5月に何度かハコネグミを探索に出かけた山にはヒコサンヒメシャラが多く生育している。その時にはまだ蕾も付けていなかったが、そろそろ咲いているか、もう遅いかも知れない。たぶん咲き残っている花があるだろうと思うので、まだ見たことが無いヒコサンヒメシャラの花を見に行ってみる。
登山道を外れて谷の中を歩いてみる。左にあるのは大きなカツラの木。
あまり目ぼしいものは見つからない。斜面を登ると森の中はフタリシズカだらけ。
登山道ではなくこれは獣道
ミツバウツギの実
もう終盤のシナノキの花
結実したアブラチャンであろう。花に比べてだいぶ大きな実を付けるようである。
森の中にたくさん咲いていた白くて小さな花
ヨツバムグラであろう
細の踏み場も無いほど群生していた。
ヒコサンヒメシャラがたくさん生育している場所に至る。
幹に横縞が入ると言われているがはっきりしないものが多い。
花を期待していたのだがもう終わってしまっていた。
残念。2週間以上遅かったようである。
別の場所。ここには大きなヒコサンヒメシャラの木があった。
大きな木の幹にははっきりと横縞が入っている。
ハコネグミの木を見に行ってみる。
赤い実が見たかったのだが付いていなかった。木が1本だけでは結実しないのかも知れない。
一方、マメグミはまだ結実し始めたばかりだった。
まだ花を付けているものもあり、ハコネグミとは花期が1ヶ月以上違うようである。
たくさん生育しているのを確認したヒコサンヒメシャラは今年のうちに花を確認しておきたいと思っていたのだが、想定外に花期が早かったようで残念ながら終わってしまっていた。来年に持ち越しである。赤い実を見たかったハコネグミも残念ながら見られなかった。また来年見に来てみよう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます