伝統ある英国の10吋ユニットで聴く、音楽の父のJ.S.バッハ音楽を知る喜び・・・

音楽好きのIIILZ Monitor Goldユニットの箱を改良して楽しむダメオヤジ金ちゃんです。

ピエール・アンタイのチェンバロの響き、BWV988ゴルトベルク変奏曲を聴く

2016年07月20日 | バロック音楽・オーディオ一般

昨日里山で桔梗の花を見ましたが今日は庭に桔梗咲朝顔庭にが咲いてます。

色も形も似ていますね・・・・・普通の朝顔より一回り小さくって可愛らしいですよ。

今日は午後から仕事です。午前中はゆっくり過ごします。

朝聞く音楽って・・・どのような曲が??? チェンバロの爽やかな音って如何でしょうかね?

やはりワンダ(ヴァンダ)・ランドフスカは外せない演奏者なんですが

最近筆者は今年52歳のフランス人の演奏を楽しんでいます。


全体として速いテンポを特徴としているが、演奏様式は、師と仰ぐグスタフ・レオンハルト同様、一音一音を克明に刻んで作品の本質に迫るものである。

こうなると益々もう少し奥行きのある音が欲しくなります。オーディオマニアの苦しみなんでしょう。

YouTube配信の、素晴らしい演奏です。

Bach Goldberg Variationen BWV 988 Pierre Hantaï harpsichord

https://www.youtube.com/watch?v=a-EL2ahPBRI

ピエール・アンタイ(Pierre Hantaï)は、1964年生まれのフランス国籍のチェンバロ奏者、指揮者である。

父親はハンガリー生まれの画家、シモン・アンタイ(Simon Hantaï, 1922 - 2008)で、

抽象画、特にカンバスを丸めて、それによって絵の具が広がり、転写される技法で知られている。

ピエール・アンタイは、チェンバロをアーサー・ハースに習った後、

2年間アムステルダムでグスタフ・レオンハルトの教えを受け、自身の模範とし、

1980年代中頃から師の指揮の下で演奏活動を始めた。

また、ジギスヴァルド・クイケンやフィリップ・ヘレヴェーともしばしば共演した。

1990年代からは、独奏者、小規模のバロック音楽アンサンブルの指揮者としての活動を行っている。

チェンバロの凛として清らかな調べは新鮮で心が洗われるようでした。

清らかなだけではなく、生き生きとした演奏で時間を感じさせない見事な演奏

筆者は特に彼の奏でるゴルトベルク変奏曲BWV988が好きで朝の目覚めに聴くことが多い。

もう一つ変わり種の朝顔です、咲いた花が次の日にはピンク色になります。

やはり朝は爽やかにゴルトベルク変奏曲がとても良く聴こえます。

このアルバムで聴ける弾きこみぶりも実に素晴らしいもの。

それは声部が各部主張してから有機的に合わせて、フレズの美しさをすべて弾き逃しぬがごく歌い上げられており、

またヴァリエーション間の構造も教育的なまでに厳格であって、

それなりの大きな要素が相反せず共存している様はまさに圧巻といえます。

名手アンタイ好きにはスカルラッティ の演奏も素晴らしく是非聴いて欲しい、

しかし彼のゴルトベルク変奏曲の演奏は録音演奏とも実に素晴らしい、ブラボー!