伝統ある英国の10吋ユニットで、いい音で音楽を聴きたい・・・・・

音楽好きの、古いオーディオ機器10吋TANNOYを改良して聴くダメオヤジの金ちゃんです。

カール・ベーム&ベルリン・フィル/モーツァルト:歌劇『魔笛』が自然に低域が鳴る10吋のTANNOYの改装が略完成する。

2020年04月25日 | オペラ・歌劇・カンタータ・オーディオ全般

謹慎生活も長く3〜40日続くが一向に武漢風邪(今回からこのように呼ぶ事に)の収まりを見せなく、5月6日の解除は一ヶ月ほど持ち越すだろう、最近も著名人が亡くなり話題になっている。政府のあまりも遅い(今までと変わらない)特に官邸中心の対応は益々国民に顰蹙を買うであろう、素人の筆者でも実に遺憾に思う。

その反面大幅な景気後退で、危惧された自然環境は徐々に回復に向かっているようである、皮肉に思えるがこの騒ぎは収まり次第、自然環境も含め共存共栄を考慮し大いな方向転換をできれば幸いである。しかし今回の武漢風邪の感染対策で経済大国と言われる日本政府はは国民に対し非常に厳しく、全く放置している厚労大臣などは言い訳ばかりで責任などは全く感じてもなく、人口密度も多い国なのに感染率、特に死亡率が誠に少ない事は不思議である。余程清潔な民族か?衛生状態がそれほど良いのか疑問だが?世界と比べると全く不思議な国である。

しかも安倍総理の支持率は30%以上もあり、その様な支持者の顔が見てみたい、この政権を全て潰し新しい国造りををしなければこの国は滅びるであろう、勿論オリンピックなど組織委員はボランテア精神でなければ開催できない。国民はこの組織委員に幾ら支払いしているかを公表すべきであろう、冷静に考えると、開催までにはワクチンは出来な行ことの公算はは多く、例え出来たとしても全世界75億の人への配布は無理であることを考えれば、現時点の中止が妥当と思う誰でもわかる理屈だ。



庭には春の花が咲き、景気が停止状態にあり、環境には良くなっていると聞く、筆者も仕事も極端に少なく、でもある程度は仕事のための外出は余儀なくされる、自宅では相変わらず音楽鑑賞が続いている。

筆者がオーディオを再開して約5年の月日が流れたが、古いものを寄せ集め悪銭苦闘し細々と音楽鑑賞を初めたが、なにせ貧困老人のため高額商品の購入は難しく良い音質では全く聴けない。しかし昔と比べて思えば基本的に聴く音楽は器楽が多いが、僅かにオペラ、カンタータが増え程度で、基本はさほど変わりないと思う・・・・

今言えることは可也交響曲系統は多くなった、むしろこれは気難しい10吋のTANNOYの箱を入手してからの違いだ、オケのフォルテを探検するのは生以外は無いが、据え置き型の大きなエンクロージャーで聴けばなんとなく「それらしく」聴こえる、実はこの「それらしく」聴こえるが大変な問題でもあった。


一番音に感じる事は自然な低音が肝心です、勿論LS3/5aでも交響曲は聴けるが、自然に聴ける重低音が感じない、ブックシェルフの限度が感じる。現在の装置はオーディオ再開した当時と比べ全く違ってしまったが、現在Classicは10吋のTANNOYIIILZ inCabinetHPD295をGOODMANS AXIOM 80のA.R.U付きの箱に入れて、聴くがやっとその「それらしく」聴けるようになったのだ、未だ中途半端ながら考えれればやっと入り口が見えた様な感じがする。

筆者も当初オリジナルのエンクロージャーを替えて聴くと音質は落ちる等の記事を鵜呑みにして、TANNOY IIILZ in Cabinetのオリジナルで聴くが、このような箱に入れた音を聴いて驚いた、これが IIILZの奏でる音か?と思ったA.R.U付の効果か自然な低音にびっくりしたのだ。


勿論、JAZZはLS3/5aで聴いているが、所詮音の良し悪しが言われるが、キレがどうの、アタック音がと騒いでも所詮、良い音楽、良い演奏は不滅である。懐古主義でもないがやはりヴィンテージスピーカーで究極を求め追求すると其処から見える景色は今までとは違う景色が見れるのかも知れない。

でもそれは諸先輩からお知えられた、良い演奏者が奏でる良い音楽がなければ、良い装置は不要だ、なんてことを最近染み染み思うのだ。当に禅問答のようである。



最近この10吋のTANNOYの箱の下に引くインシュレーターを製作して試聴したが真とこに良い塩梅に聴けるようになったのだ。此のアイデアを頂いた山岡さまより又ヒントを頂いた。

「これは本格的ですね。それと、厚みをつけた板は下側をお勧めします。
土台として作用しますので、しっかりしたほうを支えにした方が効果があると思います。
本来ならエラストマーゲルを床に直接置いてその上に一枚の板を置けばいいのですが、そうなると全く移動できななくなってしまうので、移動可能の状態にするために板をサンドイッチにしたんです。
でもせっかく厚みのある板を作られたんで比較試聴していただくと助かります。うちでは同じ板厚のものを使っていますので」



とのアドバイス通りに板を反対に据え置く、本日注音したエラストマーゲルも到着し、早速本格的にセッティングを試みる三枚構成で据え置いた。

下写真は本日到着した後日購入のエラストマーゲルです厚み5mmです。



翌日追加で注文したエラストマーゲルも配送されこれでサンド出来るので早速取り掛かる。


三枚重ねにしたエラストマーゲルを8個作り先日製作した板に挟みスピーカーを置く、安定性も高く音の干渉も受けないような感じがするが、添え付け定着するまでは30分程度放置したが安定するのはそれなりに時間はかかるのかも知れない。

なおスピーカーの位置は再度よく調整して寸法も図り一番良いと思われる場所に据え付ける、使用した集積材のためか頑丈で大型のエンクロージャーを乗せてもたわみもない。定位置に据え少し揺するとAIRBOW ウェルフロートボードの上に乗せ多様な感触が伝わる、インシュレーターとしては以前と比べかなり上等なものに変わったようですエンクロージャーを揺らすとAIRBOWと同じ感じに揺れた。

動きもAIRBOW ウェルフロートボード同様の動きをする、地震対応も良いと思った音も全ての音が向上したかのように落ち着いた音がする。塗装も黒のマットで塗ったのはじっくり落ち着き高級品の感じに見える、当分はこれで十分です。



GOODMANS AXIOM 80のA.R.U付きの箱に入れた10吋のTANNOYの音質を十分発揮するであろう。とにかく視聴するが落ち着いた音を奏でる、なにか急に大人の音を感じさせる様な鳴り方に響きだす大型エンクロージャー独特の納得出来る自然な低域が聴こえる。

色々のジャンルの音を試さなければわからないが、時間はたっぷりあり、好きなバッハのカンタータも含め当分試聴が楽しみではある、果たして好きなバッハのカンタータ・宗教音楽ははどういう具合に響くだろう実に興味深い。

以前よりカール・ベーム指揮、ゲオルク・ショルティ指揮のオペラには関心が合ったが、IIILZ inCabinetで聴くかぎり音量に問題があり敬遠気味でしたが、これで解消され大いに楽しむ事が出来ることは今後の音楽鑑賞の楽しみでもある。


ウェルフロートは現在LS3/5aを乗せ聴いているが、此の方式が正しいのなら、厚みのある板を下方にして聴くのが良いと思い試すと若干ながら切れが良くなった感じがした、ロゴを反対にしてボルトの見えるの所にLS3/5aに乗せる事に抵抗はあるが確かに音質は向上した。


早速次は10吋のTANNOYの箱を確かめる、先ずは我々が「これがショルティだ」と考えているショルティ像は、実はDECCAとのレコーディンクによって形成されていったものである可能性が高い。

ショルティは確かに戦前のザルツブルクでトスカニーニの助手をつとめていたが、一方でフルトヴェングラー死去によって1955年ザルツブルク音楽祭の「魔笛」を振ったのもショルティなのだ。日本ではあまりに偏見が強すぎる。いわく、「テンポが速い」「無機的な正確さ」などなど言われるが。


筆者が大好きな落ち着いたベートーヴェン:交響曲第7番を聴く、ダイナミックで生命力に溢れたリズムが全曲を支配する曲を聴けば解かる。
C.クライバー、フルトヴェングラー、トスカニーニ、カラヤン、ガーディナー、ベーム、ショルティ、ヴァントで第4楽章後半部を聴き比べてみました。これは参考になった。


比べて聴けば一層音に厚みが加わり、このインシュレーターはの実力が解かる。
確かに、オペラ、交響曲が気分良く聴ける、多分TANNOYの15吋は全てにおいて今以上に迫力ある音がすると思うが、筆者の部屋での仕様は、この程度の10吋で十分である。

このような曲を10吋のTANNOYで聴くとLS3/5aとの比較はあまりにも可愛そうである、基本的には同じ音がするが、低音の落ち着きさに差がでる、音の響きはとは恐ろしいと感じた。


そして本題のカール・ベーム&ベルリン・フィルは好きで聴くが迫力ある演奏に今回は圧倒された。GOODMANS AXIOM 80のA.R.U付きの箱の音に驚く自然な低音は此の様な演奏には欠かせないようである。10吋のTANNOYの真の実力を垣間見た様な感じです。

今回色々エンクロージャーを改装して、一番音質が変化するはエンクロージャーだと実感する、山岡様のところよりGOODMANS AXIOM 80のA.R.U付きの箱が筆者の所に2018年7月に来て運送屋の事故等色々ありましたが、足掛け2年も掛かってしまった、やっと満足する音が響き始めたのかも知れない。


上記写真はMonitor Red 15"/12"と同時に発売された10inch同軸型2ウェイスピーカーシステム。10吋TANNOYの日本での発売時TANNOY III-LZ 明細
価格不明(1957年発売)
型式                10inch同軸2ウェイ
入力インピーダンス         4.8Ω、15Ω
磁束密度               L.F:10,000Gauss
H.F.     :              15,000Gauss
共振周波数                     35Hz
クロスオーバー周波数     1.8kHz
最大入力(W)                   10W
マグネット重量                 2.8kg
総重量                        4.05kg
付属                                 クロスオーバーネットワーク
当時は単品での販売でした、後日密閉箱付きのシステムとし販売するが
筆者愛用のHPD295まで基本は変わらず永くこのスタイルで販売したようです。

ここで筆者から色々悪銭苦闘して、このヴィンテージスピーカーと言われる10吋のTANNOYを調整してきましたが、セーム革のエッジの交換等調整は長く調整、整備して来ましたが意外と楽しい時間でした、確かにこのオーディオの世界は諭吉さん大枚を投入である程度音質は買えるのでしょうが、それ以外細かな調整をする、例えばケーブル1本でも良く吟味しなければ個人が満足することは出来ないのかも知れない。

その微妙な辺りの調整が悩み苦労するがピタリと合ったときは飛び上がるほど嬉しい、喜怒哀楽を表す事の素晴らしさを教えてくれるようだ。やっとここまでたどり着き遠い道も、今後ますますTANNOY IIILZ in CabinetのHPD295の奏でる音を骨までしゃぶり尽くそうと思うのでした。


今回はモーツァルト:歌劇『魔笛』(Die Zauberflöte)を楽しむ事にしました。


簡単に登場人物を明記する
 ザラストロ(バス)    神殿に仕える大祭司
 タミーノ(テノール)    王子、パミーナに一目惚れする
 夜の女王(ソプラノ)    
 パミーナ(ソプラノ)    夜の女王の娘
 パパゲーノ(バリトン)    鳥刺し
 パパゲーナ(ソプラノ)    最後にパパゲーノの妻となる
[その他の人物] モノスタトス/3人の侍女/弁者/3人の童子 など
物語を簡単に言えば
王子タミーノは森の中に迷いこみます。「パミーナの肖像画」を見たタミーノは、彼女に一目惚れをします。タミーノは森で出会ったパパゲーノを従えて、捕らわれたパミーナを救出に向かいます。試練を乗り越えたタミーノは、最後にパミーナと結ばれます。


 モーツァルト:歌劇『魔笛』 K.620 全曲をベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 (オーケストラ)カール・ベーム (指揮)で楽しむ。

オーストリア生まれの巨匠指揮者カール・ベームはモーツァルトを得意としており、交響曲全集をはじめとした数多くの作品を録音しています。この歌劇《魔笛》は自身2度目の録音です(第1回録音はDECCAレーベルにウィーン・フィルと録音。1955年)。
若きヴンダーリヒのタミーノをはじめ、フィッシャー=ディースカウのパパゲーノなど、素晴らしい布陣による《魔笛》です。ベルリン・フィルの格調高く豊かな響きが作品全体を包み込み、唯一無二の名演を確固たるものにしています。
モーツァルト:歌劇『魔笛』
カール・ベーム&ベルリン・フィル
【収録情報】モーツァルト:歌劇『魔笛』 K.620 全曲
      ザラストロ/フランツ・クラス(バス)
      夜の女王/ロバータ・ピータース(ソプラノ)
      パミーナ/イヴリン・リアー(ソプラノ)
      タミーノ/フリッツ・ヴンダーリヒ(テノール)
      パパゲーノ/ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
      パパゲーナ/リーザ・オットー(ソプラノ)
      弁者/ハンス・ホッター(バス)
      モノスタトス/フリードリヒ・レンツ(テノール)
      第一の侍女/ヒルデガルト・ヒレブレヒト(ソプラノ)
      第二の侍女/ツヴェトゥカ・アーリン(ソプラノ)
      第三の侍女/ジークリンデ・ヴァーグナー(メゾ・ソプラノ)、他
      RIAS室内合唱団(合唱指揮:ギュンター・アルント)
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 (オーケストラ)カール・ベーム (指揮),
 録音時期:1964年6月18-25日
 録音場所:ベルリン、イエス・キリスト教会
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)


カール・ベームがベルリン・フィルハーモニー管弦楽団と行った、1964年のモーツァルト『魔笛』の録音です。ヴンダーリヒのタミーノ、フィッシャー=ディースカウのパパゲーノといった素晴らしい布陣による『魔笛』です。当に劇場の特等席で聴く感じがする。

聴けば納得するが60年代と思えない優秀録音にビックリでした。 特にDGらしいマストーンが美しい録音ポリシーはこの頃から徹底しています。
 演奏は、ベームらしい実直なものでした。モーツアルトには、もう少し「洒落」の部分があればさらに良かったでしょう。 こうしてじっくり効くに相応しい名演・名録音でした。

今後も多くのオペラを楽しんで見ます。ブラボー!

中型インシュレーター(WELLFLOAT的)の自作する、ネトレプコの椿姫から本命はやはりマリア・カラスのベルカント唱法が断然良い。

2020年04月22日 | オペラ・歌劇・カンタータ・オーディオ全般


この時期は、引き籠もり生活も少々飽きて来る、武漢ウイルスの陽性患者数もあまり代わり映えしなく、感染者の数は若干少ない傾向にあるが5月連休明けの解除は延期するであろう今後南半球での感染爆発が心配だが幸い日本はPC検査してなく、感染率は低いのは謎であるが、ワクチン、治療薬の登場が早く出来ることを祈る。

先日遠方の友人でもありオーディオには師匠筋でもあられる、山岡さまより自作インシュレーターの作り方の良い方法を教えていただく、内容は下記の様な内容でした、自作可能のようであるのでお試しも面白いかもしれないと思う。

「インシュレーターですが、一度エラストマーゲルをお試しいただきたいと思います。これは適切な重量負荷を掛ければ縦方向にはあまり動かずに横方向には動きやすいんです。ちょうどWELLFLOATのような動き方をします。スピーカーの底面の面積くらいの板を2枚用意してエラストマーゲルを適切な枚数と配置にして(これは適材適所なんで、重量と面積の要素がおおきいです)サンドイッチにします。その上にスピーカーをセットするとまさにWELLFLOAT的になります。」

と綴ってあり、WELLFLOAT的とのコメントに価値はありますので、これは是非試して見ましょう、筆者は現在プロケーブルの1cm厚のソルボセインを使っているがエラストマーゲルの使用が優れていると言われる 。
エラストマーゲルは地震対策の揺れに強く転倒防止材で一般的には1mm程の接着性の高い物が一般的であるそうです。テレビ等の購入時に付属するシートで市販品のサービス品として付いている場合がある。

現在A4サイズのWELLFLOATはサブスピーカーに使っているが、定評ある製品で大変良い成果を味わっている。インシュレーターは色々試したがWELLFLOATに勝るものは知らない、欠点は何れも高額商品である。



先ずは近くの100円ショップ店は設置して無く違う店舗を、2〜3店舗を覗くが物がエラストマーゲルは見当たらない。関東地方のショップには置いてないのか、ホームセンターに販売していたが厚みは5mmの製品のみで、PCでAmazonを検索、早速エラストマーゲルを検索すると、少し高額ですが10mm厚の物が見つかる、早速注文し、ついでに5mm厚も一緒に注文する、上記写真のような3枚サンドにて使用予定を考えてみた。

以前からインシュレーターについて御影石等は候補として考えていましたが、これという決定打がなく悩んでいた処の話で、工作嫌いな筆者でもできそうな感じなので早速材料等を考察する。


庭先には派手な牡丹のピンク色のは何が咲き華やかに感じる。
早速、家近くのホームセンターに物見遊山気分に出かける、安価に抑えるに思い浮かぶは板厚12mmのコンパネが思い浮かぶが、今回は少しグレートアップして考案する、見渡すと18mm厚の国産の集積材が目に留まる、これが実に丈夫そうで、重量があり価格もお買い得セール品であった、ネットを調べると本当はフィンランド集積材が厚味も各種取り揃え豊富で使いたいのだが、集積材だけでサイズも小さく1枚で2枚しか取れない、1枚2万円以上必要で今回は店にある三六判のセール品の集積材での製作を決める。

寸法は910×1,820mmを420×550mmにカットすれば6枚が取れる。1枚で十分のようだ。勿論その寸法にカットして頂く、そして木工ボンドと30mmの木工用皿ビスを購入した、そしてネット注文をしたエラストマーゲルを加え総額約1万円で製作出来る。


自宅に帰り用意するのは木工用ボンド、インパクトドライバー、木ねじ、サンドペーパー、平滑にするための道具、水性塗料(マット黒)、刷毛等で事足りる。

先ずはインパクトの用意をし、板の接着から始める、ボンドをたっぷり塗り溶剤をよく伸ばし其処にもう一枚を乗せサンドする。注意はインパクトドライバーは16V以上の強力な機種の仕様が肝心です。


木工ボンドをよく伸ばし隅々まで塗り2枚をよく合わせ、接着剤を付け上からよく抑え接着させるが意外とヌルヌルして動きやすいので十分の注意が必要です。
ボンドを塗り締め付けは真ん中から周りに締め付け最後に再度締め込みをする。


次に30mm木ビスをインパクトで締める一応9箇所締めをする。このときの注意は塗った溶剤が滑るため、上からよく抑え木ビスをねじ込んだ集積材より若干凹ます程度の打ち込みは必要のため16Vの力強いインパクトドライバーが有効です。因みに今回使用したインパクトはマキタの16Vを使いました。

ビスの締込時に溶剤のため動きやすく、ずれると歪になるので細心の注意でした。下写真のように多めにビスを打ちしっかり止め後は接着剤の乾ければ仕上がりです。
なお最後はインパクトで締め付けた後に木材の角を鉋で人削りし角の面取りし仕上げとなる、この後は軽くサンドペーパーで擦り下処理はしないで塗装した。


使用は片側2枚で下座は18mmそしてエラストマーゲル3枚重ね、4枚置き36mm厚板を乗せその上に10吋TANNOY入のA.R.U付きのAXIOM80の箱を乗せる計画です。後日中央が反るためにセンター中央にもエラストマーゲル3枚重ねを設置し合計5点で支え安定した。

集積材のコバをサンドペーパーで磨き、表面を細かいペーパーでサット磨き、後はマットの黒色の水性塗料で重塗るある程度外で乾かし後は室内にて陰干しした後に仕上げ塗りを完了させてた。

確かに今までインシュレーターはいい加減に考えた気味があり、大いに反省する節がある、ある程度の重量と程度の良い浮力がないとエンクロージャーのポテンシャルを十分発揮する音の変化は得られないのかも知れない確かに使って見るとWELLFLOATのような感じで据え置き型のエンクロージャーが力を発揮する。低域の抜けが良くなり低音がトグロを巻かなく(ドンゴロスの中で聴くような)爽やかな音に変化した。重低音も良い調子で抜けの良い手応えはありオペラ鑑賞などの人の声には力を発揮するであろう。

確かに此のあたりのさじ加減が壺のようです。自然な重量感のある音が聴きたいなら是非お試しを・・・しかし毎回このエンクロージャーの持ち運びは大変苦労する、何時もジュニアにお手伝いをお願いしている、片側約30キロの重量は重い位置は巻き尺で壁位置から均等にし紙テープで印して設置した。


一度塗ではどうしても塗りムラになる、勿論仕上げも兼ねて天日干しで乾かし2回塗りをして、表で乾かす、後は部屋に運び陰干しをする、水性の速乾性は意外と早く乾くが安定するには1日放置程が良い塩梅である。

水性塗料は以前使った物で、水分が不足状態なので、勿論2度塗りは若干薄めの塗料で水で薄め塗りやすい状態にして重ね塗りをした斑が出るために3回塗りして仕上げた。


天日で乾かしたあと再度均一に仕上げ塗りをする。そして部屋に入れ陰干しして出来上がり、仕上がりも先ず先ずである。

集積材を使用ししかも2枚重ねは頑丈そうであり如何にも良い音が鳴りそうで期待したい。しかも材料仕入れ価格は5,000円以下であった。



エラストマーゲルは明日Amazonより届くとの連絡があった。試聴は明日になるが、暇な時期の工作も楽しめる。とりあえずエラストマーゲル到着まで今回はソルボセインで音を確かめる。

一応ソルボセインの仮姿で音を聴くが、インシュレーターの性能は発揮しているようですサイコロの木製とは随分良い効果が得られたようですが今後エラストマーゲルの到着を待ち交換して試聴したが、差は余り感じなかった。低域は締まり意外とキレも良くなり落ち着きを見せた。



仕上がったインシュレーターの上に乗せて見たが、ドッシリした佇まいには圧倒される、これで音質が良くなれば・・・・・と期待したい。箱を揺すって見たが自然に揺れを対応するような感じは、いかに安定していることが裏付けられた。WELLFLOAT使用した場合と大層似たような感じである。
多分この下に石の板を敷き詰めれば今以上の効果が得られるのでは無いであろうか?将来は一度確かめて見ても良いのでは無いであろうか?

確かにエンクロージャーを乗せて音出しすれば、すぐに音の変化が分かった。10吋のHPD295、ⅢLZCabinetをGOODMANS AXIOM 80のA.R.U付きの据え置き型の箱に移植した、音を聴くが、最近拙宅のオーディオも楽器と似た所があるようで、例えばヴィンテージスピーカーの音が美しいというよりは、10吋のHPD295ユニット独特の響きの強さが違うのだ。

遠く離れた場所へも余韻の届く強さで響く。小さなブックシェルフ型のスピーカーでは鳴らない響きだ。音を文章で表す事は実に難しく思う、自分の日記帳代わりに初めたブログだが、私には全く文才の欠如している事がよく分かった。以前との違いは低音は地を這う事がわかる、同じ音量で隣室でボコボコと低音が判別出来る。試聴するには音量はあまり感じはしないが、今までの重低音のような重圧感が有るように感じる・・・・・?

暫く放置し改めて試聴する、パイプオルガンBWV525を試聴、いわゆる低域がしっかりと響く、そしてヴォーガルを聴くまるでコンサートホールで聴くようなホール感が安定し音楽を楽しむ事のできる仕上がりになった。


そうなれば締めたものでオペラ鑑賞に移る。
オペラはルネサンス後期の16世紀末、イタリアのフィレンツェで産まれた舞台芸術です。
歌と楽器の演奏で物語が進行し、演劇と音楽によって構成されるその美しさは、現在に至るまで400年以上のあいだ、世界中の人々を魅了し続けてきました。歌詞はイタリア語などの外国語が使われますが、近年は字幕がつけられるなど、わかりやすい配慮も施されています。

歌劇、オペラ関係を聴くと、重低音が落ち着いて聴こえる安定性が特に優れて感じたのは今回の自作インシュレーターだ、兎に角張子の虎を見るがごとく、オペラ劇場で聴くようなライブ感を味わえる、此の体験を経験すると、益々オペラの楽しさを体験できる、此の様な感じに聴こえるのはTANNOYの上のクラス15吋ユニットで楽しむ感じなのであろう、と想像できる。

舞台袖や電光掲示パネルを活用し、映画のように楽しめる舞台芸術は、ストーリーに引き込まれながらもその美しさに感動を覚えるでしょう。


先日の続きでヴェルディ:歌劇≪椿姫≫を楽しむ。
『椿姫(La Traviata)』は、ジュゼッペ・ヴェルディ(Giuseppe Verdi/1813年-1901年)によって作曲されたオペラです。

ヴェルディの代表作だけでなく、世界中で最も人気のあるオペラの一つでもあります。青年貴族アルフレードは、パリの社交界の華ヴィオレッタ(高級娼婦)に恋をします。アルフレードの情熱的な愛で、ヴィオレッタは真実の愛を見つけます。しかし、アルフレードの父は息子と高級娼婦との恋を認めません。

二人は引き離されてしまいます。二人は困難を乗り越え最後に出会いますが、そのときヴィオレッタは結核で命を落とす直前でした。アルフレードの腕の中で、ヴィオレッタは息を引き取りオペラは終わります。
今までとは違うバリトンの響きの豊かなマルで感情に入った様な迫力のある艶のある男性ヴォーガルも感激する。オペラの面白さが味わえる様になった。


2005年のザルツブルク音楽祭のライヴ・レコーディングで、ネトレプコの《椿姫》ということで、プログラムの発表時から注目され、また、スキャンダラスな話題も飛びかい、上演前から大きな話題を呼んでいました。

上演はもちろん期待にたがわぬもので、「カラス、コトルバス、ヴァラディは過去……今はネトレプコ」(『ディ・ヴェルト』紙)など、ザルツブルク音楽祭で最高の評価を得たといえるでしょう。また、アルフレード役も今最も輝いているテノール、ロランド・ヴィリャソン。ネトレプコとの息もぴったりと合った歌唱を聴かせています。

ヴェルディ:歌劇 《椿姫》全曲
【演奏】 ヴィオレッタ・ヴァレリー…ロランド・ヴィラゾン(ソプラノ)
    フローラ・ベルヴォワ…ヘレーネ・シュナイダーマン(メッゾ・ソプラノ)
    アンニーナ…ディアーネ・ピルヒャー(ソプラノ)
    アルフレード・ジェルモン…ロランド・ヴィリャソン(テノール)
    ジョルジョ・ジェルモン(その父)…トーマス・ハンプソン(バリトン)
    ガストーネ(レトリエールの子爵)…サルヴァトーレ・コルデッラ(テノール)
    ドゥフォール男爵…ポール・ゲイ(バリトン)
    ドビニー侯爵…ヘルマン・ヴァッレン(バス)
    グランヴィル医師…ルイジ・ローニ(バス)
    ジュゼッペ(ヴィオレッタの召使)…ドリタン・ルカ(テノール)
    フローラの召使…フリードリヒ・シュプリンガー(バス)
    使いの者…ヴィルヘルム・シュヴィングハンマー(バリトン)
    ウィーン国立歌劇場合唱団
    ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
    カルロ・リッツィ(指揮)
【録音】2005年8月
    ザルツブルク祝祭大劇場(ザルツブルク音楽祭ライヴ・レコーディング)

早速仕上がったこのインシュレーターは音の分離は良さそうな感じであった、音は締り低音もタップリ鳴らす、今までの低域のキレの良さが増し聴き応えがある、
WELLFLOATまでは行かないが高域は一層綺麗なソプラノが聴けた。特にロランド・ヴィリャソン(テノール)が迫力があり聴き応えが出ました。

でも、筆者が思うにやはりマリア・カラスの椿姫を超える録音が出てくるようなことは期待せぬことのようだ。クライバーはその指揮で勝負をしたが、椿姫はあきらかに歌手主導のオペラであり、主役三人がすべてを決める。大変失礼ではあるがアンナ・ネトレプコとマリア・カラスとの差は明らかである。比べるのが悪いが・・・・・・・・・・・・

ここで今回のインシュレーターを使い感じたことは当たり前の話ではあるが、前奏曲が終わり第一幕が始まる、カラス登場で中央から原寸大のカラスが歌う、あの美しいソプラノがなんと立体的に聴こえる、今までとは違い若干厚みが増した美声が聴ける。今更ながらインシュレーターの効果の大切さを実感する。

据え置き型のエンクロージャーにも適度な頑丈なインシュレーターは大切な道具なんですネ一言で言えば音が落ち着きます。そのまま据え置くと低域がこもり、せっかくの自然な音が失われ、音楽を楽しむことは半減されるようだ。お手軽にインシュレーターをお探しの方にはお勧めです。

直接は知りませんがAutographにWELLFLOATの特注品を使い聴いている方がおられると聞くが、すこぶる良い音で聴いているんだろうと想像できる、改める事が出来た、今回のインシュレーターを聴き納得できました。昔欲しかったスピーカーを想像するに例えば15吋のタンノイヨークなどのインシュレーターには最適であろう。


特に第1幕ではかなり苦し紛れの歌い方で、ちょっとつらい。ただ、第2幕から第3幕にかけては期待以上の出来だったように思う。ただウィーンフィルは素晴らしい。表現力はまだまだこれから伸びるだろう...大いに期待したい。

そしてついでにカラスの椿姫も聴く音質は決して良くないが、筆者が子供の頃78回転のレコードで良く椿姫の前奏曲は聴いた音と思いと交じる、昔から馴染んだ曲にはウキウキする、又テンポのアンナ・ネトレプコと比べるのは申し訳ないが格が違う、落ち着いて聴けまさに絶品な椿姫が聴けた、感謝。


そして皆さんおなじみの第一幕に移りすっかり馴染みのある曲を楽しんでマリア・カラス魅力一杯で意外とすんなり全曲聴いてしまう。


歌劇「椿姫」:マリア・カラス、フランチェスコ・アルバネーゼ
カラスが残した唯一のセッション録音による『椿姫』。緊張感に満ちた壮絶なまでの表現力は、圧倒的。カラス全盛期の名演です。
【収録曲】ヴェルディ:歌劇『椿姫』(全曲)
【演奏】マリア・カラス(ソプラノ)、
    フランチェスコ・アルバネーゼ(テノール)、
    ウゴ・サヴァレーゼ(バリトン)、
    エデ・マリエッティ・ガンドルフォ(テノール)、
    イネス・マリエッティ(ソプラノ)、
    マリアーノ・カルーソ(テノール)、
    アルベルト・アルベルティーニ(バリトン)、
    マリオ・ツォルニョッティ(バス)、
    トマソ・ソレイ(バス)、チェトラ合唱団、トリノRAI交響楽団、
    ガブリエレ・サンティーニ(指揮)、
【録音】 1953年9月、トリノ、RAIオーディトリウム(モノラル)
【マリア・カラス不滅のオペラ・ライヴ】 歌詞対訳付き



マリア・カラスの絶頂期ともいうべき1955年、ミラノ・スカラ座公演のヒロインとして圧倒的な歌唱を聴かせたマリア・カラス(1923.12.2-1977.9.16)。歴史的録音でありながら、いまなおベストの評価が高い「椿姫」「ルチア」「ノルマ」の3作品(1955年ライヴ)を残されていたアナログ・マスターテープから初CD化!

観衆を圧倒した「ベルカント」唱法貧しいギリシア移民の娘としてニューヨークに生まれ、20世紀最高のソプラノ歌手「プリマドンナ アッソルータ(究極のプリマドンナ)」と呼ばれたマリア・カラス。だが『ノルマ』『トスカ』『椿姫』などで知られる、彼女の偉大な声の絶頂期はわずか10年足らずという短いものであった。


幼少の頃からの長きにわたる厳格な訓練、天賦の才能をもってしても、アリストテレス・オナシスと恋に落ちてからの生活の不摂生や、得意とした「劇的」な「ベルカント」唱法を続けた結果、声の寿命を縮めてしまったのだと言われる。

当時はアクロバッティクな歌唱法として敬遠されていた「ベルカント(装飾技巧を入れたドラマティックな唱法)」を好んで演目に入れ、それまで通俗的とされていた「ベルカントオペラ」に、登場人物の心理描写に深く踏み込んだ巧みな演技力で、ドラマティクな見せ場をつくり、観衆を圧倒し、熱狂させた。



ヴィスコンティやゼッフィレッリなどの強力な後押しもあったが、ベルカントオペラを芸術の域に高め、それまで廃れていた『メディア』や『ランメルモールのルチア』などが本格的に復活したのも、マリアの登場があってこそである。

ベルカントオペラの最高の演じ手であった。20世紀を代表する歌姫マリア・カラス。歌と恋に生き、華やかな名声とスキャンダラスな伝説に彩られた彼女の人生はいかなるものだったのか? 



その生い立ちからオペラ歌手としての絶頂期、海運王アリストテレス・オナシスとの恋、そして孤独な晩年……。
今回紹介されて自作したインシュレーターは、見た目にもどっしり落ち着いた表情を見せる、自慢できる出来栄えである、勿論音質も落ち着き良くなりました。

マリア・カラスのソプラノを再現10吋のTANNOYで聴いたが流石です、ブラボー!



追伸 カラスと云えばカルメンだ!と思う。

このインシュレーターを導入して9ヶ月になり、当初と変わりなく現在インシュレーター効果は大変優れた状態を保っている。後日憧れのTANNOY10吋モニターゴールドを入手する、早速入手したTANNOYモニターゴールドの簡単なメンテを行ない、現在使用のHPD295からモニターゴールドに交換して改めてオペラを聴く、以前のオリジナルのTANNOY IIILZ in Cabinet(Chevening)で聴いていた時代と変わりオペラも楽しめられる様に変化したTANNOY IIILZのユニットの奥深さを改めて知らされる。勿論真空管300Bを使用は条件だが・・・

筆者も大好きなカラスのカルメンのハイライトを聴く、インシュレーターの効果であろうか確かに録音は古いが、モニターゴールドから聴こえるカラスの声の美しさは圧倒され、オケも迫力あるオペラが堪能出来る、このようなオペラは大型エンクロージャーとⅢLZのモニターゴールドの効果は抜群でとても素晴らしいのである、中央で歌うカラスは実に素晴らしい、の一言しか言えない、満足するオペラが響き・・・体験出来た。曲が終わりしばらくは放置状態でした。


ⅢLZの発売時1961年レット・モニターが発売されその後モニター・ゴールドからHDP295に変更していったが、今は大変珍しいと言われるⅢLZレット・モニターは死ぬまでに一度ゆっくり聴きたいものである。

今はモニター・ゴールドを入手し聴くが、実に上手く鳴る実に良いバランスでの演奏と思う。決して大げさではないが、生のようなオペラの世界が広がる・・・・今後オペラは今以上に楽しめる様になる。今まで聴いてきたオペラもすべて聴き直さなければならない。これで筆者のTANNOYもバランスよく鳴り出したのかも知れない。久しぶりに満足感一杯で満喫出来たオペラでした。

物の本の記事によると古いTANNOYのユニットの指向性の良いデュアル・コンセントリックと呼ばれるものは古いものほど価格は高くなると掲載されているが、試聴すれば納得するが、TANNOYのコーン紙工場の火災前の商品と後の商品の音は全く変わってしまったことは同じ条件で試聴すれば解る。

その後自作のインシュレーター使用に若干の疑問を抱き床に一枚もの石板を敷き更にそう上に現在使用する自作のインシュレーターを置きTANNOYⅢLZ in GOODMAN AXIOM80Cabinetを設置し聴いているが良き塩梅である。

武漢ウイルス引き籠もり生活も長引く、人気の高いアンナ・ネトレプコの『フィガロの結婚』全曲のオペラを楽しむ。

2020年04月18日 | オペラ・歌劇・カンタータ・オーディオ全般


自宅に引き籠もり、他人との接触は80%以下、外出後は石鹸で手を洗い嗽の励行とのお達し、外出時での一番の効果は入浴が一番と聞く。このような時は自分の部屋で、寛ぐが一番、音楽鑑賞、又は映画鑑賞が一番の方法である、引き籠もり生活ももはや3月連休以前から数えれば相当長いが、未だ感染は続き相当長引く様相である医療崩壊が心配だ。

現在筆者は高血圧障害もあるので、感染は不安である、ある程度の障害はこの歳のと共に疾患はあるようだ。勿論現在は禁煙は続くが若いときには相当のベビースモーカーでウィルスは甘くは無いようだ、一番は糖尿疾患のある人は要注意だと言われる一刻も早い治療薬やワクチンの発売が待たれる。


この花は、昨年末鉢植えした葉牡丹の芽が成長し花が咲いた、その後葉が出ると言う、楽しみである、葉牡丹も鑑賞時期は意外と長い。

花の咲いた後は葉が出てやがて花は実となる、葉牡丹の種である。植えた当初は葉牡丹と言う花と思ったが全く違った、育ててみないと解らない事でした。


タイツリソウの新しい新芽より花が咲き出し、随分今年は増えたようである。ハートの形が可愛らしい。


午前中は雨が振り、午後からは晴れる、庭の牡丹の花が開花する、ピンク色です、やはり写真は朝方取らないと色が変わる、もう少し綺麗なピンクです再度撮り直しだ。


この時期、庭に咲く花コデマリ(小手毬)がある、毎年この時期花を付け1cmに満たない白い小花が20以上も集まって3cmほどの小さな手毬(てまり)のような丸い花序を形成します、清楚で可愛い花です。

庭の周りの草花である程度の春は満喫しているので外出はなるべく控える。

ある程度は屈伸運動、の軽い部屋での柔軟体操をし、あまり普段と変わりない生活が続くでも少し太り気味、ある程度の仕事が何よりの運動のようです。


最近配信のiTunesは映像付きのオペラが楽しめ、まるで舞台公演を楽しむように観覧でき、音質もそこそこの音で聴ける、オペラファンはこのような感じが楽しめ、時間潰しは打って付けである。


筆者の仕事場の24吋モニターで映像を見ながらの鑑賞は劇場の感じだ、(笑)こうなるとモニターも30吋が欲しくなる、Appleの30吋は高額だがEIZOならと思うが27吋しか無い・・・・・最初から27吋が良かったと思う。


今人気も高いアンナ・ユーリエヴナ・ネトレプコ(ロシア語: Анна Юрьевна Нетребко、Anna Yur’yevna Netrebko, 1971年9月18日 - )は、ロシア出身のソプラノ歌手である。

卓抜した実力のみならずその美貌によっても名高い、現代を代表するオペラ歌手の一人である。夫はウルグアイ出身のバリトン歌手、アーウィン・シュロット。2008年9月に男児を出産した。現在、ウィーン在住。2006年にオーストリア市民権を得ている。ロシア・クラスノダール出身のソプラノ歌手。

サンクトペテルブルク音楽院で学び、93年にはモスクワでのグリンカ声楽コンクールで優勝。翌年にマリインスキー劇場にて『フィガロの結婚』のスザンナ役でデビュー。95年に音楽院を修了し、サンフランシスコ歌劇場にて米進出を成功に収め、翌年にはBBCデビューも果たす。


以降、欧米の主要な歌劇場で活躍し、昔は相当体格も良く、貫禄さえあったが、最近はスリムになりその美貌も相まって次世代ソプラノ歌手のスターとしての地位を確立。2003年にはドイツ・グラモフォンよりCDデビュー。2016年3月には2005年に続いて来日公演を開催。依然として"歌う女優"として高い人気を博す。同年にアルバム『ヴェリズモ』をリリース。

それもニコラウス・アーノンクール式による、『フィガロの結婚』全曲は楽しみである。オペラはある程度の美貌も大切なことで、現在は映像での放映のため大事な要素である。



幸い最近自宅の10吋のTANNOYの修復も終わり精悍な面構えになった、徐々にエージングも進み、この独特のケバの立って癖のあるTANNOYの音触感は他のいかなるブランドとも一線を画するもので、非常に魅惑的である。

一旦この音の魅力に嵌まると抜け出せ無い、現在A.R.U付きのAXIOM80の箱に組み込んだHPD295の音質は低域も豊かに奏でて一層魅力に磨きがかかる。

当にダイナミックレンジも広がり自然な低音はブックシェルフスピーカーでは得られないオペラが楽しめる姿になった。TANNOY IIILZ in Cabinetではオペラは苦手な音質で、オーケストラのダイナミックな音も満足いく音とは言えなかったが現在はストレスなく鑑賞できる。


今回試聴すると低域が若干ビビる、インシュレーターも不備もあり、微妙な調節して低域の音のヌケは幾分改善された。これである程度は満足できる状態になる。

この問題は今後改良の余地が残る、回答を関西の山岡様より(この方がAXIOM80の箱の持ち主)頂いたので今後材料を集め一度試して見たいと思います。

アンナ・ネトレプコはワレリー・ゲルギエフにその天与の才を見いだされ、1994年に彼の指揮のもとマリインスキー劇場で「フィガロの結婚」スザンナ役でデビュー。以後、圧巻のステージパフォーマンスとその美貌で、瞬く間にスターダムへとのしあがり、ネトレプコが歌えばソールド・アウト続出と、現代のオペラ界を代表するディーヴァの地位を築き上げてきた。


ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト:4幕のオペラ・ブッファ『フィガロの結婚』K.492
[台本]ロレンツォ・ダ・ポンテ
[原作]ピエール=オーギュスタン・カロン・ド・ボーマルシェの戯曲『たわけた一日、あるいはフィガロの結婚』
[ストーリー]スザンナとの結婚式当日、フィガロはアルマヴィーヴァ伯爵が花嫁との初夜権を行使するつもりであることを知らされる。伯爵夫人は夫の自分への愛が薄れたことを嘆いている。フィガロとスザンナと伯爵夫人は伯爵を懲らしめる計画を立てるが、色恋に目覚めた小姓ケルビーノが事態を混乱させる。結果的に伯爵夫妻もフィガロたちも元の鞘におさまるが・・・。


[出演]
   イルデブランド・ダルカンジェロ(フィガロ/バス・バリトン)
   アンナ・ネトレプコ(スザンナ/ソプラノ)
   ボー・スコウフス(アルマヴィーヴァ伯爵/バリトン)
   ドロテア・レシュマン(伯爵夫人/ソプラノ)
   クリスティーネ・シェーファー(ケルビーノ/ソプラノ)
   マリー・マクローリン(マルチェリーナ/メゾ・ソプラノ)
   フランツ=ヨーゼフ・ゼーリヒ(バルトロ/バス)
   パトリック・ヘンケンス(バジリオ/テノール)
   オリヴァー・リンゲルハーン(ドン・クルツィオ/テノール)
   フローリアン・ベッシュ(アントーニオ/バス)
   エーファ・リーバウ(バルバリーナ/ソプラノ)
   ウリ・キルシュ(ケルビム/黙役)
[演出]クラウス・グート
[装置&衣裳]クリスティアン・シュミット
[照明]オラフ・ヴィンター[振付]ラムセス・シグル
[指揮]ニコラウス・アーノンクール
[演奏]ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
    ウィーン国立歌劇場合唱団
         シュテファン・ゴットフリート(チェンバロ/通奏低音)
         フランツ・バルトロメイ(チェロ/通奏低音)
[合唱指揮]アンドレアス・シュラー
[収録]2006年7月22日~26日モーツァルト・ハウス(ザルツブルク)[映像監督]ブライアン・ラージ



ワレリー・ゲルギエフにその天与の才を見いだされ、1994年に彼の指揮のもとマリインスキー劇場で「フィガロの結婚」スザンナ役でデビュー。以後、2002年にザルツブルク音楽祭でモーツァルト「ドン・ジョヴァンニ」のドンナ・アンナを歌い大成功を収めてからは、メトロポリタン歌劇場、ミラノ・スカラ座、ウィーン国立歌劇場、ベルリン州立歌劇場、パリ・オペラ座、英ロイヤル・オペラなど世界中の最高の主要歌劇場に出演しています。


圧巻のステージパフォーマンスとその美貌で、瞬く間にスターダムへとのしあがり、ネトレプコが歌えばソールド・アウト続出と、現代のオペラ界を代表するディーヴァの地位を築き上げてきました。



筆者は現在一応仕事は僅かに疲れない程度は続けているが、今回の武漢ウイルスの感染防止のため自粛生活を余儀なく送っています、人に感染させない、又感染しない事が社会貢献である、一刻も早い終息を祈るばかりである。

このような機会は長編のオペラ鑑賞には誠に良いチャンスかも知れない。これで感染防止にむ協力もできる。
次回はヴェルディ:歌劇 《椿姫》全曲を鑑賞しよう、ブラボー!

生への執着と諦観が交錯する、フリッチャイ指揮が聴ける、10吋のTANNOYの補修も総仕上げ終了、やっと復活したTANNOYの音。

2020年04月12日 | クラシック音楽・オーディオ

毎日ニュースは武漢ウイルスの事ばかり、千葉も遅れて緊急事態宣言時に東京都などと足並みは揃えたようで、医療関係者の方々は大変ご苦労されている、個人個人出来るだけ感染しない様に外出は控えましょう。

筆者も行くところもなく、自宅に庭にカメラを持って散策してみる、季節柄春の花が咲いている、暖冬のせいか例年より早い。


つるバラも小さな花の芽が一杯つけている。


アヤメ科の白のカキツバタの花がさきだしました、紫は少し前から咲いています。


庭の済には自然に咲いた小さなスミレの花が咲いている、このあたり昔は山林と聞くがその名残なのか、天然のすみれが可愛い。


玄関先には鉢植えの三色スミレが満開です。


それと牡丹の花の蕾が膨らんでいた。


先日エッジを直した10吋のタンノイの仕上げをして、メインのスピーカー復活だ、(笑)。

タンノイは1926年の創立。セレッションに次いでイギリスで最も長い歴史を有する。といっても、創業時のタンノイは、整流器の開発に成功して、その製造から始まった。タンノイの名の由来は、整流器に使用されたタンタル合金から名付けられたという。創立者は、かのオートグラフの開発者ガイ・R・ファウンテン氏である。

さて、それから10年のち、タンノイは試練に見舞われた。高齢となった創立者のファウンテン氏は、自社株をアメリカのハーマングループに売却。それに追い打ちを掛けたのがユニット工場の火災であった後に発売の10吋のHPD295タンノイである。

筆者所有のTANNOY IIILZ in Cabinet(Chevening)1974年発売今から46年前の製品である。モニターH.P.Dシリーズのユニットをバスレフ型エンクロージャーに組み込んだスピーカーシステムユニットには10吋同軸型2ウェイユニットであるHPD295を搭載しています。

オリジナルのエンクロージャーはバスレフ方式となっており、仕上げはゴールデン・チークと、つや消しのメラミンラッカーによるミッド・ウォルナット化粧仕上げの2種類がありました。

このユニットのウレタンエッジを交換し試聴するが、未だ今一の音だ、本格的仕上げ処理は完了していないが音質的な方向性を知りたく、ユニットを組み込み仮に組み込みを行い試聴したが、セーム革の頃と比べタンノイらしく聴こえるので安心した。


一層タンノイらしい音質を求め、早速仕上げを行い組み立てを実施とする。実はガスケット処理のビス穴は半田ごての使用が簡単で良い。

先ずは適度なダンプ剤を水で希釈し塗布する、原液のママだと硬化し低域の豊かさが不足するので十分注意する事、水での希釈は感である、半分以下の水分量にする。


周りの部分は、前のように接着剤を薄く伸ばし、均一に塗り、次に上蓋(金属ガスケット)にも接着剤を塗り、接着させ、ビスで取り付け平均に止める。



此れで完成ですが、コーン紙を上下し部椅子コイルタッチがないか、フレームの鑑賞がないかの確認、各部の接着状態を確認し完成ですが乾くまで放置し接着剤の固まるまで待つ、硬化時間は4時間程です。

塗りたては白いが乾くと透明になるが、厚く塗ると乾いて硬化するため注意が必要である、このあたりが上手く仕上げるコツのようです。音質への影響もあり要注意です。

取りつける前に、他のビスの点検は十分注意しチェックする、緩み等点検する。


なにせ40年以上の製品なのでコーン紙の裏側を調べると、可也の汚れが溜まっている。写真の様に汚れ具合が酷い、此れではいい音を望むのはむりか・・・・・・?

恐ろしい事に40年以上のホコリと汚れが結晶のようにこびり付いている汚れを全て落とし綺麗にした。今まで気付かなかったのが悪い、反省です。

それとコーン紙は墨汁で塗り墨汁の成分の膠を付着させ、新品の感じに近づけた、ハリが戻り良い感じがした。


こびりついた汚れ取りは大変、十分注意して、ウエットワイパーで若干湿り気のあるワイパーで丁寧に処理した。

ウエットワイパーで何度も汚れがつかなくなるまでの清掃此の清掃作業は汚れがひどく大変で合った、ウエットワイパーは何枚も使い丁寧に清掃し写真の様に綺麗になる。


後は裏蓋を取って中のネジの緩み等のチェックしてもユニットの仕上げ作業は完了となる、エンクロージャー本体に取り付け組み込んだ。

完成した我が愛機10吋のTANNOYの佇まいである、これで音楽全般が興味深く聴ける。音はタンノイならではの深々とした余韻と間接音を感じさせるもので、この独特のケバの立った癖のあるTANNOYの音触感は他のいかなるブランドとも一線を画するもので、非常に魅惑的である、現在A.R.U付きのAXIOM80の箱に組み込んだHPD295の音質は低域も豊かに奏でる当にダイナミックレンジも広がり自然な低音はブックシェルフスピーカーでは得られない音楽鑑賞が楽しめる姿になった。



勿論クロスオーバーネットワークの清掃と接点回復剤の塗布をして、取り付ける。

混ぜはクラスオーバーネットワークの取付はワッシャーを用意して締め付けた。スピーカーターミナルです。念入りにクリーニングして、接点復活をします、将来はこのスピーカーターミナルを通電の良い物と変更してみようと思っている。



最近スピーカーの補修して思うは、楽しく補修できた、それは仕上がりの音を想像している時間は至高の時間である、それと現在使用の300Bについてですが、曙光電子 ナス型 300Bの使用が良いと言われたが、懐事情もあり先延ばしにする、来月車検、タイヤ交換等出費が嵩む貧困老人である。
勿論年金だけでは心もとなく、一番困ることは今回のウイルス騒ぎにて仕事が激減してしまった事か、勿論アルバイト代程度だが暫くは困窮するであろう。


最後にGOODMANSの AXIOM80の箱再度ユニットを取り付けるが今回はサランネットは省略した。

エッジ等よく乾かし翌日早速試聴するが、やはりSV-501SEの300Bパワーアンプとの相性は大変良いと思う、タンノイ独特の癖のあるキリッとした音が聴ける、LS3/5aとは低域の鳴り方が自然な音に近くAXIOM80の箱の威力は凄い。吸音材の効果も良い効果が出ている様です。

そしてタンノイの試聴、音を出して思わず、やはり此の輝きのある音が聴けた、納得出来る音です。LS3/5aの音も良いが10吋のタンノイを聴けば解る、別格の音楽が聴ける。

ピアノ曲はかなり冴えたピアノの音が聴ける、スピーカーコーン紙の裏側清掃がよかったのか自然なダンピングが復元したのであろうか?随分リアルな音が聴ける、タンノイって此のような綺麗なカチッとした音がしたのでろうか?セーム革の材料の違いによる音質の違いは疑問に思った。

久しぶりにトン・コープマンJ.S.バッハ(1685-1750):名作カンタータ集を聴く。正しくバッハマジックかオペラチックにに聴ける音楽も愉快だ。

コーヒー・カンタータ「そっと黙って、おしゃべりなさるな」BWV211トン・コープマン(指揮)、此のような寸劇を聴くと劇場の一番良い席で聴くよな錯覚さえ起こす。アムステルダム・バロック管弦楽団、勿論原寸大で聴く感じだ、比類な美しさを感じる、此れが10吋のタンノイの実力なのであろう。



接点回復剤が無くなり新しい物を仕入れtが価格は小さくなり倍以上担っていた。勿論前の商品とは違うようだが・・・・?

勿論デュアル・コンセントリックは指向性も強くソロリストを簡単に中央で双方ソロを歌う、当に分離の良さの証である。しかもかなりのリアル感がある。

但しJazz系統の激しいアタックは全く苦手で、そのような系統の音楽はLS3/5aにお任せすることにした。


今朝方Raytheon(レイセオン)ヴィンテージ真空管ECL82/6BM8ペアーのが届く、早速開封して、MT管を装着し試供するが、現日立製の6BM8との交換だが、タンノイでは日立製が綺麗になる。

興味本位で購入したRaytheonの6BM8は後日LS3/5aで細部に渡りテストをしてみるとした。


筆者の好きな指揮者、フェレンツ・フリッチャイ(Ferenc Fricsay)生への執着と諦観が交錯する、フリッチャイ最晩年の珠玉のモーツァルト。

フリッチャイにとってのモーツァルトは、祖国のバルトークと並んで生涯にわたってリスペクトし続けた作曲家でした。それは単なる崇拝対象ではなく、殊にモーツァルトに関しては自身の絶対的な音楽基準と位置付け、さらにバルトークとも親和性があるとも著書で記述しています。

これより以前の'50年代半ばまでにも交響曲を録音またはライヴでの演奏も残っていますが、ウィーン交響楽団とのこの録音では、それまでのテンポと比較すると大幅に遅い演奏となっているのが特徴。とりわけ緩徐楽章で特徴的です。


度々ウィーン交響楽団に客演していたため、両者の共演となったのかどうかはわかりませんが(一説によるとフリッチャイ自らが希望)、ムジークフェラインでの2度にわたるこれらの録音は響きの柔和さと晩年のスタイルが顕著に現れた演奏として、フリッチャイを代表する名盤のひとつと高く評価されています。

39番の第二楽章での遅いテンポ、40番での暗さと同居したかのような暗鬱な表現、一方最晩年の1961年録音では、29番での颯爽とした響き、41番における後のピリオド演奏にも通じるかのような透明な響きと第二楽章のテンポ(反復なしで9分42秒!)等、一度聴いたら心に残るモーツァルト演奏と言えましょう。

発症直後の録音でもある「アイネ・クライネ」の疾走感と、正反対なフリーメーソン&アダージョとフーガも絶品。いずれも未来に引き継がれるべき演奏です。


ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト

<CD1>
  1.交響曲 第39番 変ホ長調 K.543
  2.交響曲 第40番 ト短調 K.550
  3.セレナード 第13番 ト長調 K.525《アイネ・クライネ・ナハトムジーク》
<CD2>
  4.交響曲 第29番 イ長調 K.201(186a)
  5.交響曲 第41番 ハ長調 K.551《ジュピター》
  6.フリーメイソンのための葬送音楽 ハ短調 K.477(479a)
  7.アダージョとフーガ ハ短調 K.546
【演奏】
 ウィーン交響楽団(1,2,4,5)
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(3)
 ベルリン放送交響楽団(6,7)
 フェレンツ・フリッチャイ(指揮)
【録音】
1958年4月29-30日(3)、1960年1月29日(6,7) ベルリン、イエス・キリスト教会
1959年11月26-29日(1)、1959年11月29日-12月8日(2)、1961年3月12-25日(4,5) ウィーン、ムジークフェライン大ホール

以前と比べオーケストラの演奏は自然な低音と切れのある演奏は見事である、濁りのない、スッキリした余分の音はしなくさすがは手慣れたフリッチャイ指揮なのであろう。

特にフリッチャイ後期の演奏、交響曲40番ト短調 K.550から41番 ハ長調 K.551など聴くうちに目頭が熱くなる。

天才と言われ続けたモーツアルトは悲しみと共に流れていくのか、ブラボー!

久しぶりのボサ・ノヴァの紹介する、アルバムもジルベルト/ジョビンのコピーで透明のある素敵な歌声のnaomi & goroを聴く。

2020年04月09日 | JAZZ・ボサノヴァ


最近は「武漢風邪」の影響で毎日自宅待機が続き、好きな音楽も四六時中は流石アキが来る。聞く所によると、日本人は意外と清潔好きで、インフルエンザ予防の為ウガイ、手洗いの励行の習慣があり自然に防御しているそうですが、まだ予断は許さなく仕事以外の外出は控える事が大事な事である。

海外の先進国と比べ、縛りはかなり柔らかです、兎に角今回の騒動で此の国の政治屋さんの本心を理解出来たと同時に昔の武士道の精神は皆無に感じた、あまりに情けなく不甲斐ない。

季節も今は春たけなわ、筆者の庭にも春は訪れています。


昨年購入したコマクサ属の多年草タイツリソウ(ケマンソウ)が開花した、株根も増え昨年は1本でしか花は見なかったが、今年は下から沢山の蕾が顔を出している。

花の形は大変可愛いハート型、(鯛釣り草)とも、bleeding heart(血の垂れる心臓)とも呼ばれます。全草に毒性があるので注意が必要である。


最近修理したAXIOM80の箱に移植した10吋のTANNOYでクラシック聴くと益々輝きを増し良い塩梅に聴こえる。少しキツく感じたので4K SHD単線のRCAケーブルを定番のWEの単線RCAケーブルに交換する、当にマジックです。音のキツさな無くなり、素晴らしい演奏が聴こえた当にヴィンテージにはWEに限るようである。

それでも、どちらか言えば10吋のTANNOYはクラシック音楽向きと言わざるを得まい。
TANNOYで聴けるピアノ独特の輝き、弦楽器のユニゾン等は徐々に素晴らしさを増しているホットするやら安心するやら・・・・・・。

これでエッジの最終の補修を行い仕上げる予定です。補修すれば益々音がよくなればと思いますが・・・・・・?この際手直しも含め細部の補修は後日アップする予定です。


しかし、Jazz、ボサ・ノヴァはLS3/5aが平均的には良い響きがする、多分今後の課題として、EL34等のシングルで、しかもトランスのしっかりしたアンプで聴けば音質は良くなるのかも知れない。


暇に任せネットサーフンをしたらRaytheon(レイセオン)ヴィンテージ真空管が見つかる、久しく真空管は購入は見合わせいたが ECL82/6BM8 マッチドペアのアメリカ製のRaytheonの新品の音は興味が沸き購入するが、届くのは今週末のようです。
知るところによれば意外と古いメーカーで音質も安定し、特にギターアンプには重宝されているそうである。

此のような自宅謹慎のような時には楽しい曲が聴きたい、と思い今回はボサノヴァをアップしました。


昔からボッサのリズムが好き、特にジョアン・ジルベルトとアントニオ・カルロス・ジョビンが大好きだった、以前何度もブログ掲載しているが、筆者の装置を替え、久しぶりにnaomi & goroを聴く。

あのジョアン・ジルベルトを思い出させるような感じのデュオ、聴けばすぐ近くに夏が見える、初めてボッサを聴き初めてから50年過ぎ去ったが今も新鮮だ。

透き通るように美しい、天使の歌声をもつ布施尚美と、作曲家、プロデューサーとしても活躍中のボサ・ノヴァギターの名手伊藤ゴローによるボサ・ノヴァ・デュオ。


世界的に見ても、最もジョアン・ジルベルト直系のサウンド言われ、ジョアン・ジルベルト・マナーをふまえたギターの弾き語りというシンプルなスタイルで、コードの響き、言葉の響きを大切に、カバー曲からオリジナル曲まで演奏。

特にJazz系統を聴くにはLS3/5aがバランスも大変優れ適している、又naomi & goroの演奏には適している。

ボサ・ノヴァ50周年(2008年時)に相応しい、名曲カヴァー満載の1枚一般的にはオススメです! 

今回はYouTube配信は全曲ありますので、是非お聴き下さい。

 1.    Aguas De Marco (アグアス・ヂ・マルソ) [三月の水]
 2.    So Tinha De Ser Com Voce (ソ・チーニャ・ヂ・セール・コン・ヴォセ) 
 3.    Samba De Uma Nota So (サンバ・ヂ・ウマ・ノタ・ソ) [One Note Samba]
 4.    So Danco Samba (ソ・ダンソ・サンバ)[Jazz Samba]
 5.    E Preciso Perdoar (エ・プレシーゾ・ペルドアール)    
 6.    Esperanca Perdida (エスペランサ・ペルヂーダ)
 7.    A Correnteza (コヘンテーザ) [The Stream]
 8.    Um Selo (ウン・セロ)
 9.    Garota De Ipanema (ガロータ・ヂ・イパネマ) [The Girl From Ipanema / イパネマの娘]
 10.    Desafinado (ヂザフィナード)[Off Key]
 11.    Jou Jou Balangandas (ジュ・ジュ・バラガンダゥンス)
 12.    Fotografia (フォトグラフィア)
 13.    Eclipse (エクリプス)

1998年結成。2002年にファーストアルバム『turn turn turn』をリリース。
2009年にブラジルはリオデジャネイロで録音したアルバム「Bossa Nova Songbook 2(ボサ・ノヴァカバー集)」「passagem(オリジナルアルバム)」をリリース。

特に布施尚美の持つ独特の透明度の強い素直な歌声は絶品である。



女性ヴォーカル&ギターの布施尚美と、作曲家&プロデューサーにしてMOOSE HILL名義でも活動する伊藤ゴロー(g、vo)が組んだボサ・ノヴァ・ユニット。

20世紀のポピュラー音楽を代表する音楽家アントニオ・カルロス・ジョビン、ジョアン・ジルベルトの名曲のカヴァー曲と書き下ろし1曲を含む全13曲を収録。坂本龍一もピアノで2曲参加し、より一層の彩りと深みが増した作品に仕上がっています。

naomi & goroナオミ&ゴロー

布施尚美と、温かくも繊細なブラジリアン・ギターを奏でる伊藤ゴローによるボサ・ノヴァ・デュオのアルバム。アントニオ・カルロス・ジョビンの「イパネマの娘」やジョアン・ジルベルトのレパートリーなど、名曲カヴァー満載の1枚! 

 

次は筆者の好きなCD「HOME」というキーワードをもとに、伊藤ゴロー、布施尚美、アイスタイラーズのスタッフの方々でお店の イメージにあった選曲をし、naomi & goro,伊藤ゴローで演奏です。


○収録楽曲
  1. will you dance? / naomi & goro
  2. goodbye / naomi & goro
  3. Les Copains d'abord / naomi & goro
  4. me,japanese boy I love you / Goro Ito
  5. em ecountant la pluie(rhythm of the rain) / naomi & goro
  6. top of the world / naomi & goro
  7. beauty & the beast / Goro Ito
  8. estrada branca / naomi & goro
  9. over the rainbow / naomi & goro



以前にも家具ショップ「IDEE」や雑貨店「キャトルセゾン」などで、お店をイメージしたコンピレーション が発売されていましたが、このCDは伊藤ゴローとアイスタイラーズの意向で、既存の曲をそのまま収録するよ り、一歩踏み込んで、カ?ァーして、アレンジなども含めてトータルで統一感のあるものができないか?と いうことになり録音となりました。

やはりボサ・ノヴァのリズムは癒やされる、此のような憂鬱な時はnaomi & goroでリラックスすることも良いのかも知れない、ブラボー!