12345・・・無限大  一粒の砂

「一粒の砂」の、たわごと。
無責任結構・ 中途半端・ちゃらんぽらん・ 出たとこ勝負、で参りましょう!

レモン

2006年12月31日 05時29分53秒 | Weblog

加藤登紀子の「檸檬 (れもん) Lemon」を、久しぶりに「ラジオ深夜便」で聞いた。

亡き夫と二人で檸檬の木を植えたという。

歌詞の一部
-------
いつの間にか時が過ぎて 幾つ春を数えたか

思い出だけがいつまでも 木漏れ日にゆれている
-------
なにひとつ変わらない 何もかもあの日のまま

ただひとつあなたがいない それだけが夢のよう
-------

と言う歌詞が、印象的である。 彼女は、

悲しみの数年間、全く創作活動が、全く出来なったという。

そして、時が過ぎると、思い出を懐かしむことができるようになり、この檸檬(レモン)の作詞作曲をしたという。

遺品の整理が、全く進んでいない、見るのが辛かったのであるが、

最近は、思い出が懐かしく思えるようになってきた。

そろそろ、本格的に整理を始めようかと、思い始めたのである。

これをもって、平成18年の締めくくりとする。


さざんか

2006年12月30日 07時22分30秒 | Weblog

 漢字で書くと「山茶花」と書く、漢字の通りの発音すると、
「さんちゃか」と読めるのである。

昔は、このように言っていたのだそうである。

これが、発音しやすく・言いやすいように変化し、
「さざんか」と言うようになったそうである。

小生は、山茶花が、好きで、庭に沢山植えている。

ここ数年、色々なことがあった関係で、一昨年7本もの山茶花を枯らしてしまった。

また、高温やその他の気象変動などもあって、近年しばらく、良い花を見ることが少なかった。

今年は、以前の元気な木に戻り、毎日沢山の花を楽しめるようになった。

小生の生活も、それなりに安定したかのようである。


たてまえと本音

2006年12月29日 04時18分06秒 | Weblog

「通常のただごとの世界」における「素人の素朴な疑問や感動」を「本音」で表現することが

「おもしろい」につながると田辺聖子氏が、二十数年前に書いていた。

男は、どうも「たてまえ」に固執する傾向にある。

それは一種の職業病かもしれない。

本音で書こうとしても、見栄も張りたい、自慢もしたい、ええ格好もしたいなど、人それぞれに本能的ともいえる、顕在・潜在的な欲望がある。

これらの欲望は、男女の別より、個人差の方が大きいのかも分からない。

王朝文化は、女性がささえた、と書いたのも、田辺聖子氏である。

最近のブログの投稿者には、女性も多い。

時々、女性のブログを拝見するが、実に面白いものが、多い。

うまく本音をちらつかせて、人の心に共感をもたらすのである。

まさに、「通常のただごとの世界」における「素人の素朴な疑問や感動」を「本音」、その通りである。

うまいことを書くものである。 ひょっとすると、ブログ時代の文化は、女性がささえ、発展させるかも分からない。


木の葉髪

2006年12月28日 06時42分54秒 | Weblog

冬の季語に「木の葉髪(このはがみ)」と言うものがある。

聞きなれない言葉である。
その意味を教わった。

初冬の頃、髪が抜けることを、木の葉が落ちることに、例えて言うのである。

しきりに落ちる木の葉の風景と、冬の寒さが合わさって、わびしさがいっそうつのるのである。

小生でも知っている、有名な俳人中村 草田男の句に、

 「木の葉髪 文芸ながく 欺(あざむ)きぬ」  

と言うのがある。

しみじみと自分の文芸に邁進した人生を振り返って、思いにふけっている様子が見える。

しかし、何ともいえぬ寂しさが堪らない。

「木の葉髪 過去はうしろに 捨てるもの」 森川 光郎

過去に決別し、自分を奮い立たせているところが、明日につながるようで、前向きで好きである。

「聞き流す ことも覚えて 木の葉髪」 吉川 康子

またこんな句もある
「君も僕も 五十歩百歩 木の葉髪」 桜井 薫

ほのぼのとした、仲の良い夫婦の情景が見えるようで、好ましい句である。

どうも、小生は、暖かい前向きの句のほうが好きなようである。

将来、かつらのお世話になるときになったら、木の葉髪の句をどう詠んでいるだろうか・・・

 


インターネットTV電話

2006年12月27日 06時10分10秒 | Weblog

 IP電話とかインターネットTV電話とかは、便利で料金が割安である。

どちらも有効に活用している、と書きたいのであるが、最近事情が変わってしまった。

IP電話は、毎日、定時連絡に大活躍中であるが、TV電話の方は、休止中である。

この理由は、孫達に原因がある。

孫達の顔を見るために、開通させたのであるが、2歳近くになると、行動の自由度が大幅に広がり、自由にパソコンを出鱈目に触り始めた。

もうお分かりであろう、パソコンを出鱈目に触るため、とても通話できる状態にならなくなったのである。

こんな訳で、TV電話の方は、暫く休止しているのである。

以前、さるお方にTV電話を進めた関係で、なんとなく気がとがめた。

それゆえ、小生の現状を書いたのである。

しかし、もう少し孫達が、大きくなると、必ずや大変有効な通信手段となると期待しているのである。

 しかし、一抹の不安もある。

そのとき、孫達が、面倒がらず相手をしてくれるかどうか、そちらの方が問題のように思えるのである。


光の達人

2006年12月26日 06時08分12秒 | Weblog

 “JAPANOLOGY”と言う番組からの受け売り。
日本を世界に知ってもらおうというNHKの海外向け放送である。

 カリフォルニアのプライスコレクションは、
江戸絵画のコレクションとして世界的に有名である。  

ジョー・プライス(以下、“JP”と略す)氏のコレクションおよび財団の名前としている「心遠館(しんえんかん)」は、

伊藤若冲(いとうじゃくちゅう) の堂号「心遠館」に由来している。

コレクションの中心は若冲の作品。

その他、長沢芦雪 (ながさわろせつ)、森狙仙(もりそせん)などの上方の画家や、

酒井抱一(さかいほういつ)、鈴木其一(すずききいつ)などの江戸琳派の画家たち、

あるいは肉筆浮世絵など、近年愛好家が大きな関心を寄せているジャンルのすぐれた作品が数多い。

JP氏は、20代(1960年代)で日本の絵画に、魅入られ収集を始め、600点以上の作品を集めた。

江戸時代の家の採光・照明を想像いただきたい。

朝・昼・夕方は、多くの場合、自然光であった。

気候がよければ、障子を開け放ち、自然光が差し込み、
太陽が雲に隠れたり、再び現れたりなどの光の変化があったはずである。

夜は、蝋燭又は行灯の揺らぎのある薄暗い照明でしかなかった。

現代の電気照明で、一定の明るさを一日中保っていたのとは、随分異なっていたのである。

JP氏の自宅は、自然光を取り入れる工夫と、明るさを変えられるように、特殊なブラインドを備えていた。

さらに、驚いたことに、自然光が障子を通して差し込むようにまで、配慮しているのである。

彼の自論は、江戸時代の絵画は、
朝昼・・・、天候、そして蝋燭などの照明、さらには、障子を透過した光など、

一日・年間の光線の変化を全てを配慮して描かれているという。

それ故、日本で行ったコレクションの展示会場には、わざわざ照明を緩やかに変化させる装置まで設けていたのである。

彼は、光の達人であると共に、恐るべき観賞の達人でもある。

各地の美術館の日本画展示場で、

氏の提案する、照度を変化させる照明を採用するところが、現れても良さそうに思うのだが・・・


浜の真砂

2006年12月25日 05時28分56秒 | Weblog

 釜茹でにされながら詠む

「石川や 浜の真砂は 尽きるとも 世に盗人の 種は尽きまじ」は、

石川五右衛門の辞世の句である。

なぜこんなことを書くのかと言うと、
迷惑メール、ピッキング、俺おれ詐欺など、世情を騒がせる悪事に我慢がならなくなったからである。

世に様々な悪事を働く人がいるのは、困ったことである。

五右衛門について小生の知りうるところは、以下のごとしである。
(正しいかどうかは、自信が無い)

• 幼い頃から非行を繰り返し・・・、伊賀にわたり忍者の弟子になった後、京に出て盗賊になった・・・

• 百地三太夫について伊賀流忍術を学んだが、三太夫の妻と密通した上、三太夫の愛妾を殺害して逃亡したとの伝承もある。

• その後、暫くは、権力者のみから奪う義賊だった。

秀吉政権末期の政情不安な時期でもあり、庶民のヒーロー的存在になった。

 • 秀吉の寝室に忍び込んだ際、香炉が鳴り捕らえられる。

• 有名な釜茹でについても諸説があり、子供と一緒に処刑されることになっていたが、

高温の釜の中で自分が息絶えるまで子供を持ち上げていた説と、

苦しませないようにと一思いに子供を釜に沈めた説がある。

またそれ以外にも、あまりの熱さに子供を下敷きにしたとも言われている。

盗賊五右衛門は、おそらく貧困から生まれたものと思えるのだが、

この種の様々なインターネットの時代の悪人は、どうもそればかりではないように思う。

相互の「顔の見えない」インターネットコミュニケーションは、
相手を思いやることが一段と希薄になる。

その結果、自分さえ良ければと言う、
「自己中心主義」に陥り、「欲・得だけ」で行動するのであろう。


腹時計後編

2006年12月24日 06時30分48秒 | Weblog

TVでの実験結果

ある人が、

[1] 夜10時以降大食をしない、
[2] 毎朝起床時間を同じにする、
[3] 起きたら光をたっぷり浴びて、すかさず朝食を食べる、

という3つを守って2週間生活した。

これで、見事に、時差ぼけ解消。

体内時計のリズム改善は体温変化にも現れた!

改善前は起床後も低いままだった体温が、改善後には起床1時間後、朝食をとる前から上がり始めるようになった。

これは、体が、起床前から朝食を食べる準備を始めていると考えられる。

その後も、午前中いっぱい体温が高い活動的な状態が維持されるようになった。

“夕方体操”で体内時計若返り!

年をとると、昼間の活動量が減り、生活リズムにメリハリがなくなる。

そして体内時計のリズムにもメリハリがなくなってくる。

1日の体温変化は、昼間体温が高く、夜は低いという変化が、高齢者ではより小さくなり、
その結果眠りが浅くなるなど睡眠の質が低下する。

そこで、高齢者が最も体温が高くなる午後5時ごろに、体の活動を活発化し体温をさらに上げてやることで、
メリハリを取り戻すことが重要。

ポイント 1. 午後1~3時: 
30分間程度の短い昼寝をする目を閉じて安静にしているだけでも、脳の休息になる。

2. 短い昼寝の習慣がある人は、認知症になる確率が3分の1に減るというデータがある。

3. 午後5時: 
30分間程度の軽い運動散歩や体操など、軽く息が上がる程度の運動を行う。

夕方体操
高齢者向けに考案された、イスに座ったままできる「夕方体操」の一例。

• 肩の上げ下ろし(肩こり予防):
両肩を大きく持ち上げ、力を抜いてストンと落とす。
これを10回繰り返す。

• 手のひらの押し合い(胸の筋肉を刺激):
胸の前で両手の手のひらを合わせ、息を吐きながらそのままゆっくり互いに押し合う。

そしてゆっくりゆるめる。これを10回繰り返す。
息を止めず、吐きながら押し合うのがポイント。

• 足首の曲げ伸ばし(脚・腹の筋肉を刺激):
イスの横を両手でつかみ、両足を水平に持ち上げ、そして、足首をゆっくり10回曲げ伸ばす。

脚の筋肉と、それを支える腹筋の刺激。

• これを参考に、無理なく続けられる軽い体操を、
毎日午後5時頃から30分間程度行うとよいのだそうである。

散歩などを取り入れても効果的と言う。

以上、NHKの放送より。

ご参考にして頂き、豊かな睡眠をお楽しみください。

 

科学的な調査で、「腹時計」が、本当に存在し、重要な働きをしていることを教えてくれたことの意義は大きかった。


腹時計前編

2006年12月23日 05時04分00秒 | Weblog

NHKの「ためしてガッテン」と言う番組での話。

「たった2週間で長年の不眠の悩みも解消できる秘策の数々を大公開します」とあった。

長いので、前編・後編の2回に分けて、掲載します。

前編;時差ぼけ解消・体内時計リセット対策

人(全ての動物)には、細胞の数だけ体内時計「時計遺伝子」が在る。

全体を統率する親時計は、脳の時計。

第2の時計は、胃袋。残りの時計は、全身に分布。

親時計が、体全体のそれぞれの時計を、調節するはずなのだが、

不摂生や老化などが原因で、親時計と子時計が、ばらばらに時を刻むようになる。

朝起きて光を感じると、脳の親時計は自分のずれを、世の中の機械時計に合わせてリセットし、

その時刻を全身の時計に伝へ、全体内時計のリセットをする。

また、小生のように、超早寝―超早起きの場合には、正常な人に比べて、
数時間体内時計が全体的にずれているのだそうである。

こうした睡眠障害は、いわば「時差ボケがずっと治らない」状態。

この場合は、高血圧・心臓病・糖尿病・がんなどの病気や、うつ、認知症の危険性まで高まるのだそうである。

大変怖いことばかりである。何とかしなくては、と思った。

それで、次のことを、まじめに実行することにした。

経過日数が少ないので、その成果は、定かでない。

対策その1;
体内時差ボケを防ぐポイントは「朝起きる時間を同じにする」

体内時差ボケが進行する原因としては、
夜に強い光を浴びるだけでなく、
[1] 休日の寝だめ、
[2] 朝の二度寝、
[3] 1時間以上の昼寝、など。

脳の親時計がリセットされるように、朝の起床時間をなるべく同じにすること!

昼寝をするなら30分以内で短めに!

対策その2;
「“起きたら食べる"で体内時計をリセット!」

「機械時計、脳の親時計、腹時計」の3つを合わせる秘策

朝の光で「機械時計」に合わせて「脳の親時計」をリセットします。

さらに「朝食を食べる」ことで、
同時に、第2の時計である「腹時計」もリセットすれば、
3つの時計を同時に合わせることができると言う。

明日の記事では、TV実験結果などを、後編として、ご紹介する。


留守電の勧め

2006年12月22日 05時25分38秒 | Weblog

 以前、迷惑電話(主に、物売りの勧誘電話)について書いたが、その続編である。

「24時間留守電」設定の、半年間の運用実績について、ご報告する。

この記事は、「番号表示付電話機」をご使用の方には、それほど有益ではないかもしれない。

また、「留守電機能の付いてない機種」を御使用の場合には、適用できない。

そのことを、予めお断りしておく。

小生の迷惑電話対策;

1.24時間「留守電」設定、

2.面倒であるが、よく掛けてくる親戚・友人等に、事情を説明し、
「留守電」応答の時に、「姓名を名乗る」ように依頼する手間を掛けておく方がベターである。

必須事項ではない。
(本当に必要な連絡なら、必ず留守電に、録音してくれる。後ほど、自分の方から、電話をすればよい)

“留守電録音が始まったら、
電話のスピーカから、声音(こわね)と姓名が聞こえる。

3.電話に出るかどうかは、その人の姓名を聞いて判断する。

4.現在のところ、物売り電話は、録音開始時点で、相手が切ってしまう。

実施後、半年以上を過ぎたが、成功率100%である。

どうして、こんな簡単な方法を思いつかなかったのか、長年惜しいことをした。

迷惑電話でお困りの向きは、一度試みて見られると良い。

半年後くらいには、ご満足いただけることと思う。

おそらく、「無言電話」・「嫌がらせ電話」等にも、有効であろうと思えるのだが。

ただ、若干の問題・弊害がある。

* 家族全員の賛同・協力が、必要。

家族全員の友人・知人の姓名を、ある程度知っておく方が良いのだが、これは実際的ではない。

怪しそうな相手には、電話に出ないことが大切。

(どうしても必要な用件がある場合には、必ず伝言を録音していてくれる。)

*時々、「留守電」を聞いた後で、再び「留守電」設定にすることを忘れてしまう。

これが比較的多い、「要注意事項」である。

*留守電対応になると、本当の留守だと判断して、録音せず、何度も何度も掛けてくる人がいる。


この種の面倒を、相手にもたらすこともある。

*人によっては、留守電に声を吹き込むことが、苦痛のようである。

留守電に録音するとき、「ドキドキする」といわれることがある。

 しかし、二度目から、慣れてくるようである。

 マー、電話も色々便利な割りに、不便も同居しているようである。


言い訳

2006年12月20日 04時38分57秒 | Weblog

 約20年前、お隣の韓国での話し。

新聞は、一面ハングル文字、ところどころ旧漢字が混ざっている程度。

まず、仕事上付き合いのあった韓国の商社の人(年齢40代)に聞いた。

漢字を読むことはできるが、書くことはあまりできない、との答えであった。

たまたま、ソウル大学の数名の学生と話をする機会があったので、同じ質問をしてみた。

やはり、同じ答えであった。ただ、書ける漢字の種類が、40代の人に比べて激減していた。

ハングルは、表音文字である。

国家の文化的独立性を保とうとして、六百年くらい前の王様が、漢字と全く異なる、独自のハングルを制定したのであった。

韓国では、漢字で書く必要性が、著しく低くなっているのであった。

小生は、20年位前から、ワープロのお世話になっている。

この結果、二十年越しの「廃用性漢字忘却症」に罹患してしまった。

どうしても、手書き文を書くとき、漢字が出てこないのである、そしてしばしば誤字を書いてしまうのである。

以上が、小生の誤字多発の言分けである。

おそらく、頭の方もそれ相当になっているのも、一因であるのだが・・・

こちらの方は、打つ手無しである。

開き直って、「どうにでもなれ」としか言いようが無い。


迷惑メール

2006年12月19日 07時04分34秒 | Weblog

先日から、毎日十数通の迷惑メールが着信し始めた。

小生にはエッチメールが来信している。

幾人もの知人から、そのようなことを聞き及んでいるが、ついに小生も例外ではなくなった。

友人達の情報によると、エッチメールの他に、バイアグラ販売、偽ブランド品販売・・・・など、広範囲な種類のようである。

インターネット時代の代表的な影の部分である。

メールのソフトの「送信者の禁止」処置で排除を始めたが、
相手先のメールアドレスの尽きるまで繰り返す必要がある。

何時になったら解消するかは、未定である。

現在、既に700件以上の、禁止アドレスを登録済みの友人がいる。

毎朝の排除処理は、ウォーミングアップと割り切っているようである。

 いたちごっこを、エンドレスに繰り返さねばならなくなった。

おまけ;「ある友人からのメール」

迷惑メールの被害者仲間が増えてなんだか安心。

・・・ところで以前に、あなたからのメールが、

「削除済みアイテム」のところに入る、と言った事があったが、

この原因がわかった。 

あなたのアドレスが「禁止者リスト」の中にあった。

どうやら間違えて、あなたを立ち入り禁止にしてしまっていたらしい。

幸いなことに、このリストの中の人からの受信は、

「削除済みアイテム」に入ることになっていたもんだから、
あなたからのメールがかくの如くなってたという訳だ。 

今はもう元に戻した。  

禁止措置をとるときは、面倒臭がらずに、くれぐれも慎重に・・・とあった。

その通りである。 

危うく、小生も、大変重要な相手先を、禁止処置の対象にするところであった。

 


天才

2006年12月18日 05時36分22秒 | Weblog

 掃除をしながらなので、掃除機の騒音で、うまくラジオが聞き取れなかったが、

ある大学の先生が、芥川龍之介の天才振りを「急ぎ旅」に喩えていた。

「急ぎ旅」と「ゆっくり旅」の差を、「寺田寅彦」先生の随筆から引用していた。

天才と凡人の差とでも言うのであろうか。

急ぎ旅は、沢山見ることが出来る反面、どうしても表面的な観察の旅になりがちである。

ゆっくり旅は、多くのものを見ることは出来ないが、一つひとつについて、それなりにじっくり見ることができる。

芥川氏は、天才であるため、理解・飲み込みが早い、どうしてもその分、表面的に留まる傾向があるのだという。

 しかしこれについては、賛同も・反論も持ち合わせていない。

間違いなく歳のせいである、最近は特に何事もゆっくりしたいのである。

沢山でなくてよい、立ち止まって、少しのことをゆっくりと楽しみたいのである。

バスツアーなどに参加すると、なんであんなに急ぐのかと、しばしば思うのである。

だんだん、世間のスピードとズレていくようである。


圧縮

2006年12月17日 07時07分30秒 | Weblog

 12月から、全国的なデジタル放送がTVで始まった。

デジタル化の特徴を、道路に喩えて説明していた。

従来のアナログ放送を小型自動車とすれば、
デジタル放送は、超大型トレーラーであるという。

それ故、従来の「電波道路」から、大きくはみ出してしまうのである。

しかし、ここに「圧縮」と言う技術が応用され、
超大型トレーラを、小型自動車並みに縮小しているのだそうである。

そして、道路の両側に少しできた余裕を利用して、

双方向通信やその他の静止画・文字番組などを同時に送っているのだそうである 。

よく知らないが、圧縮の技術の一つに、文章で言うと、余白を削って圧縮し、

またそれを戻して(「解凍」と言うようであるが)、余白を復元しているのだそうである。

毎日の生活に、余白に相当する「ぼんやりしている時間」がある。

もしこれを一切なくしてしまったら、いったいどうなるのであろうか?

おそらく、疲れきってしまうように思える。

水墨画では、余白は重要な絵の要素である。

「生活の中の余白」も、大切なはずである。


こんなにイイモノ

2006年12月16日 07時35分16秒 | Weblog

田辺聖子さんのエッセイに、

「こんなにイイモノを知らずに一生を過ごし、
そのまま死ぬなんて、もったいない・・・・・・」

という一文がある。

彼女の強引さは特別で、

「宝塚歌劇観劇」、「阿波踊り連結成と参加」等を、

他人様に強要したのであった。

人それぞれに、色々な楽しみを持っておられることであろう。

多くの人達の場合、それを他人様に強要する勇気がないのである。

小生も、色々楽しみを持っている。

それらについて、他人様に、気軽にお勧めできるかどうか、
一つ一つ評価してみた。

 A.ビデオ撮影・編集
高額な機械類(超高級パソコン・ビデオカメラ・三脚・その他)及びビデオソフトが必要。

初期投資に一大決心が要る。

技術や機器・ソフトの進化は、目覚しい、
投資は、初期に限定されない、

数年毎に、大きな進化を遂げた、新世代の機器・ソフトに更新する必要に迫られる。

これで途中止めになると、家庭内争議が発生する危険性が高い。

とても、気軽に皆さんにお勧めする勇気は無い。

B.俳句
紙と鉛筆と歳時記(数千円以内)で、楽しめる。

しかし、万人向きとは、言いかねる。

C.水墨画
筆・墨・硯・紙などが、あれば始められる。

これも俳句同様に、万人向きとは、言いかねる。

D.太極拳
習得するのに数年を必要とするところが、最大の難点である。

武術が基本であるだけに、色々な形を覚えるのに時間が掛かる。

万人向きとは、なり難い。

E.カラオケ
誰でも、参加しやすい。

もう大半の人達が、楽しんでいる。いまさら、お勧めする必要も無さそうである。

むしろ、お誘いを頂く側であろう。

F.ストレッチ体操
自宅で数分間、毎日1・2回程度。

もっと効果的にやりたければ、教室に行けばよい。

比較的楽に始められる。
また、途中止めになっても、それほど被害は無い。

田辺聖子さんほどの強引さが無いので、
いつもオソルオソルであるが、

体の硬化や痛みに悩んでいるお方に、
少しでも苦痛が軽減すればと、時々DVDを進呈している。

こうすれば、さしたるご迷惑をお掛けする心配が無いし、
相手に対する、強迫観念も低いと思っている。

それでも、「おせっかい焼き」ではないかと、恐れながらである。