今日の商店会長 (早稲田商店会相談役 安井潤一郎)

日本でただ一人、商店会の会長現職で衆議院議員になった、早稲田商店会前会長日記。公式ホームページは左下ブックマークから。

早稲田リンクスの皆さんとミーティング

2008-10-09 17:12:41 | 商店会長のコメント
一昨日(10月7日)の夜7時からアンテナショップ「こだわり商店・早稲田」で1995年の阪神淡路の大震災の時に被災地に出向いてボランティア活動をされた早大生の皆さんが主体となって作られた学生サークル「早稲田リンクス」の皆さんとミーティングをしました。

私の方から商店街の活動、スタートの原点、昔の大学、学生、地域商店、地域住民の関係等々をお話させていただき、学生の皆さんからは質問や要望を聞かせていただきました。

11月2日の早稲田祭の時に地域の皆さんと一緒にパレードを行いたいという要望もお聞きしました。微力ですが実現に向けて頑張りたいと思っています。写真は10月1日から導入された板前弁当「湯島 半之助」の美味しいお弁当に満足した後の記念写真です。
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中小企業向け融資の新保障制度創設

2008-10-09 12:14:31 | 商店会長のコメント
昨日(10月8日)衆議院を通過した補正予算の中に「中小企業向け融資の新保障制度創設」という項目が有ります。

世界恐慌とも言われるこの金融システムの不安は株にも土地にもFXにも手を出していない中小零細事業者にも消費の停滞、悪化という形で容赦なく襲いかかって来るでしょう。「アメリカでの話、うちの店では輸出も輸入もしていない」と言っても「経済」は全てがつながっているのです。

原油高から始まり諸物価高騰にさらされ、今度は金融システムの不安という状況です。私は、今年の暮れは非常に厳しい融資環境になると思っていましたので担当省庁の皆さんには強くお願いをしていました。

昨日衆議院を通過したこの「中小企業向け融資の新保障制度創設」という項目は原油高騰、原材料高騰にさらされた不況業種を180から400に拡大し、その業種の皆さんには現在の借入とは全く別枠で、無担保8千万円を上限に国が保証した借入枠を設定するというものです。

もちろん借り入れというのは返す、返済するという事が先ず第一義だとは思いますし、世の中、貸さない親切というのも有る事は現場で生きて来た私には痛いほど分かっています。しかし、今の状況は潰れなくてもいい店が、潰れてはいけない店までが、「不安」という2文字に押しつぶされようとしているのです。

参議院で順調に審議されれば16日にも成立するこの補正予算、全国の商工会、商工会議所の経営指導員、中小企業診断士、コンサルタントの皆さんには内容を正確に御理解いただき、まち場の中小零細企業をお助けいただくようお願い申し上げます。
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