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秋の落ち葉の感傷

2020-09-10 06:46:56 | 日記
暑い暑いと言い続けてきた夏もそろそろ終わりそうだ。
そして、やがてやってくるのは、落ち葉の季節だ。
おいらを含めて我々人間は、さまざまな思いを寄せながら落ち葉に感傷を感じていることだろう。
だが、そんな落ち葉サイドには違った思惑があるようだ。
こんな話を聞いた。

◆落ち葉の大切な役割
 秋が深まると、紅葉あるいは黄変した葉は一枚また一枚と落葉していきます。
 そして、残り少なくなった葉が風に揺れている様は、冬の訪れを予告するかのようです。
 葉のなくなった木はなんとも哀れで、これから訪れる冬の寒さに対して無防備で、気の毒なような気がします。
 しかし、そんな気遣いは一切無用なようです。

 落ち葉にはふたつの目的があった。
 樹木の生理活動を抑え、水分の蒸発を押さえるのが第一の目的だそうです。
 そして二つ目の目的は、不要物の排泄機能だそうです。
 動物には体内の不要物を排泄する器官があります。
 人間でいえば腎臓や膀胱がこれに当たります。
 でも、植物にはこれがありません。
 ではどうするのか。
 不要物を一年に一回、落葉の時にまとめて捨て去るのだそうです。
 つまり、落葉は樹木の排泄物ということです。

 人間の感傷を横目に見ながら、樹木は一年間の垢を落として、せいせいしているのかもしれませんね。
 そうはいっても、それでも感傷に浸りながら一句捻りたいものものですが、知ってしまうとねぇ・・・