映画『アルゲリッチ 私こそ、音楽!』を観てきました。
今世紀最高のピアニストと言われるマルタ・アルゲリッチ。
彼女の素顔を実の娘が撮ったドキュメンタリー映画ですが、アルゲリッチに父親
違いの娘が3人(監督は三女)もいることを知らなかったので、まずそこに驚き。
でも、娘の前での彼女は、どこにでもいるような愛情深い普通のお母さん。
この映画は母と娘の物語でもあるように感じました。
ちょっと意外に思ったのは、シューマンが一番好きと語っていたこと。
「ベートーヴェンもいいけれど、直に何かを感じられるのはシューマン」であると。
私が持っているアルゲリッチのCD3枚はショパンだったので、勝手にショパンの
イメージを持っていたけれど、そうかシューマンかぁ~。 と思って、自宅に帰って
CDを見てみたら、2枚組のCDの中に1曲だけシューマンのソナタが入っていた!
あら、なんだか得しちゃった気分だわ~ホホホ。
豊かな黒髪がトレードマークだったアルゲリッチも、70歳を過ぎて銀髪に。
老いについて、「肉体が老いれば、音楽も老いる。周りの誰かに音楽が変わったと
言われてはいないか、いつも恐れている」と語っていたのが印象に残りました。
どんな分野であれ、そのトップに立つ者の孤独は計り知れない・・・。
偉大なピアニストの人間臭さ、体温が感じられる映画でした。
ドキュメンタリー映画、好きだなぁ。
秋は観たい映画が目白押し!
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10/1に渋谷文化村のシネマズに行ったら次の回までいっぱいで、15日リベンジ予定です。
記事を読んで早く観たくなりました!
ありがとう。
今日もこれからピアノのコンサートに行きます。主人とわんこ’S は留守番 ♪
アルゲリッチ、やはり人気なんですね!観たらぜひまた感想を聞かせてくださ~い!
ゆき姉さんはコンサートにも沢山行かれているのでしょうね!秋~冬にかけては特にコンサートの多い季節なので、きっとこれから楽しみがいっぱいですね~