12345・・・無限大  一粒の砂

「一粒の砂」の、たわごと。
無責任結構・ 中途半端・ちゃらんぽらん・ 出たとこ勝負、で参りましょう!

ロマンチック街道とスイスアルプス紀行 その1

2007年09月30日 06時31分03秒 | Weblog

ツアー同行の一部の方々に、小生の静止画と動画の公開を9月30日とお約束したのであるが、作業が遅れており、静止画が5割方、動画の編集は上海分のみの状態である。

とりあえず9月分として、次のものを公開します。
楽しかった旅の思い出が蘇りますと幸いです。

次回公開は、10月31日の予定。

A:公開静止画;(20MB以下にしています。画面右上のスライドショウボタンを押して見ると楽です)

1.07夏 上海リニアー

2.07夏 上海雑景

3.07夏 外灘夜景

4.お茶屋さん 上海07夏

5.豫園市場夜景 

 B:公開動画;(YouTubeを利用しています。高圧縮度のため、あまり画像はよくありません。)

1.07夏 上海リニアモーターカー (2分36秒)

2.上海昼の雑景   (1分47秒)

C:ブログ分;
以下に既掲載ブログの題名と日付をお知らせします。
未読の方は、どうぞご覧ください。

 「見方」
方法1:ブログのページの左上の「カレンダーの当該日付」をクリックして頂くと、そのページに飛べます。

方法2:開いたページの左側に「最新の投稿」欄があります。
この欄に「10件の題名」が表示されていますので、その内より該当のものをクリックすると、そのページの飛べます。

「 ブログ掲載日 と 題名 」
8月25日   ロールスロイスかフェイラーか
8月26日   四十年目の答え
8月27日   私のハイジさん
8月28日   土鈴さん
8月31日   両刀使い

9月1日   夏休み
9月2日   リニアモーターカー
9月3日   EUの通貨統合
9月7日   男性限定版
9月9日   水辺の町ルッツェルン(Luzern) カペル(Kapell)橋周辺

9月11日  強力ワカモト
9月12日  上海バンスキング
9月14日  景観保護
9月15日  防寒装備
9月17日  三輪バイク
9月19日  ある種の日本人

9月22日  添乗員さん
9月24日  大切な硬貨の見分け
9月26日  シュネーバル
9月28日  嘆きのライオン
9月30日  本ページ「ロマンチック街道とスイスアルプス紀行その1」

追記;ある程度test・チェックは実施しているのですが、小生側のパソコンではチェックに限界があります。

万一ご覧になれない場合には、コメント欄に「見えない由」ご記入ください。修正や対策を検討します


再放送

2007年09月29日 06時51分44秒 | Weblog

最近、NHKは蓄積が豊富になったことも、また予算制約も原因であろうが、沢山再放送がある。

多くの再放送は、視聴者の要望を元に選択されているのであろう、殆どの場合あたりはずれがない。

面白い番組が、多いことに気がついた。

 選ぶなら、再放送番組を狙えば、まず失望することがない。

これらは、「アンコール放送」であったり、「アーカイブ放送」であったり、「再放送」であったり、「蔵出し」・・・であったりする。

これらのどれでも良いのである。
視聴者の厳しい審判を乗り越えたものである。


「嘆きのライオン」像

2007年09月28日 06時39分30秒 | Weblog

    

水辺の町ルッツェルン(Luzern)の続編。
  
氷河の痕跡を展示している氷河公園がある。

そのすぐ横の岩壁には、横たわるライオン像が刻まれている。
1792/8/10 フランス革命の時、フランス王家に仕えていたスイス人衛兵の786名が、パリのチュイルリー宮殿で、押し寄せる革命人民軍からルイ16世とマリー・アントワネット王妃を、最後まで守り続けて全員戦死した。

  

その忠実さと英雄的悲劇を称え、デンマークの彫刻家 「トルバルセン」 が制作した。  
岸壁に刻んだ5mほどの彫刻は、異国で没したスイス衛兵をライオンに見立て、その左背には折れた槍が刺さり、十字マークの盾(フランス王家を表す)の上に苦しそうに横たわるその姿を、

  

マーク・トゥウェインは 「この世で最も悲惨で心を打たれる岩塊」 と記し、碑文には 「ヘルヴェティア人の信仰と美徳に寄せて」 と書てある。

 農業に不適な山地の多いこの国は、昔は大層貧しかった、それ故傭兵(お金で雇われた兵隊)として出稼ぎを余儀なくされ、この悲劇に遭遇した。210年前の悲劇を思い浮かべながら、ライオン像を眺めた。

 おまけ;これ以外に、幾つかの観光スポットがある。(ご参考までに、列記しておく)

• イエズス教会:スイス最古のバロック建築。1666年築。

    


• ホーフ教会:ルツェルン市民の信仰の場。8世紀にベネディクト派の修道院として建てられた教会。火事で焼失後、1645年に再建。スイス有数のルネッサンス建築。
• 時計塔と城壁:最古の部分は1386年築。最も古い時計塔「Zyt」の時計は1535年に造られた。他の時計塔より1分早く鳴らされる。

• 名門時計店「ギュベリン」
• ルツェルン湖遊覧


• ピカソ美術館

  
• リヒャルト・ワーグナー博物館:作曲家ワーグナーの1866年〜1872年の居所。
• ルツェルン文化会議センター:フランスの建築家ジャン・ヌーヴェルの設計。コンサートホール、コンベンションセンター、ルツェルン美術館などが入っている。
• スイス交通博物館


シュネーバル

2007年09月26日 06時53分08秒 | Weblog

    

ある人のブログを読んでると、このような文が出てきた。
“ローテンブルク名物の「シュネーバル」も食べました。歯ごたえのあるドーナツのようなものでおいしかったです!”

                                              

1.2ユーロから2ユーロ(200円くらいから350円)くらいのお菓子である。
ミニが安いほうの値段、ノーマルサイズが高いほうの値段のようである。

 Schneeball=snowball=雪の球と呼ばれ、ドーナツに似た味のお菓子。

ひも状に延ばした小麦粉の生地をぐるぐる丸めて油で揚げてあり、上に白い砂糖をかけてあるので雪の球のように見える。
チョコレートやナッツなどをまぶしたものもある。

 

   右側の金属性の球形の道具が必要なのであろう。

惜しいことについに食べずに帰ってしまった。
添乗員さんが、日本の夏の高温ベタベタとなるし、移動中のショックでボロボロになるというので、お土産にもしなかった。

心残りの一品であった。


「停」血圧

2007年09月25日 07時19分53秒 | Weblog

NHKためしてガッテンより
(本稿は、健康に関する事項故、正確を期するため長文となっている、お許しください)

高血圧の診断基準は「上の血圧(収縮期血圧)が140mmHg以上、下の血圧(拡張期血圧)が90mmHg以上」の状態のこと。
では、低血圧の診断基準は?   答え:「診断基準はない」と聞いて、びっくりした。

低血圧とは「低くなったまま戻らない血圧」ということであるという。
それ故司会者はトンチで、「停」血圧という、面白い「当て字」を示していた。まさに、名は体を現す、表現である。

起立性低血圧の場合に、急に起き上がると血液が下半身に集まり、心臓や脳への血流量が低下し、この状態が続くと、立ちくらみや、激しいめまい、吐き気など「低血圧」特有の症状があらわれる。

(小生もできるだけ急に立ち立ち上がらないように心がけているのだが、立ちくらみにしばしば悩まされているのである。)

 「血圧低下の意外な場面」 入浴中のほかに、血圧が下がりやすい場面

食事中に血圧が下がりやすい場合は、「食事性低血圧」、

立ち仕事をしている時に、血圧が低下するのは「起立性低血圧」と呼ばれている。

まだ他にも色々な場面があるようであるが、それほど研究が進んではいないようである。

「改善法」
食後に血圧が下がりやすい人には、コーヒーを食事の前後に1杯ずつ飲む。
※カフェインの効果には個人差があります。とりすぎにはご注意ください。

 立ち仕事などで血圧が下がりやすかった人には、締め付ける力の強い弾性ストッキングを履く。

番組では上記2件について実験が行われた、その結果、2人とも、下がりやすかった血圧が、中々下がらなくなった。

この次が、小生の最も関心のある問題。
小生は、高血圧で降圧剤を毎日10年以上も服用している。

「高血圧でも低血圧の恐怖」
高血圧の人は、血圧が下がる心配はないのか?
「心筋梗塞」や「脳梗塞」などの危険因子として、高血圧がある。高い血圧で血管が傷ついてしまった血管に血栓などができて、血管がつまる「梗塞」の原因となってしまう。

よく「高血圧の人は入浴に注意」などといわれる。しかし、入浴中はリラックスして血圧が低くなっているから、問題ないように思える、そこで、血圧が高めの人の入浴中の血圧の変化を測ってみると、血圧が40以上も低下していた。

 血圧が下がれば血管に傷はできにくいように思えますが、なぜ恐ろしいのか?

なぜ高血圧の人が入浴すると血圧が戻りにくい?
私たちの首の血管の壁の中には、血圧を感知するセンサー(圧受容器)があり、血圧を調整する役割を果たしている。
ところが、高血圧の人では、動脈硬化などにより、このセンサーの感度が鈍ってしまうことがある。

高血圧の人たちと、正常血圧の人たちの入浴前後の血圧の変動を調べたデータによると、高血圧の人ほど、入浴直後にいったん血圧が急上昇するが、すぐに急降下してしまう。

入浴後も下がった血圧がなかなか「戻りにくい」のだという。

入浴中の血圧の問題点
「血圧の急上昇と急降下」血圧の急上昇と急降下は、次のような危険をもたらす。

1. 入浴直後の血圧の急上昇によって、血管が破裂してしまう危険がある。

2. 入浴中の血圧の急降下によって、脳貧血によって倒れてしまったり、血流が極端に滞ってしまうと、小さな血管が詰まったりして、脳梗塞や心筋梗塞の危険がある。

入浴時の注意点
1. 高血圧にならないように血圧を低く保ち、日ごろから注意する。
(今更どうしようもない、血圧硬化剤を正しく服用する以外にない)

 2. 飲酒後は血圧が下がりやすいため、飲酒後の入浴は避ける。
(これは厳守しなくてはと思っている)

3. 冬場は浴槽や浴室を温め、血圧の急な上昇を避ける。
※浴室が寒いと、血圧の上昇を招きます。
(これも極力注意しよう)

4. 42℃以上の高温のお湯や、長湯を避ける。
(ぬるい湯好きなので、問題ない)

 5. 半身浴を心がけ、腕を浴槽のフチにかけておく。
(腕を浴室のフチにかけることによって、おぼれることを防止する)
(半身浴を励行することにした)

日本では、年間一万人以上の人が、入浴中又は入浴後、急死なさっているようである。
小生も特に入浴上の注意事項を守らねばと思っている。


大切な硬貨の見分け

2007年09月24日 08時06分54秒 | Weblog

     

1. 硬貨を見分けることがなぜ大切かというと、スイスではスイスフランは当然ながらユーロも使えるから問題はないが、ドイツではスイスフランは全く通用しないからである。

 2. 硬貨の見分け方を、
ユーロは「金色と銀色の二色硬貨」又は「金色の硬貨」、

スイスフランは「銀色の硬貨」と教えられたが、
結局最後まで見分けることができなった。

小銭で支払うとき困まったので、ポケットからばら銭を掴んで取り出し、必要な分だけ摂ってもらっていた。

3. ただこの手が通用しないのが、有料トイレのときである。
多くの場合、トイレは有料である。

そして料金は、ドイツでは0.5ユーロ、スイスでは1スイスフラン。
(約90円相当)

トイレの入り口に回転式のバーがあり、自動販売機のような箱に硬貨を入れると、バーを押して入場できる。

更にトイレに近接する売店の割引券兼領収書(割引額は、トイレの料金と同額だったようだった)と場合によってはお釣りが出てくる。

 ドイツの場合には、スイスフランを誤まって投入すると、トイレができないことになる。

ユーロの補助通貨は、CENTである。

スイスフランの補助通貨は、ドイツ語圏がサンチーム、フランス語圏がラッペンである。

誠にややこしい。字が小さいうえに、擦り切れていてよく見えない。これで判れと言う方が無理だと思った。


そろそろ急がなくては

2007年09月23日 07時58分16秒 | Weblog

 句会でのこと。
 Tさんは、太極拳教室でもお見かけする方であるが、上級者クラスに属するため、あまりお話をする機会もない。

最近チベット旅行をされたので、「チベットの風景」、「マ二車」や「風葬」などを詠んだ句を投句された。
小生の選句候補に二つ残ったが、最終段階で別の句を選んだ。
小生が、チベットを体験していないので、その感動がそれほど高まらなかったことが、要因のような気がした。

彼女が言うには、「もうそろそろ急がないと・・・」と言うのである。
身体に負担の大きいことは、そろそろ済ましておくべき時となった、というふうに理解した。

申し分ない体力を備えた彼女が言うのは驚きであったが、その通りである。
人みなそれぞれに、そのときがある、それを見極めて行動する必要があるのである。

 彼女の選択もその一つなのであろう。
以前「時の砂」という話を、このブログで書いたように記憶している。
人みな等しく、時の砂が、刻々と少なくなっているのである。


添乗員さん

2007年09月22日 07時23分04秒 | Weblog

    

 初めてのことだったが、このツアーでは、前日に添乗員さんから「確認電話」が入った。
予定通り出発できるか?何か質問は?など親切なことであった。小生としては、有難く感激物、色々教わり「初めてのヨーロッパであることを告げた」。

彼に、いつも電話をするのかと聞いたところ。
会社の規則では、電話は添乗員の判断で任意だとのこと、几帳面な性格なのであろう毎回しているようである。

 お宅は、“ お一人参加 ”なので電話するべきかどうか迷いました、というのである。

時々か、しばしばか知らないが、“一人参加者”のお宅に電話し、ご家族が電話口に出て、「旅行のことを知らない場合」には、色々と厄介なことになるようで、気を使うというのである。 
(特に、男の一人旅は胡散臭く思われているようである)

なるほど、そうゆうこともあるだろうなと合点し、思わぬ苦労があるのを知った。

 経由地点の上海では、現地の中国人観光ガイドが付いたので彼の出番は無かったが、ドイツ・スイスでは、観光ガイドの仕事でも彼の独壇場であった。
本当に観光ガイドが好きで・やらずにおれない性格のようで、また誠によく勉強しており、面白い説明を随所で楽しませてもらった。

(添乗員指名制度ができるといいのにと思った)

           

あとがき;
この添乗員さんは、トラブルの無い順調なツアーは退屈だという、トラブル対応に生きがいを感じているという変わった人物でもある。

忘れ物・落し物・旅程の遅れ、病気などなど様々なトラブルが発生すると、俄然元気が出て、張り切るタイプと自己評価をしていた。

帰りのフランクフルト空港で、どうしたことか、急にチェックインコンピュータが不調になり、搭乗券発券に随分時間がかかったというトラブル以外は、非常に順調に旅程が進んだので、添乗員さんにとっては、物足らない旅行だったであろう。


ありがたい・もったいない

2007年09月21日 07時13分52秒 | Weblog

 村上先生の講演続編。
「柔道・寿司・醤油・津波・・・」など多くの日本語が、世界共通語になっている。
これらは、日本にしか存在しなかったが故に、世界に広まったのである。

先生は、「ありがたい・もったいない」も、世界共通語になるのでは、とおっしゃる。

 これらの言葉について、辞書を引いてみた。

ありがたい:

1 人の好意などに対して、めったにないことと感謝するさま。
2 都合よく事が進んでうれしく思うさま。


3 またとないくらい尊い。もったいない。
4 存在しがたい。珍しい。めったにない。


5 むずかしい。困難だ。
6 世に生きることがむずかしい。生活しにくい。

先生は、上記3と4に記載あるような、
“有り難い”=“神・仏 あるいは、なにか偉大なものの力で「ありえないことがおきた」と感謝すること”
という概念の言葉は、英語など外国語にはないとおっしゃる。

 辞書によると、次のように書いてある。(よく判らんので、一部省略)

 1〔感謝する〕[appreciate]、[thankful]、[grateful][ be very much obliged to ]
2〔幸せ・幸運である〕[good luck]
3〔喜ばしい〕[welcome]、 [Thank God]
4〔尊い,もったいない〕[edifying] 、[merciful] 、[gracious]、[bountiful]

なるほど、ピッタリの英語は、探せなかった。
小生の乏しい英語力では判断できないが、少なくとも「めったにない・ありえない」という概念を持つ言葉は無いのかなと思うのであるが、いまだ釈然とはしていない。

こんな理由からであろう、「ありがたい」は日本固有の概念であると、お考えのようである。

また、詳細は略すが、同様な理由で「もったいない」も、日本固有の概念であると、おっしゃるのである。

多言語に詳しい学者が研究してくれ、素人わかりのする解説でもしてくれないものかと、思っているのである。

 しかし、どうであれ「有り難い・もったいない」に、ぜひとも世界共通語になって欲しいものである。


ある種の日本人

2007年09月19日 07時20分55秒 | Weblog

 ドイツとスイスで働いている日本人について書いてみた。

1. ドイツ:
a.フランクフルトでは、現地旅行社(ガリバートラベル社)の人と思われる年配の日本人女性と若い日本人男性各一名に出迎えられた。なるほどこの種の仕事は当然在るはずと感じた。

 b.添乗員が案内してくれた土産物屋は、全て従業員は日本人か東洋系従業員であり、経営者も日本人のようであった。我々買う側にとっては、言葉の問題はなく便利この上ない、さらになんとなく信用ができ安心でもある。

 c.泊まったホテルがいずれも小規模なためであろう、日本人従業員は全くいなかった。

    

 d.特異な人として、画家(あいにくと小生は存じ上げない)がローテンブルグに画房を構えていた。「画房 竹山」の写真を載せてみた。

こんな記事が、インターネットに掲載されていた。
「ドイツのローテンブルグ画家組合から新潟県中越地震被災地への見舞い金・・・・・竹山榮一氏を通じて送られました。竹山氏は現在ローテンブルグ在住です。」

またこんな記事を見つけた、同氏のことがある程度判った。(同氏のHPもインターネット上に在る、絵の好きな人は覗いてみるのも面白かろう)

「途中マルクト広場で画廊を開いている 竹山榮一氏に声をかけられた。ローテンブルグに単身で在住7年(奥さんは銀座の画廊の面倒をみているとか)、近辺の国々を歩いては絵を描いている。話に寄れば彼はローテンブルグで少し有名人になりつつあり、それなりに優雅な生活を送っているようであった。 ブルグ公園 で鳥に餌をやる(毎日の日課のよう)のに付合い、その後聖ヤコブ教会前の彼の店に立ち寄り、 画集を1冊購入した。」

2.スイス:外国人を受け入れる壁が大変高い国と聞いた、この国が必要とする特殊なスキルを有する人のみが居住を許されるというのである。

訪れたのがごく限られた観光地(片田舎)のためでもあり、外国人居住が難しいという国情もあるのだろうが、日本人経営の土産物屋や日本人従業員などに出くわすことがなった。

唯一、商売をしている人に会ったのは、ユングフラウ登山のとき、クライネシャイディッゲでの記念写真屋のみであった。
小生は一人旅の関係で、自分が写されるのは稀有である。それ故、原則としてこの種の観光記念写真を少なくとも1枚購入することにしている。

驚くなかれ1枚25スイスフラン(2250円くらい)、大判の写真とはいえ、大散財となった。
大切に額に入れて、これで来客に自慢ができるわいと思って毎日見ている。

         

(注)集合写真の左側の高峰が「メンヒ=修道士=4107m」、右の高峰が「ユングフラウ=乙女・修道女=4158m」である。あいにくと、一番有名なアイガーは、左側に外れて写っていない。

左右の高峰が交わった点の少し右側が、ユングフラウヨッホの展望台3454mである。(ここまで岩山を貫いた登山電車で登った)

集合写真で最も目を引くのは大きなワンちゃん。真打よろしくのっそりと登場、前列中央に収まったのであった。

小生の両サイドに美人がいるが、偶然並んだに過ぎない、残念ながら両手に花などには一向に縁がなかった。


折込都都逸

2007年09月18日 06時49分47秒 | Weblog

土曜日のお昼前、よく聴く番組が、「折込都都逸」である。たまたまこの日は、TVの「特集俳句王国 豪華メンバーによる特別編」と重なっていた。
うっかりして、俳句王国のビデオ録画をセットし忘れていたが、そのうち再放送もあろうと、ラジオの方を選んだ。

 「折込都都逸」は、読んで字の如く、七七七五のそれぞれの頭にある言葉の一字を折り込むのである。
この日「折込まれる言葉」は、「マケナイ」であった。

とんでもなく変わった面白い句が出てきたので、御披露する。

 (ま)まきば群れるは
    (け)毛糸の原料
      (な)眺め焼肉 
         (い)息をのむ

 当然男性の句である。これには選者もびっくり仰天のようであった。 
全くの型破り、奇想天外というべき句。

おまけにもう一句、こちらは小生が特に気にいった句であった。

 ママという名の
     化粧と色気
       流して寝た子の
         今は母

選者から都都逸の作り方指導があった。
七七七五の取り扱いを次のようにするとよいそうである。

 「七」七七五の最初の七を一段目と言うのだそうである。
これは三文字+四文字の単語で構成せよとのこと。

七「七」七五の二番目の七を二段目と言うのだそうである。
これは四文字+三文字の単語で構成せよとのこと。

 七七「七」五の三番目の七を三段目と言うのだそうである。
これは三文字+四文字の単語で構成するか、あるいは、四文字+四文字の単語で構成せよと言う。(字余りを許すのである)

七七七「五」の最後の五を四段目と言うのだそうである。
これは字余りを決して許さないと言う。

 あとがき;
俳句の先生からは、決して、短歌・和歌・川柳などを併行して学んではいけないと厳しく戒められているのだが、面白いことに対する自制が利かず、浮気をしっぱなしである。
いつかお目玉を頂戴することであろう。


三輪バイク

2007年09月17日 04時58分18秒 | Weblog

    

 日本では、最近ようやくバイクの高速道路乗り入れが認可されたのであるが、ドイツでは何十年も前からバイクがアウトバーンを走っていたと聞く。
アウトバーンでは、多数のバイクを見たが大半は二輪車であった。

         

オカメのようなお面のヘッドマークをつけている三輪バイクが面白かった。

三輪バイクの同好会のツーリングであったのだろう、数十台もの三輪バイクが、一列をなし80kmくらいでゆったりと走っていた。
全数が二人乗りでそれなりに年を取った男女のカップルであった。

一台として同じ三輪バイクがないのである、市販車というよりは手作り三輪バイクといった風情であった。
個性を重視する国民性なのか単なる変わり者集団なのか判らなかったが、こんな生き方もまたよいではないかと思った。

サービスエリアでは、バイク乗りを幾人か見かけたが、皆皮のプロの競技者が装着すると同じライダースーツと大げさなプロテクターを身に着けていた。
BMWに乗っていた一人の男性が、荷台に泥だらけのブーツを縛り付けていた。何をしているのか、とても気になったのであった。

サービスエリアの遊園地では、小さな子供が遊んでいた。両親に断って、写真を撮らせてもらった。

                 


洗濯の友

2007年09月16日 07時23分46秒 | Weblog

 そろそろ秋の台風や長雨のシーズンとなってきた。
岡山県は、ここ当分纏まった雨が降っていない、木や草が水不足であえいでいる。

主夫たる小生は、毎日、次のHPのお世話になっている。 その訳は、

第一に洗濯をすべきかどうかである。(乾燥機がないので、乾きにくい日は、選択をパスすることもたまにはある)

第二に、干す場所の選定である。よく日のあたるベランダは、ひさしが十分でなく、小雨でも湿ってしまう。反面、カーポートと屋根つき干し場は、若干日当たりに問題がある。

さて、その洗濯の友であるが、

「解析雨量・降水短時間予報:中国地方」 http://www.jma.go.jp/jp/radame/index.html?areaCode=212

過去の実績は30分毎の12時間分、将来の予測は1時間毎で6時間分、全18時間分の降雨実績と予想を報じている。
このHPは、気象庁作成である。

よって、検索キーワードは、「気象庁」でよい。
現状で最も信頼できる情報源である。 一度お試しあれ。

 追記:
さすが気象庁である、地震・台風・火山などの情報もぎっしりである。日本の気象庁は、世界的にも優秀である、しかし、唯一物を申すとすれば、天気予報が時々外れることである。このとき平素の信頼感が一気に薄れるのである。
それでも、これに替わるものが無いので、愛用している。


防寒装備

2007年09月15日 07時18分44秒 | Weblog

 登山用防寒装備は、遥か昔に廃棄してしまった。
現在使用しているのは、冬場バイクに乗るとき着用する物のみである。
これでも-10度C程度なら十分に耐えられる性能がある。

夏とはいえ3500mの高地である、単純に計算すると平地から20度Cくらい気温が低い、更に雪や雨や強風下では条件が厳しくなる。
それ故装備の選定には随分気を配った。
最初に、-10度用と0度用の二種類の防寒装備をスーツケースに入れた。

スイスの一般気象情報はドイツ語・フランス語・イタリア語のみ英語版は存在しない。しかし山岳気象情報には英語版もある、内容は日本より数段進んでいるようであった。

出発1週間前の調べでは、ユングフラウヨッホの気温-7度C・雪、3日前の調べでは-4度C・曇り雪、結局、数時間の滞在なので0度C程度の防寒装備のみとした。
早速-10度C以下用の防寒装備をスーツケースから取り出した、これでスーツケースはゆったりとし余裕たっぷりとなった。

現地では、頂上施設の殆んどが、地下に設けられているため随分暖かかった。
日本の3月頃の衣服で十分だった。
氷の彫刻を展示しているアイスパレスという箇所の見物を取り止めて、皆さんとは逆の方向に進み「ゲレンデ」に出てみた。

         

 明るい太陽が燦燦と輝き澄んだ空気と広々とした雪原の光景を楽しんだ。 スキーや雪歩きを楽しむために沢山の人達が、遥かかなたを歩いていくのが見えた。

通常の観光道路では、急斜面も無ければクレバスも無さそうである、比較的緩やかな上り道を数キロたどれば尾根にでる、遥か北の方角が見えるのであろう。

こんなゆったりした山登りなら小生のようなシルバーエイジでも十分楽しめそうだなと思った。 急いで帰るのが残念だった。


景観保護

2007年09月14日 08時20分24秒 | Weblog

                                

  京都市風致審 指定の61地区告示へ・ ・・風致地区における建築物の高さやデザイン規制を各地区ごとにきめ細かく設定できる「特別修景地域」として六十一地区を指定する案が、原案通り了承された。

との報道を知った。
 
このように、日本でも景観保護の動きが活発化しているようである。

ガイドさんからの受け売り、どこまでがスイスで、どこまでがドイツなのか正確には聞き取っていないが、

1. 花の件:ホテルなどでは、花で飾ることを義務付けられている。
   日常的に公的検査官が巡回し、万一ホテルや商店などで、痛んだ花を検査官が見つけると、
   検査官が新しい花を購入し生け代え、その代金は公的機関から後日請求されるという。
   このためであろう、早朝から花の更新に忙しくしている光景を目にした。

    

2. 住宅の統一:住宅の壁と屋根の色を統制しているが、形は不問だとのこと。 ただし、家屋の高さは、教会より高くすることは出来ないという。

 

本当にこれだけの法的拘束で、これほどまでに花一杯になり、まとまりのある集落の光景になるのかどうか良く判らなかったが、その成果は、写真の如くである。

3. カンバンの件:一番上の花に関する写真を再度ご覧頂きたい。自転車に乗る女性の遥か上に「HOTEL」とかいたカンバンがある。この町では、この種のカンバンはいたるところにあったが、それ以外のカンバンは見当たらなかった。

カンバンとしては判りにくいのであるが、この種のカンバンは景観を向上させる効果もあるように感じた。

  カンバンに関する規制については、ガイドさんに聞き漏らしたが、
殆んど日本風のごちゃごちゃしたカンバンというものが、目に付かない。
道路沿いの道で、 3日間でわずか数件のカンバンらしき物を見たくらいだったと記憶している。

 確かに、景観では日本は後進国だと感じた。
京都市の条例が、功を奏することを願うのである。