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すぐそこにある

2020-09-11 06:43:04 | 日記
自分のことを不運とか不幸だとか思っている方々は結構いらっしゃると思う。
他人の思いに立ち入ることはできませんが、こんな考え方もあるようです。
松尾芭蕉の句です。

◆不幸な方々が見逃していること
 「よく見れば なずな花咲く 垣根かな」
 たしかに、学歴も体力もあって大輪の花を咲かせながら生きている人もいる。
 でも目立たないところで、自分だけの小さな花を精一杯咲かせている人もいる。
 なずなは、ぺんぺん草ともいう。
 芭蕉は、みんながうっかり見過ごしてしまう小さなぺんぺん草の美しさを深く心にかけていたようだ。
 目立たない小さな花を咲かせ、静かに生きている人には心の平安がある。
 幸福なかわいい花に恵まれていながら、もっともっとと大きい花を求め、自分が不幸だと思っている人が多いのではないか。

 メディアプロデューサーのきっかわゆきおさんはこう言う。
 「何よりも必要なマインドは、すがすがしさである。」
 すがすがしさとは、心が澄んだ状態だそうです。
 そしてそれは、日本人が古来より大切にしてきた精神です。
 ありのままの自分を認め、肯定することで心は澄み、自らの幸せを見いだせるのかもしれませんね。