看一看電影

アジア映画、ワン・リーホン、チャオ・ウェイ大好き! 近頃はPerfumeとグランパス、ベースにもどっぷり。

「美しい光景」

2010-12-13 17:07:46 | フットボール
 ども。

 赤旗12月10日付けスポーツ欄で、サッカージャーナリストの大住良之さんが、サッカーJリーグで優勝した名古屋グランパスと湘南ベルマーレのサポーターの振る舞いについて論じている。

 名古屋が決勝点を挙げて初優勝を決めたあとのこと。

 「湘南のサポーターたちから、なんと名古屋へのコールが起こったのです。優勝チームへの心からの祝福でした。
 選手達と喜びを分かち合っていた名古屋のストイコビッチ監督は、これを聞くと選手達にまず湘南のサポーターたちのところにあいさつに行くように促しました。
 湘南サポーターが陣取るゴール裏スタンド前で名古屋の選手達が感謝の気持ちを示します。するとこんどは名古屋サポーターのスタンドから湘南のJ1復帰を願うコールが起こったのです。
 優勝はクラブを挙げた努力の結果で称賛に値します。しかしこの日の湘南サポーターが見せた態度は、それに負けない価値を持つ、美しいものだったと思います。」(以上引用)

 この後、大住さんは、リーグ1年目の1993年鹿島がアウェーの浦和で優勝を決めた際に相手サポーターの信条を気遣ってその場でのセレモニーを辞退、川渕三郎チェアマンもその気持ちを尊重したことを述べる。そして、その鹿島の態度を受け継がなかったJリーグが残念だと結ぶ。

 相手に敬意を払うというスポーツマンシップにかんする大事な指摘だと思ったので、ここに記録しておきたい。


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