伝統ある英国の10吋ユニットで、いい音で音楽を聴きたい・・・・・

音楽好きの、古いオーディオ機器10吋TANNOYを改良して聴くダメオヤジの金ちゃんです。

10吋のTANNOYのユニットで聴く、Pablo Casals - Bach: Cello Suites 1-6を堪能する、やはり此れが一番でした。

2020年07月29日 | バロック音楽・オーディオ一般

今年の7月は実に雨が多く、28日間雨天と報じていた、入梅開けは8月であろう暑い季節になるようだ。東北地方も最上川が決壊したと報じていたが、被害者の方には無事を祈ります。幸い筆者の自宅は利根川にもある程度の距離があり、関東ローム層の上に配置する、昔の住都公団の宅地で以前は山林と戸籍に明記してあり、地震も水害にも強いと思う、また近所は住宅地で大きな建物も無く。環境は良いと思う。

最近の住宅事情も昔と環境が異なり、職種により勤務場所との通勤事情が異なりリモート似て自宅勤務が多用され自分の居住地は被災を受けにくい立地重視で得られる環境になったことは実に良い事です。あとは余暇を自由に使える時間が増え、自然環境とのふれあいを大切にしたいものです、実に良い環境で随分環境も変化したようである。先日八王子のあきる野に仕事にでかけ、場所的には奥多摩で生活するには躊躇するような辺鄙な場所も、今や生活環境が変化し住みやすそうな場所に変化した事に驚く。

久しぶりに部屋の掃除をしCDを整理したいたら、カザルスの弾くバッハのチェロソナタが見つかる、勿論未開封の新品です早速清掃後全て整え、勿論カザルス:バッハのチェロを試聴する。



ふとバッハのことを思えば単一楽器の演奏でこれだけ多くの演奏者、またチェロだけの演奏では多く、楽器を変え世界でも有名な演奏者によって演奏される作曲もバッハ以外はいなく、この曲はチェロだけでは無く、色々の楽器での演奏が数多いことも驚異すべきだ。特に鍵盤楽器の曲はアンサンブル編曲した曲、カンタータにされた曲も多くが見られ、特に教育用に優れた曲が多いようである。未だお子様のピアノを習いバイエル終了しだいバッハの曲を練習曲に選ばれる事は多いと聞く。

まさに、このチェロの弦楽器の演奏を楽しむなら筆者定番の10吋同軸型2ウェイユニットでTANNOYのHPD295に限る、此のユニットの組み合わせは絶品であろう。もちろん他のエンクロージャーにも良く鳴るものは数多くあるが、この音が奏でる弦音の魅力に魅せられると他のメーカーには味わえない魅力が多いようです。以前も英国の音は随分聴いてきたが、力強い独特の弦音の再生には筆者の知る限りにおいてはTANNOYの凄い癖のある音は他社と違い、大変魅力的な弦音と思うこのあたりの独特の幻音の魅力がついのめり込んでしまう処でもある。



此れには物事を突き詰めると解明できるが、例えば写真のライカレンズで表現するシズル感が出てとても工合が良い塩梅である。カメラで言う全てクリアーに撮ることではなく、重要なところはピントをクリアーにあとはバランスよくボケさせ一層全体の雰囲気を醸し出す芸術的世界なのであろう、正直Nikonには無理な注文で、すべてピントをあわせシャープな映像を仕上げる、使用目的の違う報道写真には圧倒的に信頼され報道には適しているメーカーでもある。音響機器でも言えるが、それらの条件がTANNOYには宿っているように思う。勿論写真も音響についても変わらい、いや変われない姿ではないであろうか?

GOODMANS AXIOM 80のA.R.U付きの箱に10吋のTANNOYのユニットを入れたエンクロージャーと真空管アンプ300Bの組合せが弦楽器には誠に工合が良く聴こえるヴァイオリンよりむしろチェロの深みのある音質には実にマッチする、何度も言ってきたが此の箱の秘密はA.R.U付の箱から出る音、自然に聴こえる低音の魅力であろう、この不思議なA.R.U付を考えた装置は最高である。特にオペラ等の臨場感も優れ一度聴けば納得できる抜群の迫力がある。

録音はSP時代の録音ですから音質は期待出来ないがバッハのチェロの定番と申し上げても構わないと思います。クラシックへの入門として、単一楽器作品の偉大なルーツとして、レコード文化の遺産として是非残したいアルバムの一つです。
CDで聴くも実に深い味わいが楽しめる。



様々な意味であらゆる人にお勧めしたい作品が、パブロ・カザルスのバッハ「無伴奏チェロ組曲」この不世出のチェロ奏者、パブロ・カザルスの代表的録音です。
 名前:Pablo Casals
 生誕・死没年:1876年12月29日~1973年10月22日
 出身国:スペイン

4歳でピアノを始め、9歳でオルガンを始める。11歳でチェロを弾き始めた。バルセロナ市立音楽院に入学し、チェロ、ピアノ、音楽理論、作曲などを学ぶ。1899年、パリでデビュー。1939年、スペイン内戦のため、フランスへ亡命。チェロの独自の奏法の追究を始め、確立させた。音楽的な完全性をめざすために必要だったと述べている。



以前新聞記事の中に三人のパブロの掲載記事にチェリストの井上頼豊が「此の世の中のものは一瞬といえどとどまらない、それが自然の法則で、我々自身絶えず変化する、其れは自然の一部だから」勿論カザルスのチェロも聴く時により変化するのは間違いではなさそうである。

カザルスは1876年12月29日、スペイン、カタロニア地方のエル・ベンドレルに生まれ、1973年10月22日、プエルト・リコのサン・ファンで死去したパブロ・カザルスは20世紀を代表するチェリスト、指揮者、音楽教育者、世界的セレブとして今尚「神様」として尊敬を集めています。音楽家としてはもちろん、ノーベル平和賞の候補に挙がるなど、平和活動にも取り組んだのは、やはりカタルーニャ人としての誇りからでしょう。

多彩な表現を生み出すための、現代的なチェロの奏法を編み出したカザルス。それまで単なる練習曲と考えられていたこの「無伴奏」を芸術作品として扱った最初の人物であり、伴奏のための楽器と捉えられていたチェロをソロ楽器として確立させたその功績は、今もなお讃えられるべきもの。録音は古いですが、その響きの豊かさを感じ取ることができますし、何年経っても失せない演奏の説得力があります。



前奏曲と舞曲による構成はバロック時代の基本的な組曲形式。弦楽器のソロ作品は全てこの曲を模範としていると言っても過言ではありません。クラシックを好んで聴かない人にもこれだけは知って欲しい、そんな作品(演奏)です。「アルマンド」、「クーラント」といった各舞曲に特色があります。

個人的には「サラバンド」をよく聴くのですが、貴方はどれがお好みでしょうか?カザルスの生涯を思い、じっくりと聴くのもよし、小さく流せば読書のお供としてもよし。文字数がいくらあっても足らない録音作品集です、此のあたりがバッハの音楽の深さを感じる事は実に優れている。筆者は何よりも淹れたての美味しい珈琲の友が良い。


チェロの神様、カザルスのEMIからの「Pablo Casals - Bach: Cello Suites 1-6」
カザルスがチェロのメイン・レパートリーとして復興させたバッハの無伴奏組曲、の演奏で収録されています。
【収録内容】CD1
バッハ:無伴奏チェロ組曲 全曲
 1. 無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV1007(1938年6月2日 パリ録音)
  M-1無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV.1007 第1曲:前奏曲
  M-2無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV.1007 第2曲:アルマンド
  M-3無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV.1007 第3曲:クーラント
  M-4無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV.1007 第4曲:サラバンド
  M-5無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV.1007 第5曲:メヌエット Ⅰ&Ⅱ
  M-6無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV.1007 第6曲:ジーグ
 2. 無伴奏チェロ組曲 第2番 ニ短調 BWV1008(1936年11月25日 ロンドン録音)
  M-7無伴奏チェロ組曲 第2番 ニ短調 BWV.1008 第1曲:前奏曲
  M-8無伴奏チェロ組曲 第2番 ニ短調 BWV.1008 第2曲:アルマンド
  M-9無伴奏チェロ組曲 第2番 ニ短調 BWV.1008 第3曲:クーラント
  M-10無伴奏チェロ組曲 第2番 ニ短調 BWV.1008 第4曲:サラバンド
  M-11無伴奏チェロ組曲 第2番 ニ短調 BWV.1008 第5曲:メヌエットⅠ&Ⅱ
  M-12無伴奏チェロ組曲 第2番 ニ短調 BWV.1008 第6曲:ジーグ
 3. 無伴奏チェロ組曲 第3番 ハ長調 BWV1009(同上録音)
  M-13無伴奏チェロ組曲 第3番 ハ長調 BWV.1009 第1曲:前奏曲
  M-14無伴奏チェロ組曲 第3番 ハ長調 BWV.1009 第2曲:アルマンド
  M-15無伴奏チェロ組曲 第3番 ハ長調 BWV.1009 第3曲:クーラント
  M-16無伴奏チェロ組曲 第3番 ハ長調 BWV.1009 第4曲:サラバンド
  M-17無伴奏チェロ組曲 第3番 ハ長調 BWV.1009 第5曲:ブーレⅠ&Ⅱ
  M-18無伴奏チェロ組曲 第3番 ハ長調 BWV.1009 第6曲:ジーグ
     CD2
 1. 無伴奏チェロ組曲 第4番 変ホ長調 BWV1010(1939年6月13-16日 パリ録音)
  M-1無伴奏チェロ組曲 第4番 変ホ長調 BWV.1010 第1曲:前奏曲
  M-2無伴奏チェロ組曲 第4番 変ホ長調 BWV.1010 第2曲:アルマンド
  M-3無伴奏チェロ組曲 第4番 変ホ長調 BWV.1010 第3曲:クーラント
  M-4無伴奏チェロ組曲 第4番 変ホ長調 BWV.1010 第4曲:サラバンド
  M-5無伴奏チェロ組曲 第4番 変ホ長調 BWV.1010 第5曲:ブーレⅠ&Ⅱ
  M-6無伴奏チェロ組曲 第4番 変ホ長調 BWV.1010 第6曲:ジーグ
 2. 無伴奏チェロ組曲 第5番 ハ短調 BWV1011(1939年6月14,15日 パリ録音)
  M-13無伴奏チェロ組曲 第6番 ニ長調 BWV.1012 第1曲:前奏曲
  M-14無伴奏チェロ組曲 第6番 ニ長調 BWV.1012 第2曲:アルマンド
  M-15無伴奏チェロ組曲 第6番 ニ長調 BWV.1012 第3曲:クーラント
  M-16無伴奏チェロ組曲 第6番 ニ長調 BWV.1012 第4曲:サラバンド
  M-17無伴奏チェロ組曲 第6番 ニ長調 BWV.1012 第5曲:ガヴォットⅠ&Ⅱ
  M-18無伴奏チェロ組曲 第6番 ニ長調 BWV.1012 第6曲:ジーグ
 3. 無伴奏チェロ組曲 第6番 ニ長調 BWV1012(1938年6月3日 パリ録音)
  M-13無伴奏チェロ組曲 第6番 ニ長調 BWV.1012 第1曲:前奏曲
  M-14無伴奏チェロ組曲 第6番 ニ長調 BWV.1012 第2曲:アルマンド
  M-15無伴奏チェロ組曲 第6番 ニ長調 BWV.1012 第3曲:クーラント
  M-16無伴奏チェロ組曲 第6番 ニ長調 BWV.1012 第4曲:サラバンド
  M-17無伴奏チェロ組曲 第6番 ニ長調 BWV.1012 第5曲:ガヴォットⅠ&Ⅱ
  M-18無伴奏チェロ組曲 第6番 ニ長調 BWV.1012 第6曲:ジーグ
Recorded:2 June 1938, Paris(Disc 1 track 1-6)
     25 November 1936, Abbey Road Studios, London(Disc 1 track 7-18)
     13-16 June 1939, London(Disc 2 track 1-12)
     3 June 1938, Paris(Disc 2 track 13-18)
アナログ音源については、アビイロード・スタジオ他、海外スタジオによる、アナログ・マスターからの最新リマスター音源を使用
フロントカヴァーはオリジナル発売海外カヴァーデザイン使用



この録音は1930年前後の録音が主ですので、今から80年近く前となります。確かにSPからの針起こしなので、最新録音と音の比較をすれば、ノイズが聞こえますが、演奏内容はどうでしょうか?でも考えれば、これを上まわる演奏内容のものが果たして幾つあるでしょう?

筆者も「チェロ組曲」は好きで多くの演奏者えお聴いて来たが、カザルスと言えば、20世紀前半のチェロの大家。J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲はあまりにも有名です。



その演奏様式はいまとなっては、いろいろあると思いますが、かつてのスタイルがどういうものだったか・・・という意味でも興味深いもの。難しいことを考えずとも、独特の音程で、ゆったりと引き延ばしながら唱う音楽が好きになるかたは多いかと思います。
勿論最新録音のLP、CDを聴けば隅々まで行き届いた最新録音は迫力もあり大変音は良いのだが、演奏者の違いに驚く事が多い長い間聴くには飽きるようだ。



久しぶりにスピーカーケーブル付近も丁寧に掃除してケーブルを繋いで試聴した。
10吋のTANNOYのユニットと300Bの組合せで聴く限り決して古い演奏とは思わなく筆者には全く気になりませんカザルスと10吋のTANNOYユニットは何よりものベストマッチです。ノイズも柔らかく、十分に演奏にひたれます。SP時代、つまり若い頃のカザルスの逞しい演奏が蘇っている。近くで聞くチェロの逞しい音は生々しく、松脂が飛び散る音と言われる強さがある。

音質はノイズが少なく良い状態で、チェロに演奏にたっぷり浸れます。ブラボー!


コロナ禍の中で連休はテレマン:リコーダー音楽大集成を聴きながら、歴史が解明されるのか古代日本史を世界から検証する。

2020年07月25日 | 歴史の考察

最近コロナ禍の感染者が多くなり、此の連休は勿論外出自粛を試みる。感染の増える原因も不明な事も報道もせず、勿論マスク着用、手洗い、嗽は実行するが予防はそれ以外ないそうです、老人への感染は重症になると脅されているこれは政府の恐喝ではないか。

テレマン:リコーダー音楽大集成 (Telemann : The Recorder Collection / Clas Pehrsson , Dan Laurin)をバックグランドミュージック(BGM)に聴く、生前は大バッハやヘンデル以上に人気があったというテレマン。たしかに人好きするメロディと親しみやすさは独特の魅力と申せましょう。勿論リコーダーの親しみやすい音にも影響は強いとおもいます。



そのテレマンが生涯力を注いだリコーダーのための作品を集です。テレマンはリコーダーの機能と魅力を熟知しており、いずれも名人芸と心地よい響きに満ちたものばかり。演奏はペーションとラウリンというスウェーデンの名手。このレベルで聴くことができるのは奇跡で、各家庭に1セットは備えたいアルバムとなっています。

  クラース・ペーション、ダン・ラウリン (Rec)/
  マイケル・マックロー (バロック・ファゴット)/
  ペネロペ・エヴィソン (トラヴェルソ)/
  ドロットニングホルム・バロック・アンサンブル/
  ミーメ・ヤマヒロ・ブリンクマン (Vc)/
  オラフ・ラーション (Gamba)/
  鎌田真由美(チェンバロ)
録音:1982年 ‐ 2008年 スウェーデン



BG音楽として少量の音で流しながら、以前柏高島屋で購入のハイチ・コープキャブを挽き淹れたての珈琲を隣に起き飲みながら購入した本を読み連休を楽しんで見た。此のようなテレマンの曲は実にBGMには良く本の読む邪魔にはならなかった。

そこで以前より筆者は日本の歴史には大変興味があり、昔我々が教わった日本史に最近新しいテクノロジーが導入され4〜5年前からは、以前と違った歴史が解明されたようで大変興味深いので其の一部を紹介する。コロナ禍の中で音楽だけも流石飽きる、好きなバロック音楽を聴きながら、今回購入の茂木誠さんの書いた「世界史とつなげて学べ 超日本史 日本人を覚醒させる教科書が教えない歴史」を読んでみた。

茂木誠さんは世界史の塾の講師との事で、塾とか学校では教えられない歴史を知って頂きたいために出版していることにも大変興味深い。昔学校で教えられた社会科の歴史との違いに驚く、これが此の本の初めの言葉である。



此の本の面白さは世界と比べて日本の歴史を紐解くところは、実に丁寧に分かりやすく説明されている。また新しい分野からの検証も書かれている、遺伝子が示すように人間は男女で別で解られるが簡単に説明すれば染色体の一箇所が違う、男性はXY女性はXXでY染色体を調べると原種にたどり着くことが出来る、島国に育ち在籍する日本人は皆兄弟のようでもある。

女性の場合は異なる方法で細胞の中のミトコンドリアの一種から原種にたどり着くそうである。地球上に人類が誕生したのは、およそ四〇〇万年前のアフリカ大陸とされているのが初めで、ネアンデルタール人、北京原人、クロマニヨン人は、人類以前の類人猿は全て消滅しているそうで絶滅した人種を古代人と言っている。



最古の人類は猿人と呼ばれ、原人、旧人の順に進化し、およそ四万~三万年前に現代の人類につながる新人があらわれた。詳しくは是非がらんください。


日本列島には更新世(約二〇〇万年前~約一万年前)のころ人類がいなかったと、日本の考古学界では長い間考えられていた。しかし、最近の調査では、岩手県宮守村の金取遺跡で四万年以上前の地層から石器三一点が、更に下層から石器九点が発見されており、この層が「八万年前より古い」という分析もある。
また、長崎県平戸市の人口遺跡から発掘された石器は、光ルミネッセンス測定法で、九万年プラスマイナス一万一〇〇〇年の地層から出土したものであると発表されている。これらのことから、旧人が今の日本列島で暮らしていたと考えられている。

旧石器時代にはたびたび氷期が訪れ、現在よりも平均気温が七~八度低く、海面が一〇〇メートルほど下がっていた時期が何度もあり、日本列島はアジア大陸と陸続きであった(双海町でも一九八一(昭和五十六)年に下浜の漁師が伊予灘でナウマンゾウの化石を水揚げしていることから、瀬戸内海も陸続きであったことが証明されている)。日本列島では、六三万年前に中国南部から移動してきたトウヨウゾウや、四三万年前に中国大陸北部から到来したナウマンゾウの化石が発見されている。

東南アジアや中国にいた原人や旧人の兄弟がこれらの大型動物を求めて日本列島に移り住んだと想像する研究者もいる。いずれにしても、決め手となる人骨の発見は酸性土壌のため期待が薄いが、日本列島には新人が到来する前から日本人の祖先になりうる人類がおり、豊かな気候と豊潤な自然の恵みを生かした生活を営んでいたと考えられている。



旧石器時代にはたびたび氷期が訪れ、現在よりも平均気温が七~八度低く、海面が一〇〇メートルほど下がっていた時期が何度もあり、日本列島はアジア大陸と陸続きであった(双海町でも一九八一(昭和五十六)年に下浜の漁師が伊予灘でナウマンゾウの化石を水揚げしていることから、瀬戸内海も陸続きであったことが証明されている)。日本列島では、六三万年前に中国南部から移動してきたトウヨウゾウや、四三万年前に中国大陸北部から到来したナウマンゾウの化石が発見されている。



東南アジアや中国にいた原人や旧人の兄弟がこれらの大型動物を求めて日本列島に移り住んだと想像する研究者もいる。いずれにしても、決め手となる人骨の発見は酸性土壌のため期待が薄いが、日本列島には新人が到来する前から日本人の祖先になりうる人類がおり、豊かな気候と豊潤な自然の恵みを生かした生活を営んでいたと考えられている。

話しは変わるが此のブログはあくまで興味本位が目的で、昔習った歴史との違いが余りにも大きく、全く驚いている今後世界史も含め歴史教科書は変わることと思う、将来子供たちには是非深掘りした歴史の史実は理解してもらいたいと祈る思いだ。BGMにテレマンの音楽は実に安心して聴ける。



そのようなことから今日本のルーツと言われはじめた尖閣諸島近くにヒル状の湖近くであろうと言われる説が浮かび上がる、その湖は透明度も高く余り深くはなく太陽の恵みで海洋植物等豊富で、勿論農作物も豊富で豊かな生活が出来、実に平和だとうい説が浮かび上がる。そこには海洋族なる人々が平和に暮らし、そこから東西南北に新天地を求め移行した一種が日本にたどり着き、日本としての国家意識は全くなく、勿論文字のルーツも曖昧だが古い神社で見られる神代文字なども日本語のルールであろう。

また支那に行った海洋族は違う人種と出会い海洋族の温和な性格から変わって行ったのが支那のルーツである。昔お終わった北京原人など当時寒い所には文明は始まらないと言う説が正解かも知れない。当然朝鮮半島にもたどり着いた人種はいたようである、長い間歴史教科書に騙され続けた事が明らかにされる瞬間です。



今考えられる事は此のアジア地区から旧人類が現れたのは限外の沖縄あたりではあるまいか?地図に示すヒル湖のあたりの温暖な地区に姿を表しそこから東西南国にに広がりその一部が日本にたどり着き土着した旧人類と現在の支那から渡った人類と交わり縄文時代を構築する案は誠に塩梅が良い。
そして弥生時代からやっと日本の神話の世界に入る、三種の神器、鏡、勾玉、草薙の剣などの世界に至る。実に長い物語である。
またジパングと言われている言葉も、ジー、ペン、グウの支那語と言っている。

またこの縄文時代から平和な友好的な人種だと思える節があり、人骨とにも石による打撲後も少なく争いことは少ない民族のようであった。
一番面白い事は種子島に鉄砲由来され、後はコピーして作ってしまう点は此の国の技術力の底力が伺える、但しネジの技術は盗むが、ただ硝石のため輸入の道は開くのが現状であったそうだ、そこで此の本を読むうちに現在放映中の明智光秀の騒動、本能寺の変、秀吉の2つの事件は特に面白い。
キリシタン禁止令は南蛮人が日本人奴隷として海外に人身売買するため止む無く禁止としたが、キリスト教入信はお咎めはなしと聞く、ただし武士階級は禁止した。但し西洋の音楽は賛美歌等はあるが、日本式の音階に編曲され西洋音楽は伝わらなかったようである。と秀吉の朝鮮出兵は現在ではレッドカードものだが、信長との影響がが相当強いことも感銘出来る、司馬遼太郎の太閤記に信長、秀吉の対話に詳しく掲載されている勿論小説においてであるが。

また一部の人を除き、余り知らない日本史の秘密の太平洋戦争当初の「ノモンハン事件」は、1939(昭和14)年5月11日に始まり、同年の9月16日に停戦交渉が成立し終結した、国境線をめぐる日ソ間の軍事衝突である。国境付近の大草原を舞台にした3次にわたる激戦で、双方ともに1万人の戦死者、2万人以上の負傷者を出している。「事件」というよりも、実質的に「戦争」であった。事件後から敗戦に至るまでの詳細が公になっていない事だ。此の詳細に付いては次回に紹介するが此のあたりが日本史の闇の部分だ。



それとお隣朝鮮半島との関わりも興味はあるが、これには驚くべき事の事実があった、詳しくは竹田恒泰さんの韓国の歴史教科書を徹底検証を御覧ください。衝撃の真相とは?以下のYouTubeを是非ご覧ください。


この国の悲惨差は半端で無いことも解るお分かりのように、韓国に磨製石器時代から突然人類が消滅し5.000年は人類が絶えた。日本では神武天皇の役割だ。これが韓国の「国定歴史教科書」にちゃんと載せてある。「古朝鮮」というのは、半島に前漢の植民地である楽浪郡など四郡が置かれるまでの時代を言う。紀元前二世紀の終わり頃までである。朝鮮人はしばしば「朝鮮民族は五千年の歴史と文化を持つ」と言うが、その論拠がこの檀君紀元なのである。

此処で笑う事がこの5000年前の檀君神話を王朝としたら、漢王国は3600年前の話で偽りも甚だしい。古朝鮮朝鮮史は「檀君(ダングン)神話」から始まることになっている。神話上の檀君王倹が紀元前2333年に開いたという国の名称。朝鮮半島ではこの年を起点とする記述から計算して檀君の即位した年を西暦紀元前2333年とし、これを元年とする檀君紀元(檀紀)を定め、1961年まで公的に西暦と併用していた、まさに嘘ばかりである。

熊と虎にヨモギの葉とニンニクを与え虎は途中で逃げ出し熊が人間と熊女となり、檀君と夫婦になりそこから発達すると記してあるが、当時はニンニクは無い、これも嘘なのだ、当時から朝鮮半島の歴史は嘘でまとめた歴史のようである。
ここで解明出来ることは勿論DNAの染色体でも解明出来るが支那人、朝鮮人共日本国とは全く違う部族であることが解明でき、また漢民族朝鮮時のDNAも違っていた。

次回は予告は現在まとめているが「教科書に載せられない近代日本史、日本を共産国家にに変えようとした日本陸軍のトップたちの考察」東京裁判は実行させられたが日本の先の戦争への審議は未だ実行してないぜひ事実を検証するべきである。今しかできない事実を明らかにして歴史の事実の日本史を後世に伝えるなければならない。政治家、官僚が機能を失った現在の政では用をたさない日本政府は江戸時代にさかのぼり「大目付役」が必要性があり嘘のない日本の世の中に戻ろう。
最近のテクノロジーで歴史解析が益々面白くなりそうです、ブラボー!

英国のレイチェル・ポジャー(Rachel Podger)とアントニオ・パザリーニ製作の奏でるのバロックバイオリンでバッハのチェロソナタを聴く。

2020年07月20日 | バロック音楽・オーディオ一般

最近幾ら梅雨とは言えど梅雨寒と雨が多い、日本の九州地方も被害が続き相当の被害が出ているようです、お見舞い申し上げます。また最近お騒がせな、お隣の国支那もインド洋上空の状況が悪く雨雲ができ当分雨は振り続くと情報もありますが、支那特有の情報操作で状況判断は報道されず全く解らない状況だ、三峡ダム上流での土砂崩れ、大雨が続き何時雨が止むか分からない状況になっている、此の雨雲は日本まで続き、南の太平洋高気圧が強くなれが梅雨前線は移動する、夏の到来だが今年は全く予知出来ない。今週中頃には三峡ダム決壊が危惧される状態は強い。

国を持たない支那の理由は、皆さん支那の国は中国共産党が支配している国で勿論中国人民解放軍も中国共産党が指揮している組織で支那の人民は国がありません、悪の巣窟は中国共産党で支那の国ではありません、これは間違いなく事実です此の事実を理解すれば必ず驚き納得するであろう。中国共産党が指示を出さなければ三峡ダムは間違いなく崩壊するでしょう、現在囁かれたいることは、温 家宝もやばい立場にたっている様子で、米中冷戦は益々裸の王様に近づいている、我が国も早めに先を決めることが観葉で、日、英、米のG3結成を決めるべきであろう、共産党の支配する国の無い国には負けない。

此のような状況はぜひカメラに収め公開したいですね。でも三峡ダムは危険度いっぱいである。支那の御家芸でGoogle Earthの航空写真もCGで改ざん済である。これは支那人特有の現象のようですが、支那の国に見切りをつけることは意外とサッパリしている、原因は支那には支那人の国がないのです。最近支那企業最大大手、阿里巴巴集团(アリババ)のオーナーは個人株売却で大量のドルを入手しているようです、また多くの支那の資産家は支那に見切りをつけ逃げ出す準備のように感じる?国を持たない支那人の多くは形勢不利を察しすると逃げる、支那情報は情報操作のためか正確にはつかめないがYouTubeニュースを見ながら週末は自宅で気分を新たに好きな音楽に浸った。



イギリス生まれのヴァイオリニストレイチェル・ポジャー(Rachel Podger)。ドイツのルドルフ・シュタイナー・スクールで教育を受け、帰国後ギルドホール音楽演劇学校でミカエラ・コンバーティとデイヴィッド・タケノに師事した。在学中からバロック奏法に興味を惹かれ、バロック音楽を専門とするフロレジウムとパラディアン・アンサンブルという楽団の創設に関与する。その後も、このアンサンブルとコンサート・ツアーやレコーディングに参加し、国際的にも高く評価されている。1997年、トレヴァー・ピノックに招かれ、イングリッシュ・コンサートのコンサートミストレス兼協奏曲ソリストに就任、ますます多忙な日々となった。

以前ポッジャーとクーパーのモーツァルトが、未だ好印象が残っているヴァイオリニストである。ヴァロックヴァイオリンのの弦の音質もモダン楽器のヴァイロリンの弦音も我々がオーデイオ機材のアンプは真空管以外のアンプでは弦音が一番である。

特に弦楽器演奏は10吋のTANNOYのユニットと300Bの組合せが誠に工合が良く聴こえる。確かにバロック・ヴァイオリンの世界的名匠として国際的な成功を収め続けてきた天女レイチェル・ポッジャーと、イギリスの名鍵盤楽器奏者ゲイリー・クーパーの素晴らしきコンビ。ペザリニウス1739年製のバロック・ヴァイオリン、デレック・アドラム1987年製アントン・ワルター1795(レプリカ)のフォルテピアノなど使用楽器にもこだわり、高音質録音盤としても高評価を獲得。5度にわたる仏ディアパソン・ドールや英グラモフォン誌のエディターズ・チョイスなど、絶大な評価を築いてきました。レイチェル・ポッジャーが、「これは私にとって、現在進行形の発見の旅である」と語った"モーツァルトのヴァイオリン・ソナタ全集”は筆者お気にいりのCDである。


現在300BのシングルのアンプにGOODMANS AXIOM 80のA.R.U付きの箱に10吋のTANNOYのユニットを移植したシステムで楽しむ。ゆったり響き渡り涼やかな高音の調べは梅雨の鬱陶しさを忘れさせてもらえるようです。
最近自作したインシュレーターともマッチングが良好で深みのあるヴァイオリンの音質が気分良く響く、弦楽器独特の深み?低域を楽しむ。今回は今までの箱の間を70センチ程開けて聴くと中心にレイチェルポジャーが浮かび上がるようです。


正にオーディオの醍醐味か?最近古きCDを聴きモノーラルに耳が対応してしまった用で久々にステレオ感の強いCDにエンクロージャーからヴァイオリンの音色が離れるような錯覚に陥るようだ。

英国をリードするヴァイオリニストであり教師であるレイチェルポジャーは、18世紀のジェノバ人メーカーであるアントニオ・パザリーニヴァイオリン製作者(1700~1744年頃)によって現存する珍しい例であると考えられている楽器を演奏しています。
【演奏者】
レイチェル・ポッジャー(ヴァイオリン)
ゲイリー・クーパー(フォルテピアノ、チェンバロ*)
アリソン・マギリヴリー(チェロ)*
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ全集
勿論モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタも良かったが、今回の聴くバッハのチェロ・ソナタ演奏のことで下記のような話がありました



ポジャーのバイオリンは「Antonius Pazarinius et Calcanius、Genua 1739」というラベルが付いています。写真:タリシオPazariniで使用するピリオドの弓の種類を教えてください、の問に私は過去にモーツァルトのために本当に美しいドッドの弓を借りましたが、それは絶対に魔法でしたが、私にはオリジナルの弓はありません。フランスのメーカー、Rene-William Groppeの弓を4本持っています。彼の弓は美しく強くて生きています-あなたはそれを手に取れば、あなたはそれが本当にうまく話すことを知っています。私はそれをしない彼が弓に出くわしたことがありません。


私の初期のGroppe弓は、17世紀前半の音楽に使用する、17世紀初頭のコピーです。ビーバーにも使用しています。そのようなスタイルを本当に上手に演じています。それは軽いですが、木がとても強いので、それは本当によく話します、そして、それはあまりに早く弦から飛びません。あなたは速く演奏できますが、非常にはっきりしていて、コードも本当にうまくいきます。それから私は私の「バロックの弓」と呼んでいるものを手に入れました。それは約1720年のフランスのモデルで、私はそれとほとんどのバロック音楽でバッハを演奏します。

私が「バロックの弓」と呼んでいるものは、1720年頃のフランスのモデルで、バッハを演奏し、その中で最も高いバロック音楽を演奏しています」
Groppeによる初期のクラシカルボウも持っています。実際、私は3つのクラシカルな弓を持っています。1つは、Pieter Affourtitによるものです。これが今の私のお気に入りです。バランスが素晴らしいです。それから3つ目は、ベルギーのメーカー、ピエールパティニーによるもので、オーストリアの初期の音楽フェアで購入したもので、ハイドンの初期には素晴らしいものでした。



彼らが何をするかを正確に伝えるのは、クラシカルボウではかなりトリッキーです。もちろん、新しいスティックを手に取ると、多くの適応が行われます。あなたがどれだけ補償しているのか、どれくらいスティックが与えているのかを判断するのが難しい場合があります。なんらかの理由でバロックの弓を使う方がはるかに簡単だと思いますが、クラシックの弓を使うと、彼らがすることの幅広いスペクトルがあるようです。だからこそ私はたくさん持っています。
「バロック・ヴァイオリンの天女」レイチェル・ポッジャーは、1997年から2002年にかけてイングリッシュ・コンサートのリーダーを務め、2006年には自身が主宰するブレコン・バロック・フェスティヴァルの芸術監督に就任。オランダのChannel Classicsレーベルより数々の伝説的名盤を生み出し、2015年には英国王立音楽アカデミーの誉れ高き「バッハ賞」を受賞(女性アーティストとしては初)。そして、2018年の英グラモフォン賞では「アーティスト・オヴ・ザ・イヤー」に選ばれるという快挙を達成しています。



グラモフォン賞2018「アーティスト・オヴ・ザ・イヤー」受賞!J.S.バッハの「無伴奏チェロ組曲」を全曲ヴァイオリンで演奏するという画期的な録音!を聴いた見ました。
"バロック・ヴァイオリンの天女" レイチェル・ポッジャーは、1997年から2002年にかけてイングリッシュ・コンサートのリーダーを務め、2006年には自身が主宰するブレコン・バロック・フェスティヴァルの芸術監督に就任。2015年には英国王立音楽アカデミーの誉れ高き「バッハ賞」を受賞(女性アーティストとしては初)。
2018年来日公演時のインタビュー(レコード芸術2018年11月号掲載)でも語られ話題を呼んでいた、バッハの「無伴奏チェロ組曲」全曲をヴァイオリンで演奏するという画期的なプロジェクトの録音がついに登場。様々な楽器のために作品をリサイクルするのもバッハの魅力のひとつと語るポッジャーが、チェロの真似ではなく、ヴァイオリンならではの表現で実現させた「無伴奏チェロ組曲」です。



歴史的名盤となった「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ」(CCSSEL 2498)に始まり、トレヴァー・ピノックと共演した「ヴァイオリン・ソナタ集」(CCS 14798)、ブレコン・バロックのデビュー・アルバム「ヴァイオリン協奏曲集」(CCSSA 30910)、ピリオド・アンサンブル版の「フーガの技法」(CCSSA 38316)と、ポッジャーが築いてきた輝かしき「バッハ伝説」に、新たな、そして偉大な一枚が加わります!
【曲目】
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲(ヴァイオリン版/世界初録音)
  1.組曲第1番ト長調BWV.1007
  2.組曲第2番ニ短調 BWV.1008
  3.組曲第3番ハ長調 BWV.1009
  4.組曲第4番変ホ長調 BWV.1010
  5.組曲第5番ハ短調 BWV.1011
  6.組曲第6番ニ長調 BWV.1012
【演奏】レイチェル・ポッジャー(ヴァイオリン)使用楽器:ペザリニウス1739
【録音】2018年、王立音楽アカデミー(ロンドン)

様々な楽器のために作品をリサイクルするのもバッハの魅力のひとつと語るポッジャーが、チェロの真似ではなく、ヴァイオリンならではの表現で実現させた『無伴奏チェロ組曲』です。 歴史的名盤となった『無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ』に始まり、トレヴァー・ピノックと共演したヴァイオリン・ソナタ集、ブレコン・バロックのデビュー・アルバム『ヴァイオリン協奏曲集』、ピリオド・アンサンブル版の『フーガの技法』と、ポッジャーが築いてきた輝かしき「バッハ伝説」に新たな、そして偉大な一枚が加わります!  また、5弦チェロのために書かれた第6番は、来日時のインタビュー時点では「5弦のヴァイオリンを試し、ヴィオラ・ダモーレにいきあたった」と語られていましたが、最終的には自身のヴァイオリンに戻るという決断に終わり、これまでのバッハ録音でも使い続けてきた「ペザリニウス1739年製」の銘器を使用しています(一部の低音フレーズでは、ヴィオラのC弦も使用している模様)。

レイチェル・ポッジャーがなんとバッハの無伴奏チェロ組曲を録音。1番から5番までは彼女がいつも使用しているバロック・ヴァイオリンで、6番は当初予定の5弦ヴァイオリンやヴィオラ・ダ・モーレではなく、いつものヴァイオリンを基本的に使い、足りない低音はヴィオラで補充しています。(注意深く聞いていると二重録音の編集が分かります。)



そこまでしてこのチェロ組曲を録音しようと思った理由は何なのか?ということを聴きながら考えましたが、やはり、20年前に録音したヴァイオリンのための無伴奏ソナタとパルティータとは違って、激しい重音の連続などがないチェロ組曲だからこそ感じられる表現が彼女の演奏から聞こえてきます。
今回は週末にじっくりTANNOYの10吋のユニットで聴いたが、チェロにも負けない厚みのあるヴァイオリンの演奏の美しさ、しっかりした低音が重なり見事なバッハが満喫出来た、今回はエンクロージャーの間を何時もより多めに広げた重いエンクロージャー移動は大変であるが、収めて聴く、淹れたての珈琲を飲みながらの鑑賞は中央でレイチェル・ポッジャーが演奏する姿が浮かび上がる、やはりエンクロージャーの間隔は重要な隙間である。

ヴァロックヴァイオリンの高音の弦の鳴り方はさすがTANNOYであると思った、ブラボー!

欧州ライプツィヒ(ドイツ)生まれのユタ・ヒップ(Jutta Hipp)のジャズ・ピアノ・トリオの演奏を楽しむ、ズート・シムスとの共演も記憶に残る名作だ。

2020年07月15日 | JAZZ・ボサノヴァ


現在インチキLS3/5Aをジャズ系統を聴くのに鳴らしているが、一般的に欧州製作のエンクロージャーは、これはジャズが上手く鳴らないと言われるスピーカーなんだそうだ。いわゆるジャズは不向きのスピーカーと言われるが・・・・、筆者は特に1950年代のクラシック・ジャズを聴く者には少し渋めで若干の陰りがあって良い塩梅に鳴ると思うが、先日アンプは真空管よりソリットステートの馬力のあるうアンプでのドライブが良いと聴くが、現在300Bでドライブは如何なものか?と疑問をいだきながら聴いているが予想に反してとても良い音がするのである。


勿論アメリカ製はJazz向き、欧州製はクラシック向きとかスピーカーには製作した土地によりそのように言われるが、そんな事は無いと思うし、昔からの呪縛と思っている。LS3/5Aを一般家庭で聴くには大音量他人には不快感を与えてしまう、適度な音量で鳴らすのなら300Bの8Wの程の出力で十分かも知れない。現在筆者の持つ「石」のアンプ3種試聴したが、真空管には及ばなかった。現在使用の300Bも良いが欲を言えば馬力はもう少し欲しいとも思うが・・・・アンプ選びは難しい?



中域が充実して、倍音が美しく、ベースもこのサイズからは信じられないほど朗々と鳴る。LS3/5Aを慣らす(エイジィング時間)のに!、結構時間が掛かると思いました!購入後早6ヶ月は(多分1,000時間位は過ぎた)ので今後が楽しみに聴ける状態になったようだしかし仕上がりには時間がかかるようです。但しエイジィング時はボリュームは少し大きめが良いと言うが其れは問題がある。

しかしLS3/5Aを鳴らすコツはインシュレーターにあると思う、一番はAIRBOW ウェルフロートボードWFB-A4(295×210mm)使用を薦めるが、其れ以外はエラストマーゲルを利用し自作を薦める、スピーカーを理想的に浮かすことで、床やスタンド、テーブルなどから伝わる振動の悪影響を効率的に遮断し、音の濁りを大きく低減、音質の透明感を大幅に高め、ストレスのない音場空間の広がりを実現します。一度使うと手放せない状態になっている。



最近凄く珍しいジャズピアニストを見つけた、あまりにも少ないピアノ演奏が印象的な欧州のピアニスト思わずCD2枚の衝動買い。
又昔よく聴いたマリガンとの共演で聴く、アメリカ・カリフォルニア州生まれのモダン・ジャズ・サックス・プレーヤー、ジョン・ヘイリー・シムズ(John Haley Sims)との共演と聞き期待度が高まる。愛称のズート(「めかし屋」の意味)は、カリフォルニアのバンドに在籍していた頃に誰かが付けたもので、彼はそれをそのままミュージシャン名にしズート・シムスと名乗る。

名はユタ・ヒップ(Jutta Hipp 1925年2月4日~2003年4月6日)は、ドイツ出身の女性ピアニスト。アルバムは1956年、ライブハウス「ヒッコリー・ハウス」のライブ録音である。「ヒッコリー・ハウス」はマンハッタン西52丁目にあるステーキ屋だった、店内の一角にステージを設けピアノによるジャズ生演奏をBGMにしたところ評判を呼んだらしい。ブルーノートがこの機を捉え、1515番と1516番と2枚のアルバムを制作した、演奏はどこまでも黒人まさりのメロディックなピアノに驚嘆。たしかな技術にささえられたピアノワーク、総合的に評価は高く今でも不滅の名盤とされている。



ユタ・ヒップはジャズ演奏家。ライプツィヒ(ドイツ)生まれ。絵画を美術学校で学ぶ。ホット・クラブのジャズ・セッションに参加後、ミュンヘンに移住し、ハンス・コラーと活動。’53年自己のクインテットで演奏。’55年渡米。’56年トリオで「ヒッコリー・ハウス」に出演。一時音楽活動を離れた後地味な活動をドイツで行うが、現在は演奏活動をまったく行っていない。演奏を聴けば解るが、さすがドイツ生まれのユタ・ヒップは伝統的な鍵盤楽器の基本が出来ているようで、天才ピアノ演奏アート・テイタム(p)を忍ばすような感じも匂わし現代調に言えばピーターソンに共通する演奏は実に心地よい。実に楽しげにスイングする演奏にはじつに寛げる心に残る2枚だ。

正に聴くのが楽しくなる一枚である、自然と体がリズムになって思わず首を振ってしまいそうな一枚である、確かに当時の録音としては音質も良い。夢中になってJAZZを聞いたのは勿論学生時代で50 年以上も前の話だが、ここでそのことを考えると20歳代と全く変わってなく成長は止まっているようだ。



Jutta Hipp At The Hickory House Vol.2 (Uhqcd)

ブルーノートに音を残した唯一のドイツ人ジャズピアニスト、ユタ・ヒップの永久保存版アルバム!メロディーはとても哀愁に満ちているのに、彼女が奏でるピアノの音は実に淡々としていて清々しくさえ感じます。ヨーロッパ・ジャズ史に残る名ピアニスト、ユタ・ヒップがニューヨークで行なった珠玉のライヴを収録。共演にトリスターノ門下のベーシストの ピーター・インド(Peter Ind)イギリスで生まれています。 1951年にニューヨークに渡ってからトリスターノやリー・コニッツ、ブッカー・アーヴィン、マル・ウォルドロンなど数多くのジャズメンと共演し、活躍しました。日本でも隠れファンは多いようです、後にオスカー・ピーターソンと共演するあのエド・シグペンを迎えた豪華な一枚だ。

ヨーロッパ・ジャズ史に残る名ピアニスト、ユタ・ヒップの貴重なニューヨーク・ライヴ。レニー・トリスターノ門下のピーター・インド、のちにオスカー・ピーターソンと共演するエド・シグペンとのプレイ。ドイツ・モダン・ジャズの草分けとしても知られる美人ピアニスト、ユタ・ヒップが名門ヒッコリー・ハウスで行ったライブを収録したアルバム。 

 録音年 1956年4月5日
 録音場所 ニューヨーク、ヒッコリー・ハウス
 録音方法 ライヴ
   1.イントロダクション (Live)
  2.テイク・ミー・イン・ユア・アームズ (Live)
  3.ディア・オールド・ストックホルム (Live from the Hickory House, New York, U.S.A./1956)
  4.ビリーズ・バウンス (Live)
  5.四月の思い出 (Live)
  6.レディ・バード (Live)
  7.マッド・アバウト・ザ・ボーイ (Live)
  8.エイント・ミス・ビヘイヴン (Live)
  9.ジーズ・フーリッシュ・シングス (Live)
  10.ジーパーズ・クリーパーズ (Live)
  11.ザ・ムーン・ワズ・イエロー (Live)
  録音年 1956年4月5日
  録音場所 ニューヨーク、ヒッコリー・ハウス
  録音方法 ライヴ
演奏者 ユタ・ヒップ(p) ピーター・インド(b) エド・シグペン(ds)


  1.風と共に去りぬ (Live)
  2.アフター・アワーズ (Live)
  3.ザ・スカーラル (Live)
  4.ウィル・ビー・トゥゲザー・アゲイン (Live)
  5.ホレーショ (Live)
  6.アイ・マリード・アン・エンジェル (Live)
  7.ヴァーモントの月 (Live)
  8.スター・アイズ (Live)
  9.イフ・アイ・ハッド・ユー (Live)
  10.マイ・ハート・ストゥッド・スティル (Live)

音源は勿論モノーラルですが是非残したい一枚です。たった数作だけでジャズ界を去ってしまったユタ・ヒップ。極度のあがり症や、過度のアルコール摂取が原因とか、あるジャズ評論家との恋愛関係に疲れたからとかいろいろと言われているようですが、異国の女流ピアニストとして金儲けの手段に使われることに嫌気がさしたのが一番の理由かと推察しています。

清楚な声で曲目を紹介する本人の肉声が入ったこのアルバムは、しなやかで瑞々しい女性の感性が詰まった名盤です。1曲目「テイク・ミー・イン・ユア・アームズ」でその実力を見せつけていますが、2曲目のスウェーデン民謡「ディア・オールド・ストックホルム」のメランコリックな表現が私は一番気に入っています。スタンゲッツやマイルス、バドパウエルも演奏していますが、琴線に触れるような演奏で私はこの演奏が一番好きです。随所にスマートで軽快な躍動感に溢れる演奏も見せるこのアルバムはお気に入りの1枚です。


演奏が彼女独特で素晴らしいだけに、「どうして?」と首を傾げて聴いていました。本人は挫折感を感じてドイツに帰ってしまわれたとのことですが、これだけの演奏をして、ブルーノートに音も残して、本当に勿体無く残念です。彼女の凛としたピアノの音でもっと他の曲も聴いてみたかったと悔やまれます。

テナー・サックスのズート・シムスはバリトン・サックスのあの「ベッ」と独特の音が魅了のジェリー・マリガンとの共演で聴くようになったが、ドイツの女性ピアニストJutta Hippとウエスト・コーストのテナー・サックス・パイオニアZoot Simsの ユニークな1956年録音コラボ作品で名盤である。



1950年代半ばのNYCジャズシーンでのユニークで短命な存在であったHipp、もその時代に評論家Leonard Featherの支援を受けNYに移住し、一連のBlue Note作品を録音。本作は、サックス奏者のZoot SimsとトランぺッターJerry Lloydによるハイレベルなブロウイング・セッションも聴きどころ。Simsのオリジナル‘Just Blues’、Lloydのオリジナル‘Down Home’,さらに ‘Almost Like Being In Love’, ‘These Foolish Things’ ‘Violets For Your Furs’などのスタンダードを収録。
【パーソナル】
  Jutta Hipp (p)
  Zoot Sims (ts)
  Jerry Lloyd (tp)
  Ahmed Abdul-Malik (b)
  Ed Thigpen (ds)
ソングリスト
  1.Just Blues,
  2.Violets For Your Furs,
  3.Down Home
  4.Almost Like Being In Love,
  5.WeeDot,
  6.Too Close For Comfort



シムズのコートにすみれを(Violets For Your Furrs)は最高です。これ一曲だけ聴くために購入してもいいかな。ノリでやってる貴重な音源だと思います。こんな感じの中間派のやつで音質が良いのホントに少ないですから… 心地好いっすねえ。スタジオ録音なのにライブみたいな空気感が良いですよね。

しかし、「コートにすみれを」は流石に、冒頭のピアノから全編にわたって、サックスと互角の存在感を見せる。個人的に、ユタ・ヒップが魅力的なのは、サックスの隙間隙間にうまく一音一音をはめ込んで、過不足なく弾く、バランス感覚ではないかと感じた。

しかし、ヒップが惜しくも第一線から退いてしまったため、貴重な記録となった。ウェストコーストジャズの香りが漂う一作でもある。



ここまで聴くとバリトン・サックスの音が聴きたくなる、当時筆者がJazzを聴き出した頃よく聴いたジェリーマンガンのバリトンサックスの音が魅了的で聴き出したのがJazzである。

1950年代前半の米ウェストコーストジャズ界をけん引したジェリー・マリガン四重奏団。本作は、マリガンの最強コンビとして人気を集めたチェット・ベイカー(Tp)を擁した1952年から1953年の間に録音されたセッションを中心に、プロデューサーMichael Cuscunaの監修の下、ベストテイクを集めた編集盤。
名曲"Bernie's Tune"をはじめ、ウェストコーストジャズならではの洗練されたアンサンブルを聴くことができる"Walkin' Shoes"、マリガンとベイカーによる高速のアドリブが火花を散らす"Freeway"などの代表曲が並ぶ。



モダンジャズの歴史に残るクールジャズの名演が楽しめるアルバム。ジェリーマリガンのカルテットとチェットベイカーの組み合わせ...確かに人々はチェットに問題を抱えていますが、彼のトランペットは掘り下げていますが、ボーカルやその逆ではありません...そして他の人は、ジェリーミリガンは火星出身であるにもかかわらず、彼は旅行のために完全に荷造りするのを忘れるように、欠けている特定の何かです...。

しかし、ここでは、チェットベイカーとのベストオブジェリーマリガンカルテットでは、望まれるものは何もありません、それを指摘することはできません、リリースは明るくクリーンで、確かに男性のどちらかがソロまたは一緒に行った最高の作品の1つです。

The Best of the Gerry Mulligan Quartet with Chet Baker
【演奏曲】
  01 Bernie's Tune
  02 Nights at the Turntable
  03 Freeway
  04 Soft Shoe
  05 Walkin' Shoes
  06 Makin' Whoopee
  07 Carson City Stage
  08 My Old Flame
  09 Love Me or Leave Me
  10 Swinghouse
  11 Jeru
  12 Darn That Dream
  13 I'm Beginning to See the Light
  14 My Funny Valentine
  15 Festive Minor


【演奏メンバー】
  Gerry Mulligan Baritone Sax
  Chet Baker Trumpet
  Bobby Whitlock Bass
  Carson Smith Bass
  Henry Grimes Bass
  Chico Hamilton Drums
  Larry Bunker Drums
  Dave Bailey Drums

チェットが「マイ・ファニー・バレンタイン」を何十回も歌うのを聞いたことがありますが、ジェリー・マリガンによるこのアレンジは最高で、新鮮な空気を作品に吹き込み、カルテットが、最初からリスナーを襲うのはクールなベースですが、数の重みを担い、リズムのさわやかなラインをバランスさせるために、ベースプレーヤーには責任があるのかもしれない、兎に角マリガン節のピアノレスの演奏は衝撃的な音が聴けた。この曲を聴くと青春時代に戻った様な感じに浸る。



此のようなクラシック・ジャズを聴くと、何故かLS3/5Aの渋めな音が似合う、切掛は単純で当初TANNOY IIILZ Monitor Goldユニットで1950〜60年代当時のジャズが聴きたい、楽しみたい、から始めたオーディオ機器のお遊びから再出発し、勿論TANNOYでの鳴り方も良くなったが或程度の機材でのジャズ音楽もいけますよ、但しアンプは真空管に限る様ですが、ブラボー!

最新のハイレゾを考察する、バッハ:よく整えられたヴィオール合奏曲集 第1巻~平均律クラヴィーア曲集スティーブン・ディバイン(チェンバロ)Steven Devineの演奏で聴く

2020年07月11日 | バロック音楽・オーディオ一般


これは英国のお話で、勿論17世紀頃英国の音楽はヨーロッパに於いて大英帝国は欧州では最大の音楽輸入国と言われたそうです、昔は楽譜の購買で生計を立てていた作曲家が多いと聞いたが?英国でも有名な作曲家には、ドイツから帰化したヘンデル、英国代表ともいうと誰もが口をそろえて言う、行進曲で有名な「威風堂」ベルガー作とかなり少なく、極端な話は20世紀に入りやっと「ビートルズ」で花開く。

違うことは20世紀に入りオーディオに関すれば一流機器が揃う、現在も国営放送のBBC放送が整然と代表する機器を揃えています。BBC(イギリス放送協会)は、日本で言えばNHKのようなものです。そのBBCが放送局用モニタースピーカーとして製作したモニタースピーカーは、日本にも輸入され、オーディオマニア垂涎の名品となりました特に1980年頃発売したRogersLS-3/5aの初期型は有名エンクロージャーにはピアノ材としても有名な英国北部産の樺材を使用。勿論20世紀の時代はLPレコード中心からCD他音源ソフトの時代と変遷した。



最近のBBCが承認する機器のモニターを実施すればメーカーは違えどそこから聴こえる音は良く似てるのだ。勿論筆者の聴くインチキLS3/5aだが正式には「ho's systemのLS3/5a」とGOODMANS AXIOM 80のA.R.U付きの箱に10吋のTANNOYのユニットを移植したシステムの双方とも吸音材をクリエコンポジットの吸音材を使った事があり、高音での10吋のTANNOYのユニット独特の魅力には劣るが全体のバランを表現するには誠に良い音質になったようです。

最近エージングも進み両方共、補修も終わりやっと音が出る感じになったようです。其処は英国製の伝統の音が響く。



先日インチキLS3/5aとの相性の良いEL34のアンプに期待し到着して試聴するが、音質のバランスがあまりにも悪く止む無くおかえり頂いた次第である、中古は整備完了品でないと信用出来ないようである。今後暫く良さそうなアンプを気長に探します。

EL34のアンプは高値安定商品の感じがしますが、是非掘り出し物を見つけたいとお思います。



最近見つけた音質重視のRoonが進化している、ライセンス費用は毎月10ドルとの案内もある、Roonは今に到るまで精力的なアップデートを続け、機能を拡張してきたことも特筆できる。革新部分こそ変わらないにせよ、現在のRoonは登場間もない頃のRoonに比べ、オーディオファンと音楽ファンの双方にとって長足の進歩を遂げた。

利便性も高く別途サーバーもあり標準仕様:Nucleus本体のみ272,800円(税込)と大変高額プライスが付いているようです。中身はインテル5i以上のCPUが必要と言っている。



Nucleus本体はとても良いが価格が問題だ、ここでコストパフォーマンスも大変優れている、ベアボーンキットとパーツはHD500G程のSSDと8Gのメモリー対応とLANケーブルで無料でLinuxインストールしてからRoonソフトインストールで、大成功格安オリジナルなRoon Server設定出来るそうです。

但し直接Windowsマシン、MacマシンのRoon混載は音質が低下するため、そこでベアボーンキットを使い専用「Roonサーバー」を組み込む方法があり、これは少し調べる必要があります。ベアボーンキットはAmazonにて販売中ASRock Intel H110搭載 ベアボーンPC Desk Mini 110/B/BB価格も¥13,082と格安でSSDとメモリーで仕上がる。これは未来ハイレゾの方法かも知れない。

仕上がりサイズも非常にコンパクトでLAN接続でどこでも共有可能なシステムの感じがします。下の写真が ベアボーンPC Desk Mini 110/B/BBです。



但し付属のクーラーはチープな品が付属の為クーラーは別途購入が望ましい、Noctua NH-L9i - 95mm SSO2 CPUクーラー¥5,195使用が良いかも知れない。



勿論総額¥40,000程で仕上がると思う。Nucleus本体と比べかなり安価になる。後はLinux対応で操作はWindowsマシン、Macマシンどちらの対応可になるようです。
詳細は下記に示しました。
ブランド              ASROCK
商品の重量           1.86 Kg
梱包サイズ           29.6 x 21.1 x 12.7 cm
商品モデル番号         Desk Mini 110/B/BB
カラー                                グレー
画面サイズ           32 インチ
グラフィックアクセラレータ    Integrated Intel® UHD Graphics
グラフィックカード種類           Intel® UHD Graphics
ワット数                             120 W
HD                          480G
メモリー                          8G
下図は音質重視のRoon導入後の接続図で利便性がよく、音質が断然良くなると言われるそうです。デジタル音源は進化し続けているようです。



常にハイレゾの最新技術は油断すると変身することが多く今後も注意深く対応しなければならない、サイドよく調べ導入は悪くはなさそうである。新しいハイレゾで良い音楽を特上の席で気分良く聴きたいものである。



今回は珍しく英国の鍵盤楽器演奏者を聴いた。今までピエール・アンタイとチェンバロ等は音質も良く好きな演奏家でしたが最近スティーブンデバイン(Steven Devineのリアルな音と演奏に造形が深くいかにもバッハらしい演奏が気に入っている。

勿論現在作曲家の中の鍵盤楽器の練習曲の多さはバッハは群を抜いて有名な曲も豊富に揃っている、より良い正確な音が聴ける安易な装置があれば練習方法も変わって来るのかもしれない。何故なら教育が次期世代を育てることかも、と思うようになる。平均律クラヴィーア曲集の表題「よく整えられた」正確な音を正確に聴かせることもあん学を学ぶ人々には非常に大切な事と最近理解することが出来た。

以前からバッハの鍵盤音楽は好きで多種な演奏者で聴くが特にチェンバロの音は見事に違いそれぞれの個性を表現しているように思う、またチェンバロ演奏の基準も違い、楽器の大きさの違い等条件の統一も難しく、最終的には聞き手の基準に従うことのように思う、イギリスの指揮者兼キーボード奏者であるスティーブンデバイン(Steven Devine)は、マンチェスターのチェタムズスクールオブミュージックで初期の音楽トレーニングを受け、オックスフォード大学で音楽を学びました。


スティーブンは、ヨーロッパの歴史的なキーボード楽器の主要なコレクションの1つであるフィンチコックコレクションのアシスタントキュレーターのポストを組み合わせています。1993年にブロードウッドハープシコードコンペティションで優勝し、その直後にロンドンでリサイタルデビューを果たしました。その他のパフォーマンスには、アンサンブルギャラントやフィッツウィリアムカルテットによるフォルテピアノの室内楽のほか、新室内オペラやオペラレストラッドによる新作の演奏などがあります。

彼はアメリカへのツアーに出かけ、そこで啓蒙時代のオーケストラと一緒に完全なブランデンブルク協奏曲を演奏しました。彼は啓蒙時代のオーケストラ主要キーボード奏者であり、ゴンザガバンド、クラシックオペラ(モーツァルト奏者)の主要キーボード奏者でもあり、ヨーロッパの他の多くのグループと定期的に演奏しています。



彼は他のアーティストやアンサンブルで30枚以上のディスクを録音し、6回のソロ録音を行いました。彼のバッハのゴールドバーグ変奏曲(Chandos Records)の録音は、グラモフォン誌を「最高の曲」と評したことを含め、非常に高い評価を受けています。ラモー(レゾナス)のハープシコードの完全な作品は、BBCミュージックマガジンから5つ星のレビューを受けており、バッハのイタリアの協奏曲に関するスティーブンの最新の録音は、クラシックFMの鑑定人に選ばれています。スティーブンは最近、バッハのよく調律されたクラヴィエ のブック1をリリースしました 。


スティーブン・ディバイン(Steven Devine)はオックスフォードのミュージックセントピーターズカレッジを読み、ロイヤルカレッジオブミュージックで学びました。彼は現在、イギリスのハイドンフェスティバルの指揮者および芸術顧問を務めています。オックスフォードの新室内オペラの音楽監督。啓蒙時代のオーケストラシリーズの監督、Bach the Universe&Everything; ヨークアーリーミュージックフェスティバルのアーティスティックアドバイザー、および啓蒙時代のオーケストラの主要キーボード。彼は画期的なエレクトロニックミュージックグループ、The Art of Moogのメンバーです。



スティーブンデヴィンは、ゴルドベルグ変奏曲のこの素晴らしい解釈でパーセルのディドとアイネイアスの彼の絶賛されたシャンドスの録音に従います。彼は学問的権威をこのレパートリーの柱にもたらし、30のバリエーションの背後にあるバッハの考えに対する多くの洞察をキーボードに記し、彼がキーボードでの巧みなテクニックと一致させ、これをチェンバロの芸術のブラブラディスプレイに変えます。イリュージョニズムはチェンバロの鍵であり、デバインのダブルマニュアル楽器は、さまざまな登録の可能性を超えて暖かくなっていますが、ヴァル29の揺れている和音の数字で、より乱れたブラッシーなサウンドを作成しています。


よく整えられたヴィオール合奏曲集 第1巻~平均律クラヴィーア曲集Steven Devine (チェンバロ)
「ディバインの音楽の説明は同様によく調律されており、極端なテンポに向かわず、演奏に落ち着きと明快さをもたらします。チェンバロは美しく捉えられており、細かい響きと良好な核心音があり、チェンバロの録音を妨げるようなペッキングはありません。彼は明らかにさまざまなキーを楽しみ、パフォーマンスに色を付けることを可能にし、その結果は魅力的で夢中になります。私は確かに第2巻を楽しみにしています。スティーブンデバインによる音楽的にインテリジェントで魅力的なレコーディングは、バッハ(または、すべての音楽)を演奏することは、すべてのノートを正しい順序で演奏することだけにとどまらないことを示しています。彼のアーティキュレーションとレトリックの微妙な使い方と、小さなモチーフから音楽のアイデアを構築するバロックのアイデアへの彼の理解は、繰り返し聞くことを誘う魅惑的な録音になっています。

バッハ:よく調律されたクラビエI
  1    前奏曲第1番ハ長調BWV 846/1    2:11 
  2    フーガ第1番ハ長調BWV 846/2    1:46
  3    前奏曲第2番ハ短調、BWV 847/1    1:42  
  4    フーガ第2番ハ短調BWV 847/2    1:44  
  5    プレリュード第3番ニ短調BWV 848/1    1:38
  6    フーガ第3番ハ長調BWV 848/2    2:46 
  7    前奏曲第4番ハ短調、BWV 849/1    2:20 
  8    フーガ第4番ニ短調BWV 849/2    3:56 
  9    前奏曲第5番ニ長調BWV 850/1    1:36 
  10    フーガ第5番ニ長調BWV 850/2    2:00 
  11    プレリュードNo. 6ニ短調BWV 851/1    1:45 
  12    フーガNo. 6ニ短調BWV 851/2    2:04 
  13    前奏曲第7番変ホ長調BWV 852/1    4:09
  14    フーガ第7番変ホ長調BWV 852/2    1:59 
  15    前奏曲第8番変ホ短調BWV 853/1    2:54  
  16    フーガ第8番変ホ短調、BWV 853/2    5:23  
  17    前奏曲第9番イ長調BWV 854/1    1:23   
  18    フーガ第9番イ長調BWV 854/2    1:32    
  19    前奏曲第10番ハ短調、BWV 855/1    2:18   
  20    フーガ第10番イ短調BWV 855/2    1:27    
  21    前奏曲第11番ヘ長調BWV 856/1    1:30   
  22    フーガ第11番ヘ長調BWV 856/2    1:32    
  23    前奏曲第12番ハ短調、BWV 857/1    1:32    
  24    フーガ第12番イ短調BWV 857/2    3:42    
  25    前奏曲第13番ニ短調、BWV 858/1    1:15 
  26    フーガ第13番ヘ長調BWV 858/2    1:56  
  27   前奏曲第14番Fシャープ短調BWV 859/1    1:18   
  28    フーガ第14番F短調BWV 859/2    2:13   
  29  前奏曲第15番ト長調BWV 860/1    0:59   
  30    フーガ第15番ト長調BWV 860/2    2:59   
  31    前奏曲第16番ト短調BWV 861/1    1:41
  32    フーガ第16番ト短調BWV 861/2    2:27 
  33    前奏曲第17番変ホ長調BWV 862/1    1:24  
  34    フーガNo. 17変イ長調BWV 862/2    1:48  


  35    プレリュード18番、Gシャープマイナー、BWV 863/1    1:36  
  36    フーガ18番ト短調、BWV 863/2    2:57   
  37    前奏曲第19番ニ長調BWV 864/1    1:33   
  38    フーガ第19番イ長調BWV 864/2    2:46   
  39    前奏曲第20番イ短調、BWV 865/1    1:12  
  40    フーガ第20番イ短調、BWV 865/2    4:54   
  41    前奏曲第21番変ロ長調BWV 866/1    1:33   
  42    フーガ21番変ロ長調BWV 866/2    1:52    
  43    前奏曲第22番変ロ短調BWV 867/1    2:02  
  44    フーガ第22番変ロ短調BWV 867/2    2:35  
  45    前奏曲第23番ロ長調BWV 868/1    1:05 
  46    フーガ第23番ロ長調BWV 868/2    2:01   
  47    前奏曲第24番ロ短調BWV 869/1    5:36    
  48    フーガ第24番ロ短調BWV 869/2

結果として生じる独特のチューニングは、オープニングの8つのトラックで聞くことができます。Cキーの後のC#メジャーとマイナーは、特に素晴らしいC#マイナーフーガで、すばらしく聞こえます。ディバインは彼のライナーノートの多く(ドイツ語からのすべての引用は慣用的に英語に翻訳されています)をウォルテンペリエテの意味について議論しています。コリン・ブースのチェンバロのメロウな音色とスティーブン・デヴィンのエレガントでシンプルな演奏が、これらのCDを聴くのを楽しくしています。彼のテクニックは完璧で、彼の装飾品はエレガントで、リズミカルな演奏は大変素晴らしい仕上がりになっています。模倣のパッセージはインテリジェントに表現されており、邪魔になることはありません。適切に感じ、自分で演奏できるようにしたいのです。




他の鍵盤演奏にも良い演奏があります。「イタリアン」協奏曲と「フレンチ」序曲は、バッハ自身によると、「音楽愛好家が彼らの精神をリフレッシュするために」作曲したバッハのクラヴィエ・オーブンの後半部分を  構成します。ここでスティーブンデバインは、これらの作品が単に精神をリフレッシュするだけではないことを示しています。「イタリアの」協奏曲は、バッハがヴィヴァルディの協奏曲を徹底的に研究した成果であると長い間考えられてきました 。

スティーブンデバインの演奏に、ブラボー!