今日の商店会長 (早稲田商店会相談役 安井潤一郎)

日本でただ一人、商店会の会長現職で衆議院議員になった、早稲田商店会前会長日記。公式ホームページは左下ブックマークから。

固定資産税を上げて商店を増やそう

2014-02-16 09:48:11 | 商店会長のコメント

朝食後、先月28日以来ですが、足元を気にしながら1時間の
ウォーキングを楽しみ(?)ました。
皆さんにご心配をおかけしま
したが、体調は戻ったようです。

雪の残った日曜日の東京を歩いたのですが、更地(さらち)の
所はもちろん、シャッターの閉まったお店の前は金曜日に降った
雪が積もったままです。1時間程度のウォーキングでしたが、
注意していても3度、足が滑りました。

金融機関でもご地元の皆さんにお掃除等のケアをお願いして
いる店舗の前や、元気に御商売されているお店の前は綺麗に
雪かきされ、気持ちよく安心して歩くことが出来ました。

何度も言いますが、まちばの商店は物を売ったり、買ったり、
サービスを提供するだけではなく、住んでいる地元の皆さんの
健康まで含めた安心安全を担保するのが重要な仕事になって
いるのが「今」だと私は考えています。

「雪かきするために、雪道で滑らないために商店街の活性化か」
と言われるかもしれませんが、判りやすい一つの事例だと思って
雪の残った道を御覧下さい。
 

江戸時代、表通りには商店しか建てられず、住居専用の建物
(「しもたや」と言います)は裏通りや住居専用地域だけでした。
 

今後は商店街で商売をやっていない物件、人に貸さない物件
には更地並みの固定資産税をかける必要があると思います。
 

横道にそれますが、歌舞伎では屋号というのが有ります。
舞台で団十郎や猿之助が見えを切った時に「成田屋っ!」とか
「澤瀉屋(おもだかや)っ!」とかける、あの掛け声です。

士農工商という身分制度が厳然と有った江戸時代、役者の
身分は低く、いくら人気とお金が有っても身分は無職であり、
無職の者が家を建てる事は許可されないので、今で言うタレント
ショップ的な商売を始めたところからこの屋号が付いたそうです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする