山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

黄色いアマナ咲く  令和5年4月4日

2023年04月08日 | 山に咲く花
 先週も様子を見に行っている黄色いアマナであるが、その時はまだ蕾だった。もうきっと花が開いている頃だと思う。日が当たっているうちに訪問したかったのだが、任意継続だった健康保険証が4月1日で期限切れになっていることを知り、午前の仕事を終えてから市役所に行って手続きを終えてから訪問したため、現地を訪れたのは3時半を過ぎてしまった。


    ヒナスミレが咲き始めていた。


    白いヒナスミレ


    目的の黄色いアマナ


    ちょうど満開。


    個体数はほんのわずかしか無い。


    さて、この黄色いアマナの正体は?

 発見当初、華奢な構造をしており自力で咲かせた花を保持できないほど弱い花茎だったため、これはヒメアマナであろうと思っていた。しかし、別の場所でヒメアマナが見つかり、それと比べるとこちらの黄色いアマナは倍くらい大きい。同じ花が高尾山にもあるらしく、そちらはキバナノアマナとされているようである。いろいろと情報を総合してみると、この花はキバナノアマナとするのが妥当であろう。かつて茅ヶ岳で一度だけ見かけているがその後は見当たらず、現在確認出来ているのはこの場所だけである。

 さて、カメラの違いで写り方がどう変わるのかここで紹介してみたいと思う。


    これは100㎜マクロレンズで撮影しているところ。


    こちらは12㎜広角レンズで撮影しているところ。


    そしてこれがスマホで撮影しているところ。

 それぞれの画像は以下の通りである。


    100㎜マクロレンズで撮影した画像


    12㎜広角レンズで撮影した画像


    スマホで撮影した画像

 レンズの解像度の違いがあってマクロレンズで撮影した画像がいちばん鮮明に見えるが、広角レンズの場合は周辺の景色が写り込んで花が咲いている環境まで写し込める点が優れている。スマホの画像は100㎜マクロレンズに近い画角で撮影出来ており、拡大すると解像度がいまいちであるがブログに投稿する程度であれば全く問題無い。つまり、よほどの高画質を求めない限りはスマホでも十分に花の撮影は可能なのではないかと思う。


    ハナネコノメソウはまだ咲き始めたばかりだった。

 下見をしておいたこともあって、良い時期にキバナノアマナを観察することが出来た。

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