阪口直人の「心にかける橋」

衆議院議員としての政治活動や、専門分野の平和構築活動、また、趣味や日常生活についてもメッセージを発信します。

熱闘甲子園!

2006年08月18日 08時46分32秒 | 日常
久しくゆっくり観ることができなかった夏の甲子園、今年は時間がある時は熱心に観ています。

私が応援するのは、基本的には弱そうな高校なのですが、特に公立高校や、体格に恵まれない選手が頑張っていると応援したくなってしまいます。ハンデを克服しながら心をひとつにして闘っている姿には本当に心を動かされますね。この舞台に立つことは本当に大変なこと。途中で負けた選手たちの思いも背負い、最後まで闘い抜く姿にはいつも励まされます。

特に感動したのは静岡商業の165センチの小さなエース・大野健介投手が投げる姿です。ピンチになっても、投げる前に必ずニッコリ微笑み、甲子園で投げる喜びを全身で表しながら力投する姿にすっかりファンになってしまいました。

私も中学時代は野球部で、甲子園を夢見た球児でした。残念ながら甲子園を目指すその前に挫折してしまいましたが、甲子園に通った子供の頃は憧れのお兄さんに見えた球児たちが、今は自分の子供(がいたらですが・・・)のお兄さんぐらいの年齢になったせいか、何となく父親のような気分で見てしまう自分に驚いています。大野投手を観ていて、もう、30年近くも前に甲子園を沸かせた東邦高校の1年生「バンビ」坂本佳一投手を思い出しました。東洋大姫路との決勝戦、私は甲子園で観ていました。最後にサヨナラホームランを打たれて負けた時も、なにより全力を尽くした清々しさを全身から感じたのを覚えています。

私は16歳の時から日記をつけているのですが、その前の中学時代に書いていた「必殺帳」というノートがこの前出てきました。「一球入魂」「闘魂」「根性」「文武両道」などの熱い言葉でページごとに自分を鼓舞していて、素振りや腕立て伏せなどの日々の目標回数もビッシリ書かれていました。当時の私は背が小さかったので、月ごとの身長が伸びる予定をチームメートの分まで書いてあったり、なかなか試合に出られないのに5打数5安打2ホームラン(サヨナラ)などと、試合での活躍予定なども書いてあって、今読むと思わず笑ってしまいます。

しかし、この頃から腕立て伏せ、腹筋、スクワットを最低100回ずつするのが未だに日課になっていて、年齢を重ねても体型、体力が変わることもありません。野球で花を咲かせることはできませんでしたが、当時の気持ちは、その後の様々な活動に取り組む上での体力、精神力の土台になっているような気がします。


 写真:力投する静岡商業大野健介投手(http://blogs.yahoo.co.jp/mishelhome/17079912.html 

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