小金井公園で撮ってきました。藤も老木になる痛々しいです。しかし花が咲いていました。そんな写真をお送り致します。





山桜も良いものと思い、写真に撮ろうと韮崎から北杜市にかけての山を探しました。数年前のことです。
櫻木が山の斜面に咲いている場所を見つけました。しかしよく見ると、その櫻木は山桜ではなく、ソメイヨシノです。鳥たちが里のソメイヨシノの実を食べて中の種を山に運んだものです。その写真です。
山の斜面の部分を拡大すると下のようになります。
本物の山櫻の写真と説明文を、http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Forest/1586/yamazakura.htm から下に転載させて頂きました。
日本の代表的な桜で、山地に広く自生しています。奈良県の吉野山は昔からヤマザクラの名所として有名です。いわゆる里桜(ソメイヨシノ、ヒガンザクラなど)は、花が咲いた後から葉が出てきますが、山桜(ヤマザクラ、エゾヤマザクラなど)は葉が先に出るか、葉と花がほとんど同時に開きます。
ヤマザクラの幼葉は赤みがかっています。そのため遠目には、花が赤っぽいように見えます。写真はいずれも相生墓園で撮影したものです。天下台山にも、もちろん自生してます。
山桜は、かつて(戦前)は、愛国心の象徴とされた花でした。そして本居宣長の詠んだ次の歌は戦時中もてはやされました、
敷島の 大和心を人問はば 朝日に匂ふ 山桜花
「敷島の」は「大和」にかかる枕詞で、日本の国の意味です。神風特攻隊の最初の4部隊が、この歌から「敷島隊」「大和隊」「朝日隊」「山桜隊」と名付けられたことは有名です。タバコの袋にも山桜が印刷され、敷島、朝日という銘柄があったと思います。