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伝統ある英国のTANNOY IIILZで聴く、音楽の父J.S.バッハ音楽を知る喜び・・・

音楽好きのIIILZ Monitor Goldユニットの箱を改良して楽しむダメオヤジ金ちゃんです。

貧乏オーディオファンが、最近の音楽鑑賞入門を考える。・・・Bob van Asperenのチェンバロ。

2016年07月23日 | バロック音楽・オーディオ一般

音楽鑑賞について、今だから新たに考えて見ました。

再度オーディオに目覚めるきっかけになったのは、知り合いからハイレゾ?の変換器の事を聞き、

早速ヤフオクにて入手しました。ソフトをインストールするだけで使用可能でお手軽です。

オーディオインターフェース UR22 を購入してMacProから比較的に良い音で手軽に音楽を楽しめるのがのが幸い

したようです。後で分かるが意外とこのあと接続ケーブル類の問題で頭を悩ます結果になる・・・オーディオマニ

アのサガですかね?

40数年前に自分がオーディオをしていた頃、毎日のように聞いたバッハ等の旋律が又部屋に流れ始めた、

懐かしいのと自分の青春時代が走馬灯のように脳裏に浮かんでは消えた。

お陰で仕事の合間に音楽を聴く時間がかなり増えました。

JAZZ用にアンプを購入したり、数十年ぶりにオーデイオの世界に戻ると 知らないメーカーがやたら増えましたが、

オーディオ機材は1980年代が一種のピーク時であったと思います。その頃の名機は未だ一線で活躍中なんです。

この趣味もかなり特殊で、昔からの名機があり、其れを超えるものが無いと商売にはなりにくいように思います。

筆者なども機材は当初はJAZZの世界から音への過去がれで入った道ですが、いつの間にかジャンルはクラッシック

を聴いてる状態です。

今は良い時代でヤフオクである程度の商品は揃える事も出来、貧乏老人には安心して物が購入出来ます。

そこでヤフオクでLINNのパワーアンプ、このアンプはやはり昔の英国の音を聴かせてくれます。

それと新品に近いKEFのスピーカーを購入して、現在鳴らし運転中ですが、一応今は憧れのイギリスの音を楽しん

でいます。

でも最近もう少し低域がしっかり鳴ってくてるスピーカーをと夢見ているのですが・・・?

此処からは五味先生のオーデイオ巡礼より、

最近レコード盤CD盤にかぎらず今百枚以上のレコードを持っている人は多いとおもうが、

市販されたおびただしい同一曲の演奏や指揮の中から、 ベストレコードを一組――それを百えらぶとなると容易で

はない。再生装置によっては、微妙な音色のちがいでA盤よりB盤が――少々演奏に不満はあっても――捨て難い、

といった例はしばしば見受けることであり、そのレコードを購入するにあたって(もしくは曲そのものをつよく印象

づけられた意味で)レコードとわかち難くむすびついた思い出のようなものがある場合、愛聴盤として、その一枚は

秘蔵されねばならないだろう。時には再生装置が変ることで選択の異なってしまうケースもあるだろう。

何を――誰の演奏で――残すかは、何を捨てるかに他ならないわけだが、 こう玉石混淆でレコードの数が多くなるのと、

コレクションに何枚所蔵しているかより、何枚しか持っていないを糺した方が、 その人の音楽的教養・趣味性の高さを

証すよすがとならないか。つまり碌でもないレコードを何百枚も持つ手合いは、余程の暇人かアホウということになる。

再生装置でもこれは言えるので、カートリッジを使いわけるのは別として、グレード・アップ以前のアンプやスピーカー

まで仰々しく部屋に並べている連中(鳴らしもしないのに)に先ず音のわかった人がいたためしはない。

選択は、かくて教養そのものを語ってゆく―― 私の知人のすぐれた音楽愛好家は、そこで、くり返しえらびぬかれたもの

を聴かれているが、いちど詳細に見せてもらったら、 驚くほど枚数が少なかった。

百曲に満たなかった。そのくせ、月々シュワンのカタログで新譜を取寄せられる数は私の比ではない。

容赦なく凡庸なのは捨てられているわけである。 未だ筆者は愛用している iTunes配信ソフトを聴いていますが、

聴く音楽の傾向はかなり偏っていることに気付きました。 単にいいレコードだから残っているのではなくて、

くり返し聴くことでその盤はいっそう名品になってゆく、 えらび抜かれた名盤の真価をあらわしてゆくように思えるわけだ。

レコード等は、いかに名演名録音だろうと、ケースにほうりこんでおくだけではただの(凡庸な)一枚にかわら

ない。くり返し聴きこんではじめて、光彩を放つ。たとえ枚数はわずかであろうと、それがレコード音楽鑑賞の

精華というものだろう。私などはまだ怠け者で、聴きこみが足りない。それでも九十曲に減ったのだ。諸君はど

うだろうか。購入するだけではなく、聴きこむことで名盤にしたレコードを何枚持っているだろうか?

今後はいかに名盤をここで紹介出来るでしょうか。又何から紹介していけば良いのか?相当難しい問題であります。

特に筆者はチェンバロ曲が昔から好きでボブ・ファン・アスペレン(Bob van Asperen, *1947年10月8日 アム

ステルダム - )は、オランダのチェンバロ奏者・オルガン奏者・指揮者。を演奏をよく聴きます。

この平均律クラヴィーア曲集、第1巻も第2巻も聴くたびに感じるのですが、なんとまあ豊饒な音楽なのでしょ

うか。ここで描かれているのは、大宇宙そのものかもしれませんし、果てしのない大海原かもしれませんし、

うっそうと繁った大森林かもしれませんし、神の声かもしれませんし、人間的感情かもしれません。

人間的感情といっても、敬虔な宗教的感情から、日常の喜び、優しさ、悲しみ、苦しみなどすべての感情が描か

れているようです。要するに、この平均律クラヴィーア曲集に描かれていないものは、一切存在しないのです。

ここには本当にすべてが描かれているのです。 まさに大バッハの最高傑作ではないでしょうか。

アスペレンの演奏で聴くバッハの平均律クラヴィーア曲集はすばらしいものです。

お蔭様でCD2枚分聞いている間至福の時を過ごすことができました。

こんな演奏を聴かされると、1日中でも聴いていたいという気持ちになるのです。

ここでは残念ながらYouTubeの配信がありませんので、筆者も良く聴くゴールドベルク変奏曲をアップします。

JS Bach Italian Concerto BWV 971,Bob Van Asperen

こうして聴いてみますとやはり大御所の演奏が気になりますのでランドフスカの演奏で聴く

さすが録音は古く音質は良くないが、途中でやめようとはしなく全曲聞き入ってします。

妙な説得力があり、素晴らしい演奏が聞ける!

バッハ:「ゴールドベルク変奏曲」(ランドフスカ、1945年6月録音)

 

この演奏の注意点はforte(強く)の部分では協奏曲のソロ楽器を、piano(弱く)の部分ではそれを支える

「トゥッティ」と呼ばれる合奏部分を表現することで、

コントラストがはっきりとした重厚な「独奏楽器による協奏曲」が姿を現します。

まだまだ鍵盤楽器の自由度が低かったこの時代に作られた「イタリア協奏曲」は、

鍵盤楽器の可能性を広げるきっかけになったのかも知れません。

バッハの名手は数多くいますが、楽曲の解釈や演奏法を参考にするのならピアノ演奏なんですが

筆者はアンドラーシュ・シフはやはり聴きたい演奏者です。

 Goldberg Variation by Schiff part 1

あっという間に三者の演奏を聴いてしまうわけなんです・・・・名演奏百枚は相当苦労しますネ!

基本的には鍵盤楽器でありながらチェンバロとピアノでは楽器の鳴り方が違い音の強弱が付けられない

チェンバロが演奏はシビアなんでしょうね!