一万円札とは

世の中を生活していくためには、お金が必要だ。
お金がすべてという訳ではないが、たいていのことはお金で解決が出来る。
今日はそんなお金について、考えてみた。

◆一万円札の価値とはどういうことか
　一万円札は、正しくは日本銀行券と言うらしい。
　お札を見ると、たしかにそう印刷されている。
　と言うことは、日本銀行が印刷して発行しているのだろう。
　調べてみると、その印刷・発行コストはわずか２０円だという。
　だが、一万円札を持っていれば、サンドイッチやコーヒー、それにスニーカーだって１万円分買える。
　これは、何を意味しているのか。

　それは、一万円札には２０円の発行コストのほかに９，９８０円の信用力があるからだそうだ。
　では、その信用力とは誰のものか？　直接的には発行している日本銀行であり、ひいては日本と言う国家らしい。
　なるほど、日本と言う国はずいぶんと信用があるものだ。
　だったら、どんどんお金を印刷すれば財政危機なんてすぐに解消できちゃうのかな。

　おいらは、ここから先はよくわかりません、というか日本銀行も日本政府も実はよくわかっていないらしいのです。
　「信用力」という得体のしれない抽象的なものを拠り所にしている・・・
　ある日突然、日本と言う国の信用力が限界に達し崩れ始めた時、一万円札の価値はさてどうなってしまうのでしょうか・・
　考えてみれば恐ろしいような話です・・・