本気で復興を考えてます？（その四）

先ずは、「ＹＯＭＩＵＲＩ ＯＮＬＩＮＥ」

の報道です。


『牛３千頭・豚３万匹、原発２０キロ圏に…餓死か』


「東京電力福島第一原子力発電所の事故で、

避難指示区域（原発の２０キロ圏内）に

牛約３０００頭、豚約３万匹、

鶏約６０万羽が取り残されたことが１９日、

福島県の調べでわかった。


避難指示から１か月以上が過ぎ、

すでに多数が死んだとみられる。

生き残っている家畜について、

畜産農家らは

「餓死を待つなんてむごい。せめて殺処分を」と訴えるが、

行政側は「原発問題が収束しないと対応しようがない」と頭を抱えている。


県によると、２０キロ圏内は、

ブランド牛「福島牛」の生産地や大手食品メーカーの養豚場などがあり、

畜産や酪農が盛んな地帯。

しかし、東日本大震災発生翌日の３月１２日、

同原発１号機が爆発し、

避難指示が出たため、

畜産農家や酪農家は即日、

家畜を置いて避難を余儀なくされた。

（2011年4月19日14時33分 読売新聞）」


次は、今月四日に、放射性物質を含む汚染水を、

海に放出した時の記事です。


「毎日ｊｐ」

毎日新聞２０１１年４月７日 ０時５９分


『放射性物質：全漁連「汚染水放水中止を」』


「「漁業者のことは頭の隅にも一切なかったのではないか」。

放射性物質を含む汚染水放出への抗議文を６日、

国と東京電力に提出した全国漁業協同組合連合会（全漁連）の服部郁弘会長は

記者団を前に、

国と東電への怒りをあらわにした。


服部会長によると、

汚染水放出直前の４日午後１時半ごろ、

東電幹部が東京都内の全漁連本部を訪れ、

福島第１原発事故の経緯や今後の取り組み状況を説明した。

だが、放出についての言及は一切ないまま帰ったという。


汚染水放出後、

茨城県沖のコウナゴから暫定規制値を上回る放射性物質が検出されたことから、

茨城県内の漁協に出漁中止の動きが拡大。

放射性物質が検出されていない水産物まで

価格下落などの影響が出始めており、

服部会長は

「こうした風評被害が広がることを心配している。

一日も早く放水を中止してほしい」と訴えた。


服部会長は６日午前、

東電本店に勝俣恒久会長を、

午後には経済産業省に松下忠洋副経産相を訪ね、

抗議文を手渡した。

勝俣会長と松下副経産相はそれぞれ陳謝するとともに、

補償について努力する姿勢を示した。」



「産経ニュース」


『汚染水放出やめよ　ロシアが不快感』

2011.4.8 01:43

「ロシア外務省は７日、

福島第１原発から放射性物質を含む汚染水が

事前通報なしに海に放出された問題について、

今後は放出しないよう日本側に求める声明を発表、

日本側の措置に不快感を示した。


声明は「われわれは、

日本側が福島第１原発の状況について関係国に完全な情報を提供することや、

今後は放射性物質で汚染された水の太平洋への排出を

容認しないような措置を取ることを期待する」としている。


同声明によると、

日本外務省は４日に開始した汚染水放出について、

ロシア側には６日に伝えたという。」

記事は此処までです。


韓国でも５日、日本政府に説明を求める声が相次ぎ、

事故情報の開示が不十分として不満を募らせており、

日本への風当たりが強くなっているそうです。


ホント、

日本の農業や漁業に被害を与えることと、

国際評価を下げる事が得意ですよね、

民主党政権は。


ロシアや韓国の抗議如何に関わらず、

日本の海を考えれば、

原発に撒水した時点で、

水の処理も考えなければならなかったはずです。

畜産農家や野菜農家についても、

対応に甘さがあると言はざるを得ません。


お得意の、情報操作にしても、

報道が率先して、

風評被害を引き起こしている事を考えれば、


本当は、得票に関係のある

大企業と外国だけが重要で、

日本の農家や漁師なんか

どうなっても構いませんか？

Just The Two Of Us