祥泉暦

日常の出来事の記録

終のすみか

2019-10-28 12:51:00 | 日記

15年前の今日10月28日は、今の家に引っ越してをした記念日です。
それまでは5階建の4階のマンションに19年間住んでいて、 
エレベーターのない4階での暮らしには将来不安になるし、 
私以外の家族3人は通勤通学に1時間を要していて、
なるべく都心に近い一軒家を持ちたいと言う私達の目標を
実現するべく年齢に達していました。
 家を持つ条件としては 
⑴ 駅から歩けること。できれば15分以内。 しかもバスの路線があること。 駅からバスの生活は、結婚当初住んでいた社宅がバス必須で不便を痛感していました。 しかし次のマンションでは、駅から徒歩10分弱 だったのですがバスの路線がなかったので、 雨の中を10分歩くのは大変でした。 「 歩けるけれどバスにも乗れる」が理想で た。

 ⑵駅から歩く道が暗くない、危なくないこと。当時娘は女子大生だったので、この条件は重要 でした。 

⑶終の住処と思っているので、多少のお庭が欲し い。 

⑷すでに建築中などの既成住宅 建売ではないこ と。 外断熱の家を建てたいと思っていたので注文住宅であること。 

⑸最寄りの駅が新宿、池袋から30分位の所 

しかしながら予算はあまり無い! 
それからかなり広範囲に土地探しをしました。 
不動産屋さんに紹介してもらった後、実際歩いてみました。 
なかなか簡単には見つからなかったのですが、 
友人から希望の物件がきっとあるから絶対妥協しないことという
 アドバイスをもらっていたので、 それを励みとしました。
 不動産屋さんを変えてみた途端、 今の物件に出会い飛びつきました。
 子供達にもみてもらい、 駅から15分歩くのは不満そうでしたが、
 私達親がよければ、という事でした。 
当時娘は大学4年生年生、息子は大学1年生で、
 いずれ親元から離れるとの予想で、 
それまでの数年を家族一緒に暮らしたいという思いでした。
 100パーセント大満足とは、 予算の都合上いきませんが、 
8割以上満足でした。 あれから15年、、、
途中5年間は台湾赴任の為家を空けましたが、
 外断熱の家にしたので家の痛みはありませんでした。 
大事な着物や革製品も全く問題なく、 本当に驚きでした。

 今年から夫婦揃ってほとんど家で過ごす生活になりましたが、 
息子の部屋だった所は夫の、 娘の部屋だった所は私のプライベートの部屋にしています。 基本的には各々一人、食事やお茶などは二人一緒の生活を過ごせているのは、
 この家があるからだと、最近痛感しています。 
窓からの景色は自然がいっぱいで、 まるで避暑地です。
 以前は来客の多い家でしたが、年齢とともにそれがほとんどなくなり、
 子供達家族が孫を連れて来る事のみになりました。
 その時は狭くとも一時なので、楽しみにしています。 

私達は田舎育ちだったので、住宅への憧れが強かったのですが、 
今は暮らし方楽しみ方が多様になっています。 
持ち家にするか賃貸で過ごすか、 どちらもありの時代です。
 それよりも自分の好みの「環境」で 過ごすことが良いと思います。

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