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女子力なるもの。

2019年08月12日 | シリアス
【女子力ねぇ…】

昨日の記事を書きながら思った。

(この記事です。
  ↓
 ・『「お願い、助けて…」言えるかな?』 )

彼女のように、強くて経済力があって(一流企業に就職していった)賢い女性から見ると、私のように頭が悪くて甲斐性がなくて体力がない人間が

「そういう生き物だ」

って信じられないんだろうな~。

勉強?ふつうにやってたら一流大学入れるでしょ。

バイトと運動部と恋愛と大学を両立できるのは当たり前でしょ。

自力で高給かせげて当然でしょ。

という風に。

できない人はできないんだってば…。

彼女は教養高い人らしくピアノも上手だったのだが、私がひけないと知って

「なんでひけないの?

 ピアノくらいできるでしょ?

 習ってたでしょ?」

と言われたものなー。

習わせようかって段階にないほどに音楽オンチなのよ私は。

その代わり聞くのは大好きですけどね。

「できるくせにできないフリして、男や強者に依存して生きようとしてる!!」

と決めつけられてる感じだったな~今思うと。

いやいや、できないことはできないし、女子力なるものにカウントされる分野のことの方がまだ好きだってだけだよ~。

恋愛も結婚も女子力で決まるもんじゃないしね。

一流大学卒(頭がいい)・高給とり・美人

の3大メリットはみんな欲しがるんじゃないの?

こんなに持ってる人に

「でも、女子力低いからダメ」

って言うほど世間は意地悪なのだろうか。

そうそう、彼女とは別の人なんですけどね、同じような才女がうんと若いとき(23~4才くらい?)に結婚してスピード離婚したことがあったんですよ。

その人も美人で経済力があるスゴイ人だったけど、料理が嫌いなことをやたらと恥じていた。

(外食でもコンビニでも冷凍食品でもいいじゃないか)

で、離婚した時

「弱い女になりたかった。

 ダンナの心変わりに泣いて叫んですがりつく女になりたかった。

 料理上手で洗濯たたむのが好きな優しい奥さんになりたかった」

というようなことを言ってシクシク泣いていた。

私はその場で黙って聞いていたけど、

「そういう女性が好きな男性なら貴女と結婚するわけないじゃないか。

 美人で経済力のある貴女を彼は愛して結婚したに決まってるのに。

 全然その考え方共感できない」


と内心思った。

つまり…。

彼女自身の中の“理想の妻像”に苦しんでるんじゃないかな?

ってこと。

水谷さるころさんのコミックエッセイでも同じようなこと書いてあったな~。

(この記事です。
  ↓
 ・コミックエッセイ『結婚さえできればいいと思っていたけど』。 )

そもそもさ~。

女子力なんてものすっかりバカにされてるじゃないですか。

「金にならない」

「時代遅れ」

「あざとい」

「メリットにならない」

って。

私が制服着てた頃にはすでにバカにされてたよ?

「金にならないものに価値はない」

って。

高温多湿で食べ物が腐りやすい日本じゃ手作りお菓子も料理も嫌われがちだよ。

大学生までは私も考えなしにホイホイ作ってったけど、もうめったに人には作らない。

ああ…でも…熱心な“手作りを食べたい”さんがいるのも嘘じゃないか。

老若男女問わず好きな人は大好きだからね~すごい感動されるもん。

じゃあ

「人による」

としておこうか。

好きな人は楽しんで、嫌いな人は近寄らなければいいのさ。

流川くん(仮)は手作り好き派で、バイト先に差し入れた手作りケーキ(個包装済み)を全部自分のものとして持って帰ってて、怒られてた。

(違うバイトさんに

 「私だって食べたかったのに、アイツが独り占めした!!」

 って)

シフトインの時おいておいたら休憩時間に箱ごとなくなってて

「えっ食べられることなく捨てられた?」

ってビックリした思い出…。

前回記事に登場してくれた彼女も意外に手作り好きさんで、リクエストに応えてパイを作ってプレゼントしたらお返しをたくさん買ってくれたなー。

話を戻して。

とにかく誰もが傷つけられた怨みをさらに弱い者に八つ当たりして発散してるんだと思うんだよな。

その最下流にいるグループが

「女子力なるものを持つ人」

と、か弱い子どもなのかと。

慈しみ愛し合える時代はいつになればくるのやら。

とりあえずこんなに疲れて傷つく世の中じゃ無理だよね。

変わっていかなきゃね。

「世の中が変わったら幸せになれる」(『1789』の劇中歌の一つ)

ではなく、自分で立ち向かっていかなくちゃ。






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