劇的！勝利

　ども。

　Jリーグも残り３節。
　現在３位のグランパス。優勝のためには一試合も落とせません。
　ピクシーも京都戦を前に「京都との一戦は非常に大事なゲームになる」とコメントしています。
　地元京都の試合は応援せずにはおられんと、無理やり仕事の日程を変えて、西京極へ駆けつけました。しかし、仕事先から一時間半の余裕をみて向かったものの観光渋滞と駐車場満車に邪魔されて、西京極まで一キロの道をおっさんの身体に鞭打って走って駆けつけたのはキックオフ５分後でした。既にアウェー席はサポーターであふれてます。前回の京都戦の倍はいる！熱い応援です。なんとか無事、配偶者とも合流し、応援体制に入りました。
　見ると既に名古屋に１点の掲示が！
　配偶者に聞くと「ウロウロとあんたを探しているうちに入ってた。私もゴールシーンを見てない」とのこと。マギヌンの一点でした。
　その後、マギヌンが追加点を上げ、いやがおうにも盛り上がる名古屋サポーター。前半は守備も危なげなくこなし、ピンチもほとんどなく安心して観戦できました。

　ハーフタイムにサポーターリーダーから、「まだ２点。１点で流れが変わる。上げてあげていこう！」と檄が飛ぶ。
　この言葉どおりの展開になるとはビックリでした。

　56分、ゴール前の混戦から柳沢に決められる・・・・。イヤーな雰囲気。
　前節、柏に３分で逆転された記憶がよみがえる。

　67分、ゴール前の反則を取られ痛恨のPK!
　キーパー西村が渾身の力ではね返すも、こぼれたところをまたしても柳沢に決められ同点に。
　刻々と時間が迫る中、あきらめない選手達が京都ゴール前で何度もチャンスをつくる。しかし、ゴールが割れない。

　しかし、あきらめない名古屋に天使は微笑んだ。
　クロスに飛び込んだヨンセンに京都ディフェンダーが反則を犯し審判はPKを指示。総立ちになるサポーター。歓喜のサポーターの大声の中「ヨンセン決めてー！」と女性の声が響く。
　ヨンセンは落ち着いてゴールを決めた!!!!
　飛び上がるサポーター。
　歓喜が爆発した瞬間だ。

　ゲームはそのまま終了してグランパスは３－２の劇的な勝利をものにして、優勝戦線にふみとどまった。

　いよいよ11月30日の次試合は名古屋ホーム最終戦。コンサドーレとの一戦。

　わが家族も名古屋へ向かうのだ！
　勝利の瞬間を目にするために。

　写真はヨンセンに拍手を送るサポーター達。逆光で、携帯フォトのため中央でヨンセンのもつノルウェー国旗だけくっきりと見えます。