【負けた~ってみとめたくないのもヒトゴコロ】
最近親しい仲間たちの間で
「前にすすめない時って、自分の中のカッコ悪い気持ちを認めないときだよね」
という話がちょいちょい出てきていた。
たとえばこういう話です。
昔、自分よりダサいと軽んじていた同級生がスタイリッシュにかっこよくなっていて、心の奥底では
「悔しい
負けた
あんなコに」
とみにくくカッコ悪い感情がうずまいているのに、それを認めたくないから
「学生時代、あんたアタシよりダサかったじゃない。
クラスでの地位も低かったじゃない。
あんなつまならいコに、アタシは負けてない」
と表面でザワザワしているような
ここで
「私は負けたって思ってる。
悔しいって思ってる」
と認められたら、人は進歩できるらしい。
綺麗ごとだけじゃないのね、人生は(笑)。
人の感情は、エネルギー(燃料)として見るなら善悪ってあんまり関係ない。
大きいエネルギーと小さいエネルギー、荒々しいエネルギーと穏やかなエネルギーがあるだけです。
いじめられたりバカにされたりして、
「復讐してやる…」
と憎しみや怒りのエネルギーを上手に燃料に使うことで大変身した人達はたくさんいる。
成功をおさめるころには、いじめた奴らのことはどうでもよくなるしね。
しかし、エネルギーとして使うには認めるってことが必要。
「負けた」
「いーやっ負けてないっ」
と葛藤しているうちは胸のうちで感情が燃料になれずぐ~るぐるするばかりです。
認めると、燃料に使えるようになる。
【とある友達の話】
…という話を最近している中で、ふと大学時代の友達を思い出した。
ここでは仮にZくんと呼びましょう。
Zくんは小・中・高と地味で目立たない男の子だったのだという。
スポーツはダメダメ、勉強も得意というにはぱっとしない、ちょっと太めでダサいメガネをかけていたという彼は当然のように“イケてる”(死語?)グループの同級生たちにバカにされていたという。
彼は偏差値のたかめの男子校に通っていたので、文化祭には女の子がたくさんくるけど、女の子はイケてるグループか、地味系の中でもイケメンに声をかけるので、自分は黙ってお好み焼きを作るのみだったらしい。
(彼自身が心を閉ざしていた可能性はおおいにある)
「くやしい…俺だって、俺だって、モテたりチヤホヤされたい!!
……でも、できない…」
劣等感は彼の中で大きなエネルギーとなり、
「お前らがチャラチャラ遊んでいる間に、俺は勉強ちゃんとやって、必ずやT大に入ってみせる…!!
勉強でこいつらに勝ってやる!!」
と決めた彼は見事現役でT大に入った。
(彼の出身校は進学校だけど、現役でT大に入る率はそこまで高くなかったそうだ)
【優しい同級生】
晴れやかな気持ちでT大に入ったZくんは、入学してすぐに友達ができました。
その友達(仮にYくんとしよう)は、イケメン。
「イケメンは敵や…」
そう思っていたZくんだが、Yくんとは好きなアニメが一緒だったので仲良くなれたという。
一緒にアニメ〇トよっていこう、劇場版みにいこう、声優さんのイベントいこ~とやっているうちに、親友になっていった二人。
だが、楽しい一方でZくんは葛藤したのだそうだ。
それを当時私にこう話してくれました。
「Yくんはさ、優しいんだよ。
顔がいいのに、こんなイケてないオレに優しいんだよ。
人格者なんだ。
勉強できるし運動できるしコミュ力まで高い。
家もすっげーお金持ちで…。
なのに、なのに、なのに優しいんだ。
それが辛くて仕方ない。
Yくんが、高校時代のバスケ部連中やサッカー部連中みたいに、俺をバカにしたならこんなにオレは辛くならなかった」
当時の私はバカだったので、
「完璧で性格までいいなら最高じゃない?」
と返したけど、
「だから嫌なんだよ!
勝てるところひとつもない!!
辛い!!
素直に“いい奴だなー”って思えない自分が辛い!!」
…うん、このZくんの言葉に全てがつまっているよね。
人の心は複雑。
「勝ちたい」
「自慢したい」
「優越感にひたりたい」
…こういうカッコ悪い気持ちもゼロとはいかないのが人間です。
それで、自分にこういう醜い気持ちがあるって認めるのは、いい奴ほど苦しいもんなんだよね。
YくんとZくんが仲良しになったのはそれこそ、性格がいい、善良な人だっていう共通項があったからこそですし。
でも本人は辛いよな~。
このZくんの葛藤は、Zくんが2年生の時にベタ惚れしてくれる彼女ができたことで解消したみたいでしたよ(笑)。
【魔法の言葉「人間だもの」】
人間だもの、は相田みつをさんのあの有名な言葉ですが。
この言葉って魔法の言葉ですよね。
これをつければたいていのことは
「じゃあ仕方ないね」
って思える。
いい人って、心の中の葛藤を認めて・エネルギーにするの苦手な人多い気がします。
優しくて清らかな気質が強くて、おまけに理想も高いもんだから、自分のネガティブな感情に過剰反応してしまう。
ライバルが先に出世したとき、友達が先に結婚したとき
「心からお祝いできない自分はダメだー」
みたいな、ね(笑)。
たまには聖人君子みたいな人も産まれるのかもしれないけど、普通の人って多かれ少なかれカッコ悪い気持ちも抱くものなんですけど
前提のハードル高すぎるというか素直というか。
「性格悪い」
と指摘されたらガーンときてしまうようなやさしいひと。
私なんか
「あ、はい。
存じております」
くらいのもんです
人間って複雑なことの方が多いのよ。
清いところも汚いところも持っているのが大多数。
それを認めるとずっと楽になれます。
燃料変換するには、この前提があるといいと思います。
だって、人間だもの~。
魔法の言葉をぜひ活用していただきたいです。
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「前にすすめない時って、自分の中のカッコ悪い気持ちを認めないときだよね」
という話がちょいちょい出てきていた。
たとえばこういう話です。
昔、自分よりダサいと軽んじていた同級生がスタイリッシュにかっこよくなっていて、心の奥底では
「悔しい
負けた
あんなコに」
とみにくくカッコ悪い感情がうずまいているのに、それを認めたくないから
「学生時代、あんたアタシよりダサかったじゃない。
クラスでの地位も低かったじゃない。
あんなつまならいコに、アタシは負けてない」
と表面でザワザワしているような
ここで
「私は負けたって思ってる。
悔しいって思ってる」
と認められたら、人は進歩できるらしい。
綺麗ごとだけじゃないのね、人生は(笑)。
人の感情は、エネルギー(燃料)として見るなら善悪ってあんまり関係ない。
大きいエネルギーと小さいエネルギー、荒々しいエネルギーと穏やかなエネルギーがあるだけです。
いじめられたりバカにされたりして、
「復讐してやる…」
と憎しみや怒りのエネルギーを上手に燃料に使うことで大変身した人達はたくさんいる。
成功をおさめるころには、いじめた奴らのことはどうでもよくなるしね。
しかし、エネルギーとして使うには認めるってことが必要。
「負けた」
「いーやっ負けてないっ」
と葛藤しているうちは胸のうちで感情が燃料になれずぐ~るぐるするばかりです。
認めると、燃料に使えるようになる。
【とある友達の話】
…という話を最近している中で、ふと大学時代の友達を思い出した。
ここでは仮にZくんと呼びましょう。
Zくんは小・中・高と地味で目立たない男の子だったのだという。
スポーツはダメダメ、勉強も得意というにはぱっとしない、ちょっと太めでダサいメガネをかけていたという彼は当然のように“イケてる”(死語?)グループの同級生たちにバカにされていたという。
彼は偏差値のたかめの男子校に通っていたので、文化祭には女の子がたくさんくるけど、女の子はイケてるグループか、地味系の中でもイケメンに声をかけるので、自分は黙ってお好み焼きを作るのみだったらしい。
(彼自身が心を閉ざしていた可能性はおおいにある)
「くやしい…俺だって、俺だって、モテたりチヤホヤされたい!!
……でも、できない…」
劣等感は彼の中で大きなエネルギーとなり、
「お前らがチャラチャラ遊んでいる間に、俺は勉強ちゃんとやって、必ずやT大に入ってみせる…!!
勉強でこいつらに勝ってやる!!」
と決めた彼は見事現役でT大に入った。
(彼の出身校は進学校だけど、現役でT大に入る率はそこまで高くなかったそうだ)
【優しい同級生】
晴れやかな気持ちでT大に入ったZくんは、入学してすぐに友達ができました。
その友達(仮にYくんとしよう)は、イケメン。
「イケメンは敵や…」
そう思っていたZくんだが、Yくんとは好きなアニメが一緒だったので仲良くなれたという。
一緒にアニメ〇トよっていこう、劇場版みにいこう、声優さんのイベントいこ~とやっているうちに、親友になっていった二人。
だが、楽しい一方でZくんは葛藤したのだそうだ。
それを当時私にこう話してくれました。
「Yくんはさ、優しいんだよ。
顔がいいのに、こんなイケてないオレに優しいんだよ。
人格者なんだ。
勉強できるし運動できるしコミュ力まで高い。
家もすっげーお金持ちで…。
なのに、なのに、なのに優しいんだ。
それが辛くて仕方ない。
Yくんが、高校時代のバスケ部連中やサッカー部連中みたいに、俺をバカにしたならこんなにオレは辛くならなかった」
当時の私はバカだったので、
「完璧で性格までいいなら最高じゃない?」
と返したけど、
「だから嫌なんだよ!
勝てるところひとつもない!!
辛い!!
素直に“いい奴だなー”って思えない自分が辛い!!」
…うん、このZくんの言葉に全てがつまっているよね。
人の心は複雑。
「勝ちたい」
「自慢したい」
「優越感にひたりたい」
…こういうカッコ悪い気持ちもゼロとはいかないのが人間です。
それで、自分にこういう醜い気持ちがあるって認めるのは、いい奴ほど苦しいもんなんだよね。
YくんとZくんが仲良しになったのはそれこそ、性格がいい、善良な人だっていう共通項があったからこそですし。
でも本人は辛いよな~。
このZくんの葛藤は、Zくんが2年生の時にベタ惚れしてくれる彼女ができたことで解消したみたいでしたよ(笑)。
【魔法の言葉「人間だもの」】
人間だもの、は相田みつをさんのあの有名な言葉ですが。
この言葉って魔法の言葉ですよね。
これをつければたいていのことは
「じゃあ仕方ないね」
って思える。
いい人って、心の中の葛藤を認めて・エネルギーにするの苦手な人多い気がします。
優しくて清らかな気質が強くて、おまけに理想も高いもんだから、自分のネガティブな感情に過剰反応してしまう。
ライバルが先に出世したとき、友達が先に結婚したとき
「心からお祝いできない自分はダメだー」
みたいな、ね(笑)。
たまには聖人君子みたいな人も産まれるのかもしれないけど、普通の人って多かれ少なかれカッコ悪い気持ちも抱くものなんですけど
前提のハードル高すぎるというか素直というか。
「性格悪い」
と指摘されたらガーンときてしまうようなやさしいひと。
私なんか
「あ、はい。
存じております」
くらいのもんです
人間って複雑なことの方が多いのよ。
清いところも汚いところも持っているのが大多数。
それを認めるとずっと楽になれます。
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