ども。
帰宅して、Perfumeの「Spring of Life」のPVを見る。
連続して15回、ヘッドホンをつけて大音量で聴いて、身体に音楽を染み込ませる。
4分3秒のドラマ、「傑作!」と快哉を送る。
以下、私的感想のメモ。
●冒頭、3人の立ち姿が美しい。
●のっちが目をぱちんと開くのが印象的、そして切れの良いダンスで魅了する。
センターはのっち⇒かしゆか⇒あ~ちゃん。
●アンドロイドとしての3人はまばたきせず、無表情でフィギィアそのもの。機械的動きもバッチリ。それと歌っている時の人間らしい表情との対比が際立つ。
●アンドロイドが感情を持ち変化する様子を、あ~ちゃんは電話機、かしゆかは口紅、のっちはネイルで表現。のっちの涙、かしゆかの口紅をぬった後の表情がすばらしい。
●意思を持ってしまったアンドロイドの悲劇は古典的SFのテーマ。ラスト20秒の人間らしく、幸せそうな表情と突然の暗転が余韻を残す。
こうした、ドラマがダンサブルなメロディラインに乗せて演じられる。
Perfumeの「芸」は一段と深まり、新たな境地を開く。
何度見ても飽きない、新たな発見がある、「傑作」の所以。