロマニヨン人とかジャワ原人他多種が生息していたが、ホモ・サピエンスも同時に進化し、他の人種とも生殖しながらアフリカ大陸を出発したホモ・サピエンス一種類になって行ったのであろう。
そう頃は他の類人猿との繁殖は不可能になり今も我々のDNAの中で育まれている、現生人類はホモ・サピエンス種である。今後科学が進化すればこの謎も解明されるのかも知れない。

そして、そのうち唯一現存する亜種はホモ・サピエンス・サピエンスとして知られる。 他の既知の亜種であるホモ・サピエンス・イダルトゥはすでに絶滅している。 一時期、ホモ・サピエンス・ネアンデルターレンシスと呼ばれて亜種に分類されていたネアンデルタール人は3万年前に絶滅している。最後はホモ・サピエンス以外のヒトは全て絶滅してしまい、残るはヒトの我々だけです。



直立猿人以降は多種のホモ・サピエンスは生まれヒトに進化してと言われる。

ホモ・サピエンス一種になったのは理由の一つに嗅覚が優れていた為に異質な臭いを嫌い最終的に残った種族とも言えるが、脳は大きくとも石器で獣等を取り生で食べ消化には相当長い時間が必要と言われる。
人類は、二足歩行をすることで自由になった「手」で、道具を使うようになり、火を利用するようにもなった。おそらく人類は、火山の噴火あるいは落雷によって木や草が燃え出すなどの自然の火災から、燃焼という現象を発見したのだろう。そして、「野火」へ接近し、火遊びなどに一時的に使うなかで、少しずつ火を恒常的に使用するようになっていったのだと思われる。その後、人類は木と木の摩擦によって火をつくり出す方法を発見した。
当社はヒト族は火は近づくと熱く、適度な距離を保てば暖かいことを学び他の哺乳類と違う感覚を持ち保温、食物の保存として焼く事を学んだ様である。火を知った人類は、あかり、暖房、調理、猛獣からの防御に火を利用してきた。それでは、人類が火を利用し始めたのはいつ頃のことだろうか。まず大きく人類の進化を見ていこう。人類史は、約七百万年前に始まったと考えられており、大まかに初期猿人、猿人、原人、旧人、新人と時代区分をすることができる。

考古学上、人類が火を使用した可能性がある遺跡はいくつか見つかっている。たとえば、百万年から百五十万年前のものでは、焼けた骨が見つかった南アフリカのスワルトクランス洞窟、焚き火と関連して高温に熱せられた石が見つかった東アフリカのケニアのチェソワンジャ遺跡などがある。しかし、落雷などの自然現象の可能性もあり、確証には至っていない。人類が意識的に火を使った証拠を見つけるのは難しいのだ。



いつの間にか全く歴史が解明出来ない文明にになってしまった「インカ文明」である。今回のイスラエル問題も宗教問題も関係が深くイスラム教。キリスト教の危機が近づいているのかも知れない。日本の神代の昔から八百万の神であり世界の中でもこの様に多くの神がいらしゃる国も他に無いのである。

約二百万年前~ 原人の時代。アフリカで原人が誕生。脳が拡大し、知能が発達し始める。本格的に道具を作製するようになり、初めは死肉あさりだったが後に積極的に狩りを行うようになった。
約二十万年前~ 新人の時代(現在まで)。アフリカでホモ・サピエンスが誕生。最近の研究では男性Y遺伝子は何故か、徐々に衰弱し現在の男性は弱くなっていると言われる、今後長い年月でY遺伝子は滅んでしまうと言われるので、その時が人類の滅亡時期と言われている。

と言うことは火を知らなかった、百八十万年間はただ獲物を取り暮らしていたことになる、当時の猿人達は、だらっとした人生であり、生肉食は消化に時間がかかり最低5時間は寝ていたと言われる。
一番このホモ・サピエンスを進化させたのは火を扱うことが出来ることであろう、肉を焼いて食べる行動は食事後の休憩時間を短くし、食料保存が有利になり。食事関係に時間を費やす事が少なく、食料確保に専念できる様になった事である。最近発表された事実は「米」は弥生時代以降の食料ではなく縄文時代から保存食として丁重に扱われていた様である。
では何故「コメ作り」をしなかった訳は簡単で、海に囲まれ、暖流と寒流が流れる海には豊富なタンパク源があり丸木船で魚を獲り海岸で貝を拾えば食料は豊富であり、手間のかかる米作りは貯蔵分があれば充分であった様です。

その後文字が生まれ言葉が生まれ、歌が生まれる事で現在に至るのである、しかし日本では天皇制度以前は神々の世界と言われる様になり、それ以前の歴史は神の領域で調べるとこは御法度であった様です。所が戦後敗北後進駐軍統制され、俄かに歴史はダメだが考古学が持ち上がり、古事記前の世界の事柄とも言える貝塚等が注目される様になり、現在では世界的にも不思議と言われる様に、日本国内で様々な一万ヶ所以上の遺跡が発掘されている状態である。昔から言われた大国主命とかも現存した状態とも言われ、今後の発掘が楽しみでもある。



思えば所謂芸術を味わう知力、音楽鑑賞、絵画、構築物のバランスを鑑賞する地力はヒトが一番感じる力であろう、この辺りが脳の重さにも関わり合いが大きいのであろう。

話は変わって最近良く聴くヴァイオリン演奏者にヒラリー・ハーンを紐解く。
最近圧倒的にTANNOYのユニットで聴く事が多いが何故かTANNOYが上手く鳴るような曲を選ぶ傾向が強い。
偶にはLS3/5aでも聴こうとセットした、最近何時もの左耳の聞こえが良くなく昨日耳鼻科で耳の点検に行く、診察していただくと、やはり耳奥に大きな耳垢があり早速取り去る処置して頂き正常に戻る。

久しく聴くLS3/5aは楽しみではある。確かに耳当たりの良い曲が聴こえる装置を選ぶことはオーディオ好きの筆者には当たり前の事の様ではあるが、確かに聴き出せばこのLS3/5aと言うエンクロージャーはこれだけ聴けば成る程他の装置は不要に思える鳴り方をする、特にJ.S.バッハ意外の曲でニコロ・パガニーニが作曲の「24の奇想曲 第24番」を聴けば納得してしまいそうである。


J.S.バッハ好きの筆者もBWV1001〜1006のバッハ:ヴァイオリン・ソナタ第一集はどうも馴染みが少なく天才的なヒラリー・ハーンでの演奏で聴き思わず曲の美しさを味わい、今は好きな曲となったと言えよう。
特に無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調 BWV1004等はもうLS3/5aで十分とも思えるが・・・しかし肝心のヴァイオリンの胴鳴きに不満を感じる、24の奇想曲では余り感じれらなかった音色でありバッハの音楽造詣の深さを感じる一コマででもある様に感じた。

そしてエンクロージャーはTANNOYIIILZ Monitor Goldユニット装着した箱に戻すのだった、但しキレの良いJazz系統には良いかも知れない・・・。
バッハの音楽はTANNOYユニットが勝るようである事を実感した。



彼女の経歴は(Hilary Hah、1979年11月27日生まれ)バージニア州レキシントン生まれ、ボルティモア出身のドイツ系アメリカ人。3歳11か月の時、地元ボルティモアの音楽教室でヴァイオリンを始める。1990年、10歳でフィラデルフィアのカーティス音楽学校に入学し、ブロツキーの没後は19歳までハイメ・ラレードに師事。室内楽の勉強にも力を入れ、フェリックス・ガリミールとゲイリー・グラフマンに師事した。1997年、デビューアルバムである「バッハ:無伴奏ソナタ・パルティータ集」がディアパゾン・ドール賞を受賞し、話題となる。1999年、カーティス音楽学校を卒業(必要単位取得後も勉強を続けるために在籍していた。

ボルティモア出身のヴァイオリニスト、ヒラリー・ハーン17歳の時のデビュー・アルバム。その恐ろしい程の才能とパーフェクトと呼ぶに相応しいテクニックをこの若さでひっさげてのデビューは、非常に大きな衝撃として我々の胸に刻まれました。初来日でも噂に違わぬそのポテンシャルを遺憾なく発揮、その凄まじいまでの実力を見せつけ、各メディアにより絶賛の嵐を受けました。



ヒラリー・ハーン デビュー! バッハ:シャコンヌ
J.S.バッハ:
 1.無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番ホ長調 BWV1006
 2.無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調 BWV1004
 3.無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第3番ハ長調 BWV1005

 ヒラリー・ハーン(ヴァイオリン)
 録音:1996年6月、12月、1997年3月 ニューヨーク
 DSDマスタリング
 メディア掲載レビューほか

解説書より引用、(ボルティモア出身のヴァイオリニスト、ヒラリー・ハーン17歳の時のデビュー・アルバム。その恐ろしい程の才能とパーフェクトと呼ぶに相応しいテクニックをこの若さでひっさげてのデビューは、非常に大きな衝撃として我々の胸に刻まれました。初来日でも噂に違わぬそのポテンシャルを遺憾なく発揮、その凄まじいまでの実力を見せつけ、各メディアにより絶賛の嵐を受けました。)


 
曲を聴き終わり17才のハーンのデビュー・アルバムとは驚きです。何故か技術だけの青臭い演奏ではなく、巨匠のような自信に満ちた演奏そして、爽快。これこそ絶品なソナタ集でもある。やっと巡り合ったバッハのソナタという感覚に浸りつつ聴いております。 私の聞いていない盤はまだ数あるとは思いますが、なかなかこの盤を超える演奏に巡り合えることは少ないとの思いがいて、なんだか残念な心持ちにさえなります。 17歳の女の子のデビュー盤ですか・・・、 正に此ぞ天才少女と思うばかりです。今まで多くのバッハ:ヴァイオリン・ソナタ第一集を聴いたが筆者の名盤となるでしょう。

後は最近リリースされた「24の奇想曲 第24番」は、その超人的なテクニックから「ヴァイオリンの鬼神」と称えられたニコロ・パガニーニが作曲した、現代のヴァイオリニストにとっても演奏が至難な作品とされている。 「悪魔」を売りにした天才バイオリニスト、ニコロ・パガニーニの惨憺たる⼈⽣と ねじれこじれの結末魔⼒のような魅⼒です。




1782年、⽇本では江⼾中期、天明の⼤飢饉があっていた年に、イタリアのジェノヴァでニコロ・パガニーニは⽣まれました。パガニーニの⽗は港の労働者でその傍らでマンダリン弾きとしても稼いでいました。この⽗から5歳の時にマンダリンを教えられ、その他にもギター、そして7歳の時にバイオリンを始めます。⼩さい頃から病弱でしたが、体調の優れない時でも何時間もの厳しい特訓について来なければ暴⼒を受けたり⾷事を与えてもらえなかったそうです。パガニーニの⺟はパガニーニが5歳の時に奇妙な夢を⾒ます。それは、⾚い炎に包まれた劇場でパガニーニが悪魔と命を賭けた演奏勝負をしていると⾔うものでした。そこに天使が現れ、「彼は素晴らしいバイオリニストになる、そして名は世に知れ渡る」と告げたそうです。
もしかするとハーンも「悪魔」を売りにしたのであろうかと錯覚するような演奏を、一度聴きお確かめください。ブラボー!

最近徐々にブログの内容に自信も新しいニュースも少ない状態である、確かに筆者の文章力は非常に弱く感じている、あまり人気薄なブログでもあるので、更新する事を控えようと思っています、日々ブログアップしている諸氏には尊敬を値すると思います、よろしくお願いします。

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