朝食後、先月28日以来ですが、足元を気にしながら1時間の
ウォーキングを楽しみ(?)ました。皆さんにご心配をおかけしま
したが、体調は戻ったようです。
雪の残った日曜日の東京を歩いたのですが、更地(さらち)の
所はもちろん、シャッターの閉まったお店の前は金曜日に降った
雪が積もったままです。1時間程度のウォーキングでしたが、
注意していても3度、足が滑りました。
金融機関でもご地元の皆さんにお掃除等のケアをお願いして
いる店舗の前や、元気に御商売されているお店の前は綺麗に
雪かきされ、気持ちよく安心して歩くことが出来ました。
何度も言いますが、まちばの商店は物を売ったり、買ったり、
サービスを提供するだけではなく、住んでいる地元の皆さんの
健康まで含めた安心安全を担保するのが重要な仕事になって
いるのが「今」だと私は考えています。
「雪かきするために、雪道で滑らないために商店街の活性化か」
と言われるかもしれませんが、判りやすい一つの事例だと思って
雪の残った道を御覧下さい。
江戸時代、表通りには商店しか建てられず、住居専用の建物
(「しもたや」と言います)は裏通りや住居専用地域だけでした。
今後は商店街で商売をやっていない物件、人に貸さない物件
には更地並みの固定資産税をかける必要があると思います。
横道にそれますが、歌舞伎では屋号というのが有ります。
舞台で団十郎や猿之助が見えを切った時に「成田屋っ!」とか
「澤瀉屋(おもだかや)っ!」とかける、あの掛け声です。
士農工商という身分制度が厳然と有った江戸時代、役者の
身分は低く、いくら人気とお金が有っても身分は無職であり、
無職の者が家を建てる事は許可されないので、今で言うタレント
ショップ的な商売を始めたところからこの屋号が付いたそうです。