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習近平の憂鬱(Systemic Collapse)

2015年07月06日 01時44分24秒 | 日記
以下に紹介する記事は、《ブルームバーグ社》が6月30日に発表した記事「In Communist China,Stock-Market Capitalists Now Rule」を、7月1日に、《博談ネット》の記者欧陽剣が中国語に翻訳した物を、更に私が訳した物です。二重の翻訳となりますので、もし、より正確な内容が必要な方は、原文をご覧下さい。

「博談ネット」

『投資家が党員を超えた 北京は組織的崩壊を危惧』

2015-07-01 09:44

「(博談ネット記者欧陽剣の翻訳編集の報道)《ブルームバーグ社》6月30日発表、題は “In Communist China,Stock-Market Capitalists Now Rule”、以下は原文の翻訳である。

*団結する世界の投資家

今回、現代中国史上初めて、資本家の人数が共産党の党員を超えた。“中国証券登記と決算有限公司”のデータによれば、現在、中国には9000万以上の投資家がいる。6月29日の《新華社》の報道によれば、これに比して、中国には現在8780万の党員がいる。

安全な仮説として、これは毛沢東が1949年に共産党の指導者として登場した当初に想定した物ではなく、これも習近平のためにもたらされた厄介な挑戦だ。記録を創った投資家の人数は、ドイツの人口よりも多く、過去一年で大量に株式市場に流れ込み、同期の上海総合指数は倍になった。現在、当該指数は6月12日のピークから月曜までに20%以上暴落し、繁栄を不景気に変化させ、多くの個人投資家に無数の傷痕を残し、並びに、もともと低迷していた中国経済を更に弱体化させた。

香港“博大資本国際(Partners Capital International Limited)”の最高経営責任者Ronald Wanは、“多くの人々が焦げ付くのにしたがい、当局は更に大きな圧力を感じていった。狂気じみた暴落は、中国経済を不安定にさせた。”、と指摘する。

*最も不穏な一日

上海総合指数はずっとジェットコースター状態で、株式の初心者も共に乗り込んでいる。火曜日、投資家が、北京は策を講じて崩壊を阻止するであろうと推測した事によって、市場は先ず5.1%暴落し、その後5.5%増となり、これは1992年以来、最も動きのある取引日となった。一年間のマーケットの記録的な借り入れと暴騰に伴い、概ね持続不可能と判断された事が原因で、過去二週間で株式市場から、約1.9兆米ドルが蒸発した。

政策立案者は、投資家に冷静に市場の変動に対処するようねんごろに促し、同時に手段を講じて彼等を落ち着かせた。土曜日、人民銀行はベンチマーク金利を史上最低に引き下げた。《経済観察報》(The Economic Observer)の報告では、当局は現在、印紙税の削減を検討している。同時に、財政部は、恩給基金の株式市場への投資が可能になる、と発表した。

習近平政府は、繁栄する株式市場が、企業の借金返済を助ける事ができると期待している。個人投資家も、現在、借金の返済を必要としている。彼等は既に証券会社から2.08兆人民元(3350億米ドル)を借りて株券を買っている。

*Systemic Collapse(系统性崩溃)

シンガポール国立大学客員教授、及び、中国証券監督管理委員会の国際諮問機関のメンバーである梁定邦(Anthony Neoh)は、“当局は常に株式市場の変化に対して敏感だ、何故なら彼等は組織的崩壊(系统性崩溃)を恐れているからだ。健康な市場の場合、管理者にとって、何よりも先に検討しなければならない問題は、社会の安定を保証できるかどうかだ。”と指摘した。

“中国証券交換所”のデータによれば、26日までの六月分、中国では700万を越える個人投資家が市場に参入した。五月末までの過去12ヶ月で、新たに開いた取引口座は4000万を越えた。

《新華社》のデータによって比較すると、昨年は110万人しか中国共産党に加入しておらず、2013年の160万人に比べて大幅に下降している。習近平が大規模な反腐敗運動を継続して行っている事によって、党員人数の増加は緩やかになり、過去二年で約10万人の公務員が処罰された。

*株式市場の熱狂

中国株はまだ成長する余地がある。“嘉信理財公司”(Charles Schwab Corp.)の一月に発表された調査によれば、株式は中国家庭の金融資産の20%を占めており、現金及び銀行預金は45%を占めている。

そうではあっても、過去一年の株式市場の熱狂も頂点に達し、Fraser Howieの言葉を用いれば、多くの投資家は“意地の悪い、嫌な逆転”の被害を受けた。Fraser Howieは、《红色资本主义:中国非凡崛起的脆弱金融基础》(Red Capitalism: The Fragile Financial Foundation of China's Extraordinary Rise)の作者の一人だ。

“里昴証券(CLSA)”アジア・太平洋市場の前専務理事であるHowieは、シンガポールで電話での取材を受けた時、“市場への投資を拡大することは何も間違っていません、簡単な貯蓄以外に、分散投資を行う事も別に間違ってはいない。しかし、中国では、問題は、過去の数ヶ月に発生したのは、投資といえる物ではない。あれは全て投機だ。“と述べた。

原文In Communist China,Stock-Market Capitalists Now Rule -」

中共が、民衆の恩給まであてにしているとなると、中国にいる日本企業はどうなるのだろうと、少し心配です。