12345・・・無限大  一粒の砂

「一粒の砂」の、たわごと。
無責任結構・ 中途半端・ちゃらんぽらん・ 出たとこ勝負、で参りましょう!

天才

2006年12月18日 05時36分22秒 | Weblog

 掃除をしながらなので、掃除機の騒音で、うまくラジオが聞き取れなかったが、

ある大学の先生が、芥川龍之介の天才振りを「急ぎ旅」に喩えていた。

「急ぎ旅」と「ゆっくり旅」の差を、「寺田寅彦」先生の随筆から引用していた。

天才と凡人の差とでも言うのであろうか。

急ぎ旅は、沢山見ることが出来る反面、どうしても表面的な観察の旅になりがちである。

ゆっくり旅は、多くのものを見ることは出来ないが、一つひとつについて、それなりにじっくり見ることができる。

芥川氏は、天才であるため、理解・飲み込みが早い、どうしてもその分、表面的に留まる傾向があるのだという。

 しかしこれについては、賛同も・反論も持ち合わせていない。

間違いなく歳のせいである、最近は特に何事もゆっくりしたいのである。

沢山でなくてよい、立ち止まって、少しのことをゆっくりと楽しみたいのである。

バスツアーなどに参加すると、なんであんなに急ぐのかと、しばしば思うのである。

だんだん、世間のスピードとズレていくようである。


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