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ふわりとした民意

2012年12月22日 17時28分08秒 | 日記
第46回衆院選が終了し、

自民党が圧勝し294議席を獲得した。

民主党は230議席から、大きく議席を減らし57議席に留まった。

維新の会は11議席から54議席に躍進した。

議席数から見れば、

「ふわりとした民意」は、

まさに自民党と維新の会に舞い降りた事になる。


選挙後は、

何故かこの事実を喜ばず、

自民が勝ったのではなく、民主党が負けたのだ、

などと報道されているが、

私は、少し違うと思う。


矢張り、日本人は愚かではなかった。

例えば、2010年9月に起こった「中国漁船体当たり」事件一つ取っても、

中国漁船船長を釈放するのに、

「地検独自の判断だ、それを了とする。」

と官房長官が言った。

本来なら、釈放はすべきではない。

釈放するなら、責任は首相か、少なくとも官房長官が負うべきだ。

それを、沖縄地検に責任をなすりつけて終わりにした。


震災後の原発が危機的状況の時、

情報を開示せず、「直ちに健康には影響しない。」

と言い続け、情報公開が遅れた。


国民は、政治家のように、

政治や経済、法律の専門家ではないが、

別に、子ども手当が実現されなかったから、

民主離れが起きたのではない。

この様な、誰の目から見ても、

非常識で傲慢な国家運営の連続に、

日本中が、

国が沈没しそうだと感じ、呆れ果てていた。


但し、それだけでは民主党の敗北だけで、

自民党勝利の理由にはならない。

自民党圧勝の理由は、

「日本を取り戻す」の一語に尽きる。

多くの日本人が、

このコピーと、その言葉を言うのに相応しい安倍総裁が、

力強く「日本を取り戻す」と宣言するCMに、心ひかれたのだと思う。


更に、自民党の公約は、民主党とは真逆であり、

景気回復策も具体的で、

日本を「日出処国(ひいづるところのくに)」に

戻す事が期待できそうだった。


多くの国民は、TPP・原発について賛否を決めかねていたが、

小沢氏・鳩山氏・菅氏等には、拒否反応を示していた。

だから、この人物達の政策に対して懐疑的だった。


例えば、第三極の中で、

小沢党とも言うべき「日本未来の党」は、

選挙前には61議席あったものが、

選挙後は七分の一の9議席、

民主党の四分の一に比べても大きく減らしている。


嘉田代表は「結党が公示1週間前。時間が少なく、

有権者に政策が十分に伝わらなかった」と述べたが、

「卒原発」の公約そのものが、

「民主党」を連想させ、嘉田代表の影に小沢氏が映って、

拒否反応が広がったのではないかと思う。


日本維新の会も、またしかり。

石原氏が都知事を辞任して、太陽の党を結成したが、

結成直後の支持率は、例えば「新報道2001」によれば、

11月18日、

日本維新の会 3.6%

太陽の党   5.2%

この時点で既に、太陽の党は、自民・民主に次いで、第三極に立っているが、

オリジナル維新の支持率は、橋下氏のスキャンダルもあって、十月は低迷し、

十一月に入って、やっと上昇を始める。


11月25日 太陽と維新の合併後は、

民主党 13.2% 

自民党 24.0% 

日本維新の会 10.2% 

この時点で既に、民主党に迫る勢いだ。


維新の会の支持率が急上昇するのは、明らかに太陽の党との合併後からで、

それが、選挙戦にも大きく影響したのは言うまでもない。

嘉田「未来」とは違って、

石原「維新」は、発足直後から高い支持率を誇っていた。


大阪維新の会は、関西では絶大な人気があったが、

橋下氏一人では、矢張り限界がある。

しかも、大阪維新の政策は、民主党とかぶる所が少なくなく、

「公明党」とも近かった。


更に、「公明」は「自民」「維新」と共闘した御蔭で、

票を伸ばすことに成功したが、

「維新」は民主色が強まり、選挙中盤で失速した。

「宋襄之仁(そうじょうのじん)」以外の何物でもない。

しかし、終盤「太陽の党」と石原氏の看板で、

中途半端ではあったが、

「反民主」路線を色濃く示すことに成功した。

一歩間違えば「未来の党」と同じ運命になる所だった。


私は個人的には、始めから強力に「太陽の党」路線を打ち出していれば、

或いは、「自民」よりも純粋な政策を敷いていれば、

更に支持が集まったのではないかと思う。

「ふわりとした民意」は、まさにそこにあったからだ。


さて、報道によれば、

今回、橋下氏を、共同代表に推す声があるようだ。

選挙期間中、橋下氏は連日、候補者の応援に努め、

非常に良くやっていたと思うし、

大阪維新は、橋下氏の作った党だ。


しかし、忘れて貰っては困るのは、

そもそも、「太陽の党」が参加しなければ、

今回の勝利は無かったと言う事だ。


橋下氏が共同代表にと言うのであれば、

平沼先生も当然共同代表に就任されるべきだ、

と、私は思う。

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