祥泉暦

日常の出来事の記録

コンビニ兄弟 町田そのこ

2022-10-05 18:15:00 | 書籍


手軽に読めるものを短時間に数冊まとめ買いをする時に、
「本屋大賞」の推薦はありがたい!
受賞でも候補作でも構いません、ハズレはほとんどありません。
そして、初めての作家さんに出会うこともしばしば、と言うかほとんどです。

コンビニで働く人達をほのぼの目線での短編集。完結しながらも続いているので、読んでいて面白い。
そしていつも何気に利用しているコンビニという場所は、主人公の店長目線で見ると、確かに様々な人間に出会える不思議な場所なのかもしれません。そして、気に入ったら日常に使う事になるので、地元に根付いた様々なサービス特長など特別感があっても不思議ではありません。

コンビニ、もちろん私の子供時代、学生時代にはありませんでした。
都内での出店から始まったのだと思いますが、記憶を遡ると、
結婚して再度上京した時に、
学生時代に酒屋だったところが
某「7.〇〇」に変わっていました。
扱っている商品が多彩で、目に止まる商品が垢抜けている印象でした。朝7時から夜11時までの営業も魅力的でした。こんなお店が、1人暮らししていた学生時代にあったら良かったなぁと思いました。
それから急速な勢いで店舗数が増えました。今ではなくてはならないお店となっています。

そしてこの物語は、まだ行ったことのない九州を舞台にしているのも私には新鮮でした。

最近はあまり刺激的なストーリーは好まなくなりました。自分を否定される様なものも読後感の後味が悪く敬遠しています。笑
そういう意味では、とてもほのぼのしたストーリー集でした!




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