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日本にはこんな世界一がありました。

2012年10月01日 | 介護アドバイザー コラム

こんにちは。

wiwiw介護アドバイザーの角田です。

2012年9月17日の敬老の日に、
65歳以上の高齢者が3,074万人と初めて3,000万人を超えたこと、
総人口に占める割合が24.1%になったこと、
100歳以上の人が5万1,376人と初めて5万人を超えたことが、
総務省と厚生労働省から発表されました。

 「ふう~ん、そうなんだ」とあまり驚きもせずに受け止めた方が多いのではないでしょうか。

では、この数字はいかがですか。

 2012年5月16日に、WHO(世界保健機関)が、
加盟している193カ国の2010年時点の人口統計を発表しました。

それによると、

①日本の15歳以下の人口の割合は、ドイツ・カタールと並んで最下位の13%。
②日本の60歳以上の人口の割合は30%で世界一(2位のイタリアは27%)。
③日本人の年齢の中央値は45歳で世界一(2位のドイツは44歳)。

 なんと、日本は世界一の少子高齢国だったのです。
 親の介護があるから子どもを産めないという人が増えたら、日本の世界一はさらに磐石になるでしょう。

また、京都の木村次郎右衛門さんは、明治30年4月生まれの115歳で、
男性の世界最高齢者としてギネス世界記録に登録されています。

女性の平均寿命も世界一と思っていたら、
2011年は東日本大震災の影響で前年よりも0.4歳減少し、
香港に抜かれて2位になっていました。

 “2位でいい”のですが、大震災の影響ときくと切ない思いがします。

 「社会保障と税の一体改革の目玉は、実は高齢者対策ではなく少子化対策である」と聞いておりますが、
老若男女が安心して暮らせる国であってほしいと願います。

 


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