
「最近売れてる」の文言に誘われて購入しました。
有吉佐和子は初です。
読書傾向はかなり偏っている事は認識していますが。。。
青磁はとてもすきです。
台北の故宮博物館では、青磁コーナーを何度も見ました。
そして普段つかいにと、青磁器風に手軽に使えるモノまで買いました。
この青磁器を巡っての短編ストーリーは、場面や時期を巡る思いなどは全く違っていて、
最後の場面では残念な思いがしました。
自称日本で1、2の有力な美術鑑定士と言う初老が、
この時期に及んで、全く見当違いを言い切るとは、、、笑
こう言うお値打ちモノと言うのは、本当に違っていて、
今まさに遺品整理をしているところなので、
手に取るようにわかります。
そして第10、11話には、修道院のシスターが登場し、
かつて私が通っていた学校の敷地内にある修道会も、
スペインを母体にしていたので懐かしく思い出しました。
久しぶりに読んだ小説は、思いのほか面白かった!!