祥泉暦

日常の出来事の記録

王羲之書法の残影 唐時代への道程

2019-02-05 16:47:55 | 
今年初企画の書道展「20人展」を観に行きました。
この書展は年始早々の企画なので、松ノ内から出かけるのは
主婦としては勇気がいるのですが、
お正月気分を一掃してくれる刺激的な書道展です。
私が行った時にギャラリートークを担当された 中村伸夫先生は、
今年からの参加らしいのですが、とても刺激的なお話でした。
先生は、一貫して「書作と書学 書思想の両立」「書と学問の両立」を提唱する
正当、厳格な書家でいらっしゃいます。

つい書くことに夢中になるあまり、書学 書歴を気にしながらも
いや正直に言うと、書くことで精一杯で、
学問の方はいつかいつかと後回しにしている状況です。
読めない字を読めないまま書いていたり、
書いている漢詩の作者の歴史的位置を把握していなかったり
漢詩の意味を理解していなかったり。。。

去年から意識的にこの部分を追求する様にしていたので、
中村先生のお話は、更に襟を正して、書道に向き合うことを確信しました!!

また、私が昨年毎日書道展に出品した蘇東坡のことを詳しくお話してくださったので、
大変嬉しく聞き入りました。

そんな訳で、国立博物館「顔真卿」を観に行く前に
書道博物館の企画 「王羲之書法の残影」唐時代の道程 を観てきました。


王羲之から顔真卿までの歴史と書風の変遷を再認識。
一度では到底理解できるものではないので、
今年の課題にします。

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