アメリカが自由で平等な国を作っていることは人類として誇って良いと思います。その自由と平等はアメリカのプロテスタン的キリスト教の信仰にもとづいています。神の前では全ての人々が平等なのです。したがって聖職者の特権を認めません。そのような信仰を持っている人々は、自由と平等が人間にとって一番重要なものと信じきっています。私もカトリックなのでその考えにたいして深い同感を感じています。自由で平等な社会では人々の人権が非常に尊重されています。
しかしアメリカはその考え方を宗教の違う他国へ無理に輸出しようとしています。いわゆる「人権外交」です。イスラム教や佛教ではアメリカ流の人権はあまり重視していません。更に共産党独裁国家では政府の方針に従わない人々を逮捕して、監獄へ入れます。ノーベル平和賞を貰っても監獄の中に居るので授賞式へも出席出来ません。
アメリカはそのような国々へ強い干渉をして、人権を守るように指導しています。アメリカと敵対するイスラム国家へも人権外交を執拗に続けます。しかしその一方で、アメリカへ敵対しないイスラム国家へは干渉をしません。
このような人権外交はイスラム教の視点から考えると、アメリカが宗教戦争を展開しているように見られると思います。アメリカの人権外交は世界に不要な戦争の種を播いているのです。宗教が戦争の原因になっているのです。
しかし自由や平等、そして人権は大切です。どうすれば良いのでしょうか?
私の本音ではアメリカ政府は人権外交を止めた方が良いと思っています。その代わり民間人が個人の資格と責任において他国で抑圧されている人々を助けるように努力するのが最善と思っています。
アメリカは日本の防衛を助けてくれています。ですからアメリカ非難はほどほどにしなければなりません。日本人の立場は難しいですね。皆様はどのようにお考えでしょうか?コメントを頂ければ嬉しく思います。
今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。藤山杜人
そして、遂には大統領がアフリカ系の黒人系統のオバマ氏が就任するまでに至りました。
独裁国家からは迷惑な内政干渉などと呼ばれますが、それこそ人を人と思わない最低の国家、為政者たちの過ちです。
米国はそのためには多額の援助資金も世界に支出しています。当然、其れに見合った発言はあってしかるべきです。
国連などでの多くを負担している日本が、ものを言わなすぎるのです。
其れどころか、後進国、途上国と都合の良い立場を利用して,援助を受け続けている国が反日教育をしているのです。
東南アジアの国の中には、大戦で植民地支配から開放してくれた日本に感謝しているところも多いのです。
その国の事情の差はあっても、事実は素直に認める国と反感を持ち、間違った思想を植えつける国もあるのです。
戦後制定された日本国憲法も、他国の干渉でできた法律と穿った見方、そのための反対なども耳にしますが、ファッショの国日本を変える意味での無理は当然です。
また、第九条だけを有難がって頑なに守る運動をしている人も多いです。
戦後60年も経た今、当時の其れが何時までも完璧であり続ける方が無理なのです。
私は憲法改正論を支持しますが、現状に見合った憲法に日本人お手で改正することを意味します。
人権を無視する国に限って、不思議なほど核を持っているのも事実です。
其れを防止することも必須です。ただ、先に持った国はそのままで、これから持つことを阻止すると言う核拡散防止の動きには些か同調出来ないものを感じます。
唯一被爆国である、日本が核廃絶を声高に叫ぶべきだと思います。
最近、無理難題にも思える行動の隣国を見ると、終戦時米国が全土を占領してくれたことに感謝しなければならない日本だと思うのです。
ロシアや中国が本州までも進駐していたなら、どんな目に遭っていただろうかと考えると恐ろしい事態が想像されるのです。
そんな意味での、人権問題は地球上の人類すべての問題に違いありません。
日本の菅政権同様に、過去の世間が起こした不動産バブルの失敗を背負わされて、経済運営が前進せず、低所得者救済になる健康保険制度に反対する富裕層の抵抗で、中間選挙で敗退は気の毒に思うのは私だけでしょうか。
大変結構な内容のコメントなので、ブログの本文で皆様へご紹介致しました。
有難う御座いました。
敬具、藤山杜人