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中共王朝の新指導者(習近平、三)

2012年12月26日 19時13分10秒 | 日記
尖閣に連日のように監視船や飛行機を飛ばすなど、挑発とも取れる行動を続ける中国だが、指導者である習近平の政策は、民主化か独裁か、孰れの方向に向かうのだろう。問題の山積する中国の現状を考慮し、民主化に期待を寄せる媒体も多いが、毛沢東のような独裁を目指すのではないか、と危惧する声も出てきている。以下は台湾の「看雑誌」電子版に掲載された、何清漣(かせいれん)氏の評論だ。

『習近平:専制下での更なる無駄な十年』
127期 2012年12月6日 作者 何清漣

「十八大の前、中南海では占星術が盛んに行われ、各種の推測が飛び交っていた。しかし、習近平が総書記の玉座に就き、講話の中で、継続して「パイを大きくする」(民衆の生活を改善する)とのみ発表すると、国内の太鼓持ちは習の「確かさ」を祝い、政治改革という夢の製造は中国国内では暫し静になり、国外では継続して語られる事になった。

・習近平は政治改革を行うだろうか?
目下、習近平が改革を行うと考えるのは三種類の人々で、二つは欧米メディアとオブザーバー、その中には、著名な人物が含まれている:あと一つは国内で、大抵、匿名だ。

欧米のオブザーバーには、二つの根拠があり、一つは「家庭の影響説」。これは《ウオール・ストリート・ジャーナル》の文章を代表とするもので、同紙で十一月十二日に発表された〈中国新指導者:習近平〉と、同じく最近発表になった〈燦然と光を放つ中国未来の第一夫人 彭麗媛〉等の文章で、ともに継続への期待が描かれている。

同紙は先ず、習近平は毛沢東に傾倒する事はないと断言し、努力して習近平が中国を新時代に導くための幾つかの要素を掘り起こす:
一、習近平は1985年、始めて米国を訪問したとき、アイオワ州のマスカティーンの民家にホームステイし、娘の習明沢は現在ハーバード大学で学んでいる。

二、体格が立派で威厳があり、重々しく温厚な声と著名な妻がおり、習は胡に比べて愛すべき人物だ。

三、父の習仲勲の影響。

米国の前駐華大使 Jon Meade Huntsman Jr(ジョン・ミード・ハンツマン (ジュニア) )は、公の場で:
習近平は必ず政治改革を行う、彼には改革の遺伝子がある、父親は改革派だった、と述べた。

以上の説はでたらめで、一一弁駁する必要も無い。父親が億万長者でも、息子が放蕩である場合は多い、まして、習仲勲の「改革」の主な業績は、計画経済から商品経済に移行する時期で、この種の業績を挙げた者は、却って政治改革に反対する場合が多い。

夫人の彭麗媛も、未だ嘗て西洋の民主制度に対する憧れを表現したことはない、以前、彼女は恋歌、民謡を歌うことがあったが、近頃は、舞台に上がれば必ず革命紅歌を唱っている。

・危機の迫る時、習近平の選ぶ対策は民主化だろうか?
家庭の影響と異なるのは「危機の勧告説」だ。《エコノミスト》10月29日に〈習近平:変化しなければならない中国人〉の一文が掲載されると、多くの西洋のオブザーバーが、皆それに倣った。

記事は、中国の種々の不安定な要素、例えば、経済成長の減速、社会の不平等、腐敗の横行、環境の悪化、官僚が土地を強奪し、下層階級は不安定で、中産階級は骨の髄まで失望し、上流階級は制御不能になっている等々を列挙した後、「もし中国の指導者が、これらの不満に対して妥当な処置を執らなければ、恐らく、連鎖反応が起きて、最終的には社会の混乱を招き、暴力革命すら起きるだろう」と戒める。それゆえ、習近平は必ず、中国の政治の現状を改革しなければならない。BBCとイギリスの《ガーディアン》が最近発表した文章は、基本的にこの様な観点で論じられている。

問題なのは、中共と習近平がまさに:
民主化は「中共」の前途を棒に振る、向かうべからざる「邪道」だ、と考えている点だ。

・習近平の政治的傾向
気ままに、習近平が中国を新時代に導くという積極的な要素を想像すると同時に、この評論家は、故意に重要な事実を忘れている:
一、2008年、習近平は北京五輪開催準備の責任を負い、周永康と「五輪安保モデル」を作った。このモデルは、「6Web」全方位対応の緻密な監視制御で有名であり、以後、中国で大型の活動と会議が開かれる度に、必ず手本とされる「安保モデル」となった。

※町内界隈の防犯組織・協同組合内の防犯組織・各機関の防犯組織・ビデオ周波数監視システム・地域の警察協力組織・“仮想コミュニティ”の防犯組織の六種の組織。

二、2009年2月、習がメキシコを訪問したときに発表した、あの見識:
「腹いっぱいでやることのない外国人(米国人)が、我々の事について粗探しをしている。中国は一に革命を輸出せず、二に飢餓や貧困も輸出せず、三に国外に出てお前達の手を焼かせもしない。これ以上いいことがあるか。」と述べた。

※愛国主義が全面に現れたこの発言に、中国国内からも批判が出た。

三、2012年9月初旬、中央党校の始業式で、毛と毛沢東思想を高く評価した。

この三点は、習近平が専制手段を非常に好み、且つ、彼が好むのは権威型の指導者ではなく、毛沢東のような全体主義的指導者である事を、明示している。

・意図的に偏って解読される政治講話
習は毛沢東を、高く評価しているだろうか?彼は嘗て、薄煕来の唱紅打黒を肯定したが、これは、人からは政治的な必要性と解釈されている:
今年9月中央党校の講話では、当時はまだ玉座に座っていなかったので、紋切り型の文章で終わった。十一月十七日に、習近平は晴れて玉座に座り、中央政治局で第一次集団学習の時に行った講話は、完全に習の願望に添う物で、政治改革幻想症の患者達は、見ぬ振りをするしかなかった。

習近平の講話の重点は、「マルクス・レーニン主義・毛沢東思想は捨てることはできない、捨てれば根本を喪う事になる。」で、新華社の見出しには、この様に書かれ、報告の主要な内容も、この主題について反復強調している。

しかし、一部の評論家は苦心して、この講話は反腐敗を強調していたと解説し、報告の末尾のこの話に重点を置く:
「近年来、一部の国家は、長期に渡り蓄積された矛盾によって、大衆の恨みが満ちあふれ、社会は動揺し、政権が崩れ去った、とりわけ汚職による堕落が重要な原因となった。…腐敗の問題は、進展するにつれてますます強烈になり、最終的には必ず党を滅ぼし国を滅ぼす!」

一般的には、第一次中央委員会政治局の第一次学習会の主題には、権力者の施政方針を公表する目的がある。胡錦濤の思想は左で有名だが、しかし、中共十六期中央政治局第一次学習会(2002年12月)での主題は「真剣に憲法を実施し、全面的に小康社会を建設する事を貫徹する」:十七期中央政治局第一次学習の主題(2007年11月)では、「中国の特色ある社会主義法体系を完成し、全面的に法治国家の基本的計画を実施する」だったが、習近平の第一次講話は、政治的に言えば、胡錦濤よりも更に後退している。

言葉の上から考えれば、習の講話の肝心な語句は、毛沢東を模倣したものだ、例えば「マルクス・レーニン主義、毛沢東思想は捨てることは出来ない」は、完全に、毛沢東の中共八期二中全会での講話から抜粋したものだ:
「思うに二丁の『ナイフ』がある:一つはレーニン、一つはスターリン。現在、スターリンのナイフを、ロシア人は捨てた。レーニンのこのナイフは、今のところ、ソ連の指導者に捨てられてはいまいか?見たところ、捨てたのは相当多そうだ。」

十八期中共政治局の七人の常委は、多くが凡庸で、張高麗、劉雲山、張徳江は既に世論も人脈も無い:兪正声は用心深くて慎重である以外、大才は無い。この様な構成は、習近平が望みを遂げ、権力を掌握するのに都合がよい布陣だ。目下、習近平は軍の布陣に着手しており、来年3月、政権の移譲の完了後、党の統治、腐敗撲滅、民生が、内政の重要課題となる、外交に対しては、更に強硬な民族主義を採用するだろう。」評論は此処までです。

問題の山積する国内情勢と、中共の継続を考えるならば、結果として、対外的には強硬姿勢を執らざるを得ない状況なのだと思われる。しかも、一部に、習近平には二面性があり、発言に信用がおけないとする報告もある。尖閣を含む中国問題は、挑発せず、油断無く、慎重に事を運ぶことが肝要と思う。

【自衛隊の尖閣防衛部隊】2/2


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