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そのAIIB待った!

2017年05月03日 08時56分08秒 | 日記
米中の関係が好転したので、日本が取り残されないようにAIIBに加入してはどうか、と言う意見があるそうですが、私には二つの疑問があります。

一、中国経済
二、米中関係


一、中国経済

先ず、AIIBに加入するからには、中国経済が現在どうなのかが問題になります。

・中国の外貨準備高で3兆ドルを一つの目安と考えると、一月に約6年ぶりに3兆ドルを割り込み、二月に回復するも、減少傾向が続いています。2016年には3198.44億ドル減少。これを穴埋めできるかどうかは、米中関係に関わってきます。

・中国は08年のリーマンショックを鉄道の敷設で乗り切りましたが、その時の借金の返済が、2018年にピークを迎えると言われています。来年以後、経済がどうなるか分かりません。実はこれが一番心配です。

・不動産バブルに加えて、現在中国では、電子マネー(アリペイ等)が流行しています。しかし、上手くいっているのかどうか実体がつかめません。



二、北朝鮮問題に関しての米中関係

・米中関係は虚々実々で、明日どのようになっているか分かりません。確かに、トランプ習近平会談は、表面上は上手く行き、米中関係は上手くいっているように見えます。実際、トランプ氏と習近平氏は馬があったのかも知れません。しかし、先行きは不透明であると思います。

米中関係は、1972年2月、ニクソン大統領が中国を訪問し、毛沢東や周恩来と会談した事から始まります。米中両国は上海で「米中共同コミュニケ(上海コミュニケ)」を発表。中国側が米国に対して常に問題にしたのは、「一つの中国(=台湾問題)」でした。72年には、両国は、台湾について突き詰めた問題にはしませんでしたが、1979年に発表された「米中国交樹立コミュニケ」では、米国は、正式に、中華民国に代わって中華人民共和国と国交を樹立しました。これによって、台湾は中国の一部であると認めた事になりました。1982年の「817コミュニケ」では、米国は台湾への武器供与を削減する事を約束しています。上記の三つを、米中間の3つの共同コミュニケ、と言います。

今年2月は、ニクソンが中国を電撃訪問してから、丁度、45年目でした。

元駐中国大使のゲイリー・フェイ・ロック(駱家輝)は、人民日報に対して「上海コミュニケを含む中米間の3つの共同コミュニケは、両国関係発展の基石であり、指導的文書であり、米国の対中関係の土台である」と述べています。

ところが、2016年12月3日、トランプ氏と台湾の蔡英文総統は電話で会談し、大陸には激震が走り、1979年に国交を断絶して以来の事と報じられました。

その影響で、例えば、2013年の米中会談は三週間前に発表があり、2015年の米中会談は七ヶ月前に公布されましたが、今回、4月6日・7日のトランプ・習近平会談は、直前になるまで、発表されませんでした。


・米中会談が行われてから、両国の関係は好転したと言われていますが、果たしてそうでしょうか?トランプ大統領は、蔡英文氏が二度目の電話会談を計画するなか、中共に配慮して会談には消極的だと伝えられています。しかし、米中の火種は、無くなってはいません。

5月1日、韓国に新型迎撃ミサイルTHAAD(サード)が配備され、現在、運用可能な状態になっています。中国は不快であろうと思われます。

・朝鮮問題について、トランプ大統領が習近平氏に対して、どの様な解決を期待しているのかは分かりませんが、中国は、私は、金正恩の排斥に動いて失敗していると思っています。すると、中国は国際社会に対して、北の後見人になる事をよしとするも、核保有も致し方ない、という立ち位置を取るのではないかと思います。中共とトランプ氏の希望する解決の間には隔たりがある事になります。

そのせいか、一日には、トランプ氏は自分で金正恩と会見をしたいと発言しています。

.中朝国境付近に配備された人民解放軍は、朝鮮で何事か起きた時、及び、対米韓軍の為に配備されていると思いますが、現在も撤退していません(中共報道官は否定しています)。またカールビンソンも配備されました。事態は何も好転していないと思います。


・結論

米中の関係は現在良好であっても、先行き不透明であると言わざるを得ません。半島情勢も心配ですし、経済も心配です。以上の事から、AIIBに加入云々は、来年の中共の様子を見てからでも遅くはないと思います。中共との関係改善については、別に邪魔をするつもりはありませんが、靖國神社の参拝云々は内政干渉です。また、日本は先の大戦で、中国に負けてはいません。ですので、これまでのような膝を屈する外交には反対します。