YOGAWOMAN 女性のためのヨガ協会主催のオンラインイベント参加記録 VOL1の続きです。
【フランス式1分膣トレ 講師ベルジェロン容子】
フランスでは膣トレは常識だそうで、産後の膣トレ指導を保険診療で受けることができる。産後以外でも様々な理由で膣トレ指導に通っている。
これに関しては、全く知らなかったので興味深々です。
私は、ピラティスなどで骨盤底筋群を鍛える事は知っていましたが、ピラティスのクラスを受けるときだけという現状です。そして実際、咳き込んだ時などは尿モレが心配です。
それから家族の2人が出産を控えているので、産後のケアに役立ててもらいたいと思いました。
実際にトレーニングを行いました。膣の部分を後ろ、前、中の3部分に分けて意識しながら呼吸する。
後ろ(肛門のあたり)お尻の穴をペットボトルのふたに見立てて、それを回しながら閉めるイメージ。息を吸ってゆっくり吐きながらふたを閉めるイメージをする。
前 尿道口からストローで水を吸い上げるイメージ。一度息を吸って吐きながら、下から上に向かって一気にみずをすいあげて、その状態で膣をロックします。
中 後ろと前の間の経血の出るあたりを意識して、エレベーターに見立てて、左右の扉を閉じて息を吐きながら体の中心に向かって上昇させるイメージです。
仰向けになり、両足を立ててリラックスして行います。講師の先生が導いてくれる声かけが、分かりにくさを解消してくれます。
実際にやってみると、お腹周り、下半身をかなり刺激してくれます。しかもコツさえ知ってしまえば、どこでも、誰にも気付かれずこっそりトレーニングできます。。
本を一読するのが一番です。
【「デリケートゾーンケア」と「フランス式膣トレーニング」を受講して】
女性の身体はとてもデリケートで、生理に始まり、それに伴う苦痛、ホルモンのバランス、複雑な体の構造、それに出産と、ダメージ続きです。それにしっかりケアする情報や指導がないために加齢に伴う「尿モレ、子宮脱」といった対策も取られないままです。
私は若い頃、膣炎で数回婦人科を受診した経験があります。その時に何故そうなるのかを医師に質問をしましたが「体質なので、疲れたり体調がすぐれない時に発症する」と言われました。今思うと、正しいケアをしていなかったからではないかと思います。
ヨガに出会って身体の調子を整えている実感があるのですが、今回この二つの講座を受講して「ヨガをやっているから大丈夫」と思っていた事に反省です。顔や身体のお手入れをしているつもりでしたが、大切な部分のお手入れをしていなかった事を自覚しました。
それに日本という国が歴史的に女性の立場が軽んじられて来て、これらの疑問を声に出すことが憚られて来ました。高度成長時代になっても変わらずで、大切な情報がない事は、人口減少にも影響しているような気がしてなりません。
とりあえず、大切な女性の家族、友達にはちゃんと伝えようと思います。
追記
デリケートゾーンのお手入れのための弱酸性オーガニックソープを買ってきました。私は以前皮膚科の医師にボディソープは必要がないという話を聞きました。湯船に浸かるだけで大抵の汚れは取れるので、ゴシゴシ身体を洗うのは皮膚にダメージを与えるとのこと。長年その医師の指示に従っていたのですが、デリケートゾーンのお手入れは必要だと思いました。