『赤面症』 何故、赤面をするのか? 逆作用の法則です。病気の症状ではありません。
赤面症を例にしていますが、吃音や多汗などの対人緊張症や神経症、うつ病の症状のほとんどに当てはまりますが、赤面症の赤面や吃音、多汗などは病気の症状ではありません。
逆作用の法則で出ている現象です。
逆作用の法則は原因に恐怖心が有り、『そうしてはいけない、そうしてはいけない』と思えば思うほど『そうしてしまう』という人間共通の習性(
)です。
逆作用の法則がもう一つ分からないという人は、入学試験の前夜を思い出して下さい。
明日は入学試験の日だからしっかり眠らなければいけないと思えば思うほど眠れなくなってしまったという経験はほとんどの人にあるはずです。
赤面症の赤面や吃音、多汗などはこの入学試験の前夜の眠らなければいけないと思えば思うほど眠れなくなる現象と同じ、逆作用の法則です。
ですから、赤面症や吃音、多汗などが病気の症状だと言うのでしたら、入学試験の前夜の眠れないという現象も病気の症状になります。
本当におかしな話で、医師は対人緊張症や神経症、うつ病の症状だけを見て、原因を見ないで、薬で対人緊張症、神経症、うつ病の症状を抑えられそうだから、簡単に病気だと言っているのです。
ですから、入学試験の前夜も医師の薬(眠剤、睡眠薬の事)を使えば眠れるようになるでしょう。
同じ、逆作用の法則だとお分かり頂けたと思います。
では、どうすれば、赤面症や吃音、多汗などをなくせるかと言うと、入学試験の前夜と同じで、怖くなくなったら症状はなくなります。
ですから、対人緊張症、神経症、うつ病に開き直りや言い聞かせ、気をそらす、あきらめる、逃げる等が症状を抑えるのに有効なのです。
ただ、 開き直りや言い聞かせ、気をそらす、あきらめる、逃げる等は取り敢えずの対処方法で、本当に根本的に赤面症や吃音、多汗などを克服したければ、他の多くの対人緊張症ではない、神経症ではない、うつ病ではない、必須の人生勉強が十分出来ている人と同じように感じられ考えられるようにならなければいけません。
具体的には、新入社員のA君がB君のように考えられ、感じられるようになれれば良いのです。
更に具体的には、必須の人生勉強が十分に出来ていないのが原因ですから、必須の人生勉強を勉強して、多くの対人緊張症や神経症、うつ病で困っていない人たち、新入社員のB君のように考えられ、感じられるようになれれば、あなたの対人緊張症も神経症もうつ病も克服できて悩み自体がなくなります。
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