12345・・・無限大  一粒の砂

「一粒の砂」の、たわごと。
無責任結構・ 中途半端・ちゃらんぽらん・ 出たとこ勝負、で参りましょう!

両刀使い

2007年08月31日 08時19分40秒 | Weblog

 

大げさに言えば、シャッターチャンスは一瞬なのである。
目の前の木立が切れると、突然すばらしい景観が車窓越しに現れる。
車内にどよめきと歓声が満ち、いっせいに乗客は写真撮影に身を乗り出す。

もちろん小生も皆と同じ行動をとった。急いでカメラを構えシャッターを押したのであった。
持参したのは、静止画と動画が撮影できるビデオカメラである。


一番の泣き所は、起動に若干の時間が必要なこと、速写性能に難があるのである。
木立に遮られたり、近くの人が撮影に身を乗り出した直後、おもむろにシャッターが落ちたのである。

          

この写真のお方は、片手にビデオカメラ、他方にデジカメ、まさに両刀使いであった。
さぞかし、すばらしいシャッターチャンスを捕らえたことであろうと思っている。

追記;
食事のテーブルが同じになったとき伺ったのだが、ニックネームは、「さくらさん」、検索のキーワードは、「たびごごろ」。

我われの俳句のK先生をご存知であり、透明な美人大鷹翔さんと坪内 稔典(つぼうち・ねんてん)先生両氏が出席された、先日の倉敷阿智神社での句会に参加されたとのこと。


損得勘定

2007年08月30日 08時05分35秒 | Weblog

朝刊のチラシで、A店は、B店より45円安いという。
そこで子供から質問が出た。
車で買出しに行く場合の、「価格差と距離における損得勘定」についてである。

 難問である、ちょっとやそっとでは計算が出来ない、暫く考えて、こんな計算をした。はてさて何が正解やら?

細かい計算は、性に合わない。
前提条件として;200万円の自動車を10年間、10万km乗るとした。

その1・車の購入・維持関係経費
=自動車購入代金+税金+任意保険料+車検料+修理代/部品交換代とすると、
=200+3.5x10+5x10+15x4+10=355万円

その2・燃料代=1km15円とすると、
10万km分では=150万円

経費総計=355+150=505万円となる。
(思いのほか、巨額である。一生のうち家一軒分を自動車に費やすというのも、頷けるのである)

これを10万kmで割ると、1kmあたりの経費=50.5円/kmとなる。

燃料代のみならば、15円/km見当であるが,
車の損料相当分が35円/km、かかってくる。
大きな金額である。

 以上のことから、二つの店までの距離差と商品の金額差で、どちらが有利になるか見当を付けられるはずである。

あとがき
1:自動車購入代金200万円の自動車を10年間、10万km乗ると仮定しているが、読者のご家庭の事情に合わせてください。

2:税金+任意保険料+車検料+修理代/部品交換代も、それぞれのご家庭の事情に合わせて下さい。

3.自動車の最も優れた点は、乗車定員まで載せても、経費上はあまり増加しない点です。  
相乗りに勤めると経済的であり、環境にも貢献できます。

4.とは言っても、車は楽しい乗り物です、大人のおもちゃの最右翼です。
楽しみで乗るときは、お金のことは忘れましょう。


チジミ

2007年08月29日 07時04分44秒 | Weblog

この日は、Kさんが、男性料理教室に転校してきた。
彼は、同じ先生の別の教室から、こちらに転校したのであった。

太極拳には、大(おお)先生他、数名の先生がおられるが、Kさんの奥さんは、その筆頭若先生である。

また、彼はパソコン教室を開講しており、料理の先生はじめ、料理教室の一部のメンバーも生徒である。教えたり教えられたりする関係が出来ているのである。

今日は、病気療養中だったGさんが、久しぶりに参加したが、もう一人が、体調不良で欠席。総生徒数7名の日となった。

マーボ茄子春雨豆腐(簡単版)・卵チャーハン・具沢山スープ・チジミが、当日のメニュー。

チジミは、小生のリクエストであった。当然、担当させて貰った。

ジャガイモ粉の替わりに、生ジャガイモを“すりおろして”使用したのであった。小生が、皮をむき3個すりおろした時点で、他の人は、既に焼きに掛かった。

スピードにかけては、完全に人後に落ちるのである。 見かねて先生が助っ人、小生が、1個すりおろす間に、3個すりおろしてくれた。

直ちに焼きに掛かる、これで皆そろって、試食できる運びとなった。

何時の通りである。メデタシメデタシ。


土鈴さん

2007年08月28日 07時39分40秒 | Weblog

 旅先で偶然に知り合った5人組みの内の、
おひとかたのホームページについてご紹介する。

ホームページの検索キーワードは、次の通りである。

     「土鈴と私」 (クリックすれば飛んでいきます) 
  また、ブログもある。

この方は、岡山市南部のパソコンクラブのメンバーさん、
とても朗らかで元気よい。
毎日の愛犬散歩の効能が、元気さに溢れていた。

土鈴をスケッチされたコレクションには、目を見張るものがある。

良くぞここまで・・・と、タダタダ感服するのみである。
大変ユニークなサイトである。


私のハイジさん

2007年08月27日 07時20分06秒 | Weblog

 「初めての旅」がうれしくて、
「 小生の自慢話。初めて、ドイツ南部とスイスを旅行。絶好の天気と10度から20度くらいの快適な気温。 皆さんに自慢したくて、お邪魔メール発信。 罪滅ぼしに、ウィンドウショッピングでもどうぞ。 」と書いて、
帰国後、ところかまわずウィンドウショッピング写真付のメールを送った。

そのご返事の一つ、
「 Europeへ行かれてたんですか?道理であの界隈が静かな・・・??
涼しかったでしょう。日本は異常気象で暑いのなんのって!動けば汗!着替えたら汗!
こてつ爺さん(我が家の愛犬・・・100歳相当)とぐったりしてます。
罪滅ぼしの写真いいですね~。大歓迎です!

ドイツなんだあ~と20年前に行ったことをおぼろげに思い出しました。
ロマンティク街道とやらでスイスにも。
街はどの家も窓辺に花を飾ってて綺麗でした。
ドイツのビールを美味しそうに飲んでる姿が眼に浮かびます。幸せそうだわい!!!
またお土産話いろいろ聞かせて下さいね。
              町内のハイジーより 」

そこで、ひらめいた! “ハイジ”をもじり俳号とすると、いかが相成るか・・・。

先ず、力を借りたのが中国語翻訳である、
これによれば「 ハイジ => 海蒂 」となる。
しかし、これでは日本人には読むことも理解もできない。

仕方が無いので、自己流でやってみることにした。
俳字・俳児・俳邇・俳伺・葉李字・葉李邇・・・せいぜいこの程度のものしか出来なかった、直ちにあきらめた。

このようなことで遊ぶなど、小生もよほどノーテンキな暇人のようである。


四十年目の答え

2007年08月26日 08時03分14秒 | Weblog

              上下2枚は、「ユングフラウ鉄道(JB)風景」 日本人団体の多いこと!

足元のギザギザは、2本の線路の間に設置されたラックである、電車側の歯車とで急斜面の走行を可能にする重要な装置である。  

学生時代、体力不足で山岳部員失格の小生であったが、山の話を聞くのはこと好きであった。
山岳部員がたむろし、山の話に花が咲いていた山岳部部長W教授の研究室にしばしば遊びに行った。

ある日、“山にケーブルカーや登山鉄道を設けるべきかどうか”の議論が始まった。
一派は、当然のことながら「足で登るべき派」であった、そして他方は「設置派」であった。

「足で登るべき派」の論旨は明快であった、汗水流しての頂上征服は何にも変えがたい爽快感・達成感があるという。

「設置派」の論旨は、やや迫力に欠けるものだったが、広く老若男女を問わず欲する人それぞれに満足感を与えるほうがよいというものだった。

 議論は延々と続いたが、結局結論に至ることはなかった。 それ以来長いことすっかり忘れていたが、ユングフラウヨッホまでの登山鉄道を利用して、小生なりの結論が出た。

スイスでは明治時代から、登山鉄道やロープウエイが建設されはじめ、広く老若男女が3500mくらいまでらくらくと登ることができる。
そこで味わう爽快感は地上ではいかにしても得られぬものである。

登山好きにとっては、客車に連結された無蓋貨車にスキー道具や登山道具をほうり込んでおき、最寄の駅で下車、そこから最終目的地まで本来の足による登山をすればよいのである。

 幼児から車椅子の人まで多種多様な人々が、単なる観光・トレッキング・マウンテンバイク・スキー・本来の登山など、自由にそれぞれの楽しみを味わえる多面的な登山鉄道やロープウエイの機能を目の当たりにして、すっきりと考えが纏まり結論に達した。

 人は様々そして欲求も様々である、人それぞれの欲求を満たすことが必要とされる時代である。

とかく画一的な想念に縛られやすい日本人にとって、多面性・多様性を受け入れ、それらを可能とする環境を整備することにもっと思いを向けるべきであると感じた。


ロールスロイスかフェイラーか

2007年08月25日 05時34分05秒 | Weblog

料理の先生から、ドイツの「フェイラー」を知っているかと尋ねられた。
女性ならいざ知らず、小生などが知るはずが無い、世界が違うのである。

帰宅後、早速インターネットで調べた。
驚くなかれ、タオルの「ロールスロイス」であると書いてあった。
小さなハンカチ状のタオルが数千円もする、エプロンにいたっては数万円もするのである。

こんなに高価でも、多くの人が欲しがるのだから、よほど優れた生地やデザインなのであろう。
世の中には、とんでもないものがあるのである、驚いた、開いた口が塞がらなかった。

たまたまドイツに行くといったら、先生から、ハンカチ5枚とエプロン1枚の購入を依頼された、もちろん予算に合えばであるが。
幸いハンカチはどうにか予算に近かったので購入したが、エプロンは遥かに予算をオーバーしたのでGive-Up、小生のお使いは半分成功、半分失敗。

お土産をお届けして、お駄賃に頂いた先生手作りのアンパンは、ドイツやスイスのどのパンよりも美味しかった。

あとがき
日本ではローマ字読みの「フェイラー」と発音されているが、ドイツでは「ファイラー=feiler」と発音する。
(同社の日本語版公式HPでは、ご丁寧に「フェイラー」と振り仮名がつけてある。国内でフェイラーが、まかり通るのは無理からぬのである)

男性読者はご存じない方もおられるであろうから、次のURLでHPを参照されるとどんなものかお分かりいただけるであろう。

http://www.montrive.co.jp/feiler/feiler/index.html


電子辞書

2007年08月24日 06時40分37秒 | Weblog

小生たちの俳句の会は、昨年暮れ急逝された前先生から、年初より若い新先生で再出発した。
先生がお若い分、当然やり方も若くなった。

その一つは、電子辞書の活用である。
早く電子辞書を購入するようにとの指導があったので、先日来よりどれにすべきか検討していた。

しかし、素人の悲しさ、機種の適不適の判断基準がまったく判らなかった。
そして、ずるずる日ばかり経過した。
(目の方も、小さい字がだんだん読み難くなりつつある、そろそろ辞書が限界に近くなってきた)

先日の句会で、先生から推奨するメーカと型番が公表された。
(既に、先生はこの機種を購入されていた)

歳時記の出版社と改定年度・国語辞典の種類・類似語辞典や反語辞典の有無その他など幾つかの条件に適合するコンテンツを有する機種であることが良い電子辞書の条件のようである。

これらの点については、先生の目でこれと思われるものを選定されたので不安は無い。
急遽、句会の席で「纏め買い」の話がまとまり、世話役のSさんにお世話願うことにした。
(彼は、この町の生まれで、まだ現役、各方面に顔が広いのである)

8月23日朝、Sさんからメールにて、電子辞書価格交渉の経緯と購入条件などの案内が届いた。
この条件にて、購入をお願いした。
9月2日の句会の日には、配ってくれるという。楽しみなことである。

電子辞書を使って作句することは反則ではないかという人もいるかもしれないが、書籍の辞書を使うことが許されるならば、これと同等であるともいえる。
正当性・妥当性は、十分に有ると考えている。

現在、歳時記1冊と国語辞典1冊を持参しているので、確実に次次回から、国語辞典分の目方は減少するであろう。

そして願わくは、もう少しましな句が詠めればと願っているのである。


あさきゆめみし

2007年08月15日 07時28分54秒 | Weblog

難解な源氏物語を簡便に知る方法はないかと尋ねたところ、教室の先生に勧められて読んだ漫画本である。  

あさきゆめみし」大和和紀の少女漫画。『源氏物語』を漫画化したもの。
月刊『mimi』(講談社)に1979年から連載され、のち『mimi Excellent』に移って1993年に完結した。

まんがで描く「源氏物語」全54帖、原典・古典への入門・誘導として、高校の古文の授業などで紹介されている。

大和 和紀(やまと わき、1948年3月13日 - )は、漫画家。北海道札幌市出身。北星学園大学短期大学部卒。
1966年、「少女フレンド」(講談社)掲載の『どろぼう天使』でデビュー。

代表作に『はいからさんが通る』、『NY小町』、『あさきゆめみし』など。
1977年(昭和52年)度、第1回講談社漫画賞少女部門受賞(『はいからさんが通る』)。

紫式部の源氏物語54帖が忠実に描かれており、古典文学ではなかなか思い描けなかった華やかな宮廷生活が、目の前に広がるように描いてある。

視覚的な美しさもさながら、登場人物の心情や行動にもハラハラどきどきさせられ、完成度も高く本当に素晴らしい漫画であった。

 源氏といえども恋の苦しさが避けられないのであろうが、されど一生を恋の悩みで過ごせる人とは、羨ましき限りである。

小生くらいの引退世代が読むと、源氏の一生を理解できる心情に近いように思える。
現在のところ、殆んどは女性の読者のようであるが、男性が読むほうが心情的に一段と理解しやすいのではなかろうかとも思うのだが。

 昨夜までの三夜、NHKラジオで源氏物語の特別放送があった。
来年が、源氏物語千年記念の歳にあたると教えられた。

いろいろと特別放送や記念イベントなどが行われそうである、楽しみなことである。

お知らせ:都合により23日まで休みます。


西川きよし

2007年08月14日 04時50分42秒 | Weblog

6月30日、岡山市民会館で「西川きよし」氏を迎えて、
「福祉は我が家から」と題する講演があった。

本職の軽妙な話術で楽しく拝聴した。

 論旨は、核家族化の進展とともに、家族による老人の介護が困難となったため、公的介護施設を有効に活用すべしとのことであった。

 さまざまな介護施設・機関がある、いかに公的介護機関に関する知識が不足しているかを、思い知らされた一日であった。

この会の主催者は「岡山仏教テレホン相談室」、後援「岡山仏教会」、「岡山仏教舎」。
従って、会の運営は、全てお坊さん(若手中心)。

キリスト教では、地域や住民への活発な活動を目にする機会があるのだが、仏教では初めてのことだった。

今後とも、葬儀や法事に限定するのではなく、更なる活発な地域・住民に対する活動を期待したいものである。

 参考: 「岡山仏教テレホン相談室(tel:086-226-3110)」
相談内容;仏事・信仰・人生相談など
相談受付時間 :月曜日から金曜日  午後3時より午後5時まで

 担当宗派
月曜日 真言宗
火曜日 日蓮宗
水曜日 臨済宗・曹洞宗
木曜日 真言宗
金曜日 天台宗・浄土宗・浄土真宗

休日:土曜日・日曜日・祝祭日
振替休日: 春・秋彼岸中8月1日より31日まで、12月25日より1月10日まで 


釈迦に説法

2007年08月13日 06時36分44秒 | Weblog

 最近ではあまりしなくなったが、時折、忠告・忠言めいたことをすることがある。
それは時として、勧誘・お勧めの形式をとる場合もある。

しかし、決してしてはならないにことに、決めていることがある。
それは、年長者、あるいは年下であってもその道の先輩に、忠告・忠言をすることである。

これらの方々は、既に小生の通過した道は、ご経験済みなのである。 いわゆる、「釈迦に説法」になってしまうからである。

ぐるりと周りを見回すと、釈迦に該当する人ばかりになっているのである。
それ故に、忠告・忠言めいたことから、だんだん縁が薄くなってきているのである。


しょうがない

2007年08月12日 06時18分20秒 | Weblog

 最近話題になった言葉である。

仕様(しよう)がな・い

1 うまい方法がない。「自分でするよりしょうがない」
2 始末におえない。「しょうがない怠け者だ」

◆現在では多く「しょうがない」と発音される。 とインターネット辞書にあった。

例えば、旅行社のツアーに申し込んでいたとする。そして、台風のおかげで、旅行が中止となったとしよう。
やむ終えない理由であるから、旅行中止が許される。予約していた旅行先の旅館ホテルなども、やむ終えない理由であるから、旅行中止が許される。

まさに、「しょうがありませんなー」で済む。
(ただし、これは、関係者との間で、明確な免責事項に関する契約をしている場合に限られるのであるが・・・)

現役時代の頃を思い出すと、免責事項は、「天災・戦争・暴動・疫病・ストライキ・政変・・・」など、あまり国内では見かけないものが多かった。

世界の常識では、「しょうがない」が通用しないのである、あらゆることを念頭に置かなくてはならないのである。
某大臣も、国内感覚ではなくて、国際感覚でものを言う心がけが必要であったろうと思うのである。

追記: 「しょうがない」及び「仕方がない」の言葉は、翻訳ソフトのよると、“There is no other way.”となっていた。

この言い方は、比較的良く使った(口語として)ように記憶しているが、契約書には一度も使った記憶はない。


トリテツ続編

2007年08月11日 08時49分40秒 | Weblog

奥深い鉄道マニアをもう少し覗いてみよう。

「鉄道ファン」に対する呼称で、次のように呼ばれている。
「鉄道ファン」 ・ 「鉄ちゃん」 ・ 「鉄」 ・ 「鉄道趣味者」「鉄道趣味人」「鉄道愛好者」「鉄道愛好家」 ・ 「鉄キチ」 ・ 「鉄道マニア」 ・ 「鉄道オタク」「鉄道ヲタク」.・ 「鉄オタ」「鉄ヲタ」

加えて、鉄道ファンとして知られる有名人を列記すると、あまりにも多いので、小生が名前を存じている方のみとしたが、それでも大層な人数となる。

• 阿川弘之(作家)
• アントニン・ドヴォルザーク(作曲家)
• 石原良純(俳優)

• 内田百間(作家)
• 13代目片岡仁左衛門(歌舞伎俳優)
• 加山雄三(俳優、歌手)
加山雄三ミュージアムに自身所有の鉄道模型を展示、持ち歌「ちょっとだけストレンジャー」は特急「あさま・あずさ」の車内放送チャイムにも採用された。

 • 杵屋栄二(長唄の人間国宝)
• 小久保裕紀(プロ野球選手)
• 島田紳助〈父が国鉄職員〉

• 関口宏(司会者。鉄道模型愛好家)
• 竹中平蔵(雑誌「一個人」で、鉄道ファンとしてのインタビューをうけている。)
• 田中耕一(ノーベル化学賞受賞の研究者)

• タモリ(タレント、司会者)
• 永島謙二郎(俳優)
• 西村京太郎(作家)
• 原田芳雄(俳優)

• 福澤朗(フリーアナウンサー、日本テレビOB)
• 藤本弘(漫画家、藤子・F・不二雄)
• 前原誠司(衆議院議員、民主党前代表)
• 三波豊和(俳優・タレント)

• 八代英輝(国際弁護士)
• やなせたかし(漫画家、絵本作家)
• 横山隆一(漫画家)
• 吉永小百合 (女優)

以下略きりがないので、これで止めることにする。
鉄道の奥深さに驚いたのであった。


他力その1

2007年08月10日 08時18分39秒 | Weblog

 五木寛之氏の「他力」を読んで、幾つか抜粋してみた。

「他力」とは法然・親鸞・蓮如などの思想の核心をなすものという。
次の言葉で代表されるように感じた。

「わがはからいあらず」、
「なるようにしかならない」、

「おのずと、必ずなるようになる」、
「人事をつくすは、これ天命なり」。

 “この真の「他力」に触れたとき、人は自己と外界が一変して見えることに衝撃を受けるでしょう”と書いてあった。

 他力とは、目に見えない自分以外の何か大いなる力が、自分の生き方を支えているという考え方。
言葉を変えると、目に見えない大きな宇宙の力と言ってもよく、大きなエネルギーが見えない風のように流れていると感じるという。(他力の風)

寂聴さんも、「人のいきつくところは、やはり他力という感覚かもしれませんね」という。

以前取り上げた遺伝学の権威、村上先生のおっしゃる[Some Thing Great (何か偉大なるもの)]にも通じる考え方のようであった。

 小生の力では、到底完全に理解することは不可能であろうが、なんとなくそんな気がしてきたのである。

 孫悟空が、お釈迦様の手のひらから飛び去ることが出来なかったように、何か判らないものに何時も支配されているようである。


草いきれ

2007年08月09日 07時35分11秒 | Weblog

残日録より
清左衛門が、ひどい夏風で寝込んだ。よく気の付く嫁の心利いた看病のおかげで一命を取り留めたと、清左衛門は思っているのだが、死んだ妻の「喜和」がいたなら、ささやかなわがままもいえただろうという別の感想もあったと思った。

嫁に対する不満ではない、窮屈さを感じたのであった。手厚く扱われたことに、感謝こそすれ文句を言うのは筋違いではあるが、手厚い庇護が、連れ合いを失った孤独な老人の姿をくっきりと浮かび上がらせるのも事実だった。

 惣兵衛という「やもめで隠居」という共通項を持つ幼なじみと会った。
惣兵衛は女を囲ったという。「べつに女子がほしいとは思わん」と清左衛門が答えれば、惣兵衛は「・・・老いるのにははやいぞ」ともいう。

また、作者は、惣兵衛に「隠居などというものは、ただの厄介者にしか過ぎん。・・・妾宅を構えて、別に過ごせば、若夫婦にとっては、息抜きになる」、「・・・病気で倒れるのも、こっちの家で倒れたいと願っている。嫁に看病されるのは好かん」と言わせている。

 ・・・果たして・・・。病気で倒れたとき、あの若い妾が親身に看護してくれるかどうかは疑問だ、と清左衛門は思った。

しかし、惣兵衛も自分も、そういうことで足掻く歳になったのかと思ったのである。

 以上のことは、小生にとっても決して他人事ではない、もう既に、自分の身の上にも、ちゃんと降りかかって来ている。

 「嫁いらず観音」に願をかける人の気持ちが、切実に判るのである。