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ここまでやる便器開発

2020-09-13 07:07:49 | 日記
最近のウオッシュレットは、ずいぶんと進化していることはなんとなく知っていた。
だが産業新聞によると、便器の開発はここまでこだわってなされているのだという。
そんな驚きの内容は以下の通りだ。

◆清潔感と節水がポイント
 まずはトップメーカーのTOTOだ。
 100年以上にわたる生産ノウハウをため込み、独自のトイレ解析技術を確立しているようだ。
 便器内の水・空気・汚物の流れを細かく制御し洗浄行動に役立てている。
 それも大量の水が必要では意味がない。必要にして最小限の水で洗浄しているのだ。
 便器の表面はつるつるに加工され、あのトルネード水流が流れるのだ。
 そして、流しきれない細菌は水道水を電気分解してつくる次亜塩素酸を含む除菌水で取り除くそうだ。

 追う立場のパナソニックにも驚かされる。
 形状や機能が様々なタイプの便器をずらりと並べ、
 便器に向かい合うポール(男性の排泄を見立てる)から水が出る。尿はねの模擬装置というわけだ。
 尿の出方を研究し尽くすとこんなこともわかる。
 男性の小便が便器に落ちるまでに、実は2回転しているのです。なので、便器の縁だけでなく意外と床にも飛んでいます。
 跳ね返りを減らすために、泡で受け止めたり、水位を3センチ下げる工夫もした。
 極めつけは、特許まで取得した疑似便だ。
 健康的とされるバナナ便から、便秘、下痢便と、5種類を開発し便器開発に役立てているそうだ。

 いやはや、使用はあだやおろそかにはできませんねぇ・・