阪口直人の「心にかける橋」

衆議院議員としての政治活動や、専門分野の平和構築活動、また、趣味や日常生活についてもメッセージを発信します。

イスラエルのレバノン攻撃

2006年08月03日 02時33分33秒 | 政治
 レバノンでは48時間の一時空爆停止期限が切れ、イスラエルの総攻撃が再開されました。南部レバノンではイスラエルの地上部隊6000人以上が国境線からなだれ込み、攻撃を激化させているようです。私はレバノン人の友人がいるのですが、多くは中立的な立場だったレバノン市民は、今やイスラエル憎しの感情からヒズボラへ圧倒的な支持を寄せており、停戦に追い込む手段として徹底抗戦を求める世論が激しさを増しているようです。

 7月30日、イスラエルの空爆により、南部レバノンのカナでは幼い子供たちを中心とした60人余りが殺されました。国際世論は一気に反イスラエルに傾き、米国も庇い切れない様子がありありでした。停戦へのターニングポイントになるかもしれないと期待したのですが、結局、一時空爆停止という、目くらましに終わってしまいました。

 それにしても、米国の圧力に屈し、即時停戦どころか非難決議もできない国連の存在意義は何なのか、また、そんな米国の政策を無条件で容認してきた日本の外交政策とは何なのか、改めて問わなくてはなりません。

 さて、今日行われた亀田興毅選手のボクシング世界タイトルマッチですが、判定勝ちとは言え、結果には釈然としない思いが残りました。私は格闘技が大好きで、練習生として協栄ジムに通ったこともあるだけに、せっかく盛り上がったボクシングへの関心が冷めてしまいそうな判定結果は何とも残念です。

 それにしても期待を煽った挙句の試合内容、そして結果は、何だか「小泉改革」に似ているように感じたのは私だけでしょうか。試合後の自画自賛の様子も共通しているように思ったのですが。あ、それでは、自らが血を流して闘った亀田選手には失礼か…!

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