伝統ある英国の10吋ユニットで、いい音で音楽を聴きたい・・・・・

音楽好きの、古いオーディオ機器10吋TANNOYを改良して聴くダメオヤジの金ちゃんです。

筆者所有のSV-501SCの初段MT管6BM8のテスト試聴、ルドルフ・ルッツ(指揮&チェンバロ)の指揮いる『J.S.バッハ:カンタータ集 第6集』で聴く

2019年06月29日 | オペラ・歌劇・カンタータ・オーディオ全般

先日松下製の初段MT管の違うタイプの物(ヒート部分の違い)を購入したが、今まで購入した6BM8は3種類のMT管が集まった。それぞれの音質はやはり気になる、最新のMT管のエージングも行い状態も良い頃となったので、それぞれ3種類を聴き比べて見ました。

このSV-501SCパワーアンプは整流管の代わりに6BM8を初段MT管として使っているようです。勿論300Bの交換も音は変化するが意外と6BM8の変更も効果があるようで、各社のMT管を揃え「球転がし」をして来ました。

処が同一メーカーでも構造上の問題があったのか不思議な気がする。想像するに松下はその昔電球を長年作り続けたノウハウがあったため6BM8はテレビジョンの真空管に多く使われ、より長期使用の必要性を考慮して構造を変化させたであろうか?

上記の写真は松下製品の3種類のMT管であるが、製作年代は承知してはいませんが筆者が試聴する限り写真の左が一番相性が良い様である。此の球はTVブラウン管時代の音響管として作られた為か意外と見つけやすい真空管でもある。新品の球も市場にはあるが意外と高値である。

当時の日本製品は世界の精密機材の工場になっていた時代であったようである。伝統ある西ドイツ製品、英国製と肩を並べ、価格の点でまさる日本製品は意外と人気があったようです、未だ何れの国産品も中古品等は高値で取引されている。当時は松下製は(マネシタ)と陰口を叩かれたこともある時代もあった。

今まで購入した一番は左のナショナルの旧ロゴがプリントされているものが多い、続いて中央にMAYSUSHITA INO.CO,LMT MAIDE IN JAPANと明記されたもの、左のそれと偶然見つけた逆輸入ものの松下管で一番上部のヒート部分が異なっている。

一応エージングも終わり略良い条件でのブランドテストをする、

ソフトは「Zuzana RůžičkováのGoldberg-Variationen」チェンバロ演奏で少し古いが、音質も良いとされるZuzana Růžičkováの演奏では筆者はこれが一番音質、演奏とも一番良く聴こえる。

他に「リチェルカール・コンソートのオーボエ・ダモーレ協奏曲/結婚カンタータ/ヘンデル:オルガン協奏曲第6番/炎の中で」より最近注目のソプラノ、ヌリア・リアルを選びソプラノ美しさを聴く特にバッハのオーボエ・ダモーレ協奏曲演奏は特に素晴らしい演奏が心地よく聴き惚れる。最近は朝一番に聴くことが多い。

昔バッハを聴き初めの頃、Helmut Winschermannのオーボエ・ダモーレ協奏曲を聴いたのが最初の出会いで、当時から此のゆったりとリラックス出来る調べが好きで今だ、バッハ:オーボエ・ダモーレ協奏曲は目が離せません。

「JAZZはGERRY MULLIGAN MEETS JOHNNY HODGES」の夢の共演

を選びリード楽器の共演を楽し言わずと知れたJAZZの名盤と思う、演奏も素晴らしくサックスの違いを聴くのに面白い。

次に聴いたのはジョナサン・フリーマン - アトウッドJonathan Freeman-Attwoodは、才能あふれるミュージシャンで、新しいトランペットのレパートリーを絶賛し続けています。トランペットの透明度が聴きどころである。

バッハの解釈について、特にパフォーマンスの実践に関する歴史的な見方に異議を唱え、焦点を絞り直し、EMIWarnerDeutsche GrammophonUniversal、その他の主要レコードレーベルについて定期的にエッセイを書いている。

Johann Sebastian Bach - Concerto Allegro In C Major BWV 1055 (Arr CC) -JF-Jonathan Freeman

スピーカーケーブル、RCAケーブルは最新のCAT7A LANケーブルから最近自作した物を使い、2日間かけてじっくりテストした。勿論スピーカーは筆者自慢の虎の子AXIOM80の箱にTANNOYⅢLZ移植したインとサブ機KEF Q300で聴く。

今回意外性を感じたことはKEF Q300で鳴らしても筆者の持つSV-501SEというパワーアンプで聴くと音が良く響き現在でも真空管のアンプの良さを改めて感じた。確かに真空管の場合はメンテナンスは重要で接続部分等の点検は欠かせない。

しかも真空管は消耗品のためおおよそ3,000時間(1日2H聴くと約3年)が寿命で交換を余儀なくさせられる弱点はあるが、音質は間違いなく上等である。

最初は筆者が一番多く持っているMT管特にJ.S. バッハ:オーボエ・ダモーレ協奏曲などはまさに朗々と鳴る感じが生々しく、SV-501SEというパワーアンプと300Bとスピーカーの相性は実に良く十分満足できる。

サンバレー社で販売するSV91BというアンプもWEサウンドのコピーと言われ定評あるアンプなどで、同じ英国製ロジャースでBBCのLS3/5aの音がじっくり聴いて見たが、勿論中古でも高額で手が出ない。

1.ナショナルの旧ロゴMT管(4セット+予備1本)勿論馴染みがありそれぞれ何の問題もな安心して聴ける、特にヌリア・リアルのソプラノは綺麗に聴ける。

ハープシコードの低音部も程々に再現している。これと言って不満も無くしばらく聴き惚れる。

2.MAYSUSHITA INO.CO,LMT MAIDE IN JAPANと明記された管(1セット+予備1本)勿論同じ会社での製作なので音質全体は良く似ている。

しかしハープシコードの高音場がほんの少し輝いて聴こえる同じメーカーでもやはり多少の違いはあるようである。あとの違いはバリトンサッスクスのに色が微妙に良く感じた。このタイプの6BM8があれば予備に購入したのが良いかもしれない。

3.逆輸入ものの松下管(2セット)此の6BM8については、1の管によく似ている、しかし1.よりほんの少し良く聴くと音全体が少し締まった感じに聴こえる感じがする程度の違いといえば違いがある。

特に関心したのはジョナサン・フリーマン - アトウッドの吹くトランペットの透明感が特筆ものでした。全体的聴くとやはり現在のPSVANE 300B Hifi で聴く場合は松下MT管が一番の相性が良く特に2.MAYSUSHITA INO.CO,LMT MAIDE IN JAPANと明記されたMT管が一番良く感じた。

今までペアーマッチ管と称され1つの箱に2個入った管が価格は一番高額なことも笑う、それと同じ種類のMT管で交換して聴いて見たが音質は然程違いは感じななった。

このパワーアンプには以前自作したCAT7A LANケーブル使用のRCAケーブル、並びにスピーカーケーブルとも相性は抜群である、エージング効果も安定して以前のケーブルと比べ情報量が断然多くなった気がする、ケーブル交換で低域、高域がよく響くとう言う言葉はよく使ったが今回の様に情報量が多くなったと感じたのは初めてのことである。

又このケーブルを作った少し後にCAT8の単線が発売され、音質は良いと聞き又自作して現在はCAT8 LANケーブル使用しているがこのケーブルは何処まで悩まされるか伝染病患者になる。

後日現在は映像用の8K用のケーブルが良いと言われるがこのあたりで一旦お休みする。

次はPSVANE WE300B復刻版の交換を計画するが、他に違う物も欲しく迷うのでこの案件は棚上げする!

最後にルドルフ・ルッツ指揮する『J.S.バッハ:カンタータ集第6集』ヌリア・リアル(ソプラノ)が実に美しく思わず聞き惚れました。

バッハのカンタータの中でも1,2位を争う人気を誇る第140番は「三位一体後第27主日」用のもの。コラール・カンタータと呼ばれる形式であり、ここで用いられているコラールはフィリップ・ニコライ作のもの。

輝かしく美しいメロディです。アリアを歌うのは最近注目のソプラノ、ヌリア・リアル。美人でしかも透明度が強いソプラノは是非お勧めします。

57番は「降誕祭第2日目」用のカンタータ。タイトルの「その人」とは「試練に耐える人」を意味しています。

この日は殉教者聖ステファノの祝日であり、バッハはそれを鑑みてか、この曲に悲痛なアリアを加えました。第73番は「公現後第3主日」用のカンタータ。地味ながらしっとりとした美しさ溢れる音楽です。

J.S.バッハ:カンタータ集第6集』

【曲目】

  1-7. 目覚めよと呼ぶ声あり BWV140

BWV 140 - Wachet auf ruft uns die Stimme: Arie (Duett Sopran Bass) - Mein Freund ist mein

 

  8-15. その人は幸いなり BWV57

  16-20. 主よ、汝の御心のままにわれはあらん BWV73

 

【演奏】

  ヌリア・リアル(ソプラノ)・・・1-7

  ユリア・ノイマン(ソプラノ)・・・8-15

  スザンヌ・フライ(ソプラノ)・・・16-20

  アントニア・フライ(アルト)・・・8-15

  ベルンハルト・ベルヒトールト(テノール)・・・1-7

  ニコラス・サヴォイ(テノール)・・・8-15

  櫻田亮(テノール)・・・16-20

  マルクス・フォルペルト(バス)・・・1-7,16-20

  エッケハルト・エーベル(バス)・・・8-15

  バッハ財団合唱団・・・1-7

  バッハ財団管弦楽団

  ルドルフ・ルッツ(指揮&チェンバロ・・・8-15)

 【録音】

20081121日・・・1-7 20101217日・・・8-15 2011121日・・・16-20

最近カンタータを聴くことが多くなっている、別に意味は無く唯ソプラノの響き気に入りまたバッハの曲の透明度の美しさに聴き入っている時がリラックスできる。勿論以前聴いていたTANNOY IIILZ in Cabinet(Chevening) のときよりAXIOM80の箱に移植し低域が自然に響くように聴こえるようになった。バッハのカンタータもクリスマス時期に数多くの曲があるが、どれも出来栄えは素晴らし好きな指揮者、演奏者で聴くのも楽しみになります。

現在筆者のサブSPはKEF Q300をモニター用として聴いているが、程度の良いROGERS LS3/5Aの安価な物が入手出来れば是非手元に置いてみたい。KEF、Rogers、Spendorなど、いろいろなメーカーから発売され、今も世界中で愛されているスピーカーです、出来るならROGERS製品が最良であろう。

レコード、CD等の愛好家は決して原寸大の音は望まず、何よりもバランスの良い音と、楽器の原音(録音時)に近い音が出れば満足する、SPの大きさはあまり気にはならない。

TANNOYは癖が強く適正の判断が不安になる、と同時にその癖に心奪われているのが現実だが、同じ英国のスピーカーでもBBCモニターはTANNOYとは違い、英国国営放送のお墨付き物のSPは、筆者は別に評論家では無いが常にBBC推奨のフラットな音でも音楽を楽しんでみたいと思う。

聞くところによるとLS3/5Aも真空管アンプとの相性も大変良いそうです。将来筆者の究極の組み合わせは、SV91BというアンプでROGERS LS3/5Aが最終の組合せになるかも知れないです。

独唱(ソプラノ テノール バス)、4声合唱

オーボエ2、オーボエ・ダ・カッチャ1、ホルン(ソプラノとユニゾン)、ヴィオリーノ・ピッコロ、

ヴァイオリン1・2、ヴィオラ、通奏低音

用途三位一体後第27日曜日(11月末) 

フィリップ・ニコライの有名なコラール「目覚めよと呼ぶ声あり」をもとに作られたコラール・カンタータ。キリストは花婿に、クリスチャンの魂は花嫁に例えられる。

この曲を聴くのはクリスマス前が良いとされるが・・・?勿論今聴くもブラボー!


少し録音は古いが、オスカー・ピーターソン(Oscar Peterson)の演奏するC Jam Bluesのノリの良さは凄い!Peterson Trioの円熟した演奏は必聴です。

2019年06月25日 | JAZZ・ボサノヴァ

最近導入したAIRBOWウェルフロートに我が家のサブ機KEF Q300を乗せてJAZZを試聴する、A4のピッタリサイズで乗った。アンプは真空管の300Bで聴くが、勿論JAZZも生々しい力強く、音が冴える勿論試聴用にはOscar Peterson trio -We Get Requestsの中より You Look Good to Meを試聴した。


このYou Look Good to Meはベースのレイ・ブラウンの演奏が光る力強く昔からオーディオチェック用はお世話になる曲である。JAZZのベーシストには実に珍しい最後は弓で弾くベースにブーミー音が凄いLPレコード時代からオーデイオチェック用の話題となり演奏も実にダイナミックで思い出深い曲だ!

勿論ピーターソンを聴けばテイタムのジャズピアノが聴きたくなる、自身テイタムからの影響をしばしば公言しているオスカー・ピーターソンは、幼い頃に初めてテイタムのレコードを聴いた時、ショックのあまりピアノに近寄れなくなったという。

何れにせよこのウェルフロートのボードの威力は凄い効果的である(筆者の装置では)現在筆者の音響システムは一般的にJAZZを聴くような装置で無いのだが、昔からTANNOYⅢLZでJAZZを聴きたいと思い、色々システムを構築してJAZZも聴けるような音が鳴るようになった気がする。

昔からことオーディオ装置についてはJAZZ向きとかクラッシク向きとか言われるが、そんなアホウな話はサラサラ無いと思う、特に真空管で聴く音は実に生々しく聴こえるのは筆者だけであろうか?すなわちある程度整った音響装置ならアンプは真空管にはかなわないと思う、幾ら電気製品でも最近のPCとは違いヴィンテージと言われた機器なら日頃のメンテナンスで音質はコンデンサー等の劣化それと配線はビニールの革を被ったもの以外特に絹巻の単線の銅の純度が高いものなら良いと言われるケーブルもインシュロックは使用しなく凧糸使用でまとめることが最良と教わる。

むしろクラシックの再生が大リミッターのかかったロック等より小リミッターのオケの音のが歪やすく再生は難しいとおもう。それと一番やっかいな事は重低音の響き、低域を重視すれば高域の透明度が薄れ、かつ低域がビリつく其のような悩みをこのウェルフロートボードは解消できるようだ。

音の消え方が自然でなめらかに消えて、静寂が残る音楽のほんの一瞬の静寂は誠に良いオアシスを見つけた用に感ずる。

昔JAZZを聴いていた時代にスピーカーはアルテック、ジムランが良い、カートリッジはマイク作りの上手いシュア(Shure)が良いと思ったようだが、当時の海外製品は非常に高額で給料全額を一年分投資しても全く購入できない!現実。

まさに高嶺の花でしたが、今まで我が装置でアメリカ製の機材は使ったことは無かったが、但し一度マッキンC29は使用した。訳はクラシックが聴けないのが理由で、両方揃える事も経済的理由で出来ない、懐事情。でもあの乾いた太鼓の鳴る音は大変魅力的で余裕があればと思うことが何度もある。

当時良く通ったJAZZ喫茶は、山水のLE8T、山水の真空管のプリメインのAU111、ガラード401にオルトフォンGTで聴くJAZZの音は思えば大変バランスが良かった。確かにジムラン独特の音に酔いしれアメリカの音と当時から真空管が出す魅力ある音は分かっていたはずであって、真空管アンプも聴いていたが、何か回り道をしたとと思う、LE8Tをお聴きの方は一度素直な程度の良い真空管アンプをお使いになり試聴をお勧めします管の持つ音の違いが解ります。


当然当時のあの乾いたジムランのドラミングの音が焼き付いたが、最近ショップで暫く振りで聴いたジムランの音は求める音はしなかった。現在も1960年当時の10吋のTANNOYを使い音楽を楽しんでいる、最近接続ケーブル、パワーアンプの交換等で筆者の虎の子のAXIOM TANNOYⅢLZから意外と生々しい音がするようになった様に思う。

もちろん針はOrtofonGEまたはGTで聴く、昔なら全くクラシック向けの装置かもしれない、もちろん弦楽器等の音は無類に良いが、決して乾いたジムランのような音は出ない、少し品の良い所が気になるが、生々しいJAZZを聴くには良いシステムと思っている。

先日CAT7A LANケーブル(単線)でRCAケーブル、スピーカーケーブルを自作して交換して使っているが以前のケーブルと比べ情報量が多く音質も濃い、特にピアノの音が良く聴こえる。これ以上シャープになるとピーターソン独特の転がすようなピアノタッチの音が違って、いかにもこれがジャストな音のようだ。

無論これぞ筆者がTANNOYでJAZZが聴きたいと言っていた音に近づいたような気がする。しかし最新のオーディオ装置、最新の録音もすこぶる技術もよく凄い時代になったように思う、でも以外に昔の演奏を多く楽しむ筆者にはCD、iTunes等の有料配信音楽もありがたいソフトである。

でも最近の装置は価格がやたら高額で、すべて揃えると桁違いの金額が必要になり、オーデイオ装置は三位一体で一つの装置を落とすと全体の音質が落ちるという、大変始末の悪い代物である。最新機種の導入は宝くじでも当たらなければ一生無理であろう(笑)

しかし後日このTANNOY IIILZ in Cabinetを少しずつ改良に改良を重ね又設置方法も色々試し現時は、ピッツバーグ生まれのベース奏者レイ・ブラウンの唸る様などっしり落ち着いた表情のあるウッドベースの音がそれらしく感じられる様に感じる程度となり粗満足でもある。最後にTANNOY IIILZ in Cabinetの設置方法はオトキチ諸氏は誰にも言えるが一度見直すべき課題でもあろう。

今回見つけたMT管MATSUSHITA INOCO.LTD MAIDE IN JAPANと記載されていて、勿論状態は新品未使用保存品 ヒーター、エミッション確認済ということで購入。

貧困老人の筆者にはこの程度の変化が興味の湧く事かもしれない?

今現在愛聴のSV-501SEというパワーアンプの事ですが、前段管での球転がしが面白い。そこで今回初段MT管の松下製の表示プリントの違う物2本見つけたので早速購入し到着が楽しみである。

国産品の安定度は非常に優れためににペアー管以外のMT管と交換して視聴したが、音質の影響は殆ど無く聴けた。今回の製作した時代に若干の違いが音質の違いが変化するかは楽しみである。これで松下(ナショナル)製品のMT管は6セットになってしまった。

因みに真空管の某ショップで6BN8/ECL82東芝、松下の入荷状況を見ると僅かながらの入荷があり、価格もペアーで7,400円と以外に高価な値がついている。発売当時の価格は490円のシールが貼ってある。

現行品のELECTRO-HARMONIX 6BM8等もAmazonでペアーで7,577円の価格がついている現状を思えば、国産品ヴィンテージ管?松下、日立製等の国産品は間違いなく安価と言う事になりそうである。

視聴すれば納得できるが国産品のMT管が断然良い音が聴ける事は確かである。


さて此処で最近教えて頂いた日立製品の新品が見つかり想定外の価格だが購入し、ついでに中古品も測定していただいたが良い製品と判断し購入、音質は国産品の中で大変相性の良い製品と感じた、中古品は余りエージングはしなくても良く実にスムースに細かなニュアンスも表現するプリ管である。

現行ロシア製真空管 6F3P (6BM8) SVETLANA スベトラーナは安価ですが、試聴もしたがコスパは良いと思った。

もちろんJAZZ演奏の特徴といえば、例えばブレイク(break)であるが、ブレイクとは、この場合、「中断する」という意味に捉えたらよいと思います。

ブルーノートの音程とブレイク(break)はJAZZには欠かせない基本であろう?もちろんブルーノート音程は以前も説明はしましたが、勿論楽器の演奏もできない、ただ、演奏を楽しむ音楽愛好家の筆者なので詳しいことはまるでわかってないが、思うがままの文章なので申し訳ない。

デュークエリントンはジャズの前身の一人として、そして20世紀の最も偉大な作曲家の一人として多くの人に見られています。彼はハーレム・ルネッサンスの一員であり、彼のせいでジャズは芸術として認められたと感じています。BLUES IN ORBITもエリントンの代表作かもしれない。

ジャズの演奏において、リズム・セクションは、原則として常に安定したビート/タイムを表現していますが、これを一定時間中断することを、ブレイクといっています。「ブレイク」演奏中に音を止めること。

完全に無音になることもありますが、伴奏が止まった状態でソリストのソロがあったり、ハイハットでテンポキープしている、ということもあります。

筆者の好きな、エリントンのオリジナルのC Jam Bluesがある。エリントンは小学生の頃からピアノを習い始め、ハイスクールでは校内のパーティでピアニストとして活躍していた。

同時期に音楽教師から高度な作曲理論を学び(「私の音楽に対する勉強は、GフラットとFシャープの違いを学んだことからはじまった」という言葉は有名)A列車で行こうTake the 'A' Train等有名な曲も多いが、筆者が昔は良く聴いた、当時の演奏も久しぶりに聴く。

Duke ellington C jam blues

そこではエリントンが他のバンドのメンバー、徐々にドラマーのソニー・グリーアやトランペッターのレックス・スチュワート参加する前にベースだけで演奏を始めます。

それに対応して、映画のタイトルはジャム・セッション(オーケストラC・ジャム・ブルース )です。エリントンの本家C Jam Bluesを聴けば・・・・・・勿論あのRed Garland Trio 「Groovy」 1957年を聴きたくなる。

レッド・ガーランドの『Groovy』がピアノトリオ作品此れも名盤である

■メンバー

 レッド・ガーランド (p)

 ポール・チェンバース (b)

 アート・テイラー (ds)

Red Garland Trio C Jam Blues Groovy 1957 

当時マイルス・デイヴィス・クインテットへの参加で注目を浴びていたガーランドの最高傑作。代表的名演「Cジャム・ブルース」をはじめ、シングル・ノートを中心にしたスウィンギーでブルージーなタッチと、トリオの抜群のコンビネーションが魅力。当時スイングジャーナル誌選定【ゴールドディスク】も受賞している。

バド・パウエル派のウィントン・ケリー、トミー・フラナガンと並び、三羽ガラスの一人で、「玉を転がす」と形容されるシングルトーンから出るスウィング感が魅力のひとつ。この『Groovy』はガーランド代表作にしてピアノ・トリオの超人気盤。オープニングのTr.1“Cジャム・ブルース”は何と言っても小気味良いフレージングが最高。

柳よ泣いておくれ”はトミー・フラナガン、ウィントン・ケリーなどの結構、腕達者が演奏している。聴き比べるのも楽しいものです。ジャケットもデザインが、いかにも「ジャズ」ぽくて好きな人が多いようです。

そして筆者の大好きなオスカー・ピーターソンのキャリアで最高のメンバーと言われる“ザ・トリオ”によって吹き込まれたロング・セラー・アルバム。

勿論1950年代に録音されたVerveレーベルより発売されているが、録音状態も大変素晴らしく、今聴いても実に目の前で演奏を楽しめる。そんな感じのシステムになった。

「C・ジャム・ブルース」、「我が心のジョージア」「昔は良かったね」などの人気スタンダードに加え、ピーターソン畢生のオリジナル曲「自由への賛歌」の感動的名演を収録。

筆者のC' jam bluesに出会ったのはメンバーは、オスカー・ピーターソンがピアノ、レイ・ブラウン(Ray Brown).がベース、エド・シグぺン(Ed Thigpen)がドラムスとなっておりこれは、オスカー・ピーターソンの単独名義ではなくて、彼のトリオの作品です。

1962年の作品のNight Train (ナイト・トレイン)です。もちろんオスカー・ピーターソン・トリオ代表するの名盤です。

当時のVerveLabelは実に充実していました。当時から直輸入盤だったな。

 C' jam blues - Oscar Peterson Trio

  Oscar Peterson (piano)

  Ray Brown (bass) 

  Ed Thigpen (drums)

1964 live show from Copenhagen

Oscar Peterson - C Jam Blues

自由への讃歌で人気のアルバム。オスカー・ピーターソン・トリオのコンビネーションが一番充実していた時のアルバム。

バグス・グルーヴやCジャム・ブルースなどブルージーな演奏が続く。オスカー・ピーターソンのキャリアで最高のメンバーと言われる、レイ・ブラウン、エド・シグペンとの“ザ・トリオ”によって吹き込まれたロング・セラー・アルバム。

演奏のノリはまさしくTrioの呼吸が会い、ご機嫌である、最初ピターソンのピアノ演奏から始まるが途中からレイ・ブラウンがベースの角をリズムに合わせで叩く、負けずにエド・シグペンは右手でドラムを小さく叩く音まで録音して聴ける。乗りに乗った演奏が展開する、その後はTrio演奏がつい聴き惚れる。残忍なことはピターソンのブツブツ言う言葉は無くリアル感がかけるがトリオのまとまりは完璧である。

「C・ジャム・ブルース」「我が心のジョージア」「昔は良かったね」などの人気スタンダードに加え、ピーターソン畢生のオリジナル曲「自由への賛歌」の感動的名演を収録。

1962年12月15&16日、ハリウッドにて録音。 まるで目の前で演奏している様に感じる演奏、ピーターソン・トリオの凄さが再認識させられる。

今後のこのような筆者の大好きな1曲に絞った掲載も始めようかと思います。動画じゃなくって取って置きの静止画を撮るように1曲に集中することも良いのかな?このような内容での掲載は不安でしたが書き出すと意外と仕上がるものですね(笑)

今まで一曲でのことは初めて此処にアップしてみましたがこんな方法も偶には筆者がのりの良い気分、

リズムも良く実に愉快だ、ブラボー!


鳥肌ものの美音、完璧なアンサンブル。古楽器ヴィオラ・ダ・ガンバの匠集団フレットワーク(Fretwork)の演奏でJ.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲を聴く。

2019年06月22日 | バロック音楽・オーディオ一般

今月は余り仕事も無くゆっくり過ごす日が多かったが、月末近くにに予定した仕事が重なり、最悪の事態で徹夜の試練を受ける、翌日は些か疲れたのか、すっかり熟睡をする。

ある程度の肉食で栄養を補給する、普段は余り肉類は欲しがらないがこんなときは体が要求するらしい、(笑)

前々から好きなヴィオラ・ダ・ガンバの音色は好きで昔から聴くが、音出しした瞬間から凄く良い音がした、正に、筆者のAXIOM TANNOYⅢLZから鳥肌ものの美音が響きわたる!

今回ヴィオラ・ダ・ガンバの匠たちによるアンサンブル、フレットワークを見つけ早速聴いてみた。

筆者の装置は今までと変わらないが最近CAT7A(単線)ケーブルで自作した、RCA・スピーカーケーブルに交換して聴くがエージング調整も済、結果的には繊細な良き音を聴ける程に相成る。特に今までより繊細な箇所の再生がされるように感じる。

先日オヤイデ電気の店員さんより(47研究所)より販売される0.65mm 銀線の単線 ハイクオリティOFC のスピーカーケーブルを進められたが以前インクースティックのコーア・マテリアルである撚り線の純銀コートを使ってみたがWEの撚り線と比べ音質は落ちた、WEの銅線より音質は悪かった以来銀線と言われても信じられない?のだ、未だ購入は控えている。

拙宅のSV-501SEというパワーアンプは初段MT6BM8は松下製が一番相性は良いのだが、現在5セット程所有するが製作年代は違うようだが詳しくはわからない、それぞれ微妙に音質が変わって聴こえる?同じMT管でも聴き比べると違いはわかる、販売当時は1本490円で販売していたようです・・・・?

が現在は如何ほどの金額で取引されているか、先日真空管専門店では新品のペアーで6〜7千円ほどで取引されているようで意外と高額であると同時に品薄となっているようです。最近は意外と国産品に人気が高まり価格は上がっている様子、人によっては東芝製をお勧めする方もいるが、先日ある方の情報によると日立製が良いと聞くが一度は試聴してみたいと思う。

写真に写したセットが一番素直な感じに聴こえる。後日、日立製作所製の封も開けてない新品を見つけ、価格も想像より安価で予備も含め4本注文した。

勿論エージングして聴きだすが、日立製の6BM8に変えると特に高域の響きが自然に涼やかに現在の物より伸びる感じがした。全体的には良い結果が得られた。


それと以前ロジウムの接続による自作電源ケーブルについて悩んでいたが、新しい電源コードの紹介記事を見つけた「SUNSHINE 電源ケーブル・1.8m SAC REFERENCE1.8」

  ●導体:ディップフォーミング無酸素銅

  ●導体処理:HSE処理(スタンダードプログラム)

  ●外周シース:ウルトラフレックスPVC

  ●プラグ:3Pモールド

手頃な価格で絶大な効果を発揮するアイテムを次々に開発し、多くのオーディオファンから高い支持を得ているサンシャイン。同ブランドから10余年の着想を経て完成させたという、究極のハイCP電源ケーブル「SAC REFERENCE1.8」が誕生した。

製品写真をご覧いただきたいが、外観は非常にシンプル、この中にどんな技術が搭載され、どんな音質効果を発揮するのか? 気になる記事である。

サンシャイン 電源ケーブル「SAC REFERENCE1.8」¥16,8001.8m/税抜)

電源ケーブル詳細

1.ケーブル着想から10年余、ついにサンシャイン理想の電源ケーブルが完成しました。サンシャインの性格上、価格に関係なく、そのカテゴリーの最高レベルまで達しなければ製品化しない、そしてそれにかかった時間が何と10年です。

ケーブルはボードとかインシュレーターと違ってそれだけ他社のレベルが高かったです、しかし本製品は一本数10万円のケーブルと比べていただいて結構です、ほとんどの面で優っている自信があります。勝てないのは見た目くらいです。

2.しかしもし本当にそうだとしたら、そんな高性能のものをこんな価格で出していいのか?

大いに良いと思います、その理由→そんな高額ケーブルの需要なんてオーディオ業界全体からしたらわずかなものです、ただ、値段が高いからそのわずかな市場で商売が成り立ってしまうのです、本当に良いものは気軽にたくさんの方に使ってもらいたいです。

3.まず、単純に銅線の原価が違います、DIP FORMINGの方がはるかに高いです。

導体の質は原価が高い方が良いに決まっているという非常に単純な論理。他社の高額ケーブルは、元の銅線は大手電線メーカーの普通の安価な銅線で、それをオリジナルの工場でアレンジしたものに過ぎません、それを信号ロス、接点ロスを防ぐために金だの銀だのプラチナだの超超高額の貴金属をふんだんに使っていればそれは高額になります。

4.しかし導体が優れている方が良いか? それともロス防止に超高額な貴金属を使った方が良いか? 

弊社の見解は当然前者です。導体に関してはどんなに他社が自分の使っているところが最高と言おうが原価という物理的な明白な違いがあります。 導体に関しては本製品が最高です。

このような記事を見つけた。見た目はかなりチープに見えるケーブルが今後の情報に期待してしばらく検討してみることにした。

庭には初夏の花セントレア・ニグラの花が咲き誇っている。本日桔梗を庭に植えて見る秋が楽しみである桔梗の花の色は赤、白、紫と三種を植えてみる秋口が楽しみである。

前置きは長くなりました今回の演奏者フレットワーク(Fretwork)の紹介です。フレットワークは、日本人女性を含む6名のメンバーから成るイギリスのヴィオール弦楽奏団で、20年以上のキャリアを誇るグループです。500年前の曲(1501年にベニスで作曲された世界最初の印字されたコンソート)から、バード、シューベルト、バーセル、ブリテン、グリークはもちろん、作曲されたばかりの現代曲まで演奏の幅を広げてきました。フレットワーク独自の音楽世界と、時代を超越した新しい現代音楽としての素晴らしさは、世界中から熱狂的な評価を得ているようです。

英国のヴィオラ・ダ・ガンバのアンサンブル。

メンバーは基本的には56人で「ヴィオラ・ダ・ガンバ」という弦楽器を使用する、現在は6人組でいまは日本人女性2人を含んでいる、という意味の、フレットワーク(Fretwork)レパートリーによって増減する。

タリスからパーセルまでのイングランド音楽を中心に、近年は新作にも取り組んでいる。その高度な演奏技術と緻密なアンサンブルで、このジャンルに新境地を開いた。メンバーは、ロンドン・バロック、パーセル・カルテットなどでも活躍しており坂本龍一が絶賛していることもあって、近年ますます注目度が高まっています。

 

魅惑の楽器、ヴィオラ・ダ・ガンバの匠たちによるアンサンブル、フレットワーク。注目の新譜は「ゴルトベルク変奏曲」。

筆者の書斎から流れる現在の装置で聴く限りに於いては、冒頭から思わず鳥肌ものの美音。恍惚と官能を感じさせる「アリア」から、この演奏がただならぬものであることを感じさせます。

此位リアルで聴くと今までの音を疑りたくなる。まさにマジックのような演奏である。

言葉で書くと「実に生々しく聴こえる」のより以上の演奏に聴こえた。メンバー表をみると名の奏者によっていますが、多数の奏者によるアンサンブルということを忘れさせるほどにピタッと1ミリの狂いもなく息の合った演奏は、神がかりとしかいえません。

鍵盤楽器で弾いても難しい急速なパッセージなど、ヴィオラ・ダ・ガンバでは大変な超絶技巧となってしまう部分もありますし、また、演奏の解説でヴァリエーションによってはオリジナル作品の音域を得るために、テノール・ヴィオールの最低音弦を通常のAではなくの音に調弦するなど、様々な困難と工夫を経てのこの演奏は、すべてを凌駕した堂々の巨匠芸です。

Bach-Goldberg Variations-Transcription for viols consort-Fretwork

旋律を奏でる肌に吸い付くような音色、たっぷりとした余韻をたたえたピチカートなど、すべてがあまりに美しすぎて我を忘れてしまう瞬間もあるくらいに素晴らしい、ゴルトベルク変奏曲の登場です。美しい美音と完璧なアンサンブル、ヴィオラ・ダ・ガンバの匠集団のようです。

【曲目】J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲(リチャード・ブースビー編による6つのヴィオラ・ダ・ガンバ版)

【演奏】フレットワーク〔スザンナ・ペル、森川麻子、ライアン・バーン、市瀬礼子、リチャード・タニクリフ、リチャード・ブースビー〕

【録音】20113

ヴィオローネ(violone イタリア語で「大きなヴァイオル」)という語は、ヴィオラ・ダ・ガンバ属ないしヴァイオリン族の様々な大きさの弓奏楽器を指して使われる。

ヴィオローネはフレットを備えていることがあり、弦は6本ないし5本、4本、さらにはたった3本の弦のみの場合もある。ヴィオローネは必ずしもコントラバスではない。

現代の用語ではヴィオローネの「タイプ」を明確にするために、その名称に調弦を付したり(「Gヴィオローネ」「Dヴィオローネ」)あるいは地域で区別したり(「ウィーン・ヴィオローネ」)あるいはより正確な他の名称を用いたりする(「バス・ヴァイオリン」「ヴィオロンチェロ」「バス・ヴァイオル」)ヴィオローネという語は様々な異なった楽器に対して用いられるが、それらを区別することは歴史的なヴィオラ・ダ・ガンバ及びヴァイオリン属の楽器とその調弦のヴァリエーションに詳しくなければ難しい。

バロックの低音王フレットワークによる6つのヴィオラ・ダ・ガンバでの「フーガの技法」、坂本龍一も絶賛のこの盤が、なんと2010年カタログ付特価限定CDとして登場!ヴィオール・アンサンブルの雄によミステリアスな「フーガの技法」の迷宮をめぐる旅が出来そうである! 

【収録情報】

J.S.バッハ:フーガの技法 BWV 10806つのヴィオラ・ダ・ガンバ版)

  1.The Art of Fugue: Contrapunctus 1 (a 4)

  2.The Art of Fugue: Contrapunctus 3 (a 4)

  3.The Art of Fugue: Contrapunctus 2 (a 4)

  4.The Art of Fugue: Contrapunctus 4 (a 4)

  5.The Art of Fugue: Canon (a 2) alla Ottava

  6.The Art of Fugue: Contrapunctus 5 (a 4)

  7.The Art of Fugue: Contrapunctus 6 a 4 in Stylo Francese

  8.The Art of Fugue: Contrapunctus 7 a 4 per Augment et Diminut:

  9.The Art of Fugue: Canon (a 2) alla Duodecima in Contrapunto alla Quinto

  10.The Art of Fugue: Contrapunctus 9 a 4 alla Duodecima

  11.The Art of Fugue: Contrapunctus 10 a 4 alla Decima

  12.The Art of Fugue: Canon (a 2) alla decima (in) Contrapunto alla Terza

  13.The Art of Fugue: Contrapunctus 8 a 3

  14.The Art of Fugue: Contrapunctus 11 a 4

  15.The Art of Fugue: Contrapunctus inversus 12 a 4 rectus

  16.The Art of Fugue: Contrapunctus inversus 12 a 4 inversus

  17.The Art of Fugue: Contrapunctus (13) a 3 rectus

  18.The Art of Fugue: Contrapunctus (13) inversus a 3

  19.The Art of Fugue: Canon (a 2) per Augmentationem in contrario Motu

  20.The Art of Fugue: Fuga a 3 Soggetti (a 4) (incomplete)

【演奏】フレットワーク

【録音】200112

英国のスーパー・ヴィオール合奏団、フレットワークがバッハの最後の大作フーガの技法を録音! この録音にあたり彼らは特製のヴィオールを使用したとのこと。ご存知のとおり楽器指定のないこの作品、オーケストラ、弦楽合奏、チェンバロ、オルガンと様々な演奏がありますが、ここでのヴィオールの豊かで心地よい響きはまったく別世界! 

謎の多いこの作品を思わせぶりに演奏するのではなく、1617世紀の音楽を演奏する時と同様に優しさとファンタジーをたっぷり注ぎ込んだ、飛び切り美しい演奏となっています。

最終フーガは未完のまま演奏しています。いったいバッハはどんな楽器で譜面に書いていたのでしょう・・フーガの技法はオルガン、ピアノ チェンバロそしてこのCD。柔らかく、聴きやすく、極上の天上の音楽を奏でます・・絶筆となった最後も譜面どおりBACAの音を奏で未完のまま終了となり、寂しさが残ります・・・

これで解明できるか「フーガの技法」古楽器による貴重な1枚が宝として加わりました。ブラボー!


(極め道)親父の無駄使い、TUNGSRAM(タングスラム),ECL82(6BM8)の購入、Julia Schrödeの演奏でヘンデル、ヴァイオリンソナタを、RCAケーブルの自作の出来上がりを聴く。

2019年06月12日 | 真空管アンプ・オーディオ

拙宅のSV-501SEパワーアンプに替え早8ヶ月を経過した、真空管もPSVANE 300B Hifi に交換して以来初段MT管での音質の変化が面白く、ついつい種類も数多く収集してしまった。いわゆる球転がしで楽しんだ・・・・・・?

悲しいかな、かなり散財してしまった。当初はSV-501SEにはelectro harmonix/300Bが差し込んであり、勿論初段MT管はelectro harmonix/ECL82(6BM8)が付いていた。

海外製品の初段MT管の相性は良く特にSIEMENSとの相性は良く明るさは優れているようですが、現在使用するPSVANE 300Bが音が緻密で意外と透明感もあり、JAZZもそれなりに鳴り響いてほぼ満足はしている。

今後は勿論PSVANE WE300B復刻版を是非手懐けてみたいが・・・・・。

PSVANE 300Bに相性がよい初段MT管は国産品が優れ楽しんではいるが、不思議と海外の初段MT管との相性は思わしく無い、これまでTELEFUNKEN、SIEMENS、RCA、Amperex(笛吹童子)と揃え視聴するが、海外製品の欠点はガラス管の表面のシルク印刷は多分水性のインクを使用の為か手で触ったり箱に入れるだけでも印刷面が消えてゆく、シルク印刷なのでせめて国産品のように油性のインクを使ってほしい。

だがPSVANE 300Bには初段MT管は国産品との相性がよく筆者には東芝、NECも良いが中でも松下製が一番相性は良いと思う、中には日立製が良いと聴くが、機会があれば視聴したい。

特にヴァイオリン、カンタータのソプラノ等は透明度が良く出て実に綺麗に響く、勿論低域もよく響くアンプ脇に初段MT管を整理したが、知らぬ間にアンプの隣のダンボール一杯になってしまった。現在合計36本になり在庫は多い先日松下がガラス部分が白くなり不良品に・・・寿命であろう。

球転がしもこのあたりでやめようと何度も思うが、入手していないメーカーがあると欲しくなる。PSVANE WE300Bを購入できる程MT管を仕入れてしまった、これは猛烈に反省しなければならない事です。

でも玉転がしは面白かった事は事実です。そこで今回で最後に確かめたい前段管あり、適度な前段MT管を仕入れてみる。

エッガーによる1862年の起業まで源流を遡るハンガリーのTUNGSRAM(タングスラム)は日本での知名度は高くありません。しかし、ヨーロッパでは EDISWANやCOSSOR等と並び、最古の歴史を誇る電球や真空管の製造メーカーの一つです。

そのステイタスは、東欧のトップメーカーであったTESLAやRFTをはるかに凌ぎ、世界の一流メーカーであったMULLARDやTELEFUNKENの上位にさえ君臨するほどの数々の新発明特許を取得し、それらの新製品を製造する高い技術を堅持したメーカーです。

この度TUNGSRAM(タングスラム),ECL82の程度の物がありロゴはかすれていたが早速購入した、

MT管の足の部分は随分汚れが酷く、歯ブラシで丁寧にをよく清掃し接点回復剤を塗布し視聴するが、ガラス面は程よい硬質な音がした。早速試聴すると、今までの海外製の中では一番良く響く。

どちらかといえば国産の音とよく似てかなり繊細は音もする、この先エージングすれば詳細な事は明らかになるかもしれないと期待が持てる。

数多くMT管は仕入れたがMullardは偽物が多く本物は異常に高額で控えている。このTUNGSRAM(タングスラム)はお値打ち品があれば予備も購入したいMT管であるがこの辺りで最終にしてみるつもりである。海外製品の中ではPSVANE 300Bとう相性は一番良さそうである。

五味先生も絶賛された英デッカ盤のカンポーリの弾くヴァイオリンの音、で有名な曲を視聴するご存知ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタを聴く、視聴曲は筆者も勿論大好きなヘンデルのヴァイオリン・ソナタを、とりわけ「ソナタニ長調Op.1-13,HWV.371」が好きで昔から色々は演奏者で楽しんでいる、甘みのあるヴァイオリンの音色が堪りません。

勿論視聴は最近見つけたヴァイオリニスト、ジュリア・シュレーダーJulia Schröder(指揮者)がのびのびと歌い上げるの演奏が大変気に入ったので聴いてみる。

Händel HWV 371 I&II - Julia Schröder

1978年生まれ - ドイツ、ローワーバイエルンのシュトラウビングドイツのバイオリニスト兼指揮者JuliaSchröderは、南ドイツの音楽家に生まれました。5歳の時、彼女は父親から彼女の最初のバイオリンレッスンを受けました。彼女はすぐに室内楽とヴァイオリンのソロのコンペティション"Jugend musiziert"で1位を獲得しました。

15歳の時、彼女はミュンヘンの音楽院「Gasteig」に入学し、そこでUrs Stielerと共に若い学生として勉強しました。 その後、アナ・チュマチェンコ、メロス・カルテット、ローラン・フェニヴ、サシュコ・ゴウリロフ、アデリーナ・オプレアン(バーゼルで1999年以来後者)と、とりわけ、いくつかのマスタークラスが続きました。

彼女演奏のバーゼル室内管弦楽団のコンサートミストレス、ジュリア・シュレーダー初のソロ・アルバム「EU直輸入盤」

レーベル:deutsche harmonia mundi

【録音】2010年10月4~7日, レフォルミールテ教会, スイス (デジタル:セッション)

【演奏】

 ジュリア・シュレーダー(バロックVn) 

 クリストフ・ダンゲル(バロックVc), 

 ジョルジョ・パロヌッツィ(Cemb)  

 ダニエーレ・カミティーニ(リュート, アーチ・リュート, テオルボ,バロック・ギター)

【収録予定曲】

Händel Violin Sonata HWV 359a - Julia Schröder

 ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ集

  「ソナタ ニ短調HWV.359a」

  「ソナタ ト短調Op.1-6,HWV.364a」

  「ソナタ ト長調HWV.358」

  「ソナタ イ長調Op.1-3,HWV.361」

  「ソナタ ト短調Op.1-10,HWV.368」

  「ソナタ ニ長調Op.1-13,HWV.371」

ジュリア・シュレーダーは、「繊細で官能的、新鮮さに満ちたヴァイオリニストの一人」と高い評価を得ているモダン&バロック・ヴァイオリニストです。

モダン・ヴァイオリンだけでなくバロック・ヴァイオリン奏者としても評価は高く、DHMからも弾きぶりとしてのファッシュやヘンデルの協奏曲集を録音。そして今回はヘンデルでのソロ・アルバムの録音となりました。 

ヘンデルのヴァイオリン・ソナタ集には、マンゼ、ヒロ・クロサキ、寺神戸亮、ベズノシウク盤などの優秀演奏盤ありますが、シュレーダーの演奏はイタリア風の切れのある最もアグレッシヴな演奏といえるでしょう。弓の短い音の中に音の強弱や即興的装飾音を付けるなど、研ぎ澄まされた感性には驚きを感じます緩章楽章では、深い呼吸と女性らしい温かみをもった音色も魅力的である。

通奏低音にも、チェロとチェンバロ以外にも様々な種類のリュートやギターを弾き分けて、色彩豊かな演奏が繰り広げられています。 

ただし、この曲は現在筆者の自宅で聴いている音の評価で、後日試しに以前は筆者のメイントランジターアンプTEACとTANNOYが共同開発した(TEAC MA-7)で聴くが誠に残念ではあるが真空管で聴いた瑞々しさ、甘味のあるヴァイオリの音は聴けなかった、トゲトゲしさの残る刺激的な音がした、以前購入したハーモナイザーを仲介し試聴したが、SV-501SEの奏でる響きの再現は聴けなかった、特にヴァイオリンの弦の音は比べ物にならないがオブリガードチェンバロのふくよかな低域は石のアンプでは聴けない、こんなにアンプで音で変化するのか不思議な気持ちになったことは事実である、現在安価な300Bの音で満足しているがこれらは勿論、所詮作られた音ですが奥は深いようである。益々PSVANEWE300Bに興味が沸くようです。


それと最近J.Sバッハのそれも初歩的なカンタータ等を聴くことが多いようですが、勿論キリスト教信者でもないので、宗教曲を聴く事は少ないが、曲の内容は宗教に関する内容も伺えるが、無信心の筆者にはあまり関係無い内容です。RCAケーブル、スピーカーケーブルはWE製の単線で満足していたが、CAT7A LANケーブル(単線)の流用が大変優れていることを聞き、製作には自信がないが今回自作してみる。

最初から申し上げますと、このケーブルは直径10mmと太く単線8本のため硬いという短所があるので非常に加工は不向きです、筆者のような自作初心者には相当自作するのが大変でしたが、試聴したときの喜びは替えられないものがあり十分満足しました。

装置もそこそこ変えて楽しんでいますが、最近はメインアンプは真空管のアンプが断然勝っているように思う、そこで筆者のような機械音痴で電気のことなど全くわからないのだが、真空管のファンの中に自作派と称する、人達が多くいるようです、電気の事は熟知して知っている知識を使いアンプを作り楽しみ事素晴らしい事だと思う、ただ機械音痴の筆者などは誠に羨ましい事と思う。

現状自分の使っているアンプの配線コードを交換すれば音質は向上するようだが、どのようなケーブルに交換すれば良いか?コンデンサーは?全く解らない世界です。

しかも、J.Sバッハの音楽はどれもクリスタルな感じで透明度のよく奏でる装置が聴きやすく、それにリアル感が加われば最高なんですが、余り突き詰めると違う方向に行くのでさじ加減が肝心である、

CAT7 LANケーブルは単線の商品は無く、サンワサプライのCAT7A(単線)ケーブルを10M購入、CAT7A LANケーブルは最初スピーカーケーブルを作るが、製作後より良い配線方法を指摘頂き補修した、次に10mmの経のRCAジャクを購入しケーブルの加工は8本を加工した、CAT7A LANケーブルは硬く太いのでRCAケーブルは1メートルの長さに揃える。

CAT7A LANケーブルが約2メートル余りRCAジャックも余分に購入したので予備に1セット製作し保存します。このRCAジャックの太さは現在この10mm経が最大と言われました。

かなり太いケーブル加工は苦労したがRCAジャクには赤のフイルムを貼りよく分かる様にして早速ケーブル交換をし視聴する、又ハンダも銀入のハンダが良いと言われ購入してみる。今まではスズの入ったハンダを使用していた。

又スピカーケーブルを繋ぐ接続プラグの金属はロジウムのものが音質は良いことが解った。電源ケーブルもコードの繋ぎ部分はロジウムの物が相性は良さそうである。今後とも色々な新しい材料、最新の技術と合わせの技術改革から目が離す事が出来ないでしょう。

以前と比べ全体に音質は向上したようだ、CAT7A LANケーブルは太く、初めてのRCAケーブルを自作したが最初からの太いケーブルには随分作るのに苦労したが苦労は実ったのだった。

以前WEの単線RCAケーブルで聴いていたがこれ以上のケーブルは桁違いの価格がすると思ったが、今回CAT7A LANケーブルを自作して交換して試聴する、まだエージングをして無く心配してボリュームを上げると音がでました。

WEより塩梅が良いじゃありませんか?全体的に透明度は上がった、低域が少ししまった感じに聴こえる。若干だが音が大きく聴こえる感じがする、欠点が無いのだ、特にピアノの音色がワイドレンジで生ピアノのような感じする。

魔法のケーブルかもしれない。エージングが十分で無いがこのRCAケーブルを使って聴くと今までより情報量が多いように聴こえる、今まで見逃していた音もさらけ出してくれるようである、自作しなければならない負担はあるが是非お試しいただきたいRCAケーブルとスピーカーケーブルになった。

ケーブル、ジャック等で原価一万円かかったが、この音を入手出来たのを考えれば格安と感じる。電線病は欲を言えば切りが無い世界のようで、このあたり一旦様子を見ることも大切かもしれない?今回始めて自作したが接続し音の出た瞬間、何か何時もと違う満足感が得られたようである。

残るは電源ケーブルのバージョンアップがある、現在安価なPRO CABLEの電源ケーブル、フルテックの電源ケーブル等使用しているが上記写真の電源コードを使い接続部分に金属はロジウムを使ったケーブルを自作すると仕入れ価格は2万円以上する、考えもののようである?

後日MT管をTUNGSRAM(タングスラム)から松下(ナショナル)製に交換して聴くがやはり松下製MT管のが、音はより緻密で透明感に優れた感じを受けた、PSVANE 300Bには実によく合うMT管と思う、初段管ケーブルも数多く揃えて視聴したが、初段管病、電線病患者はこのあたりで一時退院して暫くは様子を見ることにしよう、・・・・(笑)

今回のCAT7A LANケーブル転用はすこぶる良い方向に好転した、情報量が多くなった感じはありがたいのだ、好きな音楽を聴きながらエージングが効けば益々音質は安定すると思う、ブラボー!

その後間もなくして最新のCAT8 LANケーブルの発売がありCAT8でケーブルは新しく製作した音質等は後日述べる予定です。

久しぶりに3D MX4Dで観る、「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」を楽しむ。

2019年06月10日 | 映画・ビデオ

本日は日曜、だが以前より仕事の予約があり、朝からジュニアと新横浜に一緒に出かける

昼は大好きな博多ラーメン「一風堂」の白丸に替え玉勿論麺は硬め注文

替え玉はジュニアに少しお手伝いをして頂く、流石ジュニアは最初はバリカタを注文して

後固めにして替え玉2個を食べる、全部で3玉と半分、すごい食欲!

遅めのランチを頂き午後19時に終了20時前には帰路につき高速に乗る、ジュニアから提案があり

夕食は軽めのマクドナルドで簡単に済ませ、以前から見たいと言っていた映画鑑賞は・・・?の提案

海外の「GODZILLA」キングオフモンスターズ です。

早速決定、善はは急げ!最終は21時15分柏のアリオで3D MX4Dをにられる、新横浜で高速に乗ってい

たが途中高速道路の進路変更し三郷経由柏インターを目指す、

柏までは途中渋滞もなく順調に進み、簡単にマクドナルドでバーガーを頂き予定時間に無事映画館到着

アリオの駐車場に駐車しで館内の映画館に繰り出す。

早速入場券を購入勿論メガネも3D MX4Dの席は20名程度でユックリ鑑賞できそうである。

3D眼鏡を装着して期待の『GODZILLA ゴジラ』から5年後の世界を舞台に、復活した神話時代のモ

スラ、ラドン、キングギドラらの怪獣たちとゴジラの戦い、

それによって引き起こされる世界の破滅を阻止しようとする特務機関・モナークの活躍を描く。

とにかくこの様な映画は3D MX4Dで観ると迫力満開、ど迫力の映像が楽しめる

日本の研究者“芹沢博士”が重要な役目を果たすという展開は、第1作『ゴジラ』を基にしているのも面

白さはある。家庭のテレビでは決して満足得られない映画である。

映画『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』特別メイキング映像/音楽:ベア・マクレアリー

青白く輝く光の柱が暗雲を貫き、雷撃が中空を駆け抜ける。哀れで無力な人間たちは、巨大な生物たち

の強大な力のぶつかり合いに吹き飛ばされ、蹂躙されていく。そんな地獄のような世界が、おそろしく

荘厳に、美しく描かれていく。かつて、これほどまでの恍惚を味わえる“怪獣映画”があっただろうか。

今回のハリウッド(レジェンダリー・ピクチャーズ)版ゴジラ第2作は、メインとなるゴジラ以外に、

日本でおなじみの怪獣たちであるキングギドラ、モスラ、ラドンらが登場し、熾烈なバトルを繰り広げ

る一大巨編となった。

キングギドラには相当迫力も十分、それでいて何とかっこいいのだ。しかも圧倒的な強さがある。

内容は、東宝映画『三大怪獣地球最大の決戦』(1964年)を彷彿とさせるが、

その題名は、東宝第1作『ゴジラ』(1954年)がアメリカ向けに編集された、

“Godzilla, King of the Monsters!『怪獣王ゴジラ』(1956年)”と同じく、

『ゴジラキング・オブ・モンスターズ』となった。

ゴジラ 2019【HD】キング オブ モンスターズ 予告 King of Monsters

今回のモスラ、ラドン、キングギドラはその特徴は押さえつつも、かなり独特なデザインになっているよ

うで、早く全体像を見てみたいし、なによりどんな具合で戦うのかが楽しみで仕方ない!

なんとなくキングギドラが最大の敵で、ゴジラとモスラとラドンが共闘するという展開になりそうですが、

今回の映画の面白さが伝わる。

怪獣好きには是非3D MX4Dで体験することを勧める、ブラボー!