11月23日(木)は、勤労感謝の日。
当然、学校は休み、おかげで、2時間分きっかり授業が遅れた。
次の、木曜30日は、試験日である。
しかも、その遅れた範囲を、2問の計算問題として織り込んでしまっていた。
埋め合わせに、前日の29日(水)午後、補習授業を行うことにした。
授業に間に合うよう、9時過ぎに出発。
岡山市入口にある橋の手前で、事故渋滞に遭遇。
最初2kmほどだった渋滞は、時間と共に、みるみる長くなり、後ろに、車の長い列ができた。
10分ほどで僅か数十メートル前進、前後で他のルートへ転向する車が散見された。
この日に限って、携帯電話を忘れたことに気がついた。踏んだり蹴ったりであった。
先行きの見当が全く付かない、思い切ってUターン、東に迂回し農道をひたすら走ると書きたいのだが、沢山の迂回車両で、この道もちょっとした渋滞。
ホントにこの選択は、正しかったのか、西に迂回すべきではなかったのか、
あるいは、もう渋滞が解消して、順調に流れ始めたのではないかなど、次々と迷いが生じた。
既に、20分迂回路を走っている。
いまさら引き返すには、余裕時間が残り少ない。
代替案の選択と実行につきものの、「迷い」に悩まされ続けた。
約30分遅れで、岡山市を通過、あとは順調、やれやれ。
小生より、数十分遅れて、同じ玉野からI先生も到着。
彼は、渋滞に飲み込まれ、Uターンすらできず、そのまま40分間、渋滞解除まで動けなかったとのことだった。
今回は、偶然、代替案が成功したが、この次に同じく成功するとは限らない。
進むか・退いて別ルートを探すか、どのように選択し・実行するかは、これに限らずあらゆる場面で起きることである。
いつも迷いに悩まされるのである。