終りは

永い間生活を続けていると、仕事でもプライベートでもああもうだめだなんて思うことがある。
だが、簡単にあきらめていては、しょっちゅう終了してしまう。
ゲームならいいが、実際の生活がこれでは困ることこの上ない。
そんな時は、こう考えるといいらしい。
米国の政治家アイヴィー・ベーカー・プリーストだ。

◆「終わり」は「始まり」に過ぎない
　「世界（地球）は丸い。終わりに見える場所は、また始まりに過ぎない。」
　なるほど。終わりと思った場所や局面は、実は始まりの場面でもあったわけだ。

　何かをやろうと思う背景には、必ず動機や感動や愛がある。
　その初心を思い出せば良いのだそうだ。
　アップルのスティーブ・ジョブズもこう言っている。
　「歳を重ねるほど、動機こそが大切だとわかる。」

　会社やあなたがやっている仕事の動機（初心）は何だったのか。
　世のため人のため、利便性を高め感謝されようと努力してきたはずだ。
　その動機を忘れ、経営の方向があらぬ方へ向かった時、危機は訪れるようです。
　実際にこの考え方（顧客最優先）で経営再建を果たした企業は多いようです。
　前回の経営危機のＪＡＬもそんな例のひとつのようです。

　まあ小市民は、終り＝始まり　でもあることを肝に銘じておくこととしましょう。