山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

荒川河川敷をプチ散策  令和4年10月23日

2022年10月26日 | 番外編
 週末はコロナワクチン接種の手伝いである。昨日から新設されたばかりの会場はオミクロン株B.A.5対応の新型ワクチン接種初日ということもあって多くの接種希望者が訪れた。日曜日の本日は翌日が平日となるため、発熱を避けてか前日に比べると接種希望者はだいぶ少ない。お昼休みが1時間半ほど取れたので、昼食を手早く済ませて接種会場のすぐ脇を流れる荒川河川敷を散策してみる。本日の散策地は何度か訪問している場所よりは下流域になる。


    荒川河川敷。何度か歩いているのは見えている橋よりももう1本上流にある橋のあたりである。


    ハナツクバネウツギにからみ付いたクズの葉


    河川敷の草花は大部分が枯れている。


    一旦上流方向に歩いて折り返して下流に向かう。富士山が見える。


    河川敷に下りてみる。これはカヤツリグサ科の植物か?


    イグサ科のイではないかと思う。


    だいぶ痛んでいて同定が難しくなりつつある。


    これはカワラスガナか?


    咲き残りのガマ


    ドクターヘリに続いて防災ヘリが飛び立って行った。何か事故でもあったのだろうか?


    川辺から見る富士山


    もう少し下流まで散策したかったがタイムアップ。ここまでで引き返す。

 撮影時間を入れると1時間という時間はあっという間である。あまり目ぼしい植物は発見出来なかったが、水流が穏やかならばダブル富士が撮影出来そうな良い場所が見つかり、良い気分転換になった。しばらくは休日無しの忙しい日々が続きそうである。

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甲州市ペンションすずらん近傍の林道を探索  令和4年10月20日

2022年10月26日 | 山に咲く花
 甲州市のペンションすずらんから牛奥ノ雁ヶ腹摺山に登る登山道があるらしいのだがまだ歩いたことが無い。ここのところ1日休みが全く取れない勤務状況が続いており、本日も午後半日しか空いていないので、登山道の下見とどんな植物があるのか、探索に歩いてみる。


    ペンションすずらんの駐車場を借りる。料金を支払いに行くと、短時間ならばいらないと本日はサービスしてくれた。


    登山道入り口。少し登ると立派な林道に出る。林道はゲートがあって閉鎖されている。


    黄葉した木。


    オオバボダイジュを期待していたのだがちょっと違うようである。


    葉の幅が狭い。これはヒトツバカエデのほうではないかと思う。


    紅葉し始めたハウチワカエデ


    途中までは舗装された林道が走っている。


    伐採地。向こうに見える稜線までは結構遠そうである。


    アザミの花が咲き残っていた。


    最後の花を惜しむかのように蜂が吸蜜していた。


    総苞が細長く総苞片が開出している。これはホソエノアザミと思われる。


    既に花が散ってしまっているシソ科の植物。


    葉先が細くて長い。これはカメバヒキオコシと思われる。


    葉の細いヨモギの仲間。これは外来種のイワヨモギであろう。


    イワヨモギの花。元々は北海道に自生していたが、それとは別に輸入した緑化用種子に混入して侵入してきたらしい。


    林道上部は崩落があったり倒木があったりと荒れていてあまり歩かれている様子は無い。


    林道終点近くで左から沢が流れ込む。


    苔の生えた岩を見てみると小さなシダが生えていた。


    葉に毛が生えている。これはカラクサシダという少し珍しいシダ。


    たぶんこれが稜線に抜ける登山道。


    こんなにたくさんテープを付けなくても良いと思うが・・・。

 時刻は午後3時半となり、稜線までは登らずに引き返すことにした。


    たぶんヤマアワだと思う。


    これはハネガヤか?


    こっちはミチシバか?イネ科はまだ全然ダメだ。


    見慣れないシダが生えていた。


    三日月型のソーラス、茎の鱗片は薄い。小羽片の切れ込みが多く、これはホソバイヌワラビか?

 登ったのは標高1,600m付近までで、牛奥ノ雁ヶ腹摺山は標高1,991mあり、まだまだ先が長いということになる。うまくすればこの界隈に生育しているホソバツルリンドウに会えるのではないかと思ったのだが見つからなかった。山梨県ではまだ見たことが無いホソバキソチドリと思わしき花が稜線上で発見されており、来年見に行ってみたいと思っている。送っていただいた画像を見る限りでは上萼片が開いておらず、ヤマサギソウでは無くてホソバキソチドリで間違い無いのではないかと思っている。

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