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癌とアルツハイマー病について   

2013年06月03日 | 介護アドバイザー コラム

こんにちは。wiwiwの介護アドバイザーの角田です。

アンジェリーナ・ジョリーが、遺伝子検査を受けた結果、
乳癌になる可能性が87%とわかり、
両方の乳房切除手術と再建手術を受けたと報じられました。 

このニュースの前に、
東京工業大学が脳波を調べて、
アルツハイマー病のごく初期であったり、
これからアルツハイマー病を発症するかがわかる手法を開発したことが
新聞(5月11日、日経新聞)に載りました。 

私は、アンジェリーナ・ジョリーの勇断をコメントすることはできませんが、
「乳房は手術で取ってしまえるけれど、脳は取れないなあ…」と思いました。 

癌は、早期発見・早期治療が推奨され、
根治できる可能性があります。

一方のアルツハイマー病については、
厚労省が、早期発見・早期治療ではなく、
早期発見・早期対応の重要性を報告書で発表したように、根治はできません。 

アルツハイマー病になった人の脳の中の様子は明らかになってきました。
しかし、どうしてそのような状態になるのか、
どうしたら元に戻したり進行を止めたり発症しないですむようにできるのかは、研究途上です。 

現在、認知症の人は300万人を超えています。

そのうちの半数以上がアルツハイマー病ですので、
誰でもなりうるありふれた病といえるでしょう。 

厚労省は、2005年から「認知症になっても安心して暮らせるまちづくり」を始めています。 

認知症になったらおしまいではなく、
認知症という病を抱えても私は私、あなたはあなた、

一緒に暮らしていこうねということが大切なのだと思います。

 

 


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