朝は一帯に靄が立ちこめていたが、陽がしてくると徐々に晴れてきた。とかちの朝はこのパーターンが多い。9時過ぎから準備を開始し、今日は大正を目指すことにした。
先は長いので、とにかくゆっくり、1km6分少々で進む。川西コースを過ぎ、愛国駅を左に見て、広尾国道を南下する。工事現場でも近くにあったのか、トラックが通り過ぎると土ほこりが舞いあがり、口の中がいがいがになった。やがてそれもなくなったが、直射日光を遮るものが何もない一本道。夏場のランはさぞかし厳しいだろう。今日も水分を携帯していないのが心配であった。しかしペースを守って大正に到着。
自宅から約17km。ちょうど「お菓子のあくつ」の真ん前に到着。女房と待ち合わせ、ソフトを注文したら、連休頃から作り始める予定とのこと。残念!仕方なくシュークリーム2個を求め、外の自動販売機で飲料を買って、テラスでゆっくりと平らげた。もちろんケーキは家に帰ってからのお楽しみ。
ここで引き返しても良かったのだが、折角なので幸福まで行ってみることにした。おそらくあと5km程度のはず。国道沿いの歩道は、ここまで東側のみであったが、大正を出ると一旦西側に移った。その後しばらくは農場地帯が広がっている中をひたすら進む。コンビニもトイレも見あたらない。夏場は水を背負って走らなければ脱水になること間違いなしだ。今の時期、それも午前中なのでまだ大丈夫。
途中でまた国道沿いの歩道の配置が東側に変わった。幸福地域に入ったようだが、なかなか目指す目的地が見えてこない。5km程度と思っていたが、案外と距離が長かったようだ。左手にオレンジ色の客車の姿が見え始め、左折で幸福駅の看板がようやく現れた。近づいていくと見覚えのある旧幸福駅の駅舎が見えてきた。
家からほぼ23km。往復だとフルの距離を超える。私にとっては日常的な練習コースとは言い難い。今日はここまでにしておき、女房に拾ってもらって帰ることにした。
しばし周囲を歩いてみる。駅舎の中は以前と同様に張り紙で一杯だった。駅舎の脇に井戸水の水飲み場があった。前からあったのだろうが、今回初めて気がついた。グイッと飲んだら旨かった。トイレはきれいに整備されている。これから暖かくなったら観光客も大勢来るのだろう。そしたらゆっくりはできないな。
あらかじめルートを決めなくてもいいし、予定変更しても距離がわかる。
文明の利器ですね。GETしたいものです。
大正本町・らむ亭は何度か食べに行きましたが、AKUTSUは今度行ってみたいですね。
もちろん車で・・・。
GPSは便利です。最近は携帯電話でもGPS機能つきのが出てきているようです。精度はどの程度か分かりませんが、高機能カメラ付きだとなお良いな~、と思っているところです
市内のR亭やR月は大量生産で価格を低めに抑えているので、あくつを始め近隣の小さなケーキ屋さんはきっと苦労しているのだと思います。あくつは何が有名なのか聞いてくるのを忘れた~。
それにしても相変らず奥様は献身的にサポートしてくれてるようでうらやましい限りです。
走りやすい季節なのでつい冒険してしまいました。スイーツランとやらにちょっと憧れていたもので。甘いもの屋さんを目当てにコースを考えるのも良いかもです。
いつもながら女房のサポートがないと走れない私でした。